2.あくやくれいじょう?らしいです。
執筆が遅いなぁぁぁ!
すみません。名前が…名前が思いつかないのです…。
思いつきで行動してるのでちょくちょく編集しています。
思ったよりも綺麗…。
初めて見る大きな建物に私は目を奪われていた。
ここはのモアテル学園っと言って主に貴族の通う学校です。稀に魔力が高い為に入学してくる平民もいるそうですが、ここ数年は無かったのだとか。
お父様が心配そうに見つめてくるのですが無視です。
別に婚約者が誰なのか未だに教えてくださらないから怒っている訳ではありません。婚約を結んだのが12歳で今が16歳。あれれ?もう4年も経過してるのですが?
そこはもう諦めて、私は逃げるように入学式へと向かいます。
学園長先生の話長すぎませんか!?話しを聞いただけでヘトヘトです。
無事?式を終えて、今日はもう寮へと向かいます。この学園は全寮制なので、しばらくお父様とお母様に会うこともないでしょう。皆様へのご挨拶は後日にさせてください…。
寮への通路を歩いていると、なぜでしょうか。いたるところから視線を感じます。特にご令嬢からの視線が熱いです。
「メリオラ様!」
あれ?呼ばれてるの私?緊張してて何も聞いてなかった…。私は慌てて振り返る。
目の前に立つ少女は、緩く巻かれた長い金髪にすみれ色の瞳。背はメリオラよりも少し低いくらいだが、目が大きくとても可愛らしい令嬢だった。
この方は…
「私はミラルク伯爵家の次女、ステラと申します。」
そうそう!ステラ様!文通を流行らせた人であり、魔道具の開発もされているすごい方なのです。
「お初に御目にかかります。私はローゼル公爵家の娘、メリオラと申します。ところで、どのようなご用事でしょうか?」
「ええと、ここでは話しづらいので場所を移動してもよろしいでしょうか?」
私は頷くと、ステラ様について行った。
「このままでは私達は追放されてしまいますわ!」
おぉう、すごい迫力ですね…
ステラ様曰く、彼女は転生者でこの世界は彼女が前世にぷれいした「おとめげーむ」と言うものの世界で、私達はそのげーむの「悪役令嬢」らしい。ちょっとよくわからないや。
「申し訳ありませんが、私にそう言われてしまいましても追放されるような事をする想像がつきません。ですがステラ様が転生者というのは信憑性が高いと思いました。」
「!!」
「信じたわけではありませんよ?否定する根拠がないだけですから。」
私は慌てて補足した。
「ありがとうございます。」
ん?何に感謝されたの??まぁいいか、
「話はわかりました。ですが、私は私の生き方をするだけです。もし、その過程で罪を犯してしまいそうになったら、その時は止めてくださると嬉しいです。」
「はい!その時はお任せください!」
もう夕方ですのね…。思ったよりも長く話していたようだ。
寮へ行くと侍女がすでに準備を終えて待っていた。
私の連れてきた侍女はミサ、ライナ、ルイカの3人。多すぎも困りますから…。
室内ドレスに着替えるとミサが紅茶を入れてくれる。
それを飲みながら、私は先程の事を考えていた。
初の友達ゲット!私の心の中はそんな感じ。ローズ様は婚約者ですからね、友達ではなかったのですよ…。
彼女の話だと、その「ひろいん」という方は一月後にこちらへ編入してくるのだそうです。可哀想にひろいんさん…。そんな中途半端に編入してしまってはクラスに馴染むのが難しいではありませんか…。
明日から授業なので早めに夕食などを済ませて寝る事にした。
私はお父様に「王子がいるから殿下と共に行動するように。」と言われている。私の家は騎士家系ですし(私も訓練を受けました)、いざという時に守れ。という事でしょう。それは何度も聞かされた。会ったこともない殿下の事を嫌いになってしまうのではないかと思うほどに。
明日からが不安だわ…
一話一話はちょっと短め。
主人公の口調に違和感を覚えるかもしれませんが、わざとですから!
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