お昼寝
だいぶ間が空いて申し訳御座いません!
なかなか筆が進まない上に時間がなくて遅くなりました!
魚を食べ終わったら疲れたのか腹が膨れたからなのか、いい感じに眠たくなってきた。
結果的に言うと猫は相当お腹減っていたのか三匹分の魚を綺麗に食べきった。
私とミミットは少し魚を分け与えながら食べた。
魚を一匹一匹焼く度に猫とは距離が縮まっていき、今はミミットの隣で機嫌良さそうにペロペロと顔を洗っている。満足してるようで何よりだ。
そして冒頭に戻り私はその様をにまにま見ながらカマドの火に土を被せながら火の始末をする。水をかけないのはまた使うかもしれないから念の為だ。
そう言えば、どうも猫はミミットが近づいても平気らしい。ミミットが興味で匂いを嗅いでも私と違って怯えないみたい。警戒もしてないし逆に自分から近づいている気もする。
やっぱり人が怖いのかな?
ミミットの近くには来たけど私が見ると警戒するし、多分手を伸ばしたら逃げちゃうと思う。近くに居るのが馴れるまでは触れないな、残念だ。
「ふぇ、へぶしっ」
気が緩んだからかクシャミが出た。というか、さっき魚を獲る為にを川に入ったから体が冷えたのかもしれない。春より暖かく夏よりは涼し気な気候だ。日は暖かいけど風が少し冷たいかも。
隣にいるミミットが「ピー」と鳴きながら見上げてくる抱きしめてもええかね?
前世では友達の家の猫は膝を叩いて「おいで~」と言うと来てくれた。それと同じでウエルカムと両手を広げて「抱っこしていい?」と聞いてみると来てくれたーーー!かわいーーー!
そして甘えるようにお腹に頭を押し当ててくるーー!いてぇ〜!でも許せる!
そして大きさは猫と同じくらいでもっふりとしている。つまりは抱き心地抜群だ!
ちょっと野生臭いけど許せる!暖かい!
そんな事をしていたら影がさした。
上を見るといつの間にいたのかミミットベアが見下ろしている。
見てるとドスっとその場に座りミミットを抱きしめてる私と猫を巻き込んでぐるりと丸くなるように寝そべった。
猫が「にみゃ!」驚いたように声を上げたけど毛に埋もれて何処に行ったか見えなくなる。
私も大きいウサギの足の太腿辺りに埋もれている。やべえ気持ちいいし温かいです。
いつの間にか寝落ちするほどに…。
………
……
早く、早く、早く!
逸る心を抑えながらミミットベアの消えた先へと森を進む。
ファインとリュートだけの時はリュートが恩恵で道を作ってくれてたが猟師が居る間はファインが剣を薙ぎ払って進んだ。
「なぁ、あんた名はなんと言うんだ?」
ファインは後ろを振り向いて問う。
現在、縦に列を作り先頭にファイン猟師リュートと並んで進んでいた。猟師はにこやかに「ハザンと言います。」と自己紹介をする。
「ハザンさんは猟師なんだよな。組合に入ってるのか?」
組合とは、所謂ギルドと呼ばれる集合組織の事だ。魔物を倒す冒険者や動物を狩る猟師、薬草の採取から回復薬の加工まで色々と仕事を纏めて依頼を受付けている。
組合に所属していればギルドカードが発行されちょっとした身分証もなる。因みに入るのがお高いので俺達は入ってない。カードが無くても信用関係ない物は売れるからな。
「はい、組合に入ってますよ。ですが今日は仕事に来たんじゃなく個人的に野草を取りにきたからいつもの仕事道具は持ってきてないんですけどね。カード確認します?」
「いや聞いてみただけだから大丈夫だ。」
森を進んで行くと、切れ間から煙が立ち昇っているのが見える。
「煙?人でもいるのか?」
「集落とか?」
「…いえ、人里は無いはずです。
森を抜けた先は草原となっており流れる川がウィリントとの国境線となってます。」
集落は勝手に人が集まって出来た非公式の人里のことだ。しかし此処ら辺は国境線すぐの事もありこんな辺鄙な所だと犯罪者か逃亡者の何かだ。
だとすれば国境付近に集落が出来るのは不自然。
考えられるとしたら冒険者とか猟師が休憩してるってところだろう。
「でも人が居るのは間違い無いからミミットベアの情報が入るかも。」
「そうだな、あそこを目指して行こう。」
方向が決まり森を抜けてると視界が開けた。
途中煙が消えてしまったがもう森の出口すぐだったから見失わずにすんだ。
その方向には煙の元か、石が積まれた囲いと遠目からでも解る茶色い巨大な毛玉が丸まっていた。ミミットベアだ。
ぶっちゃけここまでミミット達の話が長くなるとは思ってなかったですがもう少しで終わりです。ぐだぐだな文ですがお付き合いしてくださっている方々にいつも感謝とモチベーションにしてます。ブクマしてくれてありがとう。




