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洋服

ファインが部屋を出ると、ローザは着替えを準備して一緒にお風呂場にいく。

「メルディちゃん、ファインが何をもらったか聞いてる?」

「?洋服ですよね!お兄さまが帰って来た時に頂きました!湯浴み終わったらラルとリンダで選ぶ予定なんです!」


「ええそうね、似合うのがあると良いですね。」

「はい!兄さまのセンスが楽しみです!」

「ふふ、そうね。」


クスクスと可笑しそうに笑うローザはとても可愛らしい。

そのあと体を洗いっこし、髪を乾かしてもらいながら、電車のように連なり前の人の髪を梳かしあっていた。


女子のお泊り会とかしたことがないから、たまらなく楽しい。

リンダの髪がめっちゃ柔らかく、簡単に櫛を通す。ふぉぉぉおテンション上がるわぁ!

と髪を必要以上にさわさわしてたらリンダがくすぐったいと笑った。…天使!



ラルの部屋で着せ替えしながら分配が終わりファインの待つ自分の部屋に戻る。

「おかえり、気に入ったのはあったか?」

「うん!お兄さまありがとう!」

早速ラルの部屋から着て帰って見せるように体を捻る。

ファインが貰って来た服は、シンプルなのからフリルなものやズボンにキャミソールみたいなものまで色々揃っていた。

ラルが「これシルクじゃない!!」とか「うっわ!!これかなり人気の有名なお店のじゃない!信じらんない!!」とか恐々と見ていた。

値段が予想できると怖くて着れない!と手を出さなかったが、サイズ的にラルにしか合わないと説得すると、嬉しいような恥ずかしい様な恐れ多いような複雑な表情してた。

渋々というか恐る恐る手に取って「家宝にするわ」と言って大事に畳んでいた。


私とリンダはサイズがあまり変わらないから、サイズが合うものを並べ順番に一枚ずつ取っていった。

迷うと、こっちはメルに似合いそうとか、こっちはリンダに色が合うとかアドバイスをもらって助かった。


鏡が無いから合うとか解らないもんね。


手に取った服は肌着に合いそうなシンプルな服と、薄い青にピンクの花の刺繍が入った綺麗なワンピース。

あと動きやすいズボンと合わせやすそうなスカートと服を1点ずつ。


今着てるのはピンクの刺繍が入った薄青のワンピースだ。実はかなり気に入っていてここぞという時に着ようと思ってる。

今は折角だしファインに見てもらいたいから着て帰って来た。


ファインは現在筋トレ中のようで腕立て伏せをしていた。上下そのまま動きながら、眩しい物を見るように目を細め、柔らかく笑いながら「良かった、似合うな」と褒めてくてる。


腕立て伏せしながらでなければイケメンスマイルにやられて照れただろうが腕立て伏せしながらだと半減だ。でもそれこそ兄さまだ。

「ありがと!」


によによしてるとファインが何か思いついたのか手招きしてくる、近くに行くと腕立て伏せを止め自分の背中を指をさして「乗るか?」と笑った。


「乗る!」と無遠慮にわざと体重をかけるようにドスっと跨がり馬乗りになるがファインはビクともしなかった。クソっ!


「よっしゃ!行くぞー」

ふっふっ、とさっきの倍の速さで腕立て伏せをし始めて揺さぶられるが楽しく夜が更けた。


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