6話 真紅の瞳
夏だ!海だ!休みだ!梅雨明けが遅い!
梅雨が明けないとなかなか夏に入った気がしませんね。ジメジメした空気がすごく嫌です。早く梅雨明けてー!
という事で本日もやっていきましょう!
その瞳は紅く染まっていた。
「ユキナ、お前その眼!」
「うん。私の異能力で使うと色が変わるの」
本来異能力は身体を含め周囲に影響を与えるのがほとんどだと聞いていた。
しかし当然例外もある。ただそれが自分の出会った数少ない異能力者の中におり、目の前でこちらを見つめているなんて誰が予想できるだろうか。
「お前、異能力、眼だけ? えっ、どう言う事?」
思いもしなかった状況に先程までの冷静さは失われていた。そんな俺の様子を愉快そうに笑ってみていたユキナが説明してくれた。
「あはは、説明するね。私の異能力はね、眼だけに宿ってるの魔眼? って言うの? まあそんな感じよ」
「魔眼、確か視界に入ったものに影響を及ぼすとか言うあれか?」
「うん。私の場合は見た人の性格や異能力、素性とかを見極められるの」
それは凄い。見ただけで相手がどんな奴かわかるとは。
感心しているのが伝わったのか偉そうに鼻を鳴らす。ちょっとうざい。ただ今はそんなことより大事なことがあるので文句は言わない。ユキナの方もそれ以上は何もせず話を戻す。
「で、私はこの魔眼であなたを見た。だから言うわ。行かないほうがいい、死ぬだけよ。」
確かにユキナの言ってる事は正しいのかもしれない。異能力の使えない自分が行くよりは騎士に任せたほうがいいのかもしれない。
その考えは俺も最初に出てきた考えだった。しかしそうせず自分が行こうとしたのは。
「今ここでカナエの居場所がわかるのは俺らだけ。異能力をまともに使えない俺が行ったら死ぬかもしれないけど、誰かが行かなきゃカナエが死ぬかもしれない。なら俺は行く」
「無謀ね。警告はしたわ。でも止めないわ好きにしなさい。ちゃんとカナエを連れて帰って来なさいよ」
もっと本気で止めてくるのかと思っていたがそうでもなかった。多分彼女なりの優しさなんだろうと勝手に解釈し「行ってくる」と言い残し部屋を出た。
「全く、本当に無謀ね。でももう一人の方はそうでもなさそう...」
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逃げなきゃ! その一心でどれだけ走った事だろうか。母親の仕事を手伝っている分そこそこ体力はある。ただそれも時間の問題。町に着くのが先か、体力が尽きるのが先か、死徒に追いつかれるのが先か、なんにせよ足を止める訳には行かない。
必死に山を下る。すると先程までの背後から聞こえていた足音が消えていることに気づく。見逃してくれたのか少し先で止まり木の陰に隠れながら後ろの方を見てみる。やはり死徒の姿はない。見逃してくれたのだと安心していると上から風を切るような音が聞こえる。
「次は何?」
疲弊しながらも音のする方に目を向けると、私の身体よりふた回り以上大きい、巨大な岩が飛んできた。しかもそれは一つではない。何個も何個もカナエに向かって飛んできている。正確にはカナエではなくカナエの先にある町に向かって投げられていることに気がついた。
「そんな......」
町に帰れば騎士が守ってくれる。そう思っていた。しかしそんな事はない。町自体が攻撃されていて守ってもらうなんて無理だ。
更に一個の岩が飛んできた。
「痛っ!!」
被弾はしなかったものの、砕けた岩の破片が飛び散り足に刺さってしまった。
「これじゃ、走れない」
死徒が近づいてくるのが見えた。しかし動くこともできず町に逃げても、助からないかもしれない。絶望の淵に落とされ私は死を悟った。
「へぇ、最初から逃げずに俺に喰われてれば良かったんだよ! 苦労させやがって!」
死徒はもう私の目の前にまでやって来た。既に逃げることを諦めた私は殺されるのを受け入れるしかなかった。
「さっきの勢いが消えてるなぁ? まあいいや、じゃあ! 頂きまぁす!!」
(お母さんごめんなさい! ちゃんと言うことを聞いていれば、お父さんごめんなさい! もう一回会うって言ったのに......!)
走馬灯のようなものだろう。最後の最後で家族の記憶に感動を覚えさせられる。死徒が明らかに振りかざすとわかる手を挙げる。
「お父さん、お母さん、ごめんなさい」
そう言い残し死を覚悟した。しかし、いつまで経っても自分の死ぬ事はない。何故なのか恐る恐る瞑った目を開けるとそこには......。
「勝手に諦めんな! 馬鹿野郎!」
聞いたことのある。高くなく、少し低めの深い声。強い口調でだけど端々に優しさを感じるこの声は。
「お前の命も町の人達も俺が守る! だから諦めんな!」
右手に刀を持った少年がいた。
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「ふぅ。間に合って良かったぁ......」
ユキナの店から全速力で走って来た疲労がやってくる。でもそれも今は関係ない。疲れ以上に、後ろを振り向けばそこに助けに来た相手がいる。その事実による安心感が勝っていた。
「アルト君、どうしてここに?」
「ユキナがここにいるかもしれないって」
「ユキナちゃんが?」
「確証はなかったし、町を出たら岩が飛んで来るしで大変だったけど死徒に襲われそうになってるところ見つけたから走って来た」
場合によっては無駄足になったかもしれない。岩が飛んで来るのが見えた時点で引き返しても良かった。けど、そうしなかったのは苦労して手に入れた微かな可能性を見捨てられなかった。見捨てるわけには行かなかったからだ。
蹴り飛ばした死徒が立ち上がるのを確認したところでカナエに「大丈夫」とだけ言い背を向け刀を構える。
「町に飛んで来る岩やら何やらで聞きたい事がいっぱいあるけど、お前が死徒である以上、俺はお前を斬る!」
死徒が聞いているかは知らないが今の自分の気持ちを告げる。
「さぁ、覚悟を決めな!」
「何が覚悟を決めろだ! お前もその女と一緒に喰らってやる!!」
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戦いが始まってから俺は自分の体に違和感を感じていた。
(なんだろうこの感覚。なんというか怖くない)
俺が死徒と戦闘をするのはまだ二回目であり、慣れたというには些か傲慢である。故に油断はしていなかった死徒の爪が布を掠れるとその度に焦らされているのは事実ではあったが、それ以上に。
(体が思うように動く。攻撃がちゃんと通用してる)
「くっ!」
死徒の腹部に大きな裂け目が出来よろける。その瞬間を見逃さず更に攻撃を加える。
二発、三発、四発何度も斬り込み傷をつける。攻撃が届かない範囲まで死徒が引いたところで手を止める。深追いすれば投石で死ぬかもしれない。その注意を怠る事はなかった。
幸い岩はこちらには飛んでこず、ほとんどが町の方に飛んで行った。町の事は気にするが投石で死ぬかもしれないという可能性はほぼない。その事実が微かに俺を安堵させていた。
(岩を飛ばしているのはこいつと同じ死徒だけど、仲間って訳じゃないのか)
どちらにせよカナエを守りながら戦っている以上油断は出来ないと強く念じ、再び刀を握りしめる。
傷が治った死徒がこちらを目掛けて走り出す。
死徒が来たタイミングで斬り返すためと刀を構える。
死徒と刀が接触するその刹那、死徒の背後から飛んでくる岩に俺は気づいた。
(投石!? どうして?!)
考えるよりも先に後ろに飛び退いていた。
結果死徒は投石に押し潰され、俺の体は数メートル先に吹き飛ばされた。それも受け身を取っていたのでほとんど怪我はない。
カナエが心配して近寄って来たが「大丈夫」と告げ立ち上がる。
死徒も岩に潰されてはいるがまだ首は健全。俺は最後にとどめを刺す。動けない相手を斬るのは少し良心が痛むがそれを理由に見逃すわけにもいかないのでしっかりととどめを刺す。
(それにしても今の投石は何だったんだ? 町に向けてではなく確かに俺とこの死徒に向けてだった。どういう事だ?)
灰のように消えていく死徒の上に乗った岩を見ながら考える。
(この死徒を含めて俺を殺そうとした? そういえば......)
いつのまにか町を蹂躙していた投石が止んでいる。まさかと思い空を見上げるとそこには、
「なっ!」
もはや殺気まで感じさせる程大きな岩がこちらに向かって飛んで来ていた。
「チッ! くそッ!」
咄嗟に飛びギリギリだが避けることが出来た。しかし安心は出来ずさらに複数個の岩が間髪入れずに飛んで来る。
俺自身何度だって避ける事はできるしかし問題はこの投石がいつカナエに飛んでくるか。
(くそッ! カナエの方に行きたいけど投石が邪魔で近づかない!)
状況はかなり厳しい。
死徒を倒した直後に投石に襲われるなど予期する筈もないので打開策が思いついていない。必死に頭を回転させるも、避けるのに精一杯で行動出来ない。
無謀な賭けを好まない俺でも一か八かを考えてしまう程に状況は悪い。
(それにこの投石、かなり正確だ。まるでどこからか見られているような......)
ふと辺りを見渡した所で自分の周りに蝶のような何かが飛んでいる事に気づく。
(まさか! こいつが俺の位置を知らせていたのか!)
届く距離だったので刀で斬る。その何かは斬られた瞬間灰のようになり消える。斬った後直ぐに上を見上げると投石が止んでいた。
(やっぱりそうか! さっきの蝶みたいなやつが目印になっていたのか)
投石が止んだ瞬間にカナエを連れて町の方へ走る。
少し無謀かもと考えたが投石が来たら避ければいいと考え走った。
幸い走ってる途中で投石は来なかったので無事に町まで辿り着いた。それからカナエの手を離し静かに口を開く。
「いいかカナエ。俺はこの後もう一度あの山に戻って投石してる死徒を倒す。カナエはどこでもいいから直ぐに建物の中に入れ。道中で何体かの死徒がこの町に入ってくるのが見えた。言えば騎士達が対応してくれる筈だ」
それだけ言い、俺は振り返らずに山へ向けて走った。背後からカナエが叫んでいるのが聞こえるが、それを聞いて足を止めるつもりはない。
誰かが止めなきゃこの町は全滅する恐れもある。そんな事には絶対にしないと心に決め走った。
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私は後悔していた。
自分を助けてくれた恩人をこの場で最も危ない場所に行かせてしまったのだから。止められなかったのだから。自分の無力さが今はとても悔しかった。
(また何も出来ずに人がいなくなる...そんなのは嫌だ!けど私は無力だ)
どうすることも出来ずただ膝をつく。涙で視界が霞む遠くに死徒が町に入ってくるのが見える。
(そういえばアルト君が言ってたけ? でも私には何も出来ない)
やれと言われたことをやらなきゃいけないのはわかる。けれど絶望しきった私に行動力など残ってはいなかった。
「全く、情けない顔してるわねカナエ」
背後から聞いた事のある声がする。振り返るとそこにはユキナちゃんがいた。
「ユキナちゃん......どうしてここに?」
「別にカナエがここにいるとは思ってなかったわ。ただ通りかかっただけ」
「そうなんだ。それよりアルト君が私を助けた後また一人であの山に行って投石を止めるって! それで、それで!」
「落ち着きなさいって。そんなのは今のカナエの様子を見れば誰でもわかるわ」
「今の私?」
私の言葉にユキナちゃんは呆れた顔をする。考えてみれば夜中に町の外で泣きながら地面に座り込んであれば何かあったと誰でも察せるのかもしれない。
その事に気づいた途端ら自分の頭の悪さに対する恥ずかしさが込み上げてきた。それを見てユキナちゃんは「はぁ......」とため息をついてから真剣な表情で話し始めた。
「あなたとアルトに何があったかは後で聞く。今は何が起きてるか何が起きるかを短く言って」
涙を拭いてから質問に答える。
「ここに来る途中に何体もの死徒がいて町の方に向かってくるのが見えたって、恐らく投石に流れてきたんだろうってアルト君が言ってた。怪我してる私はどこか建物に入れ、死徒の事は騎士に頼めば対処してくれるだろうからってその後アルト君は......」
そこまで言い山の方は視線を向ける。それ以上先のことは言わなくてもわかる仲なので話す必要はない。
ユキナちゃんは口元に手を当て少し考えてから。
「わかった。カナエは私の家で守るわ。騎士の方の連絡は道中で行いましょ。死徒が入ってくるって言ってもすぐには被害は出ないと思うから大丈夫のはず」
まじまじとユキナちゃんの話を聞きながら思う。
(多分アルト君と同じで異能力とか関係なく、こういう時にちゃんと考えられるんだ)
そうだと二人の判断力に関心をしているとユキナちゃんが手を出してきた。
「そういう事だからまずはカナエを家まで連れて行く。はい。怪我してるんでしょだから掴まって」
唖然としていたがユキナちゃんはこういう人なんだなと思いながらその手を掴んだ。
「うん! ありがとう。ユキナちゃん」
面と向かって感謝されたのが嬉しいのか恥ずかしいのかみるみるうちに顔が赤くなって行く。いたたまれなくなったのかユキナちゃんは私の手を引いて「早く行くわよ!」と歩き出した。耳まで赤く染めているユキナを見て、私も嬉しくなって、笑顔で応え歩き出す。
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道中で出会った護衛の騎士に事情を伝えながら家へ向かった。最初は馬鹿にしながら聞いていた騎士達だったが、投石の被害もあってか町長の方にも話を通し、数分後には避難誘導が始まっていた。
「なんとかなったみたいね」
「そうだね。後はアルト君が戻ってくれば」
「戻ってくるわよ。あの男なら」
はっきりと宣言した私にカナエは驚きを隠せなかったらしく「どうしてわかるの?」と聞いてきたカナエに私は。
「アルトはあなたを連れて帰ってきたじゃない。だから大丈夫よ」
と自慢げに答えた。
「もう少しで私の家よ。そこでカナエの手当てして避難場所へ向かうわ」
この町の避難場所は最も東にある民間施設である。
騎士の護衛が一番多い安全な場所であり、一番早く日の光を浴びる事が出来るという場所である。
施設は町の人間全員だけでなく旅の人間も百人近くまで入れる大きな施設である。
食料も何日分か貯蓄されているので私もカナエも一番安全だと信じていた。そこに辿り着けば。
「人間の子供、見つけた」
声のした方に振り返るとそこには、不愉快そうに頸を回しながらこちらを見つめる死徒がいた。
「うそ......ッ!」
「こんな時に!」
家までもう少しという距離で死徒に見つかった。しかも私達の選んだ道は近道だけど、代わりに人気の少ない道だった。死徒とっては都合のいいの事だろう。
騎士達も住民の避難と手伝いをしてるためこちらには気づいていない。つまり自分達を護ってくれる人はいない状況だった。
(まずい! 今カナエは足を怪我してる状態。走るなんてとても出来ない。かと言って死徒が見逃してくれるはずもない)
絶体絶命の状況で死なないため必死に頭を回転させる。どうすれば助かるか、しかし焦りもあり、考えが出てこない。
(どうにかしないとこのままじゃ! カナエ?)
考えている私の手をカナエが引いていた。そしてカナエは私をしばし見つめ、耳元で囁いた。
「私が囮になるから逃げて」
「は?」
全ての思考が放棄された。
「ちょっとカナエ! 何考えてるの? そんな事したらカナエが死んじゃうじゃない!」
あまりにも馬鹿げた発言をしたカナエに怒りをぶつける。それでもカナエは静かに優しげに言う。
「私は怪我をしてる。そんな私を庇いながら歩いてたら二人とも死んじゃう。だから私が囮なる。それが一番良いの」
「そんなの良い訳ないでしょ! そんな事したら何のためにアルトがカナエの事を助けたのよ! あいつのやった事を全て台無しにする気?」
「私は今ここでユキナちゃんを救うためにアルト君に助けられたと思ってる。だからアルト君がやった事は無駄じゃない」
説得しようと何を言ってもカナエは表情一つ変えず返してくる。自分以上に頑固な相手を前にし私は、大きな声で叫んだ。
「そんなこと絶対にさせない!! 絶対二人で逃げる!」
私の言葉に堪忍袋の緒を切らせたカナエも怒りをあらわにした。
「何でわかんないの? ユキナちゃんが逃げればここに騎士の人を呼んでくることができるじゃない!」
「そんな事してたらカナエが殺されちゃうでしょ! そんなのダメよ! 二人で助かるのよ!」
私も負けじと言い返す。そんな私達の様子を見ていた死徒が口を挟んだ。
「おい! わざわざ待ってやったんだ。早くしやがれ!」
死徒の言葉に少し縮こまる。同時に一か八かの方法を思いつく。
「わかったわ。私が何とかする」
「ユキナちゃん! ダメだよ勝手に決めちゃ!」
「散々勝手な事言ってたのはどっちよ。それに私には考えがある。もしかしたら両方死ぬかもしれないけど、もしかしたら両方助かる方法をね」
「そんな方法あるの?」
私の言葉に少し安心したのかカナエの顔に笑顔が戻っている。そして私は「任せて」一言言った後、大きく息を吸い。
「だれかー! 助けてくださーい! ここに死徒がいまーす!」
大きな声で叫んだ。
(この方法なら誰か近くにいれば)
「助けてー! 誰かー! お願いー!」
必死に叫び続ける。その様子を見た死徒は怒りと焦りをから私に掴みかかった。
「このクソガキ! 余計な事してんじゃねーよ!!」
首を絞め持ち上げられる。息苦しく足をばたつかせ、指を引き剥がそうとするも指は離れない。
私が首を絞められるのを見たカナエはその場に落ちてた木の棒を持って死徒に襲いかかった。
「ユキナちゃんを離せー!」
しかしあっさりと蹴り飛ばされる。
「安心しろこいつを喰った後にお前も喰ってやるからよ!」
と言い死徒はカナエを睨みつけた。
締める力が強くなり体に力が入らなくなる。
(ダメ......意識が......)
朦朧とする意識の中、微かな力で私は死徒に話しかける。
「お願い、あの子だけは......カナエだけは......見逃して......」
必死の命乞い。私は涙を流して懇願する。その言葉を聞いた死徒は不気味に笑い言った。
「やだよ。子供の血は美味いんだ。二人とも喰ってやる!」
希望を踏みにじる発言に絶望した私は完全に抵抗する意思を失い、死を覚悟した。
死徒が私を喰らおうとしたその瞬間、刹那、黒い影が死徒の後ろに降り注いだ。すると死徒の頸が地面に落ち、体が灰のように消えていく。
「助けを呼んだのは、あなたたち?」
死徒が死んだ事で締められていた首が解放される。大きく深呼吸しながら声のする方を向くと、そこには黒いマントを羽織った紅い瞳の少女がいた。
過去最高に長いのでは?それはそれで良いのだが
さてそろそろ話が良いところにに入りそうです。
投石の死徒を討伐せんとするアルト。そして最後に出てきてカナエとユキナを助けたマントの少女は誰なのか?次回話はかなり大事なところです。是非見てください!
最後までご愛読ありがとうございます。次回も是非見てください