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ショートストーリーズ  作者: 松田葉子
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頼れる人がいることの有り難さ

Twitter投稿日:4月4日

1人暮らしで熱を出すと本当にしんどい。


解熱剤を飲む為に何か口にしなければいけないのに、それすらも出来ない。


こうなった時の為に食料常備しておけば良かった。


引越ししてから半年経ったけど、そこまで頭回ってなかったな。


この状況になると誰かと一緒に住んでいればなぁと思う。


シェアハウスとかも考えたけど、1回は完全に1人を体験してみたかった。


いつの間にか眠っていたのか、次に気が付くとおでこに濡れタオル、台所で調理をする音がした。


「あ、起きた?今日行くって連絡したのに全然返信ないから、合鍵で開けちゃったよ。熱出たんね」


母親だった。


「今卵がゆ作ってるから。ポカリも買ってきたからそれ飲んで待ってなさい」


「あんがと・・・」


風邪の時に作ってくれる卵がゆは鶏がらスープベースで、すりおろした生姜を汁ごとと小葱たっぷり。


「はい、出来たよー」


1人用の土鍋を鍋敷き用の古い週刊漫画雑誌の上に置いてくれた。


「はい、レンゲ」


「ありがと。いただきます」


うん、これ食べると効きそうって思う。


今日はまだ鼻が詰まってないから味も分かって特に。


「熱下がるまでここにいるわ。熱のある風邪って1人だとしんどいでしょ」


「うん、ありがと。助かるわ」


暫くして食べ終わったので無事に薬も飲めた俺はまた一眠りすることにした。


次に起きたのはまだ暗い4時過ぎ。


汗をかいたので着替えた。


水分も摂ったらすっきりした。


熱は下がったのかもしれないがまだ寝ておこう。


母親はテーブルに突っ伏して寝ていた。


押入からブランケットを引っ張り出し母親に掛け、布団に入った。


次に目が覚めると母親が洗濯物を干してくれていた。


「おはよ、洗濯までありがと」


「あ、おはよー。手持ち無沙汰だったから。熱はどう?」


「うん、お陰様でスッキリしたから下がったみたい」


「良かった。じゃあ一息ついてから帰るわ」


お互いの近況報告や世間話をして母親は昼過ぎに帰ることに。


「本当に助かったわ。来てくれなかったら長引いてたわ」


「タイミング合って良かったわ。これを機会にある程度揃えておきなさいよ」


「うん、分かったよ。じゃあ気を付けて」


笑顔で片手を振って母親は帰って行った。


1人暮らしの友達で頼る人が居なかったら看病しようかな。

彼女にしようかと思ったけど、母親の方が有難みが増しそうだったので母親にしてみました。

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