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第九話:デスの音

何かの手違いで九話投稿がめっちゃ遅れました。お詫びします。( ;∀;)

言い訳かもしれませんが、第八話の一週間後に九話が出来上がって次話投稿のボタンを押したはずが押してなかったらしく、クリぼっち状態で続きの第十話を書こうとしたら九話が投稿されてなかったんです。畜生め―(総統閣下風)(TДT)

 ホテル珍海亭の一室で岩原たちは、事件の捜査について議論していた。とは言っても、本格的なものはアメリカ王国警視庁(これ以降は王立警視庁とする)の会議室でやる。これはその時に提出する作戦候補が書かれた資料の作成である。

主な内容としては、誘拐犯のアジト捜索、身代金の有無、誘拐した目的である。

一応一般市民扱いであるこのホテルの女将さんの浜里は、退室させてもらうことにした。

木暮は、よく旅館などにおいてある冷水入りのやかんのようなものを手に取り、中の水をコップに出してそれをグイっと飲み干すと一番議論すべき点である誘拐犯のアジトについて岩原たちに意見を求めた。

「さて、岩原君『イーグル』が被害者を監禁している場所について何か意見があるかね。」すでに候補として、一般市民への聞き込み調査が挙げられている。

「そうですね」そういいながら岩原は、窓の外をにらみつけていた。

「意見がないのならまた明日にしよう、大金も寝てしまったしな。」

無理に起こして残業代をせびられたらたまらんと笑いながら岩原にも寝るように促した。

「いいえ、木暮さん。その必要はありませんよ。」

 まだ時間を止めて寝るのは、早いとリモコンに手をかけた木暮を制した。

 「彼らからアジトを聞き出した方が早いですし、残業代ならあの二人からきちんと払わせますよ。」

 岩原は、これでもかというほどのゲス顔を木暮に見せた。

 背筋が凍るような悪寒を感じながら「絶対に聞き出せよ」と負けじと強面親父オーラを引き出した。

 すると、先程の顔にさらに口角を上げた表情で「わかりました。木暮課長」と言って部屋を出ていった。

 すると、ちょうどその時「くぁwせdrftgyふじこlp!」と大きな声で寝言を言いながら大金が飛び起きた。先ほどのやり取りがあったため木暮は思わず「ギャー!」と叫び声をあげてしまった。「お、大串君、か弱い爺さんを脅かすんじゃありません!」

 「誰が大串君ですか!夢の中で岩原さんが現れたと思ったら、急に彼女の仇―とか言って自分をすごい剣幕で撃ってきたんですよ。」

 木暮はあたまのうしろをボリボリ掻きながら「大金君、君の夢は半分正夢になっておる。」と言った。 大金が窓の外を見ると、岩原と先程の二人がにらみ合っていた。


次回は絶対に年内に投稿します!

それではよいクリスマスを('ω')ノ


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