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第七話:木暮の完璧?次元教室

メタいことを言いますがさっそくスランプに陥りました。(;^ω^)

次元については、Wikipediaから引用してきました。魔次元に関しては完全に独自論です。

また、僕疲れたよパトラッシュ状態なのでいつもよりギャグ多めです。


「それでは岩原君、この監視装置がどのような仕組みで動いているのか説明する前に、この二人が映っている映像を見て何か気づくことはないかね。」


すると岩原は、木暮の言わんとしていることが分かったようで、はっとした顔で「この二人、撮影されているのに全く気付いていない。」と言った。


木暮は、満面の笑みで「そうだ、なぜならこいつは魔次元空間から撮影された映像だからだよ。」


「魔次元空間?」


岩原が疑問によって方眉を吊り上げている最中に、木暮は電子版(第一の地球でいうリンゴマークの会社が作ったスマホの巨大版)を起動させ机に置いた。


すると電子版から『ブウン』という音とともに、真っ白な板が映し出された立体映像が飛び出してきた。この仕組みについても知りたかったが、長くなりそうなので岩原は黙って聞くことにした。


「我々がいる空間が三次元なのはご存知かね?」


「ええ」


岩原がそう相槌を打つと木暮は、電子筆(第一の地球でいうタッチペン)を取り出して何かを書き始めた。


「0次元は点、つまり宇宙が始まる前の状態に近い。」


そういいながら木暮は、縦書きで『零次元』と書いた後、それを小さな丸で囲んだ。すると空間に映し出された白い板に、先程木暮が書いた絵が浮かび上がった。驚く岩原をよそに木暮は続ける。


「次に一次元だ。こいつは一本の線に等しい。この世界に生き物がいたとするならば、前後には進めるだろうが、上下左右には進めんよ。」


そう言いながら大金の首根っこをつかんで説明を続けた。


「そして二次元だ。よくこいつが、踊通部(第一の地球でいうyoutube)や、にやにや動画(第一の地球でいうニコニコ動画)にいる目が不自然にでかいよくわからんおなごに向かって『愛してるぜ。』とかいうだろ?」「あんなの…何がいいんだか」


なんか、途中から次元の説明から若者文化についていけてないただのおじさんの愚痴になってきたなーと岩原は思った。


「まあ…確かに…」『でも、そういうのは当たり前ですよ。』と岩原は続けたかったが、そういう類のものは嫌いみたいなのでやめた。


「ん?岩原君。何か言いたげだね?」


岩原の心境を察したのか木暮は大金をつかんだまま詰め寄ってきた。そのしわだらけの顔は笑っているが目が笑っていない。


「い、いえいえ…」「ほ、ほら、早く説明しないと画面の二人がにげちゃいますよ。」


木暮は若干納得のいかない顔で「それもそうか」と言って説明をつづけた。


「まあさっきみたいに、性格的にクズな男が異世界に転生してたくさんの女とイチャコラする動画みたいなものの世界を二次元と呼ぶのだよ。」


そういうと少し落ち着いたのか一呼吸して続けた。


「そして三次元とはもちろん、われわれが住んでいる縦横斜めの線でできている世界だ。」


気が付くと白い板には、いつの間にか木暮が書いた零次元とそれを囲んである丸を大きな丸で囲んでその丸の中に一次元と書いていてそれを魔次元のところまで繰り返してある。


「ここからが本題なんだが、まず、四次元は知っているかね岩原君?」


岩原は、外の二人の動向を気にしながらも四次元という言葉に反応した。


「あの青い狸なのか猫なのかよくわからない機械が主人公の動画によく出てくる単語ですね。」


「そうだ、そして四次元とは縦横斜めの線ほかに時間の線がある。」


そういうと、木暮は浜里に合図を送りあの魔石でできたテレビのリモコンを借りて時間停止というボタンを押させた。


すると、岩原が先程から気にしていた二人の動きがぴたりと止まった。


二人に感づかれたかと思ったがよく見ると風で舞い上がっている捨てられた新聞が空中で停止している。


「木暮さん…これって…」


「このホテル以外の時間の流れを止めたのさ。」


岩原は目を丸くして木暮に問い詰めた。


「えっ、まさかこのリモコン時間を止めることができるんですか?」


木暮は、岩原の予想外の反応に苦笑いしながらこう言った。「ああ、できるとも。」


すると、岩原は一層目をキラつかせて「じゃあ、過去の世界にも行けるということですか?」と言った。


「うーん、実は今我々は魔次元空間の中にいる、その世界は四次元空間にさらに魔法線と呼ばれる線が加わったいわば五次元空間なのだよ。」「だから、こいつを第三課(科学課)に改造してもらえれば過去に飛ぶこともできなくはないが、それは並行世界の過去、この世界の過去へはどうあがいても行けんのだよ。」


「そうですか…」岩原はがっくりと肩を落とした。


「まあそう肩を落とすな、彼女のことは残念だったが女なんてもんは熟れ残って(腐って)しまうほどいるぞ。」


すると浜里が眉間にしわを寄せて若干低い声で会話に参加してきた。


「木暮さんそれ慰めになっていませんよ、それに今の発言は、私がその熟れ残りの部類に入っているという解釈でよろしいでしょうか?」


後から木暮さんから聞いた話だが、浜里さんは四十五歳でいまだ処女で独身らしい。どこで調べたのだか(苦笑)。


「そ、そのようなことがあろうはずがございません。」


思わず木暮は浜里の気迫に押されて敬語になってしまった。いやはや人生経験(あっちの経験は除く)を積んだ女性というのは恐ろしいものだなと岩原は思った。


これからは不定期投稿になりますのでよろしくです。

なるべく日曜日に投稿できるようにします。

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