第三話:登場国家紹介其の一
エゲロス皇国を入れようか迷いましたが、西アメリカ編では、ほとんど登場しないので省きました。
アメリカ王国:大東亜連邦の国の一つで首都は米京都。旧アメリカ合衆国の西側のエリアを日本(神聖日本皇国)が、占領している状態で政治の中心地(国会議事堂、防衛庁、王宮など)は、米京都特別区(旧サンフランシスコ市)にある。日本統治の際の廃州置県により様々な都道府県ができた。主人公の岩原たちが住んでいる、この物語の舞台の一つである。
大東亜連邦:またの名を太平洋連邦。神聖日本皇国が主体となって構成されている。第一の地球にあるロシア連邦とほぼ同じ仕組みで、神聖日本皇国のほかに、満州帝国、アラスカ民主国、アメリカ王国、菅野公国(旧メキシコ共和国の西側)、コロンビア共和国、赤道南米合州国(旧エクアドル共和国、旧ペルー共和国)チリ共和国、大泰王国(旧タイ王国)、昭南連合共和国(マラヤ全域、フィリピン共和国、シンガポール共和国、インドネシア共和国、パプア・ニューギニア)、印度自由主義帝国(自由インド仮政府)、南洋大和帝国(オーストラリア、ニュージーランド)、ビルマ共和国、越南王国、羅宇民族帝国(第一の地球でいうラオス人民民主共和国)がある。
神聖日本皇国:首都は東京、第二の地球をドイツ帝国、マーゴローマ帝国(旧イタリア王国)とともに地球の覇権を握る三大国家の一つである。もともと大日本帝国と呼ばれていたが、第二次宇宙大戦後に宇宙大和連合機構(UMA)に加盟するときに、現人神の天皇陛下がおわす神聖な日本国という意味を込めて改名した。今上天皇は、第一の地球でいう大正天皇にあたる。第一の地球の日本にある一都道二府四十三県のほかに台湾県、朝鮮道、南樺太県、北樺太県、千島県があり、一都二道府四十七県となっている。
宇宙大和連合機構:通称UMA、宇宙の様々な星に住んでいる大和民族もしくは似たDNAを持った知的生命体が作りし国家の連合体で、決まりの一つとして様々な星にある大和の国の中でも強い軍事力を持った十二の国家がなれる。それぞれ、子の国、丑の国、寅の国、卯の国、辰の国、巳の国、午の国、未の国、申の国、酉の国、戌の国、亥の国、とそれぞれ十二支に因んだよびかたをされる。また、新たにUMAに加盟した神聖日本皇国は、現在、百十四代目卯の国にあたる。そして、UMA創設時から現在まで初代子の国として君臨しているのが宇宙最強の大和の国、素戔嗚皇国である。
ようやく次回から本編です。('ω')ノ