第二話:登場人物紹介其の一
本編は、あと二週間ほどお待ちください<(_ _)>
岩原治:自由警察署の署長にしてこの物語の主人公。第二次宇宙大戦時は軍から支給された九九式短小銃をまるで手足のように扱い敵味方から死神の弾丸と恐れられていた。旧大日本帝国陸軍の一つ、第八軍の兵士の一人だったが、北京事変の一件が原因で自ら軍を除隊した。
木暮謙三郎:アメリカ王国警視庁第一課課長、曲がったことが大嫌いな頑固親父だが、部下に対するねぎらいや激励は毎日欠かさず行うため、第一課の人たちはみんな木暮のことを慕っている。一度、岩原に命を助けられたことがあるため、立場上上から目線の発言はしているが、彼には頭が上がらない。
大金仁助:アメリカ王国警視庁第一課の新人。課長の木暮とは、親子のような関係。
阿仁星にある共和制国家、秋津合衆国の出身で生粋のアイドルおたく。何度もミスをしては木暮に殴られて気絶する。岩原曰くコンニャクメンタル。
安藤トロワ:トロワ族の娘で父は、トロワ民族国軍の副団長。ある事情で父と一緒に米京都の金門橋公園を歩いていたところ、何者かに連れ去られてしまった。
ジム・ジャクソン:強盗団『イーグル』のジム派の団長。
父は、偉大な初代団長だったが親の七光りに過ぎなかったシムは父である団長の死後、団長の座を巡って父の子分であるラッキー・ホース率いるラッキー派、団長の息子であるジム・ジャクソン率いるジム派に分かれて派閥争いをしていた。
次回は、登場国家紹介其の一です。