魔法少女クインテッド☆ドラグーン姫樹翠華がんばります!
沢山の作品群の中から本作をわざわざ選んでいただいて、ありがとうございます。
魔法少女モノが大好きな皆さんが少しでも楽しんでいただけると幸いです。
「はっ! はっ! はっ! …………誰か、誰か!」
逃げる逃げる。
スーツを身に纏った女性、会社員だろうか。女性は息を切らしながらも必死になってこの冷たい季節の冷たくなったアスファルトの上を裸足で駆ける。
何かしらヒールのようなものを履いていたようだが、走っている最中に邪魔にでも思ったのだろう。途中で放り捨てるようにして靴を脱いでいた。
それでも彼女は街灯が並ぶ住宅路のど真ん中を必死に背後を確認しながら逃げる。
なにから逃げているのか。
「貴様の生気貰い受ける、止まれ人間」
「ひっ!」
彼女の背後には黒い羽根を携え彼女の後ろに張り付くように低空飛行で追いかけるとても人間とは思えない異形のものがあった。
彼女は泣きながら背後の異形の人型の何かに追われる恐怖にうめき声を上げている。
「誰か! 誰か助けて!」
彼女は叫ぶが、誰も来ない。
それもそうだろう。今は深夜帯だ。住宅路は静かに寝静まっている時間帯なのだ。
それでも彼女は蜘蛛の糸を掴むような必死さで住宅路を掛けながら助けを請う。
「きゃっ!」
彼女の足はもう限界が来ていたのだろう。足を捻ってはその場に勢いよく転んでしまった。
「もう追いかけっこは終わりか人間?」
「う、うううう、誰か……」
彼女は捻った足に触れながら涙を漏らして懇願する。
もう自分は助からない。恐らくそう確信しきっているからこそ、助けを呼ぶ声が小さくなっているのだと思う。
「さてと、スイの出番かな!」
彼女と異形の追い駆けっこを住宅地の中の一軒の家の屋根の上から観察していた私は、重い腰を上げて、よいしょっと立ち上がりました。
そして、対峙する二人を見下げて、私は腰に手をやってから大声で叫びました。
「そこまでです! 悪しき魔人よ!」
「あん?」
私が叫び住宅地内に声を轟かせると、女性に今まさしく手を伸ばしかけていた黒い羽根の魔人はその手を止めて、私を見上げました。
「なんだ? 貴様、何者だ」
「魔人に名乗る名前はありませんが…………」
言って、私は勢いよく屋根を蹴って跳躍すると、そのまま魔人の目の前へと着地します。
そして魔人の顔をよく見やってから、
「通りすがりの魔法少女です」
「あ…………」
私がそう魔人に名乗ると、脇でへ垂れこんでいるスーツのお姉さんは涙目になりながら声を漏らしました。
「魔法少女ぉ? 知らねえなそんなもん、丁度良い、お前の生気も吸ってやるわ」
魔人はそう言うと、矛先を私に向けて、その手を私の身体に伸ばします。
さっさと終わらせてしまいましょうか。
私は懐から魔法のステッキを取り出すと、
「必殺! クインテッド・デストロイ!」
そう叫んで私が魔法のステッキを魔人に振ると、魔人は断末魔を上げて、ズシャ! ブッシャー! ――――もとい、キラリン! サラサラという可愛い音を奏でながら砂のように消えていなくなりました。
「大丈夫でしたか? お姉さん、どこかお怪我は?」
「だ、大丈夫です…………助けて頂いてありがとうございました」
まだお姉さんは恐怖を完全に払拭できていないのでしょう。身体が震えて、涙がぽろぽろと流れ落ちてゆきます。
「いえいえ、当然のことをしたまでですから……おや、足を挫いてしまってるんですね。大丈夫、ちょっと待っててください!」
私は恐怖を増長させないよう笑顔を取り繕って優しく諭すように言うと、もう一度魔法のステッキを取り出してお姉さんの足にあてがいました。
「ヒーリング・ブロッサム!」
私が呪文を唱えると、ステッキから緑のまばゆい光が出てきてお姉さんの足を包みます。
「……どうですか?」
光が収まると、私はお姉さんに状態を窺った。
お姉さんはゆっくりと立ちあがると、その場でぴょんぴょん飛び跳ねたり足踏みしたりして足の具合を確かめた後、
「すごい! 治ってる」
「そうですか、良かったですね」
笑顔で言うお姉さんに私が笑顔で答えると、私はそれじゃ私はこれでと言ってお姉さんに背を向けました。
「ちょ、ちょっとまって下さい!」
「はい?」
お姉さんの呼びかけに私は足を止めて、もう一度お姉さんに振り返りました。
お姉さんの目はまるで少女のように爛々と輝いていてとてもかわいらしいです。
一体私になんの話があるんでしょうか。
「あの、もしかして、魔法少女クインテッド☆ドラグーンさんですか?」
ああ、なるほど。
私は完全に振り返った後、自分のスカートの丈をちょんと摘まんで持ち上げると、一つお辞儀をして、
「はい。悪しき魔人を討ち滅ぼし、世界の正義を守る魔法少女です。できればスイとお呼び下さいね」
私が挨拶をすると、お姉さんはより一層目を輝かせて、私の手をガシっと勢いよく握ってきました。
「わ、私、くい☆どらのファンなんです! 応援してます!」
「あはは、ありがとうございます。スイと――――」
「やっぱり変身後の衣装は何度見ても可愛いですね。これが魔法で出来てるなんておとぎ話のよう! いやーテレビのニュースとかでよく拝見してましたが、やっぱり生で見ると可愛い! 顔小っちゃい。もう抱きしめたい」
「ありがとうございます」
なんでしょう、この方は……。
一刻も早くこの場から退散しましょう。
「でも、やっぱり何と言ってもさっきの魔人をも倒した、それ! くい☆どらには欠かせないアイテム、日本と――――」
言いかけた女性の唇に私はそっと人差し指を付け塞ぎました。
そして自分に唇にも人差し指を立ててウィンクして見せると、
「魔法のステッキ! ですよね? 応援ありがとうございます。ここで会ったことは内緒ですよ?」
それでは、と言って私は半ば強引にその場を去りました。
女性はまだ何か言いたそうでしたが、魔法少女は日夜忙しいのです。ゆっくりはしていられません。
それにしてもさっきのセリフ、私ながらちょっとキザっぽかったでしょうか……。
「ただいま」
私、姫樹翠華は十七歳の現役女子高生。こうして指定校の制服に身を包んでただいまと何気に家族に挨拶するその姿はまさに、普通の女子高生といえるでしょう。
「おかえり、翠華、ご飯できてるよ」
「うん、分かりましたお母さん。着替えたら行きますね」
ですが、私は普通の女子高生とは違うところがちょっとあります。
私はお母さんと別れてから家の二階に上がると、自室に入るなり、そのままベッドにダイブしました。
布団は今日干し立てなのでしょう。お日様のいい匂いが私の鼻腔をくすぐり微睡みを覚えさせます。
「さてと」
私は、そのままくるりと回って仰向けになりながらベッドの上で制服から取り出したスマホを弄ります。
せめて制服を脱いでからにすればいいとは思うのですが、中々身体がいう事を聞きません。
私は早速、スマホを操作して検索を掛けました。
『クインテッド☆ドラグーン お手柄』
すると、検索結果が十万件以上も出てきました。
そのうちの一つ、一番上の記事を開きます。
『クインテッド☆ドラグーン、またもお手柄! 夜道で魔人に襲われるOLを間一髪で救いだす!』
おやおや、早速先ほどの事件が記事になったんですね。なんともネットは早い。あの女性が証言したのでしょう。
記事はクインテッド☆ドラグーンという魔法少女が魔人を倒しOLを助けた事に対することが書かれており、それに対するコメントも賛美の嵐でした。
「えへへ」
私はそれを見ながらにやにやと笑ってしまいます。
そう、私、姫樹翠華はただの女子高生じゃありません。なにを隠そう、魔法少女クインテッド☆ドラグーンこと、スイをやっている正義の味方でもあるのです。
私だって生まれつき魔法少女だった訳ではありませんよ? 女子高生になったばかりの頃、椿という魔獣とひょんなことから契約を交わしてしまい、今に至るというわけです。
魔法が実在していたとは思ってはいましたが、まさか自分が使う時がくるとは思いもしませんでした。
私は、クインテッド☆ドラグーン、通称くい☆どらの記事、つまり私の記事を見ながら、時に照れながらエゴサーチ? とやらを満喫してみるのでした。
「ん?」
そんな中、スクロールをしてネットサーフィンをしていると、私の目の中に飛び込むように一つの題名が書かれていました。
――【朗報】あの『くい☆どら』ことスイちゃんとハ〇撮りS〇X出来てしまった件
んんんんんんんんんんん?
え? なに? ハ〇撮り? S〇X? 誰が? くい☆どらことスイちゃんと? そのスイちゃんこと私が?
「んなわけあるかああああ!」
思わず私はスマホを投げ飛ばしました。
何かの見間違いでしょう。
そう思って、冷静になってからベッドから起き上がって、スマホを拾ってもう一度画面を確認します。
――【朗報】あの『くい☆どら』ことスイちゃんとハ〇撮りS〇X出来てしまった件
一文字足らず私の見間違いではありませんでしたとさ。
「いやいやいやいやいやいや!」
してませんよそんなこと! するはずないでしょうが! だって私魔法少女ですよ? そんな純白で可愛らしいで売っているスイがこんな、ハ、ハ、ハ〇とか……するはずないでしょう。
私は清き身体です。この歳になっても初チューすらだれにも捧げてない上にNO貫通の私です。それは誰よりも私が知っています。だって私ですもん。
「という事はこの記事が嘘を吐いているという事になりますね……」
真実を確かめてやりましょう。そう思って、私はリンクをタップしました。
すると、掲示板? というのでしょうか、あまりネットに詳しくない私ですが、これくらいは知っています。一、二と上から順に不特定多数の方がコメントをして会話をしているのですネットの中で。
そしてその掲示板を立てた人、つまり、この記事を捏造した人が一番上に書き込んでる人、で良いんですよね?
取り敢えず、見てみましょう。一さんの証言てやつを。私はあなたとS〇Xなんてしてませんからね。
――――『なんかスイちゃん魔法少女の仕事が忙しくてって言うから相談乗ったら、一発ホテルでワロタ』
なに言ってんですかこの人は。
確かに魔法少女業は忙しいですとも。ですが、人に弱音を吐くほど落ちぶれちゃあいませんて。それにあなたにそんな相談した覚えはありませんともええ。
なにがワロタですか、こっちはちっとも笑えませんが?
――――『裏山』
――――『俺もスイちゃんに土下座したらOK貰えるかな』
――――『俺のステッキ、もうデストロイしそうだわ』
一さんの言ってることを皆さん信じているご様子。一さんに続くようにして自分も自分もと匿名なのをいい事に思い思いの吐露をしています。
なんでこの人達寸分も疑わないんですか。それに、あのくい☆どらのスイちゃんですよ? もし本当だったとしてあなたたちそれでいいんですか? ゲスいミュージシャンが奥さんいるのに自分の好きなタレントと浮気したみたいな衝撃があるはずなんですが……なんでみなさん平然とされているのか理解不能です。
――――『一、証拠見せろよ』
そうですそうです! そんなこと言うなら証拠があるんでしょうね?
なんだ、この掲示板にもまともな方もいらっしゃるんじゃないですか。安心しました。
まあ、証拠なんてあるはずないですよ。だってハ〇撮りしてませんもーん。墓穴掘りましたね一さん。
ぷぷぷと画面を見ながらほくそ笑み、掲示板をスクロールしていると、
――――『一だけど、証拠の撮った動画のURLを貼ればいいんだろ? 待ってろ』
え?
あるんですか? 動画。
いや、あるわけないですよ。私そんなことしてませんし。大丈夫平然を保って下さい私。
そう私は心の中で呟きながらスクロールしていくと、
――――『ほらよ』
――――『うっわ、マジじゃん。最高かよ』
一さんは堂々と動画のURLと呼ばれるリンクを掲示板に貼りつけましたました。
あと、何手のひら返してるんですか? 最高かよじゃないです。さっきちょっとでもまともな人が居てくれて安心したって言うわたしの純粋な乙女心を返してもらっていいですか?
というよりも、
「うそ、そんな、あるはずないのに……」
私の記憶には勿論そんな記憶はございません。
ですが、もし私が忘れているだけだったとしたら?
魔法少女や魔人が平気である世界観です。記憶操作なんて珍しくも無いのかも……。
そうなると、いつ私は記憶を操作された? 誰に?
というよりもです。それじゃあ私はS〇Xしたって事ですか?! ハ〇撮りとかいう高度なおプレイまで!
「そんな……」
それは女子高生の私にはあまりにもショックが大きい事実でした。
初めては好きな殿方が出来たら捧げようと心に誓っていたというのに……。
「それより、私も私ですよ! なに勝手にホテルに連れ込まれちゃってるんですか! 相談に乗って貰ったから、おごってもらったから、はい股開きますって、塩水に漬けたしじみか!」
私の股はシャコ貝で居たいんですよ。なかなか開くことは無い。開いて噛んだら離さない……………………いや、それだめじゃん。
取りあえず、何にしても、私が股を開いてしまったのはどうやら事実のよう。しかし、肝心の動画です。これは見せちゃだめな奴でしょう。ほら股間に関わるみたいな。ああ、沽券だ…………。
「自分で確認してみて見ましょう。もしかしたら記憶が蘇るかも……」
いや、まあ、自分のアクティブな運動してる映像を見るというのは大変嫌だし、もちろんそんな記憶は思い出したくありませんが。
私は震える手で動画のリンクをタップしました。
すると、いわばアダルトサイトというのでしょうか、決して女子高生なるものが見てはいけないようなピンクな風景が私の目を刺激します。
動画は本当にあったようで、停止画面には確かに私が普段魔法少女として着る衣装のまま、手のひらで目元を隠して笑っています。
この再生ボタンを押せば動画は始まる筈ですが。
「むむむむむむ」
この動画を再生されたらどういう映像が繰り広げられるのか、それは経験の無い私でも予想は付きます。
先の展開が頭の中に勝手に広がり、私の顔はだんだん熱くなっていくのが感じ取れます。
「やっぱ無理ぃ!」
私はとっさに前の掲示板の画面に戻りピンクの花園から抜け出すと、スマホをベッドの上においていったん呼吸を整えました。
見れません。例え他の関係ない動画だとしても、私には早すぎる気がします!
しかしまあ、動画は本当にあったということは確認してしまいました。
私はいったいどうするべきでしょうか……。
もし、このままこの掲示板がネットで拡散なんかされた日には…………。
「いやあああああ!」
考えたくもありません。これまで築き上げてきた私の可愛らしい理想像が音を立てて崩れていく音がするううう!
仕方ない、これは嘘ということにするしかありません。
事実無根、ビバ冤罪。忘れてればそれはノーカンです。ノット貫通です。
思い立ったら吉日。私は早速、掲示板に書き込みをすることにしました。
――――『皆さん、騙されてはいけませんよ! よく考えてみてくださいあなたたちの大好きなスイちゃんはそんなことするような方ですか? いいえ、そんなこと決してしないはずです。スイちゃんはシャコ貝なんですから』
そうですよー皆さん、私はシャコ貝です。騙されてはいけません。
そう、真実は嘘で塗り固めてしまえば真実になる、です。
――――『それで? どうやって出会ったの?』
――――『この出会い系アプリ知ってるか? これで普通に接触できたわ。新規登録無料でメールするたびに五百円掛かるけど、女釣り放題だぜ』
――――『マジかよ、インストールしてこよ』
――――『スイちゃんじゃないけど、年下の清楚ギャルゲットしたわ。マジでありがとうスレ主』
え、あの、ちょっと、みなさーん? 私の話聴いて貰っていいですか?
私の書き込んだものは完全に無視され、勝手に盛り上がられて、私の書き込みは虚空の彼方へと消えていきました。
なんでちゃっかり出会い系アプリの宣伝なんかしてるんですか、そもそも私そんなアプリインストールしてませんよ!
これも記憶操作?
「うわああああん! 椿さーん!」
私は泣きながら、開いていた掲示板を閉じて、椿さんに電話をかけました。
椿さんは私の魔法少女の契約魔獣の方で私を魔法少女にした原因でもあるのです。
何回かコールがした後、椿さんは電話に出ました。
『なんだよスイ。何か用事か?』
「助けてくださいよ椿さん! 私記憶喪失みたいで、それで……」
『お、落ち着けっての、なんだ、何があった? 簡潔に説明しろ。長い説明は好まない』
「はい………………」
いや、やっぱり、椿さんと会話をすると少し気が楽になりますね。
私は何度か深呼吸を行って息を整えると、
「私、どうやら、ハ○撮りS〇Xしてたみたいなんです」
『詳しく聞かせろ。簡潔な説明は好まない』
私は電話越しの椿さんに事情を一から丁寧に話しました。
離し終えると、なぜか椿さんはため息を漏らして、
『お前、それは――――』
『翠華? ご飯いいの?』
「いい、なにも食べたくない」
こんな顔でお母さんの前には出られません。
私はベッドにうつぶせになりながら、枕に顔をうずくめて、先ほどの椿さんの言葉を思い出して、恥ずかしさのあまり、足をバタバタと動かしました。
今日私は、サクラ掲示板、コスプレS〇X、釣り、出会い系アプリ宣伝なる単語を覚え、またひとつ賢くなったような気がしました。
私はこの日以降、エゴサーチをすることはなくなったのでした。
了
皆さま、初めましての方は初めまして。前作を読んだことあるよって方はお久しぶり? ですねよくもまあ私のあれを読んでやってきてくれたと思うと胸がいっぱいです。月見積木です。
これを読んでいるという事はもう本文はご覧になったものだと思っております。
まあ、読んでない方もいらっしゃると踏んで、敢えて言いませんが、今作は魔法少女モノです、魔法少女を作って見たかっただけです。有名な所だと魔法少女という言葉に騙されたって作品が多いみたいですが? 安心してください。私の魔法少女は魔法少女です(?)
今回、この作品、くい☆どら(略)ですが、『読者様が気軽に読めて、作者も気軽にネタ出しできるもの』として書きはじめました。なので、大分文章も緩い感じになってるのはお気づきでしょう。別に手抜きとかじゃないです・・・・・・はい
そしてこれ、短編連作形式を取ろうと思いまして敢えて連載にしております。しかし、これあまりにも緩すぎるため、続けようか書いている間も今も迷っています。なのでもし続けて欲しいなどありましたら続けようかなと思ってる次第です。
なので出来れば批評、要望どんなことでも構いませんので、感想頂けると嬉しいです。
露骨な感想乞食になってましたが、長くなってもあれなので締めさせていただきます。
この本文とあらすじを読んでくれたすべての読者様に心からの感謝を
月見積木