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Opened Field  作者: カカオまめ
1章 『31人殺しの番人』
5/11

レベル上げ!

ポロロン♪


 ------- はじまりの町 東門 -------


音楽が耳元で鳴ると同時に頭上に小さく表示がされた。


雄は初心者が活動拠点とする町、「はじまりの町」にきていた。

ここから先の度に必要な道具を集めるためだ。



雄はステータス画面を開く。


バトルランク:1

経験値:713.5092

ガル:2209G


レベル2になるには経験値1万が必要である。町につくまでに雑魚モンスターを何匹か倒したが、まだ1割にも達していない。

少し危険だが、効率の良い狩場で経験値を稼ぐ必要がある。



町の中心部に展開するショップに入る。

「いらっしゃい!」

みせに入るとNPCの店主が声をかけてきた。

NPCかプレイヤーかは顔を見た時に名前とLVが表示されるかで判断できる。


まずとにかく集めれるだけあつめたアイテムをすべて売却した。

「お、お兄さん良いもの持ってるね~高くしとくよ!」

と言われ、詳細を確認する。


◆異文明の欠片:12,000G


何だこれ?見たことないアイテムだな。もしかしたら後で必要になるかもしれない。だが今はこれを取っておく余裕などない。

疑問をいだきながらもこの謎のアイテムを含むすべてを売却した。


総額14,320G


これだけあればここでの最高装備を購入できるであろう。

この店で一番高い装備をそろえた。武器も含め4,200Gである。安いものだ。

次に錬成書F(3,000G)を一つ購入。

最後に簡易キャンプセット、ポーションをなるべく沢山購入した。


残金1,180G

これだけ買い込めればいい。


よし、店から出てはじまりの町の出口に向かおうとしたその時、腕を組んでこちらを見据える男に声をかけられた。

「よ。そんなに買い込んでるということはこれからレベル上げだろ?俺も一緒に連れて行ってくれないか?」

見たところ ナイト のようだ。経験値は少なくなるが、陽動役として使えるかもしれない。


「うん、ぜひ頼むよ。」と雄は言った。


ナイトの男も答える。

「おお。俺はダズ、よろしくな。」

雄はステータスを確認する。


【ダズ ナイト LV:2】


「よろしく。」

ステータスを確認した雄はダズの目をみてそう返事した。







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