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青と黒  作者: 永遠の二番手
プロローグ
3/3

自分ルール

 自分---僕の話をしよう。

 僕には、自分ルールというものがある。

 例えば、ポイ捨てや犯罪はしない、人は殴らないなどみんな思っていることをルールとして定めている。

 自分ルールの概要はこうだ。

一、挨拶には挨拶で

一、あまり人と接しない

一、感情的には動かない

 僕の自分ルールは、主に人を傷つけないことに念を置いている。

 例えば、挨拶を返さなかったら相手に不快な念を抱かせてしまう。例えば、感情的に動くと相手を傷つけてしまう恐れがある。そして、人と接しているとその人に失望されてしまうかもしれない。

 この、「人を傷つけない」の人には僕も含まれている。

 そして、この人を傷つけないの理由。それはそんなに高貴なものじゃない。そう、道徳的なものじゃなく、とても自分本位の考え方。傷つけると面倒くさくなるからだ。

 小学校のときにそれを学んだ。友達を傷つけてしまったら、先生に怒られた。自分は悪くないと考えた僕は、反省するよりもめんどくさくそれを感じた。

 それから僕の頭の中には、

「人を傷つける=面倒くさい」

 という方程式が刻み込まれた。

 だから僕はこの自分ルールのもと、人の意見に肯定しかしないことを心がけている。

 自分が思っていることは、主張しない。しかし、しわというものは寄ってくるもので、中学校の時このルールに対する不満が生まれた。そりゃ、自分の言いたいことを言えないとか、不満にしかならない。

 そこで、僕はストレス発散の方法として、物書きを見つけた。その書くものに僕のストレス---悪意をぶちまける。

 そうして今まで壊れずにたえてきた。そしてこれからもそうするつもりだ。

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