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[悲報]社畜はやっぱ社畜だった  作者: team黒影
プロローグ
1/36

俺、、、死んじゃった?

初書きなため少々表現が変だったり、文章に乱れがあるかもしれませんがご了承ください

 俺の名前は山田 太郎。

 とあるIT企業に勤めるごく一般的なブラック企業に勤める社畜。趣味は………ネットサーフィンくらいか。こんな特徴もない俺だが今自分に起きていることは誰も経験したことはないだろう。最近ネットで流行っている異世界転生を経験したのだ。

 あの時は雨だった。いつも通り終電ギリギリまで仕事をした俺は会社のエントランスホールを出て足早で最寄りの駅まで向かった。もちろん傘をさしてからだが。今日は深夜アニメを見ながら晩酌をしよう、そう思っていたからだ。そうその時だった。道端の水たまりに足を取られ滑り俺は頭を打った。大したことないだろうと頭を触ってみたがどうも何か固い突起物がある。近くにいた水商売の女や同僚が悲鳴をあげた。その時俺は、(やっちまったなぁ。保険金で間に合うかなぁ)と朦朧な意識の中で思っていたのを覚えている。

 そして俺は目を醒ますと、広い草原で傷1つなく寝ていたってわけ。ここまでテンプレな異世界転生があるとは正直思わなかった。まぁあるんだからしかたない。はじめはてっきりここが天国なのかと思ったが、さっき通りかかった商人に日本語で聞いてみたところ全く聞いたこともない言語で返された。だからここは俺が住んでいた世界、少なくとも地球ではないっぽい。正直何言ってるのかわからなかったがジェスチャーは通じた。やったね。だからその商人の旅団のキャンプでお世話になっている。その旅団には子供もいて、子供向けの絵本ならわかるかと思い見てみたが、いかにも魔術師っぽい人が手から炎を出しているシーンは理解できた。おそらくこの世界は一応魔法という概念はあるらしい。このまま読み書きができなければ生活すら危ないそう思った俺は旅団にいた子供と一緒に勉強を始めた。もちろんとても恥ずかしかった。ちなみに持ち物についてだが昼休憩に買ったコンビニのビーフジャーキーと折りたたみ傘のカバー、財布、スマホ、モバイルバッテリー、社員証がスーツのポケットに入っていた。スマホの電源をつけてみたが当然圏外。これが役に立つことはなさそうだ。文明レベルが低いらしく旅団には電気がなかった。また服についてはビーフジャーキーと交換してもらった。この世界は肉を手に入れる難易度がとても高いため肉はとても貴重なのだ。一度狩りに出た人たちについて行ったが、狼のスピードはそのままにクマのサイズにしたみたいなやつと戦っていた。教わったカタコトの言葉で会話したらその動物が人間が食べられる中で一番弱い生物らしい。とりあえずはコミュニケーションに問題がないレベルまで学習せねば、、、

初めましてjenuと申します。不定期に更新する予定なので皆様の楽しみになれば幸いです。それでは。

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