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槍呪(ワイバーン)  作者: クレヨン
スクール1年編
25/31

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 『火曜日 ホームルーム前』


 おはよう!



 おはよう!



 「おい、カズキ、アリー!昨日な……」



 ありがとう、ライフから聞いてる。



 うん、ライフからね。

 


 「そう言うことだ。また今日も来るってさ!」



 ライフ、オッス!



 早いね今日は!



 「実はな……」

 



 「何故、私が道案内するんだ!」

 「きたきた……サクラさん、連れてきた」



 連れてくる?


 

 ……あれ?

 あの、昨日の……



 「あっ、可愛いアリー!」



 なっ!何ですか、一体!



 アリー、モテるね……


 

 カズキ!

 盾になりなさい! 

 魔女を守ってよ。


 

 なんだよ、急に使い魔扱いなんだ?

 


 「タクミ!」

 「うわっ!なんだよルリア」



 「ヤレヤレ……後はまかせるぞ!」

 「サクラさん、お疲れ様っす!」

 「ライフ、来週のことで話がある。昼休みにまたな」



 あのー、先輩方が……

   


 「私はルリア」

 「俺、タクミ」

 「まあ、よろしくね」

 


 はい、ありがとうごさいます。

 カズキ、アナタも頭下げなさい。



 うん……よろしくお願いします。



 「心がこもってないな!可愛げのない奴は……」



 ルリア先輩、すみません。

 



 「お前、俺が……」

 「タクミくん!」

 「て!な、な、な、」



 だって、アリー!



 ……カズキ。



 「お前!良い度胸だ!放課後、顔貸せ!」

 「何行ってるの!始めからそのつもりで来たのよ!」



 !!!



 どういうことですか?

 



 アリー、これはトレーニングの相手だ。

 つまり、併飛行の誘いだよ。



 「へえー、察しがいいな!」

 「枠を一つ空けてあるの。相手はアリーとカズキで予約も取ったの!」



 こちらの、了解なしでですか?



 「クライフ教頭が見学したいって!」



 !!!



 !!!



 「そう言うことだ。逃げないよな!」



 アリー、逃げようか?

 タクミ先輩に脅されたことにして



 「てめー!っておい」



 カズキ、どうして、ルリア先輩に隠れてるの。



 「タクミ!もう、カズキくん、可愛いわ」

 「ルリア!」



 カズキ、レイコに報告!



 わっ、ウソウソ!



 「あら、いるの?……なあんだ。隙を見つけますか」



 何の隙ですか?



 「ひ・と・り・ご・と!」



 聞こえてますよ。



 「……とにかく、相手だ。来年の大本命の力を見せてくれよ!カズキ!」



 ……アリー、やろう。

 クライフ教頭の手前でもある。



 わかったわ

 先輩方、お引き受けします。

 よろしくお願いします。



 「よーし、俺が勝ったら、アリーちゃんデートしてね!」



 は?



 「タクミ!ごめんなさい、アリーさん……あんたねえ!私だってカズキとデートしたかったのにかっに先走って……」



 変な雰囲気になって来たぞ。



 カズキ、少し個性的な先輩方に絡まれたね。



 あはははは……

 だけど、クライフ教頭が……




 それだけ、注目しているのよ。

 放課後、気合いいれましょう!



 わかった!









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