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『月曜日 校長室 報告』
「お疲れ様、ポイント10点、取りましたね」
ありがとうごさいます。
ありがとうごさいます。
「記憶盤、見ましたよ……強いですね」
これからも、精進します。
アリーが難しい言葉を!
こら!
「フフフ、ところでルーシーさん達、先程報告に来ました。喜んでましたよ。アリーさんとカズキくんのお陰と」
先輩達は、検討外れな気がしました。
だから、俺達が適性を探しました。
正直、私達のこと以上に嬉しいです。
「そうね……」
?
校長先生、俺達のしたことは間違ってますか?
「間違ってないわ……報告わかりました。教頭先生、お話は終わりました」
「失礼します。では、アリー、カズキ、報告お疲れ様!疲れを癒やして下さい、では!」
失礼しました。
失礼しました。
「……ルーシーさん、ラット君も勝ちました」
「校長先生、本来は喜ぶ所です。お気持ちは察しますが」
「アリーさん、カズキ君と同じ部屋にしたことで、違う方面で生きてしまいました」
「……学業専念、槍呪の引退、このプランは崩されました」
「あの二人の強さは、他を強くしますね」
「校長先生……いいえ、ルリア、彼等は強過ぎです。ところで、今年のミストラルオークス候補の、もう一人のルリアはどうですか?」
「クライフ、名前の同じはよくありますよ!」
「失礼しました。では、ルリア、タクミのペアはどうですか?ルリアは若い時のアナタみたいです」
「まあ、私、あの子みたいなのかしら?タクミ君は……アナタとは正反対ね!」
『下校中 校舎内』
アリー、早く帰ろう。
待ってよ!
「うわ!」
きゃ!
「びっくり!あっ、可愛い!」
へ?
「い、いや、何でも!ダメだよ、廊下を走っては」
ごめんなさい。
おーい!早く!
もう!
「帰るのかい?」
はい、レース休暇です。
「お疲れ様だ……おめでとう!校長先生に報告していたんだろ?」
ありがとうごさいます。
もう!先に行かないでよ!
「……可愛いなあ、まあ、ローカル線の後輩かな?」
「ちょっと!何してんの!」
「いや、可愛い女の子がいたんだよ!」
「アナタねえ!」
「怒るなって、ルリア!」
「タクミ、あんたねえ!」
『一年教室 昼休み中』
「失礼します!ここにアリーさんカズキくんはいますか?」
「今日は、レース休暇だぜ!先輩らアリーとカズキに用ですか?」
「ああ、強いって聞いてね!顔が見たくなってね」
「バカ!余計なこと言わないの!」
「アリー、カズキ、あの二人なら校長先生の所に挨拶にいったはすですよ」
「君、知り合い?」
「俺?俺はあいつらと、同じ部屋っす。ライフって言います」
「あっ、あの気の強い、姉御さんのか!」
「タクミ!」
「あはははは」
「……ハア」
「とにかく、いませんから!明日にでも来て下さいよ」
「そうするよ!広いいくつもある教室で、ようやく見つけたんだから……」
「ルリア、普通棟と間違って……」
「い、い、良いでしょ!間違いくらいあるわよ」
「そうだ、少し前に、あいつらと写したスマートの写真があるぜ!俺、部屋もいっしょだけど、それ以前から腐れ縁なんすよ!」
「ほう!」
「見せてよ」
「……はい、こいつらっす」
「あら、可愛いわ!」
「!!!」
「どうしたの?」
「……あの、可愛い女の子が!」




