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槍呪(ワイバーン)  作者: クレヨン
スクール1年編
19/31

19

 カズキ……不思議なの



 アリー……何が不思議なの?



 槍呪ワイバーンが、不思議なの。

 私は、カズキを想っている。

 だけど、愛していない。

 聞いていい?



 ……何だい?



 レイコを……愛している。



 ……うん。



 ……カズキ、勝とう!




 『精霊暦 2055年 4月26日 (土)』


 いつもの、体重測定を私はしている。

 今回は、42㎏だった。

 痩せてる……



 大丈夫!

 むしろ、俺的には嬉しい。



 ……はいはい。



 アリー、そろそろ品評会だね。

 


 うん……

 


 あの格好かい? 

 


 ……うん。

 やだな……慣れないよ。



 仕方ないよ。

 行ってきな!



 ……うん



 アリー、行ったな。

 では、このレースのおさらいだ。


 『オウカ競技場 第7レース

 ミストラルオークスポイントマッチ

 レベル3

 距離  7000m

 天候   雨

 風向   西……桜風は今日も吹く

 風速   7m……強いな


 まず、レース場コンディションだけど……

 雨だ。

 この時期のオウカは、雨が多い。

 風は強い!

 春の風だから、風自体は冷たさはないが、しかし雨が……



 カズキ、大丈夫?

 私、緊張してきたよ。


 

 アリー、大丈夫だよ。

 ベストを尽くそう。


 

 うん!




 ……さて

 次にポイントマッチの説明をする。

 今、俺達はミストラルオークスを目標にしている。

 ……まず、ミストラルオークスの説明が先かな。

 ミストラルオークスは、槍呪関係者が目標とする大レースだ。

 場所は、セントラル開催……ミストラル競技場で行われる。

 このレースには、17歳の魔女と男衆しか参加資格がない。

 同じ年代の伴侶の契りを交わした、魔女と男衆が競うレース生活でたった一度しか訪れない、大舞台……いや、超大舞台がミストラルオークスだ。

 もちろん、歴史、権威、名誉、全てを兼ね備えている。

 そんなレースだから、誰でも出れる訳ではない。

 レースにレースを重ねて、強いと認められた二人じゃあないと出場出来ない。

 レースにレースを重ねる……もうわかったかな。

 ポイントマッチ……これがそれなんだ。

 つまり、ポイントを稼いでそのポイントの高い10名が出場出来るんだ。

 ポイントは、1着 10点

       2着 5点

       3着 2点


 しかし、中にはポイントの高いレースもある。

 そして、ミストラルオークスの詳しい説明もしたいが……

 今日はここまでにしよう。

 そろそろ、アリーが声をかけてくる。 

 


 ふうー

 ただいま、カズキ

 品評会終ったわ……

 とうしたの?



 いや、少し今日のレース条件のおさらいと、ミストラルオークス、ポイントマッチことを簡単に説明していたんだ。



 ……ふうん

 さて!

 レースに集中!



 わかった。



 カズキ、槍に姿を変えるよ。



 うん。



 カズキ、槍を我が胸に……

 アナタの契りを!



 アリーが紋章に触る。


  

 私は、呪文を唱える。

 一振りの槍が……現れる。

 服従の言葉……

 槍に姿を変えられし男衆、私に力を!



 魔女の呪いに架けられし我は……

 呪いの主アリーの命に我従う。

 共に我等は、一つであると…… 

 今回は、レース直前ではないんだ。



 別に、服従の言葉はどこでもいいんだから。



 ははは……そろそろだ。



 うん!



 

 


 


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