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槍呪(ワイバーン)  作者: クレヨン
スクール1年編
11/31

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 『金曜日 放課後』


 飛行機場にいる。

 とは言っても、俺達のレースではない。



 サクラ先輩と、ライフの応援ね。



 うん。

 俺達の他に、見送りしてるグループがいくつかある。

 おそらく、2人のライバル達も仲間がいるんだな。




 「行ってくるぜ!」

 「勝って帰るから」



 はい、サクラ先輩、人気は高そうですからね。



 スプリンターは正解ね。

 


 うん。



 「1番人気ではないのね」



 ん?

 レニーラ先生……



 先生も、俺達といっしょに見送りですか?



 「そうしとくわ!サクラさん、ライフ君、勝ってね!」


 

 「先生、わかりました」

 「行きましょう、サクラ先輩!」


  

 がんばってね。



 がんばってこいよ!



 『学校へ帰る道 レニーラと2人』


 「私の噂は聞いてる?」


 

 はい。

 正直、良い噂は……

 


 アリー!



 「いいのよ、本当のことだから……エルフはね素質のないモノには素っ気ないのよ」



 レニーラ先生だけではなくて?



 だから、アリー!

 


 「アリーさん、私が嫌い?」



 ……はい。

    


 アリー!



 「いいのよ、素直でいいわ。カズキ君の魔女は素敵ね」



 先生は何故、夢を応援しないんですか?



 「夢では、生きていけないわ。夢で、ご飯は食べれない。だから、食べれる現実を探して欲しいの」

 

 

 先生の言うことに、一理ある。

 アリー、俺もそう思う。



 ……だけど、あきらめるのは後でもいいと思います。

 私達はまだ子供です。

 


 「子供……か。止めましょう、アリーさんとの話は平行線だから」



 ……レニーラ先生、ごめんなさい。

 でも、私!



 「はい、ここまでよ!」



 なっ!

 抱きつかないで下さい。



 「あは、可愛いわ!アリーさんも!」



 

 『夕食 午後6時30分』


 疲れた……

 久々に、泳いだなあ。



 カズキ、凄すぎ。

 私、無理!

 あんな泳ぎ。



 そうかい?

 でも、疲れたよ。



 「やあ、君達」

 「いっしょに、食べない?」



 ラット先輩、ルーシー先輩!



 お疲れ様です。

 いいですよ。

 カズキ、あこの席を取ってきて……



 わかった。



 「カズキ君、お構いなくね」



 いいえ、気にしないでください。




 『食事中』


 カズキ、今日は甘い物が多いわね。



 疲れたんだ。

 疲れたから、甘い果物と甘めなオカズなんだ。

 糖は疲労回復に持ってこいだから。



 へえー

 私はいつもの、魚料理に今回は白米よ。

 白いご飯、美味しい!



 「……なあ、君達、頼みがある」



 はい、なんですか?



 「ゴメンナサイね。明日、飛行トレーニングの併走をお願いしたいの」



 併走、ですか。

 私達がですか?



 「君達と併走して、僕達のレベルを確かめたい。そして、レベルアップしたいんだ」


 

 俺達でいいんですか?



 「お願い!」



 ……アリー!



 わかりました。

 私達でよければ!

 いいわね、カズキ!



 わかった。

 アリーに従う。



 「では、明日午前中に、学校の実戦練習記録場でお願いする」

 「お願いね」



 わかりました。



 はい、私でよければ!



 「いろいろ、アドバイスを欲しい。距離やローカルの場所などだ」

 「……勝ちたいの」

 「ああ、レニーラ先生の鼻を折りたいんだ!」



 !!!

 何かありましたか?

 



 「今日、レニーラ先生に魔女レースを引退しなさい。普通棟に移りなさいって、言われたのよ」

 「ふざけてるよ、だから僕達、レニーラ先生の鼻を折りたいんだ!」



 ……手加減はしませんよ。

 なあ、アリー!



 ……うん!

 そうだよね。

 わかりました、明日午前中ですね。



 「そうだ」

 「お願いね!」



 アリー、レニーラ先生の言葉が、先輩達を……



 カズキ、今は力になりましょう。

 私達の力が、足りるかどうかはわからないけど。



 うん!



  じゃあ、明日がんばりましょう!






 

                 


 

 

 


 



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