金玉が受けている差別について
最初にお断りさせて頂くが、これはあくまで個人的に感じた現在金玉が受けている差別についてをごく個人的な知見によって書き記したもので、先行文献がある訳でもなく(探したが、特にそれらしき論文は見当たらなかった。)、文化的背景やジェンダー論について語るものではない。
何度も言うように、あくまで個人的な思想に留まるため、当然、読んでくださった方の中には、私の意見が間違っていると思う方もいるだろう。それはそれで構わない。否定をするつもりもない。むしろ、あなたの意見を聞かせてほしい。ただ、一度金玉について考える機会になれば、そう思い、筆を走せた次第である。
以上が前書きとする。それでは、本題に入ろう。
まず、この話のタイトルを見て、皆さまの中には『きっと、くだらない内容に違いない』、であるとか、『しょうもない下ネタなのだろう』などと思った人はいないだろうか?
もし自身がそうだとしたら、あなたは金玉を差別していると自覚を持つべきだ。別に、私は差別していたあなた達を否定するつもりはない。後述するが、私も差別をしていた。だから、これを機に共に意識を改革していこうではないか。
つまり私が言いたいこととして、現在抱えている問題は、『金玉というだけで、誰もそのことに対して真面目に考えることをしない』という事である。
もし金玉が、特定の人種であったのならば、あなたはそのように思っただろうか?これが、他の臓器、『腎臓』や、『心臓』ならばどうだろうか?きっと思わなかっただろう。
それこそが金玉が差別を受けている、という証明である。
きっと皆さまの中には、『でも、泌尿器科があるではないか。つまり、金玉も臓器としての地位を確立しているではないか。』と思った人も多いだろう。
仰る通りだ。だが、その泌尿器科をジョーク的なニュアンス、つまり下ネタのような扱いをしたことがある人も多いのではないだろうか。つまり、泌尿器科も金玉の差別による影響、いや、この場合はちんこの差別による影響の方が適切だろう。そう言った差別による影響を受けているのである。
なお、今回はあくまで金玉に焦点を当てるのでこの事に関して深堀りはしないが、一度これを機にちんこについても真剣に考えていただきたい。
話を戻そう。
私が金玉が差別されているという事に気が付いたのは、つい数日前の事である。
その日、私は仕事中に腹痛を覚えた。生理現象による腹痛、つまり便意を催したのだ。そして私はトイレに駆け込み、排便を行った。ここまではよくある話である。問題は、この後だ。
排便後、金玉に、謎の激痛が走ったのだ。電撃が走ったかのような痺れと、それでいて鈍痛でもあるような不可解な激痛。男性諸君ならわかるだろう。あまりの激痛に、私は左右の玉が捻じれたかとすら錯覚した。
脂汗が止まらず、足取りは覚束ない。しかし、私はその事を誰にも相談できなかった。
何故か?それは患部が金玉だったからに他ならない。
『真面目に金玉の話を聞いてくれるのだろうな?笑われるかもしれない。』
そんなことが頭に過る。結局私は誰にも相談できず、1人金玉に走る激痛に耐えながら仕事をした。幸い10分程度でその痛みが去ったため、大した問題はなかったが、もしかしたら重篤な事態に陥っていたかもしれない。
その時だ。私が金玉が受けている差別に気が付いたのは。同時に、私は無意識に自分も金玉を差別していたことに気が付いた。金玉の激痛を誰にも相談が出来なかったのは、私も金玉を『恥ずかしい存在』として認識しているからに他ならない。そのことに気がついた。
そして、私はこうして啓蒙する事に至った、というわけだ。
と、ここまで話した話を覆すようで申し訳ないが、私は決して『コメディリリーフとしての金玉』を否定したいわけではない。
昨今の創作作品においても『チェンソーマン』の最強の大会然り、『バキ』の郭海皇VSサムワン海王の金玉デコピンでの決着然り、金玉がいたからこそなしえた場面が多く存在する。そうした金玉の功績を否定したいわけではない。
金玉についてのそうした扱いを一切禁止してしまうと、反対に金玉差別主義者からの反感を強めてしまい、金玉平等主義者からは腫れ物のような扱いをされてしまう。そうなることは、きっと金玉も望んでいない。
また、『金玉が付いているから偉い』という話をしたいわけではない。私はあくまで、金玉が受けている不当な立場を、本来の評価に戻したい、というだけである。金玉が新たな差別を作るようでは、金玉も浮かべれない。
あくまで、金玉について、『一定の敬意を持ち、様々な側面があることを認知しよう』という事を伝えたい。金玉は、恥ずかしい存在ではないと。その一点のみである。
前述したように、私の意見が絶対に正しいというわけではない。私はそこまで金玉についての造詣が深いわけでもないし、ただ金玉がついているだけの人間でしかない。きっと私よりも金玉について詳しい人間はそれこそ星の数ほどいるだろう。
そんな私でも、声を上げることは出来る。もし、この話をここまで読んでくれた方の中に、同じ思いを感じる人が居るのならば、共に声を上げて行こうではないか。声を上げることが出来ない、金玉の代わりに。




