第五十九話 特異な彼からの依頼 その二
お疲れ様です。
後半部分の投稿になります。
不穏な空気が立ち込める中、彼の口から放たれた言葉が更に空気を重苦しいものへと変化させてしまった。
「小麦畑を荒らす野生動物を駆除する為に『ライツェ』 から四名の請負人が出発したのですが王都に帰還出来たのは…………。三名です」
「もしかして一名足りないのはその野生動物に……」
強張った表情を浮かべるギュルズさんを直視して大変硬い生唾をゴクリと飲み込む。
「その通りです。彼等が帰還した後、ライツェに所属する者達が事件の調査に出掛けたのですがそこで見つけたのは夥しい量の血液の跡のみでした。遺体は発見に至らず、危険過ぎる為に野生動物も駆除出来ず。その農園は未だに作業が出来ずにいるそうです」
「事件の詳細をもう少し詳しく聞かせてくれるか??」
ハンナが珍しく前傾姿勢になって問う。
「分かりました。事件が発生したのは今から十日以上前の事なのですが、それよりも前に数体のはぐれと呼ばれる飢餓鼠によって農園の農作物に被害が及んでいました。農園の所有者が腕利き、無頼漢達が集まるライツェに駆除の依頼を申し込んだ所。ある程度腕が立つ四名の大蜥蜴が鼻息荒くその農園に向かって行ったそうです。しかし……」
「――――。返り討ちに遭い、一名の尊い命が失われたのですね」
「仰る通りです。生き残った三名の報告によると、はぐれは四体確認出来てその内の一体を仕留めたようなのですが……。残る三体の内、一体は通常個体よりも更に巨大らしく亡くなった者はその巨大な個体にヤられてしまったそうです。漆黒の夜空の下に広がる小麦畑から響く肉が千切れ飛ぶ音、必死に抗おうとするも抵抗虚しく己の肉を食い千切られ臓物を啜り取られて行く音は無頼漢共の戦意を容易く喪失させた。そして彼等は逃げ帰る様に帰還したそうですよ」
そ、そりゃあ目の前で仲間の肉が食われて行く音を生で聞かされたら誰だって尻窄んでしまうよ。
仲間を失った野郎達にはお悔やみ申し上げるが……。
大切な仲間、若しくは友人を見捨てて逃げ失せるのはとてもじゃないけど許せん。
もしかしたらはぐれ討伐に向かったのは急造の部隊だったのかもね。太い絆で結ばれていない者同士なら見捨てるのも理解出来るし。
「ギュルズさんは何故事件の詳細を知っているのですか??」
ここまで沈黙を貫いていたドナが至極冷静な表情で少々興奮気味の彼に向かって問う。
「私は恥ずかしながら珍しい物に目が無くて……。こういった噂は直ぐに耳に入りますし、何よりその農園の所有者と知り合いでしてね?? 彼が仕事を再開出来なくて困っていた所、前回の依頼の話をしましたらダンさん達に大変興味が湧いたらしく。今回の依頼を是非私に申し込んで欲しいとの事でした」
ほぉん、つまりギュルズさんは農園の所有者の代理人って形なのか。
「分かりました、質問は以上です」
「飢餓鼠は縄張り意識が強く己の縄張りから中々出ようとしない。その珍しい現象が起きて、しかもそれが四体同時に現れたのです!! 巨大な個体は恐らくその群れの頭領であると考えられます!!」
「つまり……。ギュルズさんは俺達に残る三体のはぐれの処理を依頼したいのですね??」
恐らく、というかこれまでの話を統合するとこういう事でしょう。
「その通り!! と言いたいのですが依頼の詳細はちょっと違いますね。農園の所有者は残る三体の飢餓鼠の処理を依頼しているのですが、私の依頼は……」
縦に割れた怪しい瞳をキラッキラに輝かせてそう話す。
うっわ……。もう既に嫌な予感しかしねぇぜ……。
「強力な個体の骨格を是非とも入手して欲しいのです!!!!」
「つ、つまり討伐後に死体を持ち帰って来いと??」
「そ、そうです!! 私の家にもはぐれの骨格標本が飾ってあるのですがアレはあくまでも通常個体。それよりもかなり大きな骨格標本を是非とも入手したいと考えて今回の依頼に参加させて頂いたのです!!!!」
フンッ!! と巨大な鼻息を吐いて大きく頷く。
「では、ギュルズ様と農園の所有者様の共同申し込みという形で宜しいでしょうか??」
相も変わらず冷静な口調でドナが問う。
「あ、いや。所有者から依頼料を頂いておりますので今回の依頼はあくまでも私個人の申し込みとなりますね」
「畏まりました」
「正式な依頼は巨大なはぐれの死体の運搬並びに残る三体の処理です。大変危険が伴う依頼ですので依頼料は弾ませて頂きますよ??」
「因みにお幾ら程で??」
嫌らしい銭勘定をする訳じゃないけども、己の命が掛かっているのだ。それ相応の依頼料じゃなきゃ断るのも致し方ない。
「三体の処理の達成で金貨十枚。更に三体の死体を持ち帰って来てくれたのなら報酬に金貨五枚を上乗せさせて頂きますよ??」
「依頼を完遂させたらき、金貨十五枚!?!?」
お、おいおい。嘘だろう??
飢餓鼠を三体屠るだけで本日請け負った店番の三十回以上の報酬じゃねぇか!!!!
「ど、どうです!? 今回の依頼を受けてみませんか!?」
前のめりになる彼に対して二つ返事で了承を伝えたいが……。
もう一人の慎重な俺が待ったの声を掛けて来た。
討伐に失敗した奴等もそれ相応の報酬に目が眩んで意気揚々と出発したものの返り討ちに遭ってしまった。
手練れの大蜥蜴三名が逃げ帰る程の強大な相手。
恐らく、というか確実にかなりの実力を備えている。
古代種の血を受け継ぐハンナが居れば何とかなるかも知れないが、問題なのはソイツだけじゃなくて他にも二体の飢餓鼠が居る事だ。
三体が一斉に襲い掛かってくれば共に死線を潜り抜けて来た俺達でも死の危険が否応なしに付き纏う。
己の命と金は天秤に掛けられないが物好きのギュルズさんは兎も角、農園を占拠されてしまっている所有者さんの心の痛さを考えると捨て置けないのも事実。
どうしたものか……。
天秤に掛けた己の命、そして所有者さんの心痛と報酬がユラユラと揺れ動いていると。
「その依頼、俺達が受けよう」
ハンナが俺に相談も無しに依頼を請け負ってしまった。
「ほ、本当ですか!?」
「い、いやいや!! 俺はまだ首を縦に振っていないからね!?」
満面の笑みをパァァっと浮かべる彼に対して大変苦い顔で相棒に噛みついてやる。
「貴様が受けた前回の傷も癒えた。そして俺は更なる強さを求めてこの大陸に渡って来たのだ。これ程俺に誂えた依頼は無い」
「それはハンナの都合じゃないかよ。俺の都合は一体何処へ??」
「知らん。それに困って居る者を見捨ててはおけぬだろう??」
ぐぅっ!! こ、この野郎!!
俺の心を見透かした様な台詞を吐きおって!!
「ダ、ダンさん……」
あぁ、もう!! 散歩を強請る子犬みたいな瞳を浮かべないで!!
「わ、分かりましたよ!! その依頼受けますっ!!」
「本当ですかっ!? あはは!! 有難う御座いますっ!!」
畜生……。馬鹿みたいに高い報酬は旨いけど、偶には命を賭けない高額な依頼を請け負いたいですよ……。
「それでは依頼の詳細を説明させて頂きますっ!! 被害を受けている農園は王都から馬の足で四日進んだ所にあります。そこから更に東に数日程進んだ先に飢餓鼠の生息地である広大な森が存在していますので恐らく、はぐれはその森から現れたのではないかと推測出来ますね」
「何故態々危険な場所に農園を構築したのだ」
ハンナが鋭い眉の角度で問う。
「先程も申した通り、飢餓鼠は縄張りから出ませんし何よりそこは肥沃な大地です。栄養満点の小麦、その他の農作物が採取出来るので高値で売れます。そして……。これが被害を受けている農園の簡易地図ですよ」
ギュルズさんが鞄から少々使い古された一枚の地図を取り出して机の上に置く。
「農園は各所有者が共有して所有しております。最も被害が酷いのは……。ここ、東端の場所ですね」
巨大な農園の中は幾つにも均等に分けられている。恐らく、区分された区画では異なる作物を育てているのだろう。
そして彼が指差したのは巨大な農園の東端の辺りだ。
「はぐれがやって来た東の森から最も近い場所が被害を受けております。今はまだその範囲は微々足るものですが、軽視していれば取り返しのつかない事態へと陥ります」
「そうでしょうね……。事件が起こってから日数が経っていますし、被害範囲も広まっていると考えた方がいいでしょう」
巨大なはぐれと会敵してから少なくとも十日以上が経過。
日数が進めば進む程被害範囲は広がって行くし、その間に奴等の活動範囲が変わっている恐れもあるから現地に到着したら先ず被害状況を確認しなきゃいけないな……。
「あぁ、その通りだろう。今、その農園ははぐれにとって天敵が存在しない楽園だ。俺達が想像している以上に被害が進んでいるやも知れぬ」
ハンナが地図へ向かって鋭い視線を送りつつ話す。
「奴等は夜の闇に紛れて出没したと聞きましたので夜間の警備は慎重に、そして飢餓鼠の前歯には特に注意して下さいよ??」
その言葉を受け取ると、彼の居間で拝見させて頂いた飢餓鼠の骨格標本が脳裏に浮かんだ。
「奴等の前歯は一説には岩を齧り取ると言われております。注意すべきはその一点では無く、強力な後ろ足から繰り出される突進力。逞しい筋力が備わった尻尾の一撃にも注意しなければなりません」
だろうなぁ……。
骨格標本を見た限り特筆すべき点はそこでしょうね。
そして、その強力な力を備えている通常個体よりも更にデケェ個体が存在しているのだ。
見上げんばかりの巨躯と対峙する様を想像すると胃がキリキリと痛んでしまいますよっと。
「他に気になる点はありますか??」
「そうですね……。弱点、というか奴等が嫌がる行動はあります??」
「飢餓鼠の毛は断熱性に優れ、軽い炎の熱量なら物ともしません。その所為か火も怖がりませんし、人間と大蜥蜴に対しても全く動じません。毛の下の皮は弾力性に富み打撃は効果が薄いですね。強いて言うのであれば剣や矢等の刺突攻撃に弱い、といった所でしょうか」
ほぅ……。これは良い情報だな。
「帰還した者からの情報によると、戦鎚で一体のはぐれの頭蓋を叩き割ったそうです。ある程度の腕力があればそれもお薦めですね」
「成程……。有力な情報を提供して頂き有難う御座います」
「いえいえ!! ダンさん達にはこれからも色んな依頼を申し込みたいと考えておりますので!!」
え?? はぐれを討伐して帰って来てもまた珍妙な依頼を申し込む気なのですか??
「は、はぁ。御贔屓にどうも……」
嬉しそうにキュキュっと喉を鳴らす彼に対して、若干辟易した表情で他愛の無い相槌を打ってあげた。
「ギュルズ様、これで請負人達との契約が成立しました。正式な書類に必要な情報を記入して頂きたいので場所を移っても構いませんか??」
ドナが滅多に見せない丁寧な口調でギュルズさんに移動を促す。
と、言いますか。その口調で受付に立ちなさいよ。
「分かりました!! その地図は差し上げますので役に立てて下さいね!!」
「有難う御座います」
彼の起立に合わせて此方も立ち上がり、当たり障りのない笑みを浮かべる。
「自爆花の採取よりも更に超危険な依頼ですので気を付けて下さいね――!! それではまた!!」
ドナとギュルズさんが静かに部屋から出て行くと廊下に二人の足音が静かにこだまする。
彼女達を見送ると疲労、辟易、危惧等々。
負の感情をこれでもかと籠めた溜息を吐きながら仰々しくソファに腰掛けてやった。
「はぁぁああ――――……。あのな?? 何で危険な依頼だって理解しているのに二つ返事で了承しちゃうんだよ」
今もワクワク感全開で地図をじぃっと見下ろしている彼の右肩に拳を当ててやる。
「先程も言っただろ?? 俺は強くなる為にこの大陸に渡って来たと」
「それは理解しているけどさ、相棒である俺に一言二言相談するべきじゃないの??」
「ふんっ。貴様の事だ、農園の所有者の心情を察してこの依頼を請け負うと考えていたからな」
俺の心を完全完璧に理解してくれて嬉しい反面、危険が大好き且死にたがりの相棒と海を渡ってしまった事に対してちょっとの後悔の念が湧いてしまった。
だがまぁ……、五つ首の様な大陸全土に脅威が及ぶ敵では無いだろうし……。
それ相応の準備をして出立すれば何んとかなるかもね……。
座り心地の良いソファに身を預け、綺麗な木目の天井をぼぅっと眺めていると何やらけたたましい足音が聞こえて来た。
「入るわよ!!」
こらこらお嬢さん、入室している者の許可を得てから扉を開きなさい。
「どうした、ドナ。血相を変えて」
「な、何で馬鹿みたいに危険な仕事をあっさりと請け負ったのよ!!」
「いっでぇ!!!!」
燃え滾る闘志を心に宿した猛牛でさえも思わず。
『す、すいません。どうぞお通り下さい』 と。
易々と道を譲ってしまうであろう怒気に塗れた表情を浮かべているドナの手元から木製のコップが飛来。
それを真面に受け止めてしまった額にとんでもない痛みが迸って行った。
「な、何でいきなりコップを投げるんだ!! 怪我をするかも知れないだろ!?」
清掃が行き届いている床からコップを拾い上げて叫ぶ。
「悪名高きライツェに所属する腕利きが尻尾を巻いて逃げ帰って来たのよ?? そ、そ、それなのにあんたと来たら……」
おっと、このままでは不味いですねっ。
親切丁寧に事情説明をしないと今にも襲い掛かって来そうだ。
「あ、あのですね。見ていたと思いますが、今回の依頼を請け負ったのは自分では無くて。今もフンフンっと鼻息を荒げて地図を見下ろしている彼で御座います」
床の上にキチンと足を折り畳み釈明を開始すると、俺達のやり取りを一切合切無視しているハンナの横顔に指を差してやる。
「ハンナさんが請け負ったとしても、あんたはそれを拒絶出来たでしょ??」
「い、いやいや!! 責任の所在を転化させないでよ!! それに話の流れ的にズルズルと請け負う形に流れていったじゃん!!」
「だとしても!!!! そこは頑として拒絶すべきだったのよ!! あ――!! 駄目だ!! 叫んでいたらもっとムカついて来た!! 朝まで説教してやるから覚悟しなさいよ!?」
「そ、そんなっ……。お、おい。相棒、お前も何んとか言ってやれよ」
彼女の剣幕を受けても一切動じず身動き一つ取らぬ白頭鷲ちゃんのズボンとクイクイっと引っ張る。
「明日の朝一番に食料や必要な物資、そして装備を整えた後に出発するぞ」
あ、いや。今言って欲しいのは仕事の段取りじゃなくてね??
お前さんが何故二つ返事で了承してしまった理由なのですよ……。
そして、ハンナの口から出て来た言葉がどうやら彼女の心の中に渦巻く火を猛炎に昇華してしまった様だ。
「こ、このぉ……。私がまだヨシって言っていないのに出て行くつもりなの!?」
思わず尻窄みしてしまう顔を浮かべると俺の胸倉を掴み上げ、右手に大変硬そうな拳を形成してしまった。
「俺は何も言っていないでしょう!? そ、それと依頼を請け負った責任はあくまでも俺達にあるし。ドナには関係無いのでは??」
「あるに決まってんじゃない!! ダン達がもしも依頼を失敗したらこの斡旋所の信頼失墜に繋がるからね!!」
な、成程。そういう見方もあったのか。
「よっしゃ、ちょっと軽く怪我させて行けなくしてあげるから歯ぁ食いしばれ!!!!」
「止めて!! 依頼の前に怪我は了承出来ませ――ん!!!!」
一瞬の隙を突いて彼女の拘束から逃れると、脱兎さんから合格点を頂ける速度で応接室から飛び出してやった。
い、今は俺達の目しかないから受付嬢さんは好き勝手に、ド派手に暴れているのでしょう。
しかしっ!!
お客さん達の目がある受付所で派手に暴れる訳にはいくまい。無意味且理不尽な暴力は斡旋所の沽券にかかわりますからねっ。
俺を地獄の底から救い出してくれるたぁくさんの英雄達が待ち構えている受付所へと向かって全力疾走に近い形で駆け始めた。
「こらぁぁああ――!! 逃げんなぁぁああ――!!」
この機を逃して堪るものかと。
狂暴なラタトスクの女性がけたたましい音を奏でて扉から出て来ると物凄い勢いで追いかけて来やがった!!
「従業員であるお前さんが走ってもいいのかよ!!!!」
「今はそんな事関係無いわね!! あんたをブチのめす事が私に与えられた責務なんだから!!」
そんな横暴な責務を与えられた従業員が居る訳ねぇだろうが!!
廊下の突き当りに見えた受付所へと続く扉を開け。
「誰かぁ!! 助けて下さいっ!! 狂暴な女性に追われているんですぅ!!」
暴漢から逃れるか弱き女性の台詞を吐いて受付所に到着したが……。
「あら?? どうしたの?? 血相を変えて」
「ダン、お疲れ様――」
どうやら応接室で対応している間に営業時間は終了してしまった様ですね。
広い室内には箒を持ったレストと、意外と小振りなお尻ちゃんを左右にフリフリと振って床掃除をしているミミュンの二名だけしか存在を確認出来なかった。
「お、終わった……」
その場で膝から崩れ落ち、絶望感に塗れた台詞を吐いた数秒後。
「取り敢えず背骨を矯正してあげるわねぇ――――!!!!」
「うぶべっ!?」
それは矯正では無くて破壊行動でしょう?? と。
思わず首を傾げたくなる雄叫びが放たれると俺の体は面白い角度で床の上へと吹き飛び、水が大量に積載されている木の桶へと頭を突っ込み、それでも勢いは止まず。
大変かたぁい木の壁に激突して漸く体が停止。
勿論、それだけで済む訳もなく。無理矢理体を起こされると正座の姿勢を強制され月が欠伸を放つ時刻まで聞きたくも無い説教を聞かされ続けてしまったのだった。
お疲れ様でした。
今日も本当に暑かったですよねぇ……。台風が接近している所為か、ムワァっと湿った空気が肌にへばりつく感じがかなりきつかったです。
気温の上昇共に食欲は下降してしまうのですが、ここで食を疎かにすると夏バテ一直線になってしまいます。
食欲が無くてもある程度は食べなければいけないので本日の夕食は冷やし中華にしました!!
読者様は冷やし中華にマヨネーズは掛ける派ですか?? それとも掛けない派ですか??
私が住む地方の大勢の方々はマヨネーズを掛けて食す傾向が見られますが……。マヨネーズを掛けない地方もあると伺いました。
同じ食べ物でも地方によって食べた方が異なる。
その地方に住む者にとっては当たり前の事でも、所変われば奇異に映る。本当に不思議で面白い違いですよね。
私が偶にフラっと一人旅に出掛けるのはこの地方による違いを見付けて楽しむ事も含まれています。
今年もその不思議で素敵な違いを見付けに行かなきゃなぁっと考えている次第であります。
それでは皆様、お休みなさいませ。