第四十七話 金と命は天秤に掛けれない その二
お疲れ様です。
後半部分の投稿になります。
涼しい空気が漂っていた裏通りから表の通りに出ると思わず顔を背けたくなる喧噪と熱気が俺達を襲い、上空から本日も馬鹿みたいな強さの光を放つ太陽の直射日光が容赦なく体を照らす。
暑さには慣れ始めたけど、ど――もこの強過ぎる日光だけは慣れる気がしない。
自分が気付かない内に日光が肌を焦がして内側から体力を削ってしまうので、王都内で外蓑を被って移動する事は無くなったがそれでも長袖は手放せない。
この暑い陽射しの中でも元気に動ける大蜥蜴達が羨ましいよ……。
大蜥蜴達が元気に活動出来るのはきっとあの鱗の御蔭なのだろう。強固な装甲と上空から降り注ぐ太陽の光を分散させて体内に熱気が籠らない様にする。
大変理に適った構造だとは思わないかい??
可能であれば俺もこっちの大陸に居る間はあの装甲を身に着けて行動したいものさ。
「いらっしゃいませ――!! 当店御自慢の料理を是非一度賞味して下さいね――!!」
「今日は野菜が安いよ!! ほぉらっ!! ピッチピチの新鮮だ!!」
「疲れた日にはバルナが一番!! 栄養満点、滋養強壮には持って来いさ!!」
耳に届くのは大勢の人達が奏でる足踏みの音、店主達の異様に耳に残る叫び声。
そして目に映るのは経済活動を潤滑に進めている者達の活発な活動。
本日も王都シェリダンは俺の想像通りに大変賑わっていた。
「相も変わらずすっげぇ人気だよなぁ――」
街の中央を走る大通り沿いの歩道を全然疲れない速度で北上しつつぼやく。
「人が多い所に金は集まる。理に適った行動ではないのか」
「そりゃそうだけどよ。もう少し分散して店を出しても良いじゃないのかぁって思っている訳」
俺達が使用する様な庶民感溢れる店は大通りから少し入った場所に店を構えている。
ある日、俺達が贔屓にしている店主に大通りの店に対して色々聞いた所。
『大通り沿いに店を構える?? 無理無理!! べらぼうに高い料金を行政機関に納めなきゃいけないし!! 知っているか?? その値段は何んとこの店を開く時の数倍以上の値段なんだぞ!?』
大変苦い顔を浮かべて金の恐ろしさを説いてくれたのだ。
つまり、この大通り沿いに面した店はある程度の収益を見込めるとして出店したり。観光客がこぞって訪れる様な超有名店だったり、老舗店舗だったりする。
その分値段も張るが品はよっぽど店を間違えなければ逸品だったりするんだよねぇ。
活気に湧くお店と利用客達を何とも無しに眺めて歩いていると。
「……っと。すいません!!」
正面から向かい来た女性と肩がぶつかってしまった。
「構いませんよ」
う、うぉぉ……。良い女じゃん。
スラっとした体型に不釣り合いなちょいと自己主張が激しいお胸ちゃん。
紫がかった波打つ黒い髪が淫靡な印象を与え、切れ味鋭い声色が心にキュっと突き刺さった。
「お、おい!! ハンナ!! 見たかよ!! すげぇイイ女だったな!!」
くぅ!! 時間があれば是非ともベッドの上で愛を語り合いたいですねっ!!
「またそうやって余所見をしていると人にぶつかるぞ」
「いいか?? 袖振り合うも他生の縁、っていうだろ?? それと同じでキャワイイ子達との一期一会を大事にしなきゃいけないのよ」
お分かり?? そんな感じで相棒の顔を指差してやる。
「知らん。間も無く店に到着するぞ」
あ――あ、相も変わらずクソ真面目な事で……。
ムスっとした顔の彼と共に街の中央に到着すると。
「は――い!! 注意して渡って下さいね――!!」
本日も交通整理に汗を流す彼の許可を得て西大通りを横断。その足でシンフォニアへと足を運んだ。
「うげっ!! すっげぇ人だな……」
時刻は間も無く夕刻へと突入する。
本日請け負った依頼の報酬を受け取る為に大勢の請負主達が列を成して今か今かとその時を待ち侘びていた。
「へへっ、良い稼ぎになったぜ」
その中には満足のいく結果にほくそ笑む者も居れば。
「なぁドナ――。もう少し報酬を上げてくれてもいいんじゃないの??」
己が想像していたよりも効用が得られない事に渋る者も居た。
「うっさい!! 後ろがつかえているからほら退いた退いた!! 次ぃ!!」
はは、大蜥蜴相手でも相変わらず堂々としてますなぁ。
報酬の額は依頼書に書かれているし、請負人はその額と依頼内容を加味して依頼を請け負うので結果に不満を述べるのはお門違いなのは理解出来るけど……。
隣のレストを見習ってもう少ししおらしく話せば??
「お疲れ様でした。こちらが報酬になります」
「どうも!! ねぇ、レストちゃん!! この後暇かなっ!?」
「大変申し訳ありません。他のお客様の御迷惑になりますのでそういったお誘いは御断りしているのですよ」
「そ、そっか――……。それじゃあまた誘うよ!!」
「ふふっ、またの御利用をお待ちしていますね」
柔和な笑みを浮かべて男の誘いをやんわりと断る。
大人の女性のお手本の様な姿勢に思わず唸ってしまう。
「あ、あれ!? ここに置いておいた印章って何処に行ったの!?」
「ちょっと――。早くしてくれよ?? 俺達疲れているんだから」
「も、もう少し待って下さいね!!」
そして受付三人娘の内、一番ドジっ子のミミュンの慌てふためく姿に癒されるとシンフォニア内に設置されている机へと向かった。
「並ばないのか??」
「馬鹿正直に列に並んで三十分以上待つよりもこの時間を有意義に使おうと思ってね。ほい、ど――ぞ」
椅子に腰かけると先程差し入れとして頂いた沢山のパンを相棒に渡してやる。
「今日の夕食はこれでいいだろ。へへっ、一食分食費が浮いたな」
「味も良く量も満足なのだが……。やはり肉を食したい気分だ」
お肉は白頭鷲ちゃんの大好物ですからねぇ。昨日の夜も鹿豚の肉の腸詰を物凄い勢いでがっついていたし。
紙袋からたぁくさんのパンを取り出して机の上に並べていると。
「……ッ」
受付の一番端の列で対応に追われている活発娘とバッチリ目が合ってしまった。
羨望一色に染まった瞳が俺のパンを捉え、このパンの味を想像したのか。小さな口が中途半端に開かれてしまい、美味しそうな唇の端から今にも涎がジャブジャブと溢れ出てしまいそうだな。
「頂きま――すっ!! あ――んっ!!」
トロっと溶けたチーズが乗っかったパンに齧り付き。
「んまぁぁああいっ!!」
大袈裟に燥いでパンの旨味を大々的に述べてやった。
「おい――、ダン。腹が減るからもう少し静かに食えよ」
列に並ぶ顔見知りの大蜥蜴ちゃんからお叱りの声を受けるものの。
「御断りっ。美味い物を食べて美味いって叫ぶのが当たり前だろ??」
ほら、右隣りの彼もこの味に満足しているのか。
「うむっ……。良い味だ」
青い髪がふわぁぁっと浮いちゃっていますもの。
幸せな咀嚼を続けて体に素敵な栄養を与え続けていると。
「なぁ――。報酬まだ??」
「あ、は、はいっ!! 少々お待ち下さい!!」
食いしん坊のドナが慌てふためきながら対応に追われている様を捉えた。
ははぁん?? お腹がペコペコになってこのパンに視線と意識を奪われちゃったんだな??
中々に噛み応えのあるパンを奥歯で咀嚼しながらさり気なく彼女へと視線を送る。
「……ッ!!」
お、おぉう……。今直ぐにでもこのパンを奪取しようとして席を立とうとしていますねぇ。
恐らく利用者達の目が無ければ俺の頬をぶん殴って強奪してしまうだろう。しかし!! 現在彼女は執務中。
給与が発生している以上、あの受付を外す訳にはいかないのさ。
「んっむっ。ほふっ……。んまぁぁぁああ――――っ」
飼い主の食べている御飯に今にも飛び掛かってしまいそうになる飼い犬の目を浮かべているドナへ向かって仰々しくこの美味さを端的に伝えてやった。
「こ、このっ!! さっきから堂々と見せびらかすなぁぁああ――――!!!!」
何を考えたのか知らんが。
ドナが手元から金槌を取り出すと俺に向かって勢い良くぶん投げてくるではありませんか!!
「あっぶねぇ!!」
美しい縦回転を宙に描きながら襲い来る金槌を慌てて上半身を屈めて間一髪回避。
それから少し遅れて肝の冷える鈍い音が室内に響いた。
「ば、馬鹿野郎!! 怪我したらどうすんだよ!!」
「腹ペコの私の前で御飯を食べるのが悪いのよ!!」
思わず立ち上がり、壁にめり込んだ金槌を指して叫んでやった。
あ、あぶねぇ。少しでも躱すのが遅かったらエライ目に遭っていたぞ……。
「ギャハハ!! ダン――。ドナを揶揄ったら命が幾つあっても足りねぇぞ??」
「そ――そ――。男勝りだからなぁ」
「そこの大蜥蜴二匹。報酬を渡してやるからさっさと来い!!」
「「は、はいっ!!!!」」
二体の大蜥蜴が彼女のドスの利いた声を受け取ると受付の前で背筋を正し、直立不動の姿勢を貫いた。
こっわ……。これ以上揶揄うと己の命を縮めてしまう恐れがあるので大人しくパンを食んでいましょう。
「む?? 何処へ行く」
「客が少なくなって来たし。明日請け負う依頼を見て来るんだよ」
立ち上がったついでに掲示板の方へと歩みながらパンにがっついている相棒に話してやる。
美味しいのは分かるけどもう少しお行儀よく食べなさい。
「そうか。掃除と店番以外の依頼を請け負え」
何故命令形?? そこは遜って懇願する所じゃないのかしら??
俺に厳しく伝えようとするもパンの美味さに顔の厳しさが解かされ、何とも言えない相棒の表情を背に受けて掲示板の前に到着した。
ふぅむ……。明日もシンフォニアの請負人だけじゃ全然足りない程の依頼が舞い込んでいますねぇ……。
夥しい量のくすんだ紙が掲示板一杯に貼り付けられており、モッチャモッチャとパンを咀嚼しながらその一枚一枚を確認していく。
『バルナを扱う店の店番。依頼料は銀貨三枚』
『裏通りの大掃除。依頼料は銀貨二枚』
『引っ越し作業の幇助。依頼料は銀貨四枚』
何だかどれも似たような内容だな。
似た依頼が多いって事はそれだけ大勢の人がこの街で同じ問題を抱えている証拠なのでしょう。
平和的な依頼が多いのは結構なのですが、俺達請負人側としてはもう少し刺激のある依頼を所望したいと考えているんですけどねぇ……。
一つ、また一つと。依頼内容と報酬の確認を続けていると見慣れない依頼が書かれた紙と偶然出会ってしまった。
「ん……?? 自爆花の採取??」
掲示板の端に貼り付けられていた依頼書を剥してその内容を確認していく。
えぇっと……。
依頼内容はこの街から北北西に進んだ先にある森の中で生息している自爆花の実の採取。依頼主はギュルズさんで、成功したあかつきの依頼料は……。
「うっそ!! 金貨二枚!?」
嘘でしょう!? この自爆花の実を採取するだけで金貨二枚も貰えるのかよ!!
「ふ、ふぅ――!! 漸く一息付けますぅ」
己の前に並んでいた利用客が居なくなり、額に浮かぶ大粒の汗を満足気に拭き取っているミミュンの下へと足早に向かった。
「なぁ!! ミミュン!! この自爆花採取の仕事を請け負ってもいいかな!?」
俺が声を大にしてそう話すと。
「「「ッ!?!?」」」
室内に居る残り僅かな請負人達、そして受付三人娘が驚愕の瞳を浮かべて俺の顔を直視した。
え?? 何?? 俺なんか悪い事したのかしら。
「ダ、ダン。悪い事は言わねぇ。その依頼を受けるのは止めておいた方が身の為だぞ」
「そ、その通りだ」
顔見知りの大蜥蜴達の瞳が縦にキュっと見開かれる。
「いや、別にいいじゃん。請け負っちゃいけないって理由は無いんだし。そうでしょ??」
柔らかそうな御口ちゃんをパクパクと開いているミミュンにそう話す。
「おい、そこの男。ちょっと来なさい」
「へい!! 只今!!」
ドナ殿の命令が下ったので足早に彼女の前へと移動を果たした。
「この依頼は今から約十日前に舞い込んで来た依頼なの」
「へぇ、そうなんだ」
「依頼成功の報酬額は金貨二枚。豪華な報酬にも関わらず誰にも見向きもされない理由は……」
これ以上言わなくても分かるわよね??
その意味を含ませた視線を俺に送る。
「危険過ぎるって事か」
「その通り。このシンフォニア以外の斡旋所にも同じ内容の依頼が舞い込んでいるけど、危険性を十二分に理解している賢い請負人達は絶対にその依頼を受けないわ」
「その自爆花の危険性を教えてくれる??」
この大陸に住んでいる者達が顔を揃えて横に振る危険性。
怖いもの見たさじゃないけど、興味が湧くのは確かだからね。
「毎年この季節に蕾を咲かせる植物よ。王都から北北西にある森の中央にひっそりと群生している。彼女達は静謐を好み、触れられる事を嫌い。乱暴に手を出したのなら花弁の中央にある実が爆ぜてしまう。その爆発が連鎖してその勢いを利用して種子を方々に散らすわ。そしてその爆発の威力は人と魔物の命を容易く絶つ」
こっわ。
花達の機嫌を損ねただけで体が爆散するなんて洒落になりませんな。
「以前何か問題が起こったの??」
俺がそう話すとドナが暫し沈黙を貫いた後。重々しく口を開いた。
「ライツェって斡旋所を知っているでしょ?? 以前、あそこでこの依頼を請け負った二人が北北西の森へと出掛けたの。そしてそれから数日後……。この街まで届く爆音が轟いたわ」
つ、つまり依頼を請け負ったはいいが失敗して爆散しちゃったのねっ。
「飛び散った種子は森の至る所へと運ばれそこで実を結ぶ。大陸中に拡散され続ければ厄介極まり無いけど、どういう訳か群生している森から一定の距離を越えると実を結ぶ事は無いのよ」
「危険過ぎるが故に報酬は高いのか……。でもどうして態々危険な自爆花の実を採取して欲しいって依頼が舞い込んでくるんだ?? 放置しておけば問題無いのだろう??」
至極当然な問題を問う。
「完熟した自爆花の実は茎から取り外す前までは危険極まりないけど、一旦外せば危険性は皆無。そしてその実は……。滅茶苦茶美味しいらしいのよ」
な、成程ぉ……。自分では危険過ぎて採取出来ないけどその味に恋焦がれて依頼するのか。
「採取方法は確立されているらしいけどその手順を誤る人が多過ぎて誰も手を出さないのが現状ね」
ふぅむ……。手順を誤らなければ美味しい実を取り放題で尚且つ豪華な報酬も貰える。
しかし、一攫千金を狙って危険な仕事を請け負っても良いものだろうか??
顔を顰めて腕を組み、さてどうしたものかと考えていると相棒が静かに俺の肩を叩いた。
「その依頼、請け負おう」
「いいのか?? 自分の命と引き換えに受ける様なもんだぜ??」
「構わん。多少の危険性を孕んだ依頼の方が身が引き締まり、訓練にもなるからな」
いやいや。その訓練で命を落としたら本末転倒だからね??
「ダン達は自由に仕事を請け負えるけど……。私としてはお薦めしないわよ??」
ほら、ドナも心配そうな顔でそう言っているし。
「何も問題ない。その程度の危険はこれまで何度も己の身を以て経験している。たかが植物如きにこの鍛え抜かれた体は負けはせん」
「お前さんはそうでも俺の体は普通よりもちょいと頑丈な程度なんだぞ?? はぁ――……。まぁいいや。明日は取り敢えずその依頼主の下へ行って依頼内容の詳細を聞いて来るよ。それを聞いてからでも依頼は断れるよね??」
俺達の身を案じる様な瞳を浮かべているドナへ問う。
「う、うん。それで構わないけど……」
「それなら結構。じゃ、一応受ける方向って事で」
依頼書を鞄の中に仕舞い込み、ワクワク感全開の表情を浮かべている相棒へそう言ってやった。
「うむっ、久々に身が引き締まる思いだな!!」
「ハンナはそうかも知れないけど俺は肝が冷える想いさ」
採取に失敗したら爆散するんだぞ?? 余程酔狂な者じゃなければ心湧かないって。
「じゃあ依頼を受けたら店に戻って来て」
「りょ――かい。ハンナ、宿に戻ろうぜ」
「了承した」
「私!! ちゃんと言ったからね!! 危ないって!!!!」
「はは、耳が痛い程聞いたから大丈夫だって」
ドナの叫び声を背に受けて黒と濃い青がせめぎ合う空の下へと出た。
何か勢いで受ける方向になっちゃったけど……。コイツが居れば大丈夫、だよね??
「危険な死が香る依頼、か。ふふっ、血沸き肉躍るとは正にこの事だっ」
前言撤回。
死にたがりの奴と足並み揃えて死地へ赴くのは自殺志望者以外居ません。本当にヤバイ仕事だったら相棒には悪いけど即刻断ろう。
命あっての物種と言われる様に死んでしまったら元も子もないからね。
意気揚々と宿へ向かう彼に対し、俺は死者の魂をあの世まで運ぶ為に何度も何度も現世との間を往復して草臥れ果ててしまった死神の様に大変重い足取りで宿へと向かって行ったのだった。
最後まで御覧頂き有難う御座いました。
本話でも触れた通り、最初の難しい依頼は自爆花の採取となりました。次話では依頼人の下へと向かいます。
今現在そのプロットを執筆しているのですが……。オチをどうしようかなぁっと考えております。
今日も暑かったですよね。気温の上昇と共に生物達の活動が活気付き、冬には余り見られない生き物達を目にする機会が出て来るかと思われます。
昨晩、御風呂に入ってサッパリして出て来ると……。
「ぅぉっ……」
思わず声が出てしまう虫とエンカウントしてしまいました。
そう、G成体です!!
床の上に出現した黒光りする虫。
その大きさたるや、成人男性の人差し指程の大きさを誇るではありませんか!!
殺虫スプレ―はG成体の向こう側に置いてあり、目を離した隙に逃げてしまうかも知れない。そう考え、G成体から視線を切らずに何か装備は無いかと探していると……。
コンビニのビニール袋を発見しました。
これだ!! そう考えた私はそれを右手に装備。パシフィックリムのチェルノアルファ宜しく、ハンマパワーだっ!! と。勢い良く右手を床の上に叩き付けてG成体を撃破してホっと胸を撫で下ろしました。
爆散した四肢を回収し終え、コンビニの袋をキチンと裏返してG成体の死体を納め。死闘の汗を流す為に再びシャワーを浴びて眠りに就きました。
切羽詰まったら物理に限ります。
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最近暑さで参っていますので本当に嬉しい励みとなります!!
皆様のご期待に添えられる様、これからも精進させて頂きますね!!
それでは皆様、暑さに気を付けてお休み下さいませ。