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今日も今日とて、隣のコイツが腹を空かせて。皆を困らせています!!   作者: 土竜交趾
過去編 ~素敵な世界に一時の終止符を~
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第二十八話 指揮官はつらいよ その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿になります。




 青く澄み渡る空から降り注ぐ強き光。


 地上で活動を続ける者にとって強過ぎる陽射しは体力を悪戯に削る恐れがあるが、俺が担当している右翼側の者達は天然自然の障害など物ともせず力強い背中を互いに見せて作業を続けていた。



「おぉ――い!! そっちの岩を持って来てくれ――!!」


「馬鹿野郎!! 崖に近過ぎだ!! もう少し離れた位置に設置しろよ!!!!」



 方々で上がる猛々しい声が士気を上げ、着々と進んで行く迎撃準備が否応なしに枯れかけた体力を癒してくれる。


 我等鷲の里の者だけでは無く、火食鳥、軍鶏、烏の者達がたった一つの目標に向かい一致団結して進んで行く様は正に圧巻の一言に尽きた。


 これも全て奴を殺す為の作戦だ……。



 そして五つ首は現在も西へ向かって進行している。


 そう……。俺の生まれ故郷の者達を皆殺しにする為に。



 平穏に暮らしている者達は直ぐそこに迫った恐怖に怯えて眠れぬ夜を過ごし、平和な日々が後どれだけ続くのか。


 それを恐怖で歪んだ顔を浮かべつつ指折り数えて日常を過ごしている。


 俺達がもっと強ければセフォー殿が負傷する事も無く、里の者達が怯える事も無く。そしてラーキーとバケッドが逝く事も無かった。


 自分の不甲斐無さ、無力さに心底嫌気が差してしまいあの敗戦によって心が折れかけてしまった。


 だが、戦う事を義務付けられた俺は剣を下げる事は許されない。下がる事も了承出来ない。


 この命が枯れるその時まで前へと進み、敵を屠るのだ。



「よぉぉっし!! そっちはそこでいいぞ――!!!!」



 左翼側の崖の上。


 不躾で口喧しく図々しい居候が大粒の汗を流しつつ隊へ指示を出す。



 奴がいなければこうして他の里の者達と共に手を取り合う事もなかったのか。


 今頃俺達は賢鳥会の指示に従い、里の者達を避難先へ誘導して……。いいや、もしかするとディザ平原で命を落としていたのかも知れないな。



「……」



 情けない己の右手を見下ろして負の感情を籠めた重い息を吐くと心の奥で渦巻く漆黒の炎の熱により胸の中が締め付けられる様に痛んでしまう。


 我ながら情けない拳だ……。



 激昂に駆られたまま五つ首へ向かって突貫を開始するが、己の力が及ばず地獄の火炎でこの世から去る。


 五つ首に抗う手段を失った者達は絶望に打ちひしがれ逃亡生活を余儀なくされ、いつまでも終わらない恐怖に怯え続けるのだ。


 予想し得る最悪の結末を想像すると背筋に冷たい汗がジワリと浮かんでしまった。



 全く……。頼れる奴なのか、馬鹿な奴なのか……。


 本当にアイツは不思議な奴だ。



「誰かぁぁああ!! 助けてぇぇええ――!!!! 雌の大鷲に性的に食われちゃうう――――!!!!」



 ふっ、大馬鹿者め。そのままシェファに篭絡されてしまえ。


 そうすれば馬鹿な真似もしなくなるだろう……。


 シェファに首根っこを掴まれ何処かに運ばれようとしている大馬鹿者を呆れた瞳を以て見つめていると。



「ハンナさぁ――ん。今、いいですかぁ――??」


 妙に甘い女性の声が耳に届いた。


「むっ?? どうした??」


「えっとぉ……。そろそろ食事の準備が整いましたので、その報告ですっ」



 この者は……。あぁ、烏の里の非戦闘員か。


 華奢な体躯に若い女性特有の無意味に明るい雰囲気を振り撒き、陽性な笑みを浮かべて此方を見上げていた。



「そうだな……。軍鶏の里の者達を筆頭に疲れが見え始めている。先ずは岩を運搬している者達へ食事を提供してくれるか??」


 俺がそう話すと。


「はいっ!! 了解しましたっ」



 素早く右手を上げて己に課された任務を承認した。



「あ、それとぉ――……」


「まだ何か用でも??」


「え、えへへ。ちょっと聞き難い事ですけど大丈夫ですか??」



 聞き難い事??


 食料の供給が足りないのか、それとも他の里の連携に不具合が生じているのか。


 一つの目標に突き進んで行くその強き意思は見事だが、急造した隊である事には変わりない。恐らくそこから生じる不協和音に彼女は苛まれているのだろう。



「問題無い。他の里の者達との意思疎通に困難しているのであろう??」


「え?? 全然違いますよ?? 私が聞きたかったのは――……」



 彼女が後ろ手に手を組み、体を左右に揺らしていると。



「あぁっ!! ちょっと!! 抜け駆けは駄目って言ったじゃん!!」


「そうそう!! 私達にも権利があるんだからねっ!!」


 烏の里と軍鶏の里の非戦闘員が彼女の後ろから軽快な足音を立てて現れた。


「あはっ!! ごめんね??」


「もぅ――……。目を離した隙に行動するんだもんなぁ」


「油断も隙も無いって奴だね!!」


「いいじゃん別に――。ハンナさんは休憩中なんだしぃ」



 目的の本質を忘れた若き三名の女性が己の身の上話を続け更に荒唐無稽な応答をする。


 う、む……。何だ、この無意味な会話の連続は……。


 この無駄に過行く時間をもっと有意義に使おうと思わないのか?? この者達は……。


 眼前で繰り広げられる若き女性達の会話に辟易していると。



「じゃ、じゃあ聞きますねっ」



 漸く本題へと移行してくれた事に胸を撫で下ろした。



「えっとぉ。ハンナさんわぁ、彼女さんとか居るんですかっ??」


「彼女?? それは深い男女関係を結んだ間柄の異性という意味で合っているか??」


「ふふ、難しい言い方をするんですね。その意味で合っていますよ」



 深い間柄を結んだ異性、か……。


 そ、その関係を構築したい人物は居るが。生憎未だその関係には至っていない。



 彼女が未知の植物を食んでその苦みに顔を顰めたのなら俺も彼女同様、舌の上に広がる苦みに顔を歪め。形容し難い動きを見せる虫を捕まえたのならその動きを鋭い視線で共に見つめる。


 幼い頃から同じ時間を過ごし、同じ視線同じ立場で酸いも甘いも嚙み分けた。


 この幼馴染という深く結ばれた関係を破壊するのにはかなりの勇気を要するのだ。


 今はそれどころじゃないのが本音だが……。この件が片付いたのなら勇気を振り絞って一歩前進するのも一考だろうか??



 相手にただ好意を伝えるだけ。



 人から見れば至極簡単な行為だが、色恋沙汰に疎い俺にとっては五つ首を討伐するよりも困難な行為だ。

 

 まぁ……。身近にそういった事に精通した奴が居るが、絶対に相談はしない。



『ぎゃはは!! 漸くその気になったか!! よぉしっ、お母さんが一肌脱いじゃうもんねっ!!』



 大口を開けて馬鹿笑いをして俺を揶揄する姿が直ぐに想像出来てしまう。


 それにこういった行為は自分で考え、悩み、胸に秘めたる想いを伝えなければ意味が無いからな……。



「――――。いないぞ」



 暫し考えた後、端的に答えてやった。



「そ、そうなんですね!!」


「あはっ!! やったね!!」


「私達にもまだまだ機会はあるっ!!!!」



 互いに手を取り合いその場で軽く弾む三名の女性を捉えると頭の中に頭痛の種が芽を咲かせてしまった。


 頼む……。用件が終わったのなら持ち場に戻って己の使命を果たしてくれ……。


 右手の指で眉間を抑え、頭の中で響く痛みを誤魔化してやった。



「――――。ハンナ、ちょっといいかな??」


 クルリの声だ。


「あぁ、どうした??」



 重たい瞼を開き、いつもより目の輝きが失せた彼女の瞳を捉える。



「救護班と非戦闘員の人達はもっと後方に陣取れって指示だけど……。あまり離れすぎていると戦闘が始まった時に救護出来なくなるんじゃないかって声が出ているんだ」


「あぁ、その事か。渓谷の底にいる地上部隊が負傷した場合、火食鳥の者が負傷者を安全な位置まで運んで治療を開始する。崖の上の部隊は鷲の里の者が後方まで運搬する予定だ」



 非戦闘員が戦場にまで顔を覗かせた場合被害が広がる恐れがあり、前線で戦う者達が相互に協力し合えば被害は最小限に抑えられる。


 酷く簡単な図式だがこれはあくまでも即死を免れた場合だ。


 たった一撃を受けただけで里の戦士であるラーキーとバケッドは逝ってしまった。


 あの恐ろしい息を避けぬ限り即死は免れないであろう……。



「ん――、そっか。じゃあその事を後方で陣取っている烏の人達に言ってくれる??」


「分かった。相伴しよう」



 クルリが部隊の後方へと体を向けた刹那。



「ギィィヤアアアア――――!! ちょ、ちょっとぉ!! 本気マジで止めて!!!!」


 左翼側から阿保の断末魔の叫び声が響いた。


「っと……。あはは、シェファちゃん大胆だなぁ」



 彼女がふっと肩の力を抜いて大鷲に捕らえられた大馬鹿者を見つめる。



「さっきの件……。一体どういう事か。それをちゃんと説明するまで放さない」



 大鷲の姿に変わったシェファが逞しい右の足で奴を踏み付けて拘束。


 鋭い嘴で阿保の体を突き素晴らしい拷問を開始していた。



「私もシェファちゃんみたいに大胆に攻めたらいいのかも」



 大胆に攻める……。


 それは捕食対象に向かって積極的に攻撃を加える事を指していると理解すればいいのか??


 猛禽類の嘴は強力な攻撃力を備えている。クルリは戦闘に特化していない魔物だがそれでも獲物の肉程度なら容易く切り裂く事を可能としている鋭さを持っているからな。



「いででで!!!! 待った!! 服が裂けて血が出ちゃっているって!!」


「出血だけで済むと思っているの?? 私はそこまで気が長い方じゃない。さっさと言った方が身の為」



「クルリ。獲物を捕らえる時は先ず鋭い鉤爪で体を拘束しろ。それから鋭い嘴で獲物の肉を切り裂き、絶命させるのが効率的な狩猟方法だぞ」



 完全完璧な猛禽類の狩猟方法を説明してやると。



「はぁ――……。もういい。早く行こうか……」


 彼女は巨大な溜息を吐いて踵を返してしまった。


「な、なんだ?? 分かり辛かったか??」


「そういう事じゃないんだよねぇ――。後、あの子達に囲まれて楽しそうだったねぇ――」



 む、むぅ……。何だ、この微妙に居心地の悪い雰囲気は……。


 俺は何も悪い事をしていなのに何だか猛烈に居たたまれない気分に苛まれてしまうぞ。


 腕を組み、己が取った行動を分析するが……。悪い点が一つも見当たらない事に首を傾げてしまう。



「ハンナさぁん。行っちゃうんですかぁ――??」


「あぁ、申し訳無い。用があればまた後で話し掛けてくれ」


「えぇ――。今がいいんですぅ――」


 妙に甘ったるい声を放ち、俺の腕を掴んでこの場に留める。


「済まぬ。急用なんだ、放してはくれないだろうか??」



 彼女の右腕にそっと左手を添えて話す。



「えへへ、どうし……。うん?? どうしたんですかぁ?? クルリさん。そんな怖い顔を浮かべてぇ」



 彼女の声を受けて振り返るとそこには……。



「……ッ」



 鬼気迫る表情を浮かべて女性を睨みつけている幼馴染がいた。


 里の戦士である俺でさえも刹那に身構えてしまう程の圧を放ち、双肩からは怒気が溢れ出して空気を朧に揺らす。


 ほ、ほぅ……。中々に良い圧を纏うではないか。



「クルリ、彼女はお前と同じ救護班だろ?? 知らない仲では無いだろうし。仲間を睨みつけるのは良く無いと思うぞ」



 これから共に凶悪な悪を滅ぼすのだ。互いに手を取り合ってこそ初めて偉業は成し遂げられる。


 死闘が開始される前に仲違いをしているようでは勝てぬだろうから。



「いいの!! ほら、行くよ!!」


「あ、おい!!」



 深紅の血よりも赤く染まった顔で俺の腕を手に取ると、力任せに引っ張ってしまう。



「あ――ん、ハンナさ――ん。また後で御話しましょうねぇ――!!」


「あ、あぁ。時間があれば話を聞こ……」



 烏の里の女性へ向けて別れの挨拶を送ろうとして左手を上げたと同時。



「ギャァァアア――――!! 下半身を剥き出しにしないでぇぇええ――!!!!」



 大馬鹿野郎の情けない叫び声が戦場に虚しく響いた。



「あの馬鹿が……。隊を混乱させる真似をしおって」


「ふふ、でも皆が笑ってくれるのならそれは良い事じゃない??」


 随分と機嫌が良くなったクルリが俺と肩を並べて話す。


「それはそうだが……。度を超えたものは了承出来ぬな」



 戦う前は己の心と向き合い、心を静謐な環境にする事に留めておかねばならぬのに……。奴と来たらどうだ??


 戦友と共に大口を開けて笑い転げ、異なる部隊にまで届く陽性な感情を振り撒く。


 凡そ戦士が取るべき姿では無い。


 それだけは確信出来るぞ。



「ふぅん、そっか。じゃあハンナも度を超えちゃっているね??」


「俺が?? 何故??」


「え?? だって……。腕を組んで仲睦まじく歩いているから、ほら。軍鶏の里の人達が物凄く怖い顔でハンナの事を睨んでいるよ??」


「ッ!?」



 クルリの言葉を受けると刹那に彼女から距離を取り周囲へ視線を向けた。



『野郎……。こちとら汗を流しているってのに可愛い子と腕を組みやがってぇ……』


『許さん……。絶対に許さん……』


『彼女持ちは死すべき。はは、そうだ……。ここは戦場なんだからッちまえばいいじゃん!!』



 あの五つ首を超える怨嗟の塊が彼等の体から溢れ出して新鮮な空気を侵食。


 まだ戦闘が始まっていないのにも関わらず、右翼側には不穏な空気が漂い始めていた。



「コ、コホン……。これには訳があってだな……」


 彼等の憎悪の矛先を他所へ向ける為に一つ咳払いをして釈明を開始するが。


「ふふっ、ハ――ンナ。一緒に頑張ろうね」



 クルリが俺の背に体を密着させると彼等の心の奥に潜む悪魔が遂に目を覚ましてしまった!!!!



「上等じゃねぇか!! 里の戦士だかなんだか知らねぇがこれだけの人数相手にタダで済むと思うなよ!?」


「そうだそうだ!! 彼女持ちだからって偉い訳じゃないんだから!!」


「「「その通――――りっ!!!!」」」


「い、いや。クルリと俺はそういう関係では……」


「言語道断!!!! 野郎共……。ハンナの服を剥いちまえ――――!!!!」


「「「合点!!!!」」」


「は、はぁっ!?」



 数十を超える筋骨隆々の雄共が空へ向かって飛び上がると俺の体目掛けて急降下を開始。



「うぉ!?」



 彼女を庇う為、咄嗟に突き飛ばしたのは良いが。汗臭い男共に圧し掛かられあっと言う間に地面に組み伏されてしまった。



「うっひょ――!! 超美男子の割に滅茶苦茶イイ体付きじゃねぇか!!」


「顔も良ければガタイも良い。ふざけんな!! 卑怯過ぎるだろう!?」


「おい!! そこが下だ!! さっさと脱がしちまえ!!」



 馬鹿共の手が俺の服に手を掛けた刹那。



「こ、この……。人が大人しくしていれば付け上がりおって!!!!」


「「「うぎゃああああ!?!?!?」」」



 魔物の姿に変わり、俺の体に圧し掛かっていた軍鶏の里の者達を吹き飛ばすと鋭い瞳を以て見下ろしてやった。



「誰から折檻されたい!? 俺の嘴は肉を裂き、爪は大地を削るぞ!?」


「や、野郎共!! ここは一旦下がるぞ!!!!」


「「「りょ、了解ッ!!!!」」」


「させるか!! 阿保共が!!!!」



 蜘蛛の子を散らした様に逃げ行く大の男共、それを空から執拗に追いかけ回す巨大な白頭鷲。


 その光景は疲労で下がっていた士気を高めるのには十二分な威力を備えており、それを捉えた者共は皆一様に口を開いて陽性な声を放った。


 訂正しよう、一名を除くである。



「ヒィィアアアア――!?!? だ、誰かこの大鷲を退けてくれ!! ズ、ズボンが全部切り裂かれちまうぅぅ――――!!!!」



 大鷲に捕らえられた彼は目に大粒の涙を浮かべ、懸命に四肢を動かして大鷲の攻撃を躱し続けていた。



「「「あはははは!!」」」



 白頭鷲が飛翔する右翼側では陽性な声が方々で上がり。



「「「う、うぉぉ……」」」



 今にも大鷲に捕食されてしまいそうな人間が居る左翼側では恐れにも、同情にも似た声が上がる。


 対照的な感情の声だが戦場に身を置く者達の心が温まったのは確かだ。


 枯れかけた体力、萎み始めた気力に一種の清涼剤が与えられ。彼等は体に圧し掛かる疲労を吹き飛ばして来たるべきに備えて設置作業を続けていた。




お疲れ様でした。


何んとか気力を振り絞り、眠る前に投稿する事が出来ました。


一昨日の雨は酷かったですよね。皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか?? 私が住む地域はまぁまぁ降ったのですが所によっては災害級の大雨となったようで……。


本格的な夏が始まっていないのにこの大雨。今年の夏はいつも以上に気を付ける必要がありそうですよね。




そして、ブックマークをして頂き有難う御座います!!


日曜日のプロット執筆の嬉しい励みとなりました!!!!




それでは皆様、お休みなさいませ。

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