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今日も今日とて、隣のコイツが腹を空かせて。皆を困らせています!!   作者: 土竜交趾
過去編 ~素敵な世界に一時の終止符を~
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第十一話 軍鶏の里 その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿なります。




 軍鶏の里の奥へと向かにつれて天然自然の素敵な匂いが薄まり、代わりに少しずつ獣臭とえた匂いが濃くなっていく。


 この匂いの原因は一体何なのか??


 原因究明を求めてハンナの背に問おうとしたその時。



「せぇい!!」


「ふぅぅううんっ!!!!」



 男達の熱き雄叫びが聞こえて来た。


 どうやらこの匂いの正体はあそこから漂って来る様ですね。


 速足を停止させ、無駄に広い訓練場の中で行われている素敵な筋肉の祭典を両目で捉えた。



「わ、わぁっ。すっごい雄くさぁい……」



 動き易い訓練着を着用した筋骨隆々の雄共がむわぁっとした汗を周囲に飛び散らせて己が体を徹底的に鍛え抜き、筋力鍛錬が行われている場所から離れた位置では肉と肉が激しいぶつかり合いを見せていた。


 育て筋肉の種!! 迸れ我が筋肉!!


 と言わんばかりに傍から見ても過剰だと思われる筋力鍛錬を終えた者が数分前の自分よりも微かに大きくなった自分の体を見下ろす。



「ぅぅむっ……。まだ肉の付き具合が甘いなっ」



 それでも物足りないのか。


 胸筋をピクピクと無意味に震わせると再び大地に両手を付いて素晴らしい腕立て伏せを披露してくれた。


 雄だけの祭典かと思いきや。



「まだまだ鍛え足りないわね」



 女性達も己の筋肉を大切に育んでおり。ここは正に筋肉の筋肉による筋肉の為の聖地であると俺は自ずと理解した。



 いやいや……。何?? この超むさ苦しい場所は……。


 普通の空気に紛れて漂う超濃度の雄臭い異常な空気を吸い込むだけで咽返りそうなんですけど……。



「ほぅ……。流石は軍鶏一族。鍛錬を怠る事のない姿は正に圧巻だな」


 ハンナがちょいとうっとりした瞳でだだっ広い訓練場の上で行われている肉の祭典を見つめる。


「まぁ圧巻なのは頷けるよ。誰しもが異様な肉付きしているし……」



 一人の汗だくの男性に視線を送ると。



「――――。ニッ!!」



 空に浮かぶ太陽も思わず顔をサッと背けてしまう眩い笑みを浮かべ、両腕に積載した筋肉の塊をこれみよがしに見せてくれた。


 健康的に焼けた肌に浮かぶゴリゴリとした両腕の筋肉だけじゃ見せ足りないのか。注文していないのに今度は背中の筋肉を披露。



「おっふぅぅうう!!!!」



 まるで今から空へ飛び発ってしまうのではないかと有り得ない妄想を駆り立ててしまう筋肉を生み出してくれた。


 あ、うん……。


 モリモリでゴリゴリの筋肉はもうお腹一杯です。


 出来る事なら普通に会話をしたいので、誰か真面に話せる人を寄越して下さい……。


 筋肉で会話を図ろうとする彼から視線を外してちょいと大き目の溜息を吐いていると。



「よくぞ我等が里に来てくれたな。戦士ハンナよ……」


 雄くさぁい訓練所の奥から慎ましい速度で一人の男性が俺達の方向へ向かい来た。


「はっ、お久しぶりで御座います。おさベルナルド」



 中々に渋い雰囲気を醸し出す男性へ向かってハンナが頭を垂れる。



「あ、どうも……」


 俺も彼に倣い素晴らしい角度でお辞儀を交わした。


「今日は一体何用だ?? それに貴様は見た所……。人間か」


 ベルナルドと呼ばれた男性がちょいと残念そうな瞳の色で俺の筋肉を見定めた。


「はっ、実は……」


 ハンナが俺に代わってこの里に訪れた理由を話してくれる。


「――――。ふむ。つまりその者を鍛えて欲しい。そう申すのだな??」


「はい。彼はあの砂蟹を仕留めた実力を有しております」


「我々でも捕獲困難なあの砂蟹を??」



 筋肉の里の長であるベルナルドさんの眉がピクリと動く。



「相手の攻撃を見切る洞察力。先の先の攻撃を想定した身の置き方、危機察知能力。攻撃力は人の範囲を出ませんがそれを補う猛々しい勇気を持っております。お忙しいのは重々承知しておりますが何卒我々にお力添えを……」



 ま、まぁっ!! この子ったら!!


 口では辛辣な台詞を吐いていてもちゃんと私の事を見てくれているのね!!


 世の女子が思わずキュン死してしまう思慮深い彼の温かな心を受け取ると心なしか頬の温度が二度程上昇してしまった。



「お、お願いします!!」



 白頭鷲の普段の私生活との差異ギャップに萌えてドギマギしつつ俺も彼に倣い再び頭を垂れた。



「戦士ハンナが認めた実力、か……。ふぅむ……。確かに面白そうな素材だな」


 ベルナルドさんがゴツゴツした顎に太い指を添えて俺の体を見定める。


「分かった。ダンと言ったか。お前をこの里で鍛えてやろう」


「本当ですか!? はは!! やったぞ!! ハンナ!!」



 パっと頭を上げると未だに頭を下げている彼にしがみ付いて叫んでやった。



「止めろ!! 気色悪い!!」


「ハハハ!! 戦士ハンナをたじろがせるとはな!! 里の屈強な者でさえ叶わなかった事を容易く達成してしまうとは。真に面白い者だ」


「こいつは馬鹿なんです。私はその馬鹿さ程度に困っているのですよ」


 必死にしがみ付く俺を無理矢理解いて話す。


「馬鹿な奴に相応しい稽古を与えて下さい」


「さっきから馬鹿馬鹿連呼し過ぎた!!」


「フフ、案ずるな。ダンに相応しい稽古を与えてやる。こっちだ、ついて来い」



 ベルナルドさんが力強い歩みで里の外れへと向かって行くので。



「あ、はい。ハンナ、ついて行こうか」


「あぁ、分かった」



 ベルナルドさんのゴツゴツした逞しい背に続いて行った。



「ハンナ。さっきは有難うな」


 態々俺の為に頭を下げてくれた事は勿論嬉しかったが……。そんな事より俺の事を認めてくれている事が滅茶苦茶嬉しかったのだ。


「あ、あぁ。別に構わん」


「というかさ。上空から砂蟹の戦闘を見ていたのならさっさと助けてくれれば良かったのに」



 妙に小恥ずかしそうな表情を浮かべている彼の横顔へ向かって言ってやる。



「素性が分からぬ者を助ける程私はお人好しでは無い。それにあの砂蟹は貴様を狩ろうとしていた。狩る者と狩られる者。自然の摂理を力で捻じ曲げるのは憚れるのでな」


「ふぅん……。でも結果的には俺の獲物を横取りしたじゃん」



 右肘をピンっと立ててハンナの横腹を突いてやる。



「止めろ。貴様の先を見通す力は認めているが、攻撃力不足は否めない。あのままではジリ貧が続き貴重な砂蟹を逃してしまうと考えた故の行動だ」


「あっそう。じゃあ俺はこの里で足りない攻撃力を補う為に体を鍛えればいいのか!!」



 ちょいと荒々しく鼻息を荒げて両の拳を握る。


 ハンナと一緒に行動出来るようになるのなら厳しい稽古は大歓迎さ!!


 鷲の里だけじゃなくて、この大陸の全生命体が怯える三つ首を退治したら共に冒険が出来るし!!



「意気込むのは良いが……。軍鶏の里の者達は付与魔法を得意とした肉弾戦を好む。貴様が想像している以上に厳しい稽古になるのは必至だぞ」


「フヨマホウ??」


 ちょいと聞き慣れない単語に食いつく。


「我々の里で幾つかの魔法を見たな?」


「あぁ、光る魔法陣から出て来る風の刃やら。お前さんがやたら見せたがっていた剣に纏わせた攻撃の類の奴だろう??」



 治癒魔法に炎の魔法、そして水の魔法等々。


 こっちの大陸に来る前にも幾つかの魔法は見た事がある。しかし、意外と見せたがりの白頭鷲ちゃんが放った飛ぶ斬撃は見た事が無かった。


 淡い緑の光が宿る剣が振り下ろされると切っ先から風の刃が迸り、離れた位置にある樹木を切断。


 炎が宿れば斬撃は燃え盛り、氷を宿せば凍てつく刃へと変換される。


 あれが付与魔法と呼ばれる類の魔法であると大層驚いたものさ。



「付与魔法は武具だけでは無く体に宿す事も可能だ。地の属性を宿せば自己強化、風の属性を宿せば風を纏い素早く動ける。こんな感じで付与魔法は肉体強化にも使用出来る」


「つまり軍鶏さん達はハンナが得意とする武器じゃなくて、自分の体に属性を宿して戦うんだな」



 恐らくこういう事でしょう。



「その通りだ。肉体鍛錬に勤しむ彼等の稽古に師事して基礎力の向上。これがダンに与えられた目下の目標だ」


「厳しいのは大歓迎さ!! 一日でも早くハンナと一緒に冒険がしたいからな!!」



 こっちの大陸と生まれ故郷の強さの尺度はまるで違う。その差を埋める為に此処へ来たんだ。


 ここで尻窄むのはお門違いってね!!



「ふっ、今の言葉。決して忘れるんじゃないぞ??」


「おうよ!! ベルナルドさんよ!! 俺は今から何をすればいいのかな!?」


 少しだけ鼻息を荒げて彼の背に問う。


「ダン、お前は人の身だ。その肉体強度では我々の鍛錬に耐えきれない。そこで…………」


「そこで!? 走り込みとか筋力鍛錬で基礎力を向上させるんだろ!?」


 完全完璧であろうと思われる己の考えを超得意気に叫んでやる。


「お前に相応しい鍛錬は……。あの者達と共に鍛える事だ」



 ベルナルドさんが歩みを止め、少し先に見えて来た大きな楕円状の訓練場へと指を差す。



「あの者達?? 柵に囲まれた場所には誰もいないけど……」



 訓練場と思しき場所の奥にはちょいとボロい平屋が建てられており、その左手には古ぼけた井戸が確認出来る。


 それ以外に目立った物は見当たらず只々質素な景色が広がっていた。



「何処を見ている。足元を見ろ」


「足元?? ――――。へっ!?」



 ベルナルドさんの言葉に従い視線を落とすと。



「「「……ッ」」」



 大変目付きの鋭い五羽のヒヨコが綺麗に横一列に並び俺達を見上げていた。



「じょ、冗談だろ!? このヒヨコちゃん達と一緒に鍛えろっていうのかよ!?」



 フワモコの黄色い毛が生え揃い、大人の手の平にスポっと収まる大きさのヒヨコちゃん達を指差して叫んでやる。



「はははは!! ダン、未熟な貴様にはうってつけの相手ではないか!!」


 こ、この野郎!! 他人事だと思って笑いやがって!!


「ハンナ!! 笑い過ぎだぞ!! なぁ、ベルナルドさん。もう少し真面な指導者を与えてくれないかな?? ほ、ほら!! その道の達人とかさ!?」


「お前が思うよりもこの者達は優秀だ。特に……。その者は将来この里を支える者となる」



 ベルナルドさんが他のヒヨコよりもちょいと大きな体のヒヨコを指差す。



「その者は十万年に一度の才能を持ってこの世に生まれた。まだこの世に生を受けて三年だが既に大人と変わらぬ実力を備えている。強さは目を見張る物があるが、この世の道理、理を理解していない。ダン、お前はこの者達に教育を施し、共に鍛え、共に学び、共に強くなれ」



「さ、三歳児達に教育をしてそのついでに鍛えろっていうのかよ!!」


「その通りだ」


「ククッ……。貴様に誂えた様な鍛錬ではないか……」


 大馬鹿白頭鷲が口から笑いが零れぬ様、右腕で口を抑える。


「あ、あのさぁ――……。三歳児相手に教育を施すのはまぁ致し方ないと思うけど……。俺はれっきとした大人だぜ?? 子供相手に拳を交わすのは流石に憚れるというか」



 クスクスと笑うハンナに鋭い瞳を送りつつ話す。



「そうか……。ならば、おい。相手をしてやれ」


 ベルナルドさんが一回り大きなヒヨコに視線を送ると。


「ピッ!!!!」



 他のヒヨコよりも一回り大きいヒヨコがシャキっとした姿勢で威勢よくきゃわいい鳴き声を放った。



「その者に勝てたら先程の大人達と同じ稽古をつけてやる。だが、勝てなかったら言った通りにして貰うぞ」


「はいは――いっと!! おっしゃ!! そこのヒヨコちゃん!? やさし――く叩きのめしてあげるから掛かって来なさい!!」



 男らしく策を乗り越え、何だかる気に満ちた表情で俺を見上げるヒヨコちゃんと対峙してあげた。



 はは、何々?? やる気十分な表情で見上げちゃってぇ――。


 大人の大きさにビビらない様に己を鼓舞するのは認めてあげるけどもっ。生憎俺はお子ちゃまの相手をする訳にはいかないのよねぇ――。


 頭上に浮かぶ太陽が及第点をくれる明るい笑みでヒヨコを見下ろしていると。



「フゥゥウ゛――――……」



 件のヒヨコちゃんから何だか気合の籠った雄の声が零れ始めた。


 それに呼応する様にフワモコの体が徐々に膨れ始め、気が付けば……。



「い、い、いやいやいやいや!!!! 顔と体の規格が合っていませんよ!?!?」



 顔は超可愛いヒヨコのまま、そして思わず触れたくなる黄色い毛もそのまま。


 しかし、首から下は人型の超ゴッリゴリの筋肉隆々した肉付きへと変化を遂げてしまった。


 両腕に積載された筋肉は岩の塊を彷彿とさせ、首回りの僧帽筋が猛々しい姿を装飾させる。


 大地を穿つのでは無いかと首を傾げたくなる大きさの二つの大殿筋で丈夫で無駄にデカイ体を支え、人間と変わらぬ二足歩行の出で立ちで俺の頭上から悠々と此方を見下ろしていた。



 デッカ!! そしてこっわ!!



「見ての通り形態変化は出来るが、彼はまだ人の姿に変わる魔法を取得しておらぬ。役不足かと思うが相手をしてやってくれ」


「そ、そうなんですか……。よ、よぉしっ。お兄ちゃんが相手になってあげますからねっ!!」


「フゥ゛ッ……。フゥゥゥウウ!!!!」



 体の規格に合っていないちいちゃな嘴から零れる殺意に塗れた白い吐息。


 勝負開始の合図を今か今かと待ち侘びて震える有り得ない積載量の筋肉を必死に宥めて構えるヒヨコ擬きへ声を掛けてやった。



 これはあくまでも模擬戦だから……。さ、流石に手加減してくれるよね?? 


 その隙をついて優しくお腹をポコンと叩いて勝利を収めよう。


 う、うん!! それが最善の手だよね!?



 恐怖に飲まれぬ様、気を確かに持ち。呆れた圧を放つヒヨコ擬きと対峙し続けていると。



「それでは……。始め!!!!」


 ベルナルドさんから模擬戦開始の合図が放たれた。


「ッ!!」



 先ずは様子見!!


 この筋肉達磨ヒヨコ擬きがどの程度の速さを持っているのか。それを見極めて……。


 開始位置から一歩下がったその刹那。



「ゥゥウウウウウンッ!!!!」


 ヒヨコ擬きがたった一歩で俺との距離を消し飛ばして飛来。


「ちょ、ちょっと待って!!」

「フゥゥガァァアア――――ッ!!!!」



 手加減?? 何それ、美味しいの??


 そう言わんばかりに岩みたいな太さの腕の先に剛拳を形成。防御態勢が整わない俺の腹へ捻じ込みやがった!!



「おぼぐぇっ!?!?」



 物理の法則に従い面白い角度で吹き飛ばされて行く体。


 地面に着地するとその勢いを保ったまま呆れた回転数で大地の上を転がり続け、訓練場の端に打ち立ててある柵に到着すると漸く体が停止してくれた。



「う、うぅ……。お、お兄さんの体は頑丈な方だけども……。殺す勢いで殴るのはどうかと思いますよ!?!?」


 喉の奥から込み上げて来る酸っぱい何かを吐き出さぬ様に堪え。


 荒々しく肩を上下させつつ俺の事をる気満々の猛った瞳で見下ろすヒヨコ擬きへ向かって叫んでやった。



「ほぉ……。後方へ飛んで勢いを殺したか」


「長も御覧になられた通り彼は目も良く、恐怖に飲まれずとも頭の中で思い描いた行動に至れます。必要最低限の体の強度、筋力。そして先見の明。初手は合格といった所ではありませんか??」


「そうだな……。ダン!! どうする!? もう一本続けるか!?」



 ベルナルドさんが俺に向かってそう叫ぶ。


 いつもの俺なら勿論喜んで!! と叫び、震える足を大地に突き立てて突貫を開始するのだが。



「……ッ??」


 眼前に悠々と立つヒヨコ擬きがぎゅぅぅうっと拳を強く握り締め、俺に差し出した。


 それはまるで。


『まだるかい??』


 言葉で言わずとも鉄よりも硬い拳でそう物語っていた。



「い、いえ。きょ、今日はこの辺にしようかなぁ――!! ほ、ほら。優しいお兄さんは君達に教育を施さなきゃいけないからね!! 体力は残しておかないといけないから!!」



 大変分かり易い負け犬の遠吠えを吐き、痛む腹を抑えて何んとか立ち上がった。



「そうか。では、ダン。お前は今日からその者達と共に鍛える事を許可してやろう!!」


「あ、有難う御座います。よ、よ、宜しくね??」


「フゥ――……。フゥゥ……」



 相も変わらずる気十分の猛った瞳で俺を悠然と見下ろすヒヨコ擬きへ向かって情けない声量で言ってやった。


 な、なんか俺が思っていた稽古じゃないけど……。この化け物ヒヨコ擬きとならある程度の強さを得る事が出来るのかしら……??


 いや、それ以前の問題として。コイツにられない様に最大限の注意を払わないといけませんね……。


 猛った瞳の圧に耐えきれず、いい歳の大人が三歳児からフっと目を逸らし。大変遠い地平線の彼方へ視線を置きながら改めて覚悟を決めたのだった。




最後まで御覧頂き有難う御座いました。


最近の気温の乱高下の所為なのか、将又季節の変わり目の所為なのか。風邪を罹患してしまいました。


喉の痛みはなく、妙な怠さと鼻水が止まりません。もしかしたら投稿が遅れるかも知れませんがそこは御了承下さいませ……。早く寝て頑張って治しますね。



それでは皆様、お休みなさいませ。


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