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プロローグ

お疲れ様です!! 本日から第二章の投稿になります!!


それでは、御覧下さい。




 糸を張り詰めたような重苦しい空気の中。


 一人の男が額に汗を浮かべながらその空気を壊さぬ様、そしてこれ以上悪化させまいと努めて明るい声を出し続けているが。


 資料を大切に握り、たどたどしく立つ彼の前。


 円卓上の机の前に座る者共は一切表情を変えず、重い空気を放出させる事を止めはしなかった。



 それはまるで、彼等が抱える問題の大きさを酷く重い空気に乗せ。彼に向かって代弁しているかの様であった。




「来年度の予算案について、歳入額と歳出額に顕著な差異が見られまして……。つきましては、善意で我々に援助頂いているシエル皇聖様に再びお力添えを……」



「市井の方に此方から援助を請うのはお門違いであろう??」



 濃い青の軍服に身を包み、頭髪の殆どを白に染めた男性が低い声で彼を制す。



「は、はいっ!! 大変失礼致しました!! マークス総司令!!」



「申し訳ありませんね?? シエル皇聖。今の発言はこの国を想っての事です。彼に二心はありません」



 マークスと呼ばれた彼の正面。



 一人の男性から流れて来る紙煙草の煙に顔を顰めている女性に向かってそう話す。



「こほっ……。ふふ、いえいえ。この国に平和が訪れる事は我々の本意ですからね。金銭面での援助はこれまで以上に輔翼させて頂きます」



「君。歳入と歳出にはどれだけの差異が見られるのか。端的に説明してくれ」


「は、はいっ!! アイリス大陸全土の税収と、公共事業費並びに軍事支出との差額は……」



 額から零れ落ちる汗を必死に袖で拭いつつ、手元の資料に視線を落とし。


 そして、地位ある者達から送られ続ける険しい瞳に耐えられないのか。予測計上された数字を早口で捲し立てた。



「…………。それらを加味した結果。この予算案を上院に提出するのは時期尚早であり、予算案が可決される年末まで調整すべきかと考えられます」



「そんな事は分かっているんだよ。増税について、下院の草案はどうなっているんだ??」



 今も煙草を不味そうに吹かす大柄な男が口を開く。



「草案の時点で頓挫しているのが現状ですねぇ……。貴族院であられる上院議員と違い、我々は民意で選出された者です。公約と違う事を成立させては……。議会解散の虞もありますので慎重になるのは当然かと」



 大柄の男の隣。


 彼とは比べられない程の細身の男がか細い声を放つ。



「ちっ……。臆病者共めが。金!! 権力!! 地位!! そんな物は生き延びてこそ得られるものだとどうして分からない!!」



「貴方みたいに皆真っ直ぐでは無いのですよ。そうですよねぇ?? ベイス上院議員??」



 細身の彼が、叫び回る大柄の男から視線を移して話す。



「彼の言い分も理解できるよ。身を切ってこそ得られる物もあるからね」



「はは!! その通りだ!! やはり、由緒正しいアーリースター家の現当主は言う事が違うな!!」



「只……。市井の方々は先も見えないこの危機感に我々以上に恐れを抱いているのだ。そこを汲み、先ずは理解して頂き、それからでも遅くはあるまい」


「それでは遅い!! 今こそ一丸となって敵に立ち向かうべきなのだ!!」



 方や豪胆、片や繊細な声色で答弁を交わす。



 纏まりそうで纏まらない案に皆の前で茫然と立ち尽くしていた彼は自分の身の置き場に困惑し。


 異常なまでに噴出する手の汗に辟易しながら彼等の声を傾聴し続けていた。






 ――――――――。






 一人の男が厳格な軍服に身を包みながらしんっと静まり返った廊下を進む。


 その視線の先には壮年の男性が静かな笑みを浮かべて彼を待っていた。



「やぁ、悪いね。レナード」


「用件は何だ。俺はお前と同じく暇では無い」


「まぁまぁ……。昔のよしみの間柄じゃないか」



 ベイスがレナードの肩を軽くポンっと叩く。



「早く用件を言え」



 それを邪険に振り払い、鼻息を一つ荒げた。



「実はね。もう直ぐ私の娘が十六を迎えるんだ」



 それがどうした。


 そう言わんばかりに彼をジロリと睨む。



「我がアーリースター家は十六を迎えると当主を務められる権利が与えられるんだ。私はこの問題が片付いたら上院議員を辞職しようかと考えている。娘にはその跡を継いで貰おうかと考えているんだよ」



「――――――――。それは初耳だぞ」



「大切な友人である君に初めて言ったからね。娘の誕生日の前後、生憎私は所用でレイテトールの街に居ないんだ。そこで!! 君に頼みがあるんだ。私が出掛けている間。娘を護衛してくれる人物を一人寄越してくれないかな??」



「おい……。熟考を経た結果がそれか??」



 誰にでも分かり易い辟易した声と共にレナードが言葉を漏らす。



「勿論。君達も忙しいのは分かっているけどね。誰にでも任せられる仕事じゃないんだよ。信を置く者にしか頼めないんだ」



「はぁ……。期間は?? それと希望する人員は??」



 巨大な溜息の後、窓から射す茜色に視線を移して答えた。



「六ノ月。二十日から二十三日までの四日間。希望する人は……。う――ん……。そうだなぁ……」



 ベイスが顎に手を当て、考え込む仕草を取る。



「人数は一人でも構わないよ。無頼漢を撃退出来る実力は勿論の事で、娘の我儘に耐え抜ける常軌を逸した体力の持ち主を希望しようかな。それもこの大陸を一人で踏破出来る位の体力のね」


「そんな人物……」


「まぁ、無い物強請りって奴さ。どうした??」



 思い当たった人物を見付けたのか。


 レナードの顔が険しくなったのをベイスは見逃さなかった。



「一人だけ思い当たる節があるぞ」


「本当か!?」


「あぁ、其方の娘と年が近いけど大丈夫か??」


「勿論だよ。して、その者の名は??」


「そいつの名は確か……」


「ふぅむ……。普通の名前だね」



 彼の名を聞くと、ふむっとベイスが一つ頷く。



「名前等気にする必要は無い。此れで、貸しは帳消しだぞ??」


「覚えていてくれたんだ。長い付き合いだからてっきり忘れられていたかと思ったよ」



 レナードは不躾な顔を浮かべ、それに対しベイスは明るい表情を浮かべて仕事の依頼内容を纏めていると。



「あら?? こんな所で会議ですか??」



 一人の女性が白きローブを身に纏い、女性らしい所作で彼等の下へ進む。



 背まで伸びた漆黒の髪。


 すっと伸びた鼻筋に誂えたような美しい唇。


 そして、誰もが心を許してしまうであろう笑みを浮かべ彼等の前に身を置いた。



「あはは。何、世間話の延長みたいなものですよ」



 ベイスが当たり障りのない笑みと声色で話す。



「そうなのですか?? 所……、で。今、小耳に挟んだのですが」



 そう話すと、レナードに視線を送った。



「先程の会話の中で出た彼の名に聞き覚えがあるのですけど??」


「聞き間違いでしょう」



 シエルに一切の視線を送らず。



 傍から見れば、これ以上関わってくれるな。


 そんな苦虫を嚙み潰したよう顔でレナードが答えた。




「そうなのですかねぇ?? 彼には帰還後に私の下に来るよう其方の組織に伝えてあるのですが」


「――――。その彼に何か用でも??」


「用があるから私の下へ来る様に伝えたのですよ?? 私の日程に合わせて頂くのが貴方の務めです。優先順位を履き違えないで頂けませんか」



 レナードとシエルの視線が衝突し、静かな廊下に険悪な空気が流れた。



「まぁまぁ。シエル皇聖の所用を優先させる様に細かい日程は我々が調整させて頂きます」



 険悪な空気を払拭させようとベイスが当たり障りのない笑みでその場を取り繕う。



「ふふっ。釘を刺す言い方に聞こえてしまいましたね?? それでは、御機嫌よう」



 静かに頭を垂れ、茜色に染まる廊下の先へと進んで行った。




「――――――――。睨んでも駄目だぞ??」



 レナードの視線に気付き、敢えて其方を見ない様にベイスが話す。



「毎度毎度……。貴様の無理な注文が俺の精神を擦り減らしている事が理解出来ないのか??」



「それはお互い様。それじゃあ、宜しく頼むね」



 そう話し、彼女とは反対方向の廊下へと進んで行った。



 一人残されたレナードは腕を組み。


 ぶつけようの無い憤りを真っ赤に燃える太陽に衝突させ、大袈裟に首を振ると己に課せられた責務を果たす為。移動を開始したのであった。


















 ◇
















 小さな応接間の中。高価な背広を着た男性が静かに椅子に腰掛け、怒りで顔を歪める女性からの視線を軽々と受け流していた。


 小さな男の子が息を顰め。震える手を誤魔化す様にしてぎゅっと握り、中途半端に開かれた扉の隙間から一触即発の様子を覗いている。


 年端も行かぬ男の子では、その状況が理解出来ず。


 普段は何処までも優しいその女性の変貌ぶりに驚きを隠せないでいた。




『是非、あの子を引取らせて頂けないでしょうか??』



 華麗に背広を着こなす男性が窓から射す春の陽射しに誂えたような声色で口を開く。



『あんた達みたいな怪しい宗教団体にあの子は渡せないね!!』


『そう、ですか。では、此方をお納め下さい……』



 そう話すと、懐から取り出した紙の袋を机の上に置いた。


 膨れ上がった中身から察するにそれ相応の額が収められているだろう。



『幾ら積まれようが!! あの子は私達が面倒を見るんだよ!!』



 その袋を親の仇を見付けた様な、そして汚い物を見る様な瞳で女性が睨みつけた。



『血が繋がっていないのに??』


『血は繋がっていなくても、心は繋がっているんだ!!!!』


『それは貴女の主観でしょう。我々に預けて頂いた方が、彼の身の為にもなりますよ?? 親の愛に飢えた者達の掃き溜めに彼を置くのは論外ですから……』



 大きな溜息を吐き。


 再び、袋を机の上にそっと置く。



 さぁ、早く受け取れ。そう言わんばかりに。




『いいかい!? あの子は真冬の雪原の中に捨てられていたんだよ!! それなのに、あんた達ときたら親が見つかったから引取るだって?? だったら本物の親を此処に連れて来い!! 私がその両親とやらを思いっきりぶん殴ってやるから!!』



 その様子を見つめ続けていた男の子は恐ろしくなり己の部屋へと逃げ帰る様に足音を立てずに移動を始めた。


 一階から聞こえて来る女性の怒号。


 耳を塞いでも聞こえて来てしまう恐ろしい声色に男の子は涙を堪え、頭からすっぽりと毛布を被り世界からの拒絶を願った。












 ――――――――。




 旅に慣れた者にとって悪路だと断定出来てしまう街道。


 その街道の上に転がる無数に存在する石達を見下ろし続けていると、苦い記憶が頭の中を静かに流れて行く。


 もう間も無く到着する生まれ故郷には温かい思い出が多い一方、大変苦い記憶も存在する。


 大人になるということは酸いも甘いも嚙み分ける、と考えていますが。



 逆に。



 大人になると苦い思い出ばかりに目が向いちゃいますよね。



「よぉ、どうした?? 浮かない顔して」



 いつの間にやら最後方を歩いていた様だ。


 俺の様子を見かねたユウが歩む速度を遅らせ隣に並び、此方の顔を心配そうな顔を浮かべて覗いてくれた。



「あ、いや。さっきも言ったけどさ。もう直ぐ俺の生まれ故郷に到着するんだけど……」



「美味しい御飯がある場所はまだ聞いてないけどね!!」



「良い思い出ばかりじゃなくて。大人になると悪い思い出ばかりを思い出しちゃうなって考えていたんだ」



 堂々と先頭を歩くマイの言葉をサラリと流し、ユウの深緑の瞳を見つめながら話した。



「あぁ、それ何となくわかるよ。子供時分ってさ、楽しい事ばかりを考えているけど。大人になると、その先に待つ不安に目が行っちゃうんだよねぇ」


「だろ?? それで、さ。昔の記憶がふと過ってね」



 再び視線を落とし、ふぅっと大きな溜息を吐いた。



「レイド様……。近づき難い記憶が御座いますのなら、迂回しますか??」



 アオイが此方に振り向きつつ話す。



「いや、故郷を愛しているのは本意だよ。楽しい思い出ばかりを思い出していたら駄目だなぁって意味だから」


「そう、ですか。レイド様の心の痛みは私の痛みで御座います。遠慮なさらずに包み隠さず仰って下さいまし。私はその痛みを全て受け止めてみせますので……」



「あ、うん……。有難う」



 女性の香を掴み取れる距離にススっと詰めて来たので、やんわりと距離を取りつつ話した。



 毎度突然ですからね。


 せめて、前置きを述べて頂ければ此処まで心が驚く事も無いのです。



「体が成長すると共に心と思考も成長します。恐らく、レイドは成熟した貨幣経済に即し現実主義的な考えを思い抱く様になったのでしょう。人間の世は貧富の差が如実に表れています。そこから目を離す訳にはいきませんからね」



 今もウマ子の手綱を引くカエデが話す。



「そのお金がなければ物も買えないし、服も着られないのか。森の中で育ったあたしにはちょっと分かり辛いなぁ……」



 生まれ故郷を思い描く様に空を仰ぎ見ながらユウがポツリと言葉を漏らした。



「良くも悪くも。思考する生物は生まれ、育った環境で思考並びに思想が確立されると私は考えています」



「つまり。劣悪な環境で育った者は考えが下劣に、良好な環境で育った者は考えが美徳に。当たり前と言えば当たり前だけど……。最終的に判断するのは自分だからさ、環境は二の次になるんじゃないの??」



 本日も煌びやかな藍色の髪を揺らす彼女の背に向かって話す。



「いいえ、違います。考えの根幹にあるのはその者が作り上げた思考では無く、環境が作り上げた思考が存在するのです。極自然的に、そして普遍的にその場所に存在するので己自身も確知出来ないのですよ」




 確知出来ない、ねぇ……。


 それを例えるのならこの光景が相応しいかな。




「よぉ――。アオイ」


「何ですの??」


「偶には荷物を背負ってくれよ」


「この体はレイド様の所有物なのです。つまり、私には何時何処でもレイド様へこの体を捧げなければならない義務を負っている。筋肉が摩耗し、柔肌が傷付いてしまった体ではレイド様は満足されませんのであしからず」




 今も愉快に会話を続ける彼女達は人では無く、魔物だ。



 彼女達と共に育った人間が居れば当たり前の光景にも映るが。


 魔物という存在を一切認識しようとしない者にとって、この光景は正に驚天動地であろう。



 環境が人の思考を育て、環境が善にも悪にもその人を染めてしまう。


 その思考を、価値観を変える為には常軌を逸した痛みを与える必要もあるのかもな。



 それでも思考を変えないから人と人は争うのだ。



 では……。


 魔物と人との場合はどうなるのだ??


 争う処か、どちらか一方が絶滅するまで闘争を続ける虞さえもある。




 そうはさせないと考えている俺は、カエデの理論で言えば良い環境で育った証拠なのかな。


 魔物と人。


 どちらも素敵な存在だと確知出来るのだから。




「まぁ、言い訳は後で聞くから」


「ちょ、ちょっと!! お止めなさい!!」



 ユウがアオイの了承得ないで一つの背嚢を細い肩に乗せた。



「お、重いですわねぇ……。ねぇ、レイド様ぁ。淫らな牛が私を虐めるの御座いますわよ??」


「それは虐めでは無くて輝かしき友情だね。ユウの荷物を持ってあげて偉いじゃないか」



 白雪も羨望の眼差しを浮かべる白き髪の上に己の手を乗せて言ってやった。



「うふふ……。心地良い感触ですわ……」



 その様ですね。


 うっとりとして瞳を閉じていますので。



「よぉ、レイド」


「どうした??」



 アオイからぱっと手を離し。


 太陽もこの光を放つには流石に憚れるであろう明るい笑みを浮かべるユウに視線を送った。



「ほら!!」



 さぁ!! どうぞ!!


 そう言わんばかりに深緑の髪が生えた頭を此方に差し出す。



「はいはい……。ユウはいつも頑張っていますよ――っと」


「へへ。ありがとねっ!!」



 どういたしまして。


 そんな意味を含ませて、一つ頷いてあげた。



「レ、レイド様っ!! お代わりを所望しますわ!!」


「申し訳御座いません。よしよしの権は只今を以て品切れになってしまいました。又の機会にお待ちしております」


「そ、そんな!! 有り得ませんわ!! 長時間待ちに待ったのに!!」



 たった数十秒が、長時間ねぇ。


 俺とアオイとの時間間隔には大きなズレが在る様です。




「ほら!! レイド様っ」



 御主人様のいい子、いい子を待つ飼い犬の如く。


 此方に手を指し伸ばさせようと画策した煌びやかな瞳を浮かべてしまう。




「アオイばかりずるいぞ――。あたしにもお代わりくれよ――」


「うっさいわよ!! あんた達!! ボケナス!! さっさと美味しいお店の場所を教えてよ!!」



 本日も始まってしまった喧噪に一頭の馬が足を止めた。



「ウマ子?? どうしたの」


『アレを止めなくてもいいのか??』



 ぶるっと鼻を一つ鳴らし、円らな瞳で彼等を見つめる。



「いいの。勝手に収まるから。それに……」


『それに??』


「もう直ぐ街に到着しますからね。余計な疲労は御免被りたいのが本音ですから」


『そうか……』



 一頭の馬の手綱を引く藍色の髪の女性。


 彼女は繰り広げられる喧噪に対し、無言の姿勢を貫くのだが……。



 人が住む街の近くで暴れ回るのは流石に不味いと考えたのか。



 周囲に人の姿が無い事を確認すると同時に四名へと氷の槍を降らせた。


 しかし。


 鍛え抜かれた彼等には効果覿面とはいかず、火に油を注ぐ結果となってしまう。



 秒を追う毎に増加する苛立ちを募らせる音量に対し。




 遠方から雷鳴轟く恐ろしい音が鳴り響くとほぼ同時、彼等は固唾をゴクンと飲み込み。素晴らしき指揮官の下へと馳せ参じ釈明の限りを尽くした。



最後まで御覧頂き、有難う御座いました。


本日から始まる第二章を温かい眼差しで見守って頂ければ幸いです。

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