表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
763/1227

第二百九十五話 母龍の実力

お疲れ様です。


本日の投稿になります。




 何処までも青く続く大空の中、私は体の奥底から魔力を捻り出しながら懸命に龍の翼をはためかせて鋭い飛翔を続けていた。


 正面に浮かぶ雲へ向かって突撃して霧散させ、息をするのも目を開けるのも困難になる速度を得ても空の女王の飛翔速度には遠く及ばない。


 及ばない処か全く歯が立たないと言えば良いのか……。


 遥か前方に描かれた空の女王の軌跡。


 彼女が描いた軌跡の後を大変歯痒い気持ちを胸に抱き、奥歯をギュッと噛み締めて懸命に追い続けていた。



 く、くっそう!! 全然追いつけない!!


 さっすが女王の系譜ってとこかしらね。私がこんなに嫌な汗を掻いたのは数百年振りよ。


 速さにはちょっと自信があったけど、彼女の前ではその自信が砂のお城に水を掛けた様にボロボロと崩されて行く。



「ちょ、ちょっと!! 速過ぎるでしょ!!」



 風よりも速く移動する彼女に懸命に食らいついて行くがそれでも容易く振り切られてしまう。


 私と彼女の間には埋めようにも埋められない速度の差がある。


 これをどうにかしない限り、私はアレクシアちゃんの髪の先さえも触れる事は叶わないでしょうね。


 空の女王の名に恥じぬ飛翔に見惚れていると。



「ハアアァァ!!」



 私の声に反応した彼女が急反転。


 真正面から馬鹿げた速度でこちらに向かって突撃を画策する空の女王が雲の中を潜り抜けて現れた。



 き、来たぁぁああ!!!!



 一切の小細工無し。


 私の体を穿とうとする確固たる意志を持った突撃に感心を通り越して……。


 惚れ惚れしてしまった。



「御生憎様!! そんな攻撃じゃあ、私は退かないわよ!!!!」



 彼女程では無いが得意とする風の力を身に纏い。向かい来る傑物に向かって正々堂々、我武者羅に正面衝突を試みた。



「だああああぁあ――――ッ!!」

「ガァァアアアア!!」



 重厚で堅固な巨大な岩をも砕く龍の頭蓋を、彼女が身に纏う風の壁へと衝突させたが……。



「い……。いったぁぁああ――――い!!」



 風の壁と衝突した刹那。


 ゴツンッ!! と大変鈍い音が響き渡り。常軌を逸した衝撃波が頭蓋の中を通り抜け足先まで到達して全身が痺れてしまった。



 な、なぁんとなく想像していたけども。予想の遥か上を行く攻撃力じゃない!!


 ジンジンと痛む頭を抑えて空の中で悶えていると。



「アァァアアアアッ!!!!」



 まだまだ元気一杯の空の女王様が上空の深い青の中から突撃して来た!!


 ちょ、ちょっと待って!! まだ痛みが取れていないの!!



「うぶぅ!?」



 私のお腹ちゃんに途轍もない衝撃波が襲い、阿保みたいに強烈な突進力と地面へ向かって私の体をグイグイと引っ張る重力を加算した合力によって落下していく。



「や、やるわね!!」



 翼をピンっと開いて落下する力を相殺。再び空の女王と相対した。



「「…………」」



 さ、さぁて。お次はどの手を打とうかしらねぇ。


 正確に言えば先手の次の手だけどさ。


 こちらが先に行動しようとしても呆れた速度によってそれを抑えられ、否応なしに後手へと回されてしまう。


 奇をてらう策を練ろうが、正々堂々と殴り掛かろうがその全てが封殺されてしまうのよね……。


 彼女達ハーピーの主戦場である大空に出て来た事を今更後悔する訳じゃないけど、このままじゃあ勝ちの目は皆無じゃん。


 鋭い視線がぶつかり合うと真っ赤な火花が散り不穏な空気が漂う。空に浮かぶ雲達が。


『喧嘩をするのなら他所でして下さい』 と。


 大変肩身が狭い思いで私達に懇願する。



 この一触即発の不穏な空気の中、何を思ったのか。私のちょっとだけボロボロになった姿を捉えると。



「――――。フフッ」



 人を小馬鹿にした様な笑みを浮かべ、綺麗な薄い桜色の髪をふわっと手で払い。こちらに背中を向けて地平線へ向かって飛翔して行ってしまった。



 は、はぁぁああっ??


 今……。私の姿を見て笑った?? 


 それとぉ……。鼻で笑うとは良い度胸してんじゃん!!!!



「じょ、じょ、上等じゃない!!!! そっちがその気ならこっちもその気になってやるわよ!!」



 翼に全魔力を集中させ、此方を誘う様に『敢えて』 遅く飛翔しているケツの青い女王を追い始めた。



 こちとらあんたが生まれる前からずぅっと飛んでいるのよ!!


 たかが二十年足らず生きただけのお子様に負けて堪るもんですか!!



「う、うぎぎ……」



 速度を上げていくに連れて狭まる視界。


 音の速さを越えると馬鹿げた衝撃波が生身の体を襲い痛烈で痛快な痛みが全身を駆け抜けて行く。


 空気の摩擦によって体が熱を帯びて行く頃、漸く白き翼を捉えた。



「お、追いついたわよ!! 待ちなさい!! 今からその可愛いお尻をペンペンしてお仕置きしてあげるから!!」


 こんもりと美しく盛り上がる臀部へ向かって咆哮すると。


「……」



 アレクシアちゃんが無言のまま速度を落として私と並走を始めた。



「良い子ね!! そのまま……。じっとしていなさい!!」


 右手を伸ばして細い体を掴もうとするが。


「遅い……」



 数段速度を落として私の遥か後方へと流れて行ってしまった。


 あれ?? 体力が尽きたのかしら??



 後方へと視線を送りもう見えなくなってしまった彼女を探す。すると。



「フッ……」



 再び殺人的加速度を得た彼女が後方から私を容易く追い抜いて行った。



 あなたにとって私の速度は欠伸が出る速度で?? 一旦速度を落としても余裕で追い抜かせるぞ――って見せつけたかったのね??



 あっ、そう。へぇ……。ふぅん……。


 圧倒的な速度の差をまざまざと見せつけられると私の中で何かが音を立てて弾け飛んだ。



「や、やってやろうじゃない!! ここからは手加減無し、小細工無しの殴り合いをしましょう!!!!」



 大きな翼を開いて速度を殺すと、地平線の向こう側へ向かって飛翔して小さくなり行くアレクシアへと雄叫びを上げてやる。


 私の挑戦を受け取った彼女は目を疑う速さで急上昇して遥か上空から此方を見下ろした。



 そして私を見つめる彼女の瞳は。



『あなたじゃ役不足』



 辟易、徒労、残念無念等々。明らかに私を悠々と見下ろした色で染まっていた。



「やってみなきゃ分からないでしょ?? ほら、空の女王足る力。示してみなさいよ!!」



 さぁ、掛かって来い!!


 私は両手と翼を名一杯広げて空の女王様を正面から堂々と迎え撃つ姿を現してやった。



「彼に……。彼に纏わり付く邪魔者は排除……。スル!!!!」



 彼女の体から深緑の魔力が爆ぜ空に浮かぶ雲を消失させると視界からその姿が消えた。


 う、嘘でしょ!? 私が見失う……。



「つっ!!」


 顎下から何かが衝突して上空に広がる黒い青を捉え。


「ぐぅっ!?」



 背に衝撃波が迸ると体が意図せずとも明後日の方角へと吹き飛ばされてしまう。



「ぐぅ……。うおぉぉおお!?!?」



 背、顎、額、翼。


 全身余すところなく痛めつけられ為すがままにボロボロにされていく。


 頑丈が売りの私でさえ意識を繋ぎ留める事に集中力を割いてしまう馬鹿げた攻撃力。


 ほぼほぼ無防備なまま攻撃され続けていると視界が徐々に狭まって来た。



 な、なんて子。たかが二十そこらの子に良い様に攻撃されるなんて……。


 目にも留まらぬ連続攻撃が刹那に止み項垂れていた顔を上げると。




「荒れ狂え風よ!! 嵐よ!!!! 我は空を統べし女王なり!!」




 正面に居る彼女が私に向かって超特大の風の玉を浴びせようと魔力を高めていた。


 右手を空高く掲げ、彼女の腕の先には視認出来てしまう程の暴風が逆巻く巨大な風の玉が形成され。その玉の中には親切丁寧に鋭い風の刃も添えられており、暴風と呼応する形で玉の中を元気良く走り回っていた。


 あの中に生物が侵入したらどうなるのか??


 答えは超簡単。呆れた暴風の力によって前後左右に体を振り回され、無防備な体に切れ味の良い風の刃が体を細切れにする。


 あの風の玉は綺麗な薄緑を纏っているが……。血を流す者が侵入すればきっと朱の玉に変化する事でしょうね。



 あ、あはは――……。それ、人に当てちゃあ駄目な奴よ??


 自分の体が細切れになった姿を想像すると背筋がゾクリと凍ってしまった。



「あ、あのねぇ。もうちょっと優しく殴りなさいよ」



 喉の奥から声を絞り出して懇願に近い願望を伝えるが……。どうやら彼女は聞く耳を持たぬようだ。



「死になさい……。風絶狂域テンペストフィールド!!!!」



 直径数十メートルを有に超える風の玉を掲げ、私の体に向かって勢い良く放射してしまった。


 素直に回避するのが玄人なんだけど……。あれが地上に激突したらきっと大変な事になるからねぇ。


 受けざるを得ない状況に追い込まれた私が悪いんだけどさっ。



 私が避けないと考えたのか?? それとも野獣の如く漲る力に振り回された結果なのか……。


 まっ!! いずれにせよこれに耐えて反撃を開始しましょうかね!!



「掛かって来い!! あんたの攻撃力が上か、私の頑丈差が上か……。正々堂々勝負を受けてやる!!」



 風の力を纏わせた両腕でガッチリと防御態勢を整えると爆裂玉の襲来に備えた。



 視界の全てを覆う呆れた魔力の塊が私の体に着弾すると予想通りと言うか。当たり前と言うべきか……。


 私の体は面白い様に後方へと弾け飛び、彼女が放った風の玉の中で飛び回る風の刃に切り裂かれ続けた。



「どわぁぁああああああ――――ッ!!!!」



 重厚な甲殻が裂け、裂けた肉から血が溢れ出し、急激な気圧の低下によって鼓膜が機能を失う。


 前後左右、天と地上。


 どっちにどっちが存在するのか理解不能に陥ってしまった。



 や、やばい……。


 このままじゃあ……、死ぬぅっ!!!!



「ずあぁぁああああっ!! だぁぁああああっ!!」



 あなただけが力を解放出来ると思ったら大間違いよ!!


 体の中に眠り、微睡む、古龍の血を覚醒させ風を吹き飛ばしてやった。



「ふぅぅ……。ふぅっ!!」



 全く……。何年振りかしらね、古龍の力を解放させたのは。


 体の中を縦横無尽に走る血が湧き立ち、口から零れる荒々しい息が灼熱の火炎を帯びる。滾り血が敵を倒せと叫びそれに呼応する形で全身の筋力が逸るが、それを懸命に抑え付けて彼女と対峙した。



 龍族の本気を引き出したあなたの実力は大したものよ。


 でもね?? それは俗に言うお痛が過ぎたって奴なの。



「殺す……。彼は、レイドさんは……。私がぁぁああ!!!!」



 喉の奥から悲壮な叫び声を放つとアレクシアちゃんが再びあの風の玉を作る。


 玄人相手に同じ手を二度使う気がしれないわ。


 さてと!! どうやってこの空中大決戦に幕を下ろしてやろうかしらね。天才的な戦術によって完全勝利を目論んでいると。



「馬鹿も――んっ!!!! さっさと片付けぬかぁぁああああ!!」



 随分と下に居るイスハが私に向かって何やら叫んでいた。


 おぉ!! 丁度良い位置にいるじゃん!!



『エルザード!! 今からこの子を叩き落とすから受け止めて!!』


『はぁっ!? 手一杯って言ったでしょ!!』



 はぁい。無視しまぁっす!!


 頭の中に響く横着淫魔ちゃんの恐ろしい声色を完全に無視して呆れた威力の風の玉に対抗すべく。



「グォォォオオッッ!!!!」



 限界近くまで魔力を高め灼熱の業火を纏わせた特大火球を御口の前で作り上げる。


 正面衝突上等じゃない!! 比べっこは昔から大好きなのよ!!



『止さぬか!! 戯けぇぇええ!!』



 口煩い狐さんが何やら私に向かって念話を送ってくるけども。


 力を解放して大変上機嫌な私はそれを軽く流して言葉を放つ代わりに火球へと力を注ぎ込んだ。



 さぁって、私の特大火球とあなた爆裂玉。


 どちらの威力が勝るでしょうか!?



「死ねぇぇぇえええええ!!」


 アレクシアが風の玉を放つと同時に。


「ガァァァァアア!!!!」



 私は溶岩をも融解させる熱量を帯びた大火球を吐き出した。



 力と力、魔力と魔力。


 互いの熱い魂が衝突すると空が轟く爆音が鳴り響き爆炎と爆風が立ち昇り大気が、そして大地が揺れ動いた。



「くぅっ!!!!」



 上空から襲い掛かる熱波と衝撃に対して思わず右腕で防御してしまった。



 な、何て攻撃力よ。私の火球が相殺されるなんて……。


 だ、け、ど。勝機はここよ!!!!


 上空に漂う爆煙によって視界が遮られ相手は私を見失った筈。


 刹那に風を身に纏い爆煙の中へと一気苛烈に突き進んだ。



「「っ!?!?」」



 猛狂った獣は時に想像を超える行動を取る。


 爆煙の中を突き進んで行くと、私と同じ思考に辿り着いた彼女と鉢合ってしまった。


 う、嘘でしょ!? 意識が無いのにここまで頭が回るなんて!!



「アァッ!!!!」



 上空から恐るべき速度で空の女王が風の力を纏って突撃を画策する。


 このままでは正面衝突は免れない、か。


 己の技と力を何度もぶつけ合うのは大好きなのだけれども、これ以上の戦闘の継続は彼女の体に悪影響を及ぼす恐れがあるし……。



 まだまだ戦っていたいけどさ、今日は私の勝利でこの戦いに終止符を打ちましょうかね!!!!



「ハァァアアッ!!」



 馬鹿げた厚さの風の壁を纏い、呆れんばかりの速度で下降してくるが……。これまでの戦いによって力を使い過ぎた所為かそれとも暴走によって冷静な思考が欠如してしまったのか。


 攻撃に精細を欠いているわよ!!!!



「残念でした!! 大人しく……。寝ていなさい!!」



 上空から襲い来る彼女の突撃を間一髪躱して上空へと逃れ、大木をも薙ぎ倒す龍の尻尾の一撃をすれ違い様に彼女の背に打ち下ろしてやった。



「グアァァァ…………!!」



 獣の最後の雄叫びとでも呼ぼうか。


 私の乾坤一擲の雷撃を受けたアレクシアちゃんが地上へ向かって音速と変わらぬ速度で落下していった。



「よ、よし!! 何んとか勝てたわね!!!!」



 周囲に漂う爆煙を翼で吹き飛ばし美しき空へと右手を掲げて勝利を確信した。



「――――。ふぅ――。疲れたっ!!」



 地上へと降り立つと龍の姿から人の姿へと変わり汗だくの額を拭う。



 さて、皆さん。私の勝利を祝いなさい?? 私は空の女王様に勝利したのよ!?


 にっこりと笑みを浮かべ、長年連れ添った友人達を見つめるが……。



「き、貴様ぁぁああ!! 加減という言葉を知らぬのか!?」


 あれ??


「全く。あなた程の実力者が何たる様ですか」


 あれれぇ??


『こ、この……。物理攻撃馬鹿!! あんたの尻拭いはこれで何度目よ!!』


 あっれぇぇええ――……??



 大勝利を収めた私を待ち構えていたのは、祝福の喝采では無くて心の奥まで重く響く酷い罵声であった。


 何よ、そこまで怒る事ないじゃない……。



「あ、あはっ。いやあ――、思いの外強くってさぁ。力を解放しなきゃ勝てないと思った訳で?? 致し方ないと思う訳なのよ」



 人差し指で頬をポリポリと掻きながら話す。



「そうなる前に幾らでも手段はあったじゃろうが!! じゃが、安心せい。アレクシアは無事じゃよ」


 イスハの足元。


 そこには傷つき、煤塗れになりながらも静かな寝息を立てているアレクシアちゃんが気持ち良さそうに眠りを享受していた。


「良かったぁ。ありがとうねぇ!! エルザード!!」


『これは貸しだからね!!』


「あなたには数えきれない貸しがあるから、そこから幾つか引いておくわね」


『ふ、ふざけんな!! 私が落下して来る彼女を受け止める為に一体どれだけの魔力を……』



 これにて一件落着っ。


 私はギャアギャアと五月蠅く騒ぐ淫魔の声を無視すると勝利の余韻と疲労の塊を含めた息をはぁっ!! っと吐き。


 満面の笑みを浮かべて先程まで空中決戦を行っていた美しき空を仰ぎ見て体を弛緩させた。



 お次は誰がこんな風に変化するのやら……。まだまだ体力は残っているけど残り七人全員が暴走したら流石に不味いわね……。


 安心したのは束の間出来事であり、数十秒後には緩んだ気持ちをキチンと切り替え。今も不穏な力を溢れ出している未来ある若者達へと相対した。



お疲れ様でした。


本日は日曜日のルーティンを終えると愛車に跨り、ラーメン屋へと行って参りました。


そのお店は昼時になるとかなり込むのでお昼ちょっと前に訪れ、四川ラーメンをがっつり食べて来ました。


長い時間煮込んでトロっとした感触が堪らないチャーシュー、シャキシャキ感が最高なモヤシ、そして辛みのあるスープとコシのある麺!!


久々に訪れましたが中々に満足出来た御昼前ラーメンでしたね。それからはプロットの執筆、ネクロモーフ退治とまぁまぁな休日を過ごせました。


この後も執筆を続け、指と背筋が限界を迎えたら眠りに就きます。



そして、ブックマークをして頂き有難う御座います!!


今週も頑張って投稿させて頂きますね!!!!



それでは皆様、お休みなさいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ