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第二百九十四話 甦る古代種の力

お疲れ様です。


週末の深夜にそっと投稿を添えさせて頂きます。




 澄み渡った青空に浮かぶ真夏の太陽の陽射しが肌を焦がして悪戯に体温を上げる。体内に籠った熱を逃そうとして、冬のそれと比べて若干日焼けした肌には薄っすらと汗が浮かぶ。


 額から零れ落ちる汗を手の甲で拭うと熱射に照らされながらも微動だにしない八名を見下ろした。


 浮かべる表情は皆一様に苦悶と苦痛に歪み、時折痛みに耐える様に悲痛な声が口から漏れている。


 精神を蝕まれ悶え苦しみ思わず手を差し伸べたくなる悲壮な姿じゃが、ここまでは想定内じゃ。


 各々が精神世界へ潜行するも力の暴走が見受けられない事に胸を撫で下ろすがそれは時期尚早じゃて。


 ここからどうなるかはこ奴ら次第。


 儂は腕を組み横一列に並ぶ者達の前を右往左往しながら慎重に八名の様子を窺い続けていた。



「ねぇ、イスハ」


 儂の背後からフィロの声が届く。


「何じゃ」



 むっ!? この馬鹿弟子め!!


 辛そうな顔を浮かべおって!! 後で説教じゃな。



「そんなにウロウロしなくても大丈夫だって。今の所、皆の魔力は安定しているし」


「分かっておるわ。万が一に備え、こうして準備しておるのじゃよ」


「ふぅん、そうなんだ……」



 安心せい。お主の側には儂がいつもおる。


 化け物を目の前にして苦しく辛いじゃろうが今は辛抱じゃぞ??



「うっ……。くっ……」



 馬鹿弟子の頬から伝い落ちる汗を人差し指でやんわりと拭ってやる。


 むぅ。冷たいのぉ……。


 お主は冷や汗を掻いてしまう酷い状況に追い詰められておるのか?? 



「万が一に備えてって、言っているけどさ」


「そうじゃよ」



 五月蠅いのぉ、集中して弟子の様子を見られぬでは無いか。



「ど――、頑張って見てもね?? 彼の様子しか気に留めていないって気配が背中越しにビンビン伝わって来てるんだけど??」


「ッ!!」



 儂の胸中を射貫いた言葉が放たれると自慢の尻尾全てが天へと向かいそそり立ってしもうた。



「そ、そんな事は無い!! 皆、均等に観察しておるわ!!」


 馬鹿弟子の前から颯爽と立ち上がり、そそくさと移動を始めて言ってやる。


「別に良いんじゃないの?? 大切な御弟子さんなんだからぁ――??」


「その意味深な声色は何じゃ」


 妙に早足になってしまった足を止めて儂を揶揄うフィロを横目でジロリと睨んでやる。


「これが私の声色なのよ。ね――?? フォレインっ」



 そう話すと凛とした佇まいで立つ隣の彼女の肩に手を置いた。



「あなたの声色なんて一々気にも留めませんわ」



 フォレインがそれを邪険に払い、愛娘の下へ視線を戻した。


 九祖の末裔と邂逅を始める、それがどういう意味を示すのかは己自身の体験を以て十二分に理解しておるじゃろう。


 自分自身ならまだしも血を分けた娘なら尚更心配じゃろうて。


 普段の冷静沈着な瞳は何処へ。


 苦悶の表情を浮かべるアオイへ子を想う母親の温かな視線を注いでいた。



「あら。冷たいわね」


「娘の様子が心配なんじゃよ。お主は心配では無いのか??」



 現に。



「うぎぎぃ……。この分からず屋めぇ……」



 マイの顔は苦虫を食い潰したように歪み、内に潜む者から衝撃を受けた反動か。時折体が不安定に揺れ動いておるし。



「まぁ心配ではあるけど。うちの娘は馬鹿みたいに頑丈だからなぁ。放っておいても自分で解決の糸口を見付けるでしょう」


「ほぉ、随分と信頼しておるのじゃな??」


「信頼とは違うかな。何んと言えばいいか……」



 フィロが腕を組み、口を横一文字にして押し黙る。



「――――。血筋、みたいなものかな。ほら、私然り夫然り。自分で色々と物事を解決したり、厄介事を引き起こしたり。次から次へと問題を呼び込むけど最終的には何とかして全部解決しちゃうじゃない??」


「まぁ概ね合っておるな」


「でしょ?? 勿論、自分の娘だから人並に心配はしているのよ?? 相談事があれば乗ってあげるし、解決の糸口を見付ける手伝いはしてあげるつもり。でも、最終的な解決は本人に任せるつもりよ」



 それがお主の教育方針か。


 自分の道は自分で見出し、立ちはだかる巨大な壁が現れても直接的には手を貸さず。間接的に手助けをして己自身の力で乗り越えさせる。


 理に叶った指導方針にも見えるが……。



「解決に至る途中で挫折したらどうするつもりなのじゃ」


 これが目下の問題であろう。


「あはは!! それは無いわよ!! 目的地が遠ければ遠い程、超えるべき壁が高ければ高い程燃え上がる子なのよ。この子は」



 美味い食べ物を求め遠い西の大陸からアイリス大陸へと渡り、片っ端から料理を食い漁る。


 たかが飯の為に海を渡る呆れた行動力を鑑みれば当然か。



「呆れた行動力が証明している、か。若い頃のお主そっくりじゃ」


「そう?? 若い頃の私はもっと可愛くて、聡明で、体付きも良かったじゃん」


「いや、そういう意味じゃないわい……」



 行動力の強さを伝えたかったのに捩じれて伝わってしもうた。



「じゃあ、どういう意味……」



 フィロの追認が始まろうとするが……。一人の変化がそれを止めた。


 マイの隣、ミノタウロスの血を引く娘が突如として魔物の姿へと変化。大魔の一人にして馬鹿げた力を誇る父に匹敵する魔力を解き放つ。


 ほぅ……。


 四王が一人、力王と呼ばれる父と遜色ない溢れ出る力の鼓動、あの巨躯から放たれる一撃は恐らく大地を簡潔に裂くであろう。


 巨大な牛の顔、重厚な筋肉の装甲、過剰積載された四肢の筋肉。


 何処からどう見ても肉厚の筋肉だらけじゃな。


 速度を失う代わりに攻撃力に特化したミノタウロス一族の象徴足る姿に思わず唸ってしまった。



「おぉ――。ボーにそっくりじゃない」


「えぇ、本当に……。漲る力は呆れる程にそっくりですわ」



 フィロとフォレインも儂と同じ想いのようじゃ。


 魔物の姿で座すユウを見上げ、記憶に残る懐かしき幻影と重ね合わせて頷いていた。



「問題は何故急にこの姿になったのか、じゃな」


 こっちの世界に帰って来たら問うてみるか。


「大方あれじゃない?? ユウちゃんの中に存在する御先祖様と力比べ、とか」



 こ奴の性格を加味すれば容易く想像出来るが……。


 古の時代を生きた者に対して真っ向勝負を挑もうとするその考え自体が間違いじゃな。


 正面から小細工無しに正面衝突画策すれば、十中八九木っ端微塵にされるであろうから。


 ユウの姿に視線を奪われ今も溢れ出る魔力と膂力そして圧に感心しておると……。



「あらぁ……。どうも宜しく無い雰囲気の子がいるわね」



 フィロが話した通り禍々しい魔力が周囲を侵食し始めた。


 八名が座して並ぶ列の左。


 美しい桜色の髪の女性を中心に冷たい風が渦巻き、吹雪く。



 アレクシアの奴め、古代種が秘める力に屈したか??


 厳重に蓋をして封印していた負の感情が解き放たれ、湧き起こる黒き感情のままに暴れ回る。得られる力は膨大じゃがその行き着く先は……。


 破滅の二文字じゃ。


 有り余る力に振り回され体が限界を迎えてしまうからな……。



「さて、と。そろそろ準備を始めましょうかね!!」


 フィロが足首を解して肩を回すと。


「そうですわね……。この力で勝手気ままに暴れ回られたら厄介極まりないので」


 それに呼応する様にフォレインが首の筋を解す。


「ハーピーの力、侮るでないぞ??」



 彼女達の主戦場は上空に聳える大空。


 そこへ一度飛び立てば手に余る事は必須じゃ。如何にして飛び立てぬ様にするか。そこに注力を注げば心配要らぬであろう。


 儂も臨戦態勢を整え、その時に備えた。



「分かっているって!! ほら、エルザード。他の子達に結界を張りなさい」



 横一列に並ぶ者達の丁度中央。


 その前に座禅の姿で座る脂肪へフィロが話す。



『うっさいわね。今からやるわよ!!』



 口を開かず儂らに対して念話で答えた。



「他の者達の精神力を正常に保ち、呆れた魔力で精神の世界の調和を補う。全く……。お茶らけた性格以外は本当に凄いわよねぇ」



 その点に付いては儂も同感じゃ。


 強敵と対峙しても飄々とした姿勢を崩さず、儂らが窮地に陥ってもニコニコと笑みを浮かべ。その笑みはまるで儂らが苦しむ顔を楽しむかの様じゃった。


 腸が煮えくり返って何度手を出そうと思った事か……。


 いや、実際手を出したな。


 それでも己の行動を鑑みないと言う事は、反省という文字を母親の胎内に忘れて来たのじゃろうて。



『ちょっと!! 聞こえているわよ!! フィロ!!』


「あはは!! ごめんって!! さぁて……。古の血が覚醒するわよ……」



 アレクシアを中心に吹雪いていた暴風が徐々に弱まり、渦巻いていた風が彼女の下へと向かって行く。


 そして、全ての風が収まると周囲の木々の葉が重なり合う音が止んだ。



「…………」



 俯いていた顔が徐に上がり重い瞼がゆるりと開く。



「ほぅ。流石、女王の系譜とでも呼べばいいか。儂らと何ら遜色無いわい」



 血走った瞳の奥から滲み出る五臓六腑を締め付ける殺意と憎悪。


 肩口から迸る魔力が空気を摩擦させて小さな雷を呼び起こし乾いた音を奏でる。


 腹の奥にずんと響く圧、肌を泡立させる暴虐の波動が儂に最大限の注意を払えと忠告していた。



「この若さでもうここまでの力を引き出せるのか。こりゃ世代交代もそう遠くないかもね」


「ふんっ、抜かせ。儂は頂点を譲るつもりは無いっ!! それに……。力を引き出したは良いが我を失っては本末転倒じゃろうて」



 制御出来ぬ力程恐ろしい物は無い。儂らは痛い程にそれを理解しておるからな。


「……」


 アレクシアの深紅の瞳がゆっくりと左右へと動き、とある人物を捉えると静かに立つ。



「あらあら?? 私達は無視ですか??」


「フォレイン、そんな訳無いでしょ。あの子は今、自分が本当に求めている者へと向かっているだけ。そして、その目的は……」



 一切の足音を立てずに向かった先は……。我が弟子の前じゃった。


 弟子の前に立つとぼぅっとした瞳で見下ろし只々その表情を観察している。



「まぁっ!! やっぱり私の想像通りじゃない!! 彼、モテるからなぁ」


「それに気付いていない所がまたソソルのですわ。あぁ……。いつかの出来事が体を刺激してしまいますわぁ。いけませんっ、二人目の子を孕んでしまいます……」



 勝手に悶えている馬鹿蜘蛛はさて置き。


 これ以上は看過出来ぬか……。


 アレクシアの細い手が弟子の顔へ伸び行く様に危機感を覚え、儂は警告を促そうと口を開こうとしたが。



「はぁ――い。そこまでよ、アレクシアちゃん。レイドさんは現在修行中なの。その邪魔……。ううん。他にも彼に想いを寄せる者が居る中、抜け駆けはちょっと卑怯だと思うのよ。そういう事は彼が起きている時に正々堂々としなさい」



 開口一番を陽気な龍に取られてしまった。


 むぅ、それは儂の役目なのに。



「オマエも……」


 弟子に伸ばしていた手を止めると普段の澄んだ声とはかけ離れた重く低い声が響いた。


「はい??」


「オマエも邪魔をするのカ……」



 太陽が東の地平線から昇るかの如く、フィロへ向かってゆるりと体の正面を向けていく。


 アレクシアの深紅の瞳が彼女を捉えると同時に一旦は収まっていた魔力が爆ぜ、再び暴風が吹き荒れた。



「ぬぉっ!? おい!! これ以上挑発するでない!! 島がもたん!!」


 正面から襲い掛かる暴風から身を守る為、両の腕で防御しつつ叫ぶ。


「挑発ぅ?? 私は只忠告しただけじゃん」


「それが挑発だと言うのじゃ!! やい、脂肪!! 儂らにも結界を張れ!!」



 風が強過ぎて目が開けられぬ!!


 それに、儂の体は大変美しく軽いので吹き飛ばされてしまいそうじゃ!!



『あんたはそのまま吹き飛ばされてどっか行け』


 は、はぁ!?


「き、貴様ぁ!! 時と場合を考えて行動せい!!」



 自分と馬鹿弟子達にだけ分厚い結界を張りおって!! 卑怯じゃぞ!!



「イスハ。エルザードは皆の事で手一杯なのよ。ここは一つ、私達だけで対処しましょう」


「賛成ですわ。幸い、他の者達には今の所影響は見えませんし」



 ちぃっ!! 仕方があるまい。



「では、儂が出る!! あの細い顎に一撃を加え、速攻で気絶させてやるわ!!」



 丹田に魔力を集中させて本来の姿へと変わろうとするが。



「残念っ!! あの子はどうやら私に的を絞ったみたいよ??」



 アレクシアの背に純白の翼が生え、周囲の暴風を纏った体が宙へと浮かぶ。


 彼女の体から吹く風が一段上へと昇華すると。



「うぉぉおおっ!?」



『大地に立つ』



 そんな簡単な行為さえも困難とさせる呆れた風速と風圧へ変化してしまった。



「私の邪魔を……」



 来るぞ!!


 深紅の瞳が眩く発光してフィロを確実に捉えた。



「するナぁぁああ――――ッ!!!!!!」


「「ッ!?」」



 二つの美しき翼が大きく羽ばたくと同時にその姿が消失。


 儂でさえ刹那に見失う速度を得たアレクシアの体がフィロへ向かって突撃を開始した。


 直ぐ近くに居たフィロが常軌を逸した速度の突撃により後方へ跳ね飛ばされるが。



「や、やるぅっ!!!!」



 呆れた速度を見切り両腕で確実に攻撃を防いでいた。


 あの速度を初見で見抜くとは……。流石じゃな。



「アァアアア!!!!」


 着地を乱したフィロへ深緑の魔力を身に纏い追撃を試みようとするが。


「ちょっとここだと不味いわね。お嬢ちゃん!! 上で勝負よ!!!! はぁっ!!」



 フィロが唐紅の甲殻を身に纏う龍の姿へと変化。


 そして何を考えたのか知らぬが彼女達の主戦場である大空へと羽ばたき昇って行ってしまった。



「ハァァアアアアッ!!!!」



 アレクシアが更に魔力を解放して風よりも速く上昇して行った龍を追い掛けて行く。瞬き一つの間に両者の姿はゴマ粒台にまで縮小されてしまった。



「ば、馬鹿者!!!! 空に出るなぁぁああ――ッ!!」



 ハーピーの主戦場は自由に羽ばたく事を可能にした大空じゃ。


 そこへ自ら向かう等、己の首を絞めている様なものじゃぞ!!



「まぁ宜しいのではないですか??」


 見上げんばかりの巨躯から豆粒大の大きさになった龍の姿を見上げてフォレインが呟く。


「何が宜しいのじゃ!! 自殺行為じゃぞ!!」



「昔から彼女は相手が得意な状況で戦うのを好みます。敢えて不利な立場に身を置き、相手が言い訳出来ない状況を作り出し、その状況で完璧な勝利を手中に収める。何んと愚かな行為だと武に身を置く者は口を揃えて言うでしょうが……。それでも勝利してしまうのが、絶対的な強者足る所以なのでしょう」



 その行為で何度肝を冷やした事か。


 じゃが、フォレインが話した通り。奴は何度も不利な状況下で完璧な勝利を得た。



『ぜぇ……。ぜぇっ!! ど、どう!? これが私の実力なんだから!!』



 ボロボロになった姿で満面の笑みを浮かべ、誇らしげに右手を掲げる古き良き記憶が脳裏を過って行った。



「悪い癖、と呼ぶべきじゃな。仕方が無い。降りて来る迄儂らは大人しく待機しておくか」



 澄み渡る青き大空を裂く様に赤と緑が上空で衝突して地上まで届く衝撃波を生むと、両者は再び距離を取る。


 直角、湾曲、急上昇に急下降。


 五臓六腑が傷付く常軌を逸した移動速度での一進一退の攻防を観戦していると儂の肌が冷たい汗を流す。


 お主は呆れる程に丈夫じゃが向こうはそうはいかぬ。


 アレクシアの体が燃え尽きる前よりも早く勝負を付けるのじゃぞ、戯け者。


 何処までも広がる大空の中で激しく左右に動く朱と緑の魔力の軌跡を視線で追いつつそう唱えてやった。




お疲れ様でした。


今週末は番外編一話、体力が残っていれば本編を一話更新させて頂きますね。


さて、本日は帰宅後先日届いたDEAD SPACEをプレイする為。久し振りにコントローラーを握った訳なのですが……。


はっきり言いましょう。怖過ぎますって!!!!


グラフィックが少々荒いPS3から滅茶苦茶綺麗なPS5に進化した所為か、恐怖度が段違いでした。


暗闇の中から聞こえて来るネクロモーフの嘯く声、壁をブチ破って襲い掛かって来る敵。一時間プレイしただけで手汗がもうヤバい事に……。


リメイク前の作品を遊んだお陰か、大筋のストーリーと進むべき道を理解出来ているのが唯一の救いですね。


桁違いの恐怖度とグロテスク度。日本で発売出来ない理由が理解出来てしまいましたよ。


読者様もプレイする時は細心の注意を払って下さいね??



そして、ブックマークをして頂き有難う御座いました!!


週末のプロット執筆活動の嬉しい励みとなります!!


それでは皆様、良い週末を過ごして下さいね。

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