表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
755/1227

第二百八十八話 怪力爆乳娘の内に潜む者

お疲れ様です。


本日の投稿になります。




 体の真正面から襲い掛かる肌を刺す猛烈な熱波が汗を噴出させ、夥しい量の鬱陶しい汗が頬そして首筋へと流れ落ちていく。


 顎下に到達した一滴の水滴があたしの動きに合わせて熱された石段へと到達すると、瞬時に水蒸気へと変化。


 矮小な白き煙が刹那に揺らぎ黒ずんだ空へと昇って行った。



 はは、汗が一瞬で蒸発したぞ。


 一体どうなってんだよ、ここは……。


 足を止めて吹き出す汗を手の甲で拭い空を仰ぎ見る。



 澄み渡る青い空は黒い鈍重な雲で覆われ気分を晴らすには至らず。左右へと首を向ければ、灼熱の溶岩が今現在昇っている石作りの階段の脇を抜けて山の麓へと流れ落ちて行く。


 遥か彼方まで続く鋭く尖った恐ろしい山脈。そして、何処まで続いているか分からないこの石段とクソ暑い状況……。


 一体どうすりゃ良いって言うんだよ。


 うじうじ文句を言うつもりは無いけども……。



「暑過ぎるんだよぉ!!」



 憂さ晴らしを兼ねて石段を思いっきり蹴り飛ばすと。



「あっつぅ!!」



 どうやら蹴り飛ばした石段さんの機嫌を損ねてしまったようだ。


 勢いを付け過ぎた所為か、溶岩の熱気で温められた石の欠片が頬を襲うと鋭い痛みが広がって行く。



 ちくしょう。踏んだり蹴ったりって奴か。


 ひぃこらひぃこら文句を言わずに溶岩に挟まれた石段を昇って来たのは良いが。終点は一体どこでしょうかねぇ。


 他に行く当ても無いし……。


 取り敢えず、頂上を目指すとしますかね。何か妙な気配が山頂辺りからするし。



「はぁ――……。行こうか」



 ふぅっと大きく息を漏らし、再び熱せられた鉄板と変わらぬ熱さを誇る石段の上を昇り始めた。



 皆はあたしと同じ様にこんな恐ろしい場所で大魔と顔を合わせているのかな??


 それとも全く別の風景の中……。そうだなぁ。


 例えばさざ波が聞こえる美しい海岸とか。小鳥が囀り心地良い風が流れる森の中とか。


 そんな心休まる場所で御先祖様と面会していると考えると何だか無性に腹が立って来る。


 どうしてあたしがこんな馬鹿げた暑さの中を孤軍奮闘、孤立無援の状態で昇らなきゃならんのだ。



 こんな風に文句の一つや二つ言っても罰は当たらんだろう。温厚なあたしでも我慢の限界はあるのさ。


 これは頭から流れ落ちた汗なのか、それとも顔から吹き出した汗なのか。


 もうその区別もつかない状態になり新鮮な空気を求めて顔をふと上げた。



「ん!?」



 石段が途切れているぞ!!


 数十段先の後方にはぽっかりと広い空間が浮かび、この忌々しい熱を放つ石段の続きが消失していた。


 やっと頂上か!! 長かった……。


 疲労困憊の太腿ちゃんに喝を入れ、苛烈な勢いを伴って頂へと駆け上がって行った。



「はぁぁああ!! 到着!!」



 憎き石段と別れを告げ、目標地点である頂へと二本の足をしっかりと突き立ててやった。


 到着したのは良いけど……。


 今度はあたしの想像の三つ上を行く熱が体の正面に襲い掛かって来やがった。



「あっちぃ!! あちちっ!!」



 熱波から顔を隠す為に思わず右腕で顔を覆う。


 な、何でこんなに暑いんだ!?


 腕の隙間から真正面の様子を窺うと、そこには暑さ云々も気にもならない驚愕の光景が広がっていた。



 左右に広く広がるほぼ完璧に近い円の中央からグツグツと煮え滾る真っ赤な溶岩が湧き出ている。


 窪みから湧き出た溶岩が溢れ、左右の傾斜に従って先程昇って来た忌々しい石段の両脇に流れ落ちていく。


 まぁ、溶岩が流れていたという事は何処からか漏れ出ているのは理解していましたけど。



 こっちの方を理解しろって方が無理あるよな……。


 窪みの中央から湧き出る溶岩のほぼ真ん中。



「……」



 そこに一体のミノタウロスが鎮座していた。



 父さんよりも二回り……。いや、三回り程大きいか。


 大地の恵みを受けて育った樹齢数千年の馬鹿げた太い幹よりも分厚い両腕。殺傷能力の高い武器も余裕で跳ね返すであろう太い首、抗う事を忘れさせてしまう鋼の胸筋。


 あのミノタウロスを一言で言い表すのであれば筋力の塊といった所かな。


 馬鹿げた筋力で溶岩の熱を遮っているのか?? いやいや……。それはどう考えても可笑しいだろう。


 例え筋力で耐えられとしても、皮膚が耐えられる温度は少なくとも溶岩の温度より低い筈なのだから。



 では、何故あのミノタウロスは溶岩の風呂に浸かる事が出来るのか??


 答えは単純さ。


 考えても分からねぇってね!!



 あたしがこの常軌を逸した光景に呆気に取られ、筋肉過剰積載のミノタウロスを見つめていると。ギュっと閉じていた分厚い瞼が開き、それに呼応する様に大きな口も開かれた。



「よぉ!! やっと到着したか!! ユウ坊!!」


「はい??」



 坊って。


 あたし、女の子なんだけど?? どこからどう見ても可愛い女の子でしょうが。



「ははぁあっ!! 細かい事を気にするな!! 俺は気にしない!!」



 声色からして男性なのだろうが。


 少なくとも女性と男性の区別くらいは気にして貰いたいものさ。



「そうかい?? やっぱり気にした方が良いかな??」


「いや、もう気にしなくて結構です。と、言いますか。さっきからあたしの心の声に反応していますね??」


「そりゃそうだろう!! ここはユウ坊の中なんだから!!」



 成程、そういう事ね。


 あたしの精神世界に居るのだから、あたしの声が聞こえても当然って事であろう。


 簡単そうに見えて意外と複雑な仕組みなのかも知れない。



「そうだ!!!! いやぁ……。俺の血を受け継ぐ者との初対面じゃん?? ちょっと緊張しちゃって……。その緊張を解きほぐす為にこうして溶岩風呂に浸かっているんだよ!!!!」



 緊張を解き解すのならもっと良い方法があるでしょう。


 例えばぁ……。



「例えば??」


 馬鹿デカイミノタウロスの顔が横に傾く。


「大きな深呼吸とか。柔軟体操だとか。軽い散歩なんてどうです??」


「温いっ!!!! 俺の緊張感はそんな生易しい行動では溶けないの!!」



 そうですかっと。



「あぁ、まだ緊張が解けないな……。大殿筋を鍛える為に巨岩を持ち上げる?? いやいや!! それじゃあ温いからいっその事隣の山を移動させてやろうか……」


「一つ質問をしても宜しいです??」



 自分の耳を疑いたくなる緊張を解きほぐす方法をあれこれと口ずさみ、次々と出て来る馬鹿げた単語の言葉の合間を縫って質問を捻じ込む。



「何だ!?」


 声、でけぇな。


「どうしてあなたは……。溶岩の中で平然と過ごせるので??」


「鍛えているからだ!!」



 あたしが聞きたいのはそういう事じゃあ無いんだよなぁ。


 誰でも簡単に理解出来る説明方法を受け賜わりたいのよ。



「仕方があるまい!! 説明してやる!!」



 どうも。


 彼の言葉を受けて一つ大きく頷いた。



「周知の通り、我々ミノタウロスはこの星の生命を生み出した九祖が一体だ。そして我々の特徴は他のどの種族よりも耐久力に優れてぇいるっ!!!!」



 両腕でムンっ!! っと力瘤を作って話す。



「耐久力に優れているから溶岩の中でも平気なのですか??」

「違う!!」



 じゃあもういいです。


 そう話そうとすると、続け様に口を開いてくれた。



「俺も人の姿ではとてもじゃないけど溶岩の中は無理だ!! まぁ、火炎程度なら余裕だけども。この姿で愛しむ様に素敵な筋力を育み、大地の力を感じて己の中に宿す。そうすれば溶岩程度の熱なんて……。はっ、ちょいと熱い風呂に早変わりなのさ」



 最初からそうやって話しなさいよね。



「つまり。大地の魔法を使用して耐えている……。と??」


「ちがぁぁああ――うっ!!!!」



 ちくしょう。


 御先祖様じゃなければ一発横っ面を叩いてるところだ。



「母なる大地の力を宿すんだ!! 感じないか!? 星の中央から沸き上がって来るぅぅ。むむぅぅん!! この圧ッ!!!!」


 この人は一々変な格好をしないと話せないのだろうか??


「感じ取れないあたしが未熟なのは分かりましたよ。それより、あたしの中に居るのなら分かっていると思いますけど。これからあたしはあなた……」



 っと。


 まだ名前を伺っていなかったな。



「申し遅れました。ボー=シモンの娘。ユウと申します」



 初対面の方にはちゃんとした礼儀を行う。


 これが大人の処世術ってね。


 キチンとしたお辞儀を、今も可笑しな格好で筋肉を作っている御先祖様へと放ってやった。



「うむっ!! 実に見事な礼儀だ!!」


 そりゃどうも。


「それで?? あなたのお名前??」


「ユウ坊にはまだ俺の名を知る資格は……。ウゥんぅ!! 無いっ!!」



 はい??


 それは一体どういう意味で??



「俺の力を宿す資格が無いと言えば分かるか??」



 気色悪い恰好を解くと溶岩の風呂の中に腰を下ろし、先程とは打って変わって重圧を感じさせる口調で此方へと言葉を送る。



「資格、ですか」


「そうだ。これからユウ坊には俺の力を授けるに相応しいかどうかの試練を受けて貰う。まぁ……。どうしても名前を呼びたいのなら『聳える神々を打ち砕く剛力』 とでも呼んだら良いさ」



 長ったらしい名前だから却下で。


 試練ねぇ……。凡そ、体を鍛える云々って奴かな。



「大体は合っているぞ。先ずその最初の鍛錬としてユウ坊にはこの溶岩風呂に浸かって貰う事にした!!」


「いやいや、体溶けちゃうって」



 右手をさらっと横へ振りつつ話す。



「溶けはせん!! 試しにミノタウロスの姿になって足先を着けてみろ。俺はユウ坊の中から成長を見届けて来た!! 今のお前なら出来るっ!!」



 本当かねぇ。


 物は試し。そう考えて取り敢えず魔物の姿へと変わり溶岩風呂の淵へ身を置いた。



 こ、これに足を着けるのかよ。


 グツグツと煮え滾る溶岩が猛烈な熱気を放ち、粘度の高い液体がゆっくりと風呂の端から零れて行く。


 常人ならここに立つだけで皮膚がただれ落ちて……。酷い火傷処じゃあ済まされないぞ。


 この姿に変わっても熱さを拭い去る事は叶わず、今もひり付く熱波が悪戯に肌を焦がしていた。



「ほぅ。体毛は焼け落ちぬか」



 あたしの体を見て、満足気にウンウンと頷く彼を尻目に左足の小指を恐る恐る溶岩風呂へと近付けていく。


 本当に大丈夫なのかよ。足が溶け落ちたらこの先一体どうやって歩けばいいんだ??



「恐れるな!! 我々ミノタウロスに恐れの文字は必要無い!! さぁいけ!! 恐れるな!!!!」



 はいはい!! やればいいんでしょ!! やれば!!



 おっかなびっくりしていたらこの五月蠅い声が永遠に続くんだ。ずっと聞いていたら鼓膜が降参しちまうし、ちゃちゃっと試してみよう。


 肺の粘膜を焦がしてしまう熱量を放つ空気を大きく吸い込むと意を決し。左足の小指をちょこんと溶岩風呂へと着けてみた。


 そして、足の小指と溶岩が接着した刹那。



「――――――――。あ、あっちぃいいいいいい!!!!」



 常軌を逸した熱が小指に襲い掛かった!!


 しかも!! 粘度の高い液体だから慌てて溶岩から引っこ抜いてもまだ接着してやがる!!


 咄嗟に足を溶岩風呂から離し、灼熱の業火を保つ液体を右手で払ってやった。



「ば、馬鹿じゃないのか!! こんな風呂に入られるか!!」



 焦げた小指を抑えつつ話す。


 だ、大丈夫かな。あたしの小指……。



「それはユウ坊が大地の力を宿していないからだ!! これで俺の偉大さが分かっただろう??」


 ふふんっと得意気に胸を張り風呂の淵へと立つ。


「んな事知った事か!! やっべぇ……。大火傷しちゃったじゃん……」



 燻ぶった香りが鼻腔に届き、その香りが異常事態であると教えてくれる。


 真っ黒に焦げちゃった……。後でカエデに治療を頼もう……。



「大体……。その大地の力の宿し方を習っていないから止めるべきだったのでは??」


「その通りっ!! 先ずは俺がどれだけ凄いかってのを見せつけてやりたかったからなっ!!」



 は??


 じゃあ、あたしが大火傷するのを分かっていて風呂に足を着けろって言ったのか??



「大正解っ!!」


「ふざけんな!! このいい加減野郎!!」



 妙に鼻に付く格好を取って話すものだから思わず手が出てしまったじゃん。


 大地を飛び跳ね、風呂上りの茹で上がった彼の頭の天辺に渾身の拳骨を見舞ってやった。



「いてぇ!! お、お前!! 御先祖様を殴ったな!?」


「あ――、そうだよ!! 普通、御先祖様は子孫に対して親切丁寧に指導を施すものだろ!!」


「それはユウ坊が勝手に作り上げた姿だ!! 俺は俺!! 好きにさせて貰う!!」


「さっきから坊、坊って!! あたしは女だ!!」



 今度は背伸びをして横っ面を張り倒す。



「効かん!! 拳骨はなぁ……。こうすんだよぉぉおおおお――――ッ!!」


 捩じった首が真正面に戻ると同時にドデカイ拳があたしの頭頂部に突き刺さった。


「あぶちっ!?」



 早々感じた事の無い強烈な痛みが脳天から首へ、そして両足へと伝達。


 その衝撃によって大地に亀裂が走った。


 阿保みたいな力でぶん殴りやがってぇ!!



「首が折れたらどうしてくれんだよ!!」


「ほう?? 俺の一撃を食らっても倒れないのか」


「当ったり前よ。こちとら、毎日鍛えているからね!!」



 皆と移動中には組手を欠かさないし、率先して皆の荷物を持ち肉体を鍛え続けているのだ。


 そうそう倒れはしないさ。



「そりゃ結構。じゃあさ、鍛えているのなら……。どうしてレイドの前じゃしおらしくしてんの――?? 最近妙に意識している所為か、髪型とか気にしているもんねぇ――」



「は?? そりゃあ……。まぁ、あたしも一応?? 女の子だし。男として見られたくないもん」



「ぶっ、あはははは!!!! 出た――!! 唐突な女の子宣言っ!! そうやってしおらしくしていてもユウ坊の周りにはきゃわいい女の子が揃っているから無駄で――すっ!!」



 はい。


 張っ倒す!!!!



「うるせぇぇええ!! んな事分かってんだよぉぉおおおお!!」


 右の拳にありったけの力を籠めて笑い転げる馬鹿先祖の腹に向けてぶち込んでやった。


「うぶっ!! うぅん……。心地良きかな」


「何が心地良きかな、だよ。気色わりぃ」



 腹を抑え、愛しむ様に痛む腹を抑えている横暴者にそう言ってやった。



「口が悪い子にはお仕置きで――すっ!!!! とぉうっ!!」



 横暴者が唐突に大地を蹴り、上空に舞い上がった巨躯の両足が私の体に突き刺さる。



「は?? どわぁっ!!」


「どうよ?? 俺の両足蹴りは」



 随分と離れちまった位置から鼻に付く得意気な声が届きやがった。



「全然効かないね。ふぁあぁああ――――……。まるで子供の戯れって奴さ」


「こ、この……っ。上等だ!! 大先輩が直々に鍛え直してやらぁ!!」


「掛かって来いやぁ!! 筋肉まみれ、頭スカスカ野郎がぁぁああ――ッ!!!!」



 互いの右拳に全筋力を集中させ、防御、逃亡、後退。その全てを捨て去った只前に出るだけの特化攻撃を放ち合う。


 両者の剛拳が激突した瞬間。



「「ッ!?!?」」



 この空間を包んでいる熱波の関係もあるのか空気が灼熱の熱を帯びて膨れ上がると。



「どわぁっ!?!?」



 あたしの体は爆風と共に後方へと跳ね飛ばされてしまった。


 全力を籠めて打ったのにビクともしてないとはね……。それ処か。



「はっは――!! またまた俺の勝ちだもんね――!!」



 満面の笑みで高らかに笑う始末。


 ちくしょう……。このボケ先祖めぇ。


 あたしが気にしている事をよくもまぁ堂々と言ってくれちゃって。


 指導を受ける前にあたしがどれだけその事を気にしているのか、熱き拳を通して分からせてやらんと。



「さぁどんどん掛かって来い!! 筋肉を愛しまない者に勝利は訪れない事を教えてやる!!」


「大地の力の宿し方じゃねぇのかよ!!!!」


「それは二の次だ!! 先ずは素敵な筋肉の塊を共に作り上げるぞ!!」


「御断りだよ!! この馬鹿タレが!!!!」



 今にも体中の筋肉が破裂してしまう痛みを我慢して、余裕の格好で待ち構えているボケ先祖へ向かって再び突進を開始した。



お疲れ様でした。


今から遡る事数時間前、トルコで酷い地震が起こりました。現地に住む人達が無事であれば宜しいのですが……。




これから暫くは彼女達一人一人の御話が続いて行きます。


長文でしたり、短文でしたり。登場人物によって話の長さが変わり。話を統合しても宜しいのですが内に潜む者達は初登場ですので単話で区切って行こうと考えております。


予めご了承下さいませ。



それでは皆様、お休みなさいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ