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第二百八十七話 お馬鹿な龍の内に潜む者

お疲れ様です。


本日の投稿になります。




 阿保淫魔のよく分からん真っ赤な魔力に触れると突如として目の前が真っ暗になり意識が混濁。


 足元が定まらず平衡感覚を喪失した体がグニャグニャとした気持ち悪い感覚に襲われ。私の頭の中は海鮮系と肉系が混ざり合ったごちゃごちゃの鍋みたいになってしまっていた。


 このまま一生この感覚が続くのかと思いきや。


 吐き気を催す波打つ不快な地面の揺れが漸く収まり、正常な感覚を取り戻してから静かに目を開けた。



 おう?? 何やら空気が美味しいわね。



 勿論、空気自体は無味無臭だ。不純物が一切含まれていない澄んだ空気とでも呼べばいいのか。


 只々呼吸を続けて居るだけでも体が満足してしまう美味しい空気を吸い込んで上体を起こす。



 ん――……。森の中ね!!



 端的に現在位置を表現しろと言われたらそう説明せざるを得ない緑豊かな木々が私の周囲を取り囲んでいた。


 この森、どっかで見た事があるわ。


 何処だっけなぁ……。



「思い出したっ!!」



 そうよ!! アイツと初めて出会った森じゃない。


 この森でボケナスと出会って、色んな出会いと楽しくて愉快で時々怖い経験をして今に至るのよ。いやぁ、なっつかしいわ。


 陽性な感情を胸に湧き、その明るい気分のまま龍の姿へと変わり森の中を自由気ままにフヨフヨと空中散歩を始めた。



 確かぁ……。


 ここを真っ直ぐ行くと開いた空間があって、そこであの大馬鹿野郎は絶命に至る傷を受けたのよね。


 私のちょっとした油断によって投擲された大きな槍がボケナスの体を貫通。そして私の可愛いあんよちゃんに槍の切っ先が突き刺さっちゃったのだ。


 こちらを庇うつもりだったのだろうが、全然庇いきれていなかった。傍から見れば無駄死にとも見えるけど。



 でも……。私はその温かい気持ちが嬉しかったのよ。



 魔物と人間。


 対極の位置に身を置く者同士、分かり合えるのは難しい。それなのにアイツは私の事を何の見返りも求めないで。しかも、出会って数分だってのに守ってくれたんだ。



 ま、まぁ?? 世界最強の私にとって余計なお節介だったんだけね!!


 あんなちゃっちぃ槍じゃあ私の命を奪う事は不可能なのよ。あ、でも……。傷跡が残る程度の傷は負うかしらね。


 う――ん……。良い方向に考えるのであれば美しいあんよちゃんに傷跡が残る事を未然に防いでくれたと思えばいいのか。



 気色悪い豚達を駆逐した後、私はもう間も無く絶命に至るであろうアイツを救う為に龍の契約を交わした。


 そして……。この体になっちゃたのよねぇ。


 雀の足程度のちんまりとした御手手を見下ろす。


 どんぐりを拾うのに精一杯になる程のちっせぇ手だ……。以前の龍の姿とは掛け離れた姿に一時期は辟易もしたさ。



 だが!! 私はこれを僥倖と捉えたのだよ!!



 体が小さければ小さい程、御飯を沢山口に運べるし!! 移動手段も誰かにしがみつく、又はポケットの中に潜り込めば楽ちんだし!!


 はは、いやぁ……。だけどね?? 良い事尽くめ、ばかりじゃないのよ。


 ま、まぁ??


 世の女性より、ほぉぉおおんの!! ちょっとだけ!! お胸の標高が足りないの。


 前の姿の私はもっとおっきかった!! きっと力を分け与えた所為でその、うん。ちっちゃくなっちゃったの。


 私は悪くねぇ!! たかが槍で腹を穿たれただけで死にそうになるアイツが悪いんだ!!


 何かその考えに至ったら無性に腹が立って、お腹が……。



「いでっ」



 考え事をして飛んでいたらでっけぇ木の幹に頭を打ちつけてしまった。


 腹も減ればオデコも痛い。


 善意者も思わず唸ってしまう程の心優しき私でも当然憤怒の感情は持ち合わせています。



「テメェ!! どこに目ぇ付けて歩いてんだ!!」



 私に頭突きをかましたお返しと言わんばかりに木の幹を蹴り上げ、その勢いのまま脇を通り抜けてやる。


 足の爪に受けた硬い感触が燃え上がってしまった怒りをほんの僅かに鎮めてくれた。


 ふんっ、私の進行方向に立っているのが悪いのよ。


 もうオデコちゃんを不機嫌にさせる訳にはいかぬと考え、確と前方を見つめながら進んでいるとアイツと初めて出会った場所が見えて来た。



 おぉ、もう直ぐだ。


 休憩ついでにアソコで翼を休ませ、んで。食べ物が無いか探しに行こうかしらね。


 自分の中で美味しいものを探すのも可笑しな感覚だけどさっ。


 大雑把にこれからの行動予定を頭の中で纏めつつ進んで行った。



「――――。ん――……。これも美味しかったのよねぇ。いや、いっその事。こっち??」



 ン゛ッ!?


 誰か……。居る??


 件の場所に近付くと女性の苦悩するちょいと低めの声が聞こえて来る。


 その声の主を確かめるべく、私は草の合間からそ――っと様子を窺った。



「いけないわねぇ、私の悪い癖だわ。こういう事に関しては優柔不断だし。あらっ!! これ良いじゃない!!」



 前方の開けた空間のド真ん中に一頭のドデカイ龍がだらしない恰好で休んでいる。


 あの姿勢を言い表すのなら……。


 御主人様が散歩に連れて行ってくれないので、うつ伏せの姿勢でだらしなく時間を過ごす犬。とでも言えば良いのか。少なくとも龍が取る姿ではあるまいて。


 いや、私も御飯が出来ない時とか良くあんな格好して待機しているわね。



「そうそう!! 蜂蜜があまぁくて、モチモチフワフワのパン生地!! 最高っよねぇ」



 お、おう!?


 そこに食べ物があるというのかね!?


 どうやらあの龍は今から何を食べようか、その踏ん切りがつかない様子だ。


 此方に背を向けてデカイ尻尾を左右へブンブンと振りながらワクワク感全開の様子を醸し出している。


 そこに美味しい食べ物があるのなら私は当然向かいますよ??


 蚊も思わず二度見してしまう矮小な翼の動きでふわりと浮かび、龍の頭上へと静かに移動を開始した。



「あ、でも……。甘い物を食べると、塩気がいるの。あぁ……!! どうしてこの世の中には美味しい物が溢れているのでしょうか」



 何?? アレ……。


 大地にデカイ顎を乗せ、大力を感じさせる重厚な甲殻に包まれた右腕を顔の前に浮かぶ小窓……。とでも呼べばいいのか。


 そこへ馬鹿みてぇにデカイ腕を伸ばし、全てを引き裂く事を可能とした黒爪で小窓にちょこんと触れ。


 左から右へ。そして、上下へと巧みに動かして何やらウンウンと頷いていた。


 あそこから何か見えるのかしらね。


 ここからじゃあ見れないし。ちょいと下がってみっか。



「彼女も罪な御方ですよねぇ。こうして人が知識を持った故に文化が生まれ、育み、私達を苦悩させるのですから。きゃあ!! これこれ!! 私、これ大好きなの!!」



 ぬぉ!? 危ねぇ!!!!


 この龍は何を思ったのか。


 小窓から差し込む光を捉えた刹那にガバっと体を起こし、剰え大木も容易くへし折ってしまう尻尾をブンブンと振り出すでは無いか!!


 危く尻尾で撃墜される所だったわ。



「はぁ……。久しぶりに食べたいなぁ。でもぉ、ここからじゃあお願い出来ないしぃ」



 叶わぬ願望と悟ったのか。


 萎んだ姿へと再び戻り、退屈そうに指を動かし始めた。



「絶妙な味加減とあの形、大好きなんですよねぇ。ん!? これも美味しかった!! 兎に角大きくて……。素敵だった……」



 ははぁん。アレはそういう仕組みだったのね。


 上空から高度を下げて行くに連れて光る小窓の全貌が明らかになった。



 窓から差し込んでいる光はどうやら私の記憶の一部の様だ。今現在映っているのは、ここへ来る前に寄ったお店で食べたあの巨大なピコピスタだし。


 私の中にある記憶を思い返して感慨に耽っているのか。


 そして、私が体験した味も共有しているのね。尻尾がフリフリと左右に揺れ動いているのが良い証拠よ。


 ってか、物凄く強そうな姿形をしているのにその仕草はどうかと思うわよ??


 こちとら強くなる為にこの良く分からん精神世界に訪れたのだ。このままではずぅっとあぁやって食べ物に現を抜かしていそうだし……。


 仕方が無い。キラキラと目を輝かせている龍に私の存在を気が付かせてやるか。



「わっ!! 出た!! ぜんざいだ!! この大豆の甘味と餅のモチモチ食感が最高だったのよ!!」


「――――。そうね。私の好物の一つよ」


「バブルス!?!?」



 は?? それ、何語??


 私が彼女の頭の上からぜんざいの感想述べると同時に赤と漆黒が混ざり合ったカッコイイ翼が横へピンっ!! と伸び。


 右手の中に光る小窓を慌ただしくも大事そうにしまって、後ろ足で仰々しく立った。



「お、おほんっ!! ふぅ――……。よく来たわね」



 口から覗かせる鋭い牙の間からは白い息が漏れ。真っ赤な二つの瞳は灼熱の溶岩さえ慄かせる。


 体全体を覆う黒と赤を主色とした分厚い装甲は立ち向かう勇士の心を容易く粉砕させてしまう厚みがあった。



 同族の私でさえも思わず固唾をゴックンと飲み込む神々しい姿。



 なのだが……。


 先程のだらしない姿、そして食の感想の事もあってか。今更凄まれてもあんまり響かないわよ??


 心の声が丸聞こえだったし。


 初見でこの姿と対峙したらきっとビビりまくっていたでしょうね。



「ゆ、油断していた訳じゃないのよ?? ちょっと、さ。ほら……。小腹が減っちゃったから……、ね??」



 ね?? と言われましても……。


 気恥ずかしそうに頬を掻いて己の失態を取り繕う姿がまぁ、哀れな事で。



「哀れとか言わない!!」



 ん!?


 さっきから私、一言も口に出していないんだけど??



「ここはあなたの精神世界なのよ?? 心の声が聞こえても当然でしょう」


「そりゃそうか。ってか、あんたが私の中に住んでいる九祖の末裔??」


 人の姿へと変容し、私の両親より一回り……。いんや。二回り程大きな龍の顔を見上げて話す。




「そう……。私は、『業火を従えし神翼しんよく』 と呼ばれた龍の血を受け継ぐ者よ」



「ふぅん。渾名は分かったけど。本名は?? 私の名前はマイ=ルクス=フォートナスよ」



 一々業火云々と呼ぶのも面倒だしさ。


 この後も長い付き合いになるのだ。互いの名を知っておいても損は無かろう。



「あなたにはまだ私の名を聞く資格が無いの」


「資格ぅ??」


 あんたは一体何様なのだ。


 私は名を名乗った。そして、問われたら答えるのが道理でしょうが。


「道理、ね」



 口角を僅かに上げ、人様を小馬鹿にしたような含み笑いをしつつ私を見下ろした。



「お?? 何々?? あんた、私の事馬鹿にした??」



 先祖様だろうが、九祖の血を受け継ぐ傑物だろうが知らんが。


 礼儀を欠く輩は許さん。



「礼儀?? あなたに礼をする理由が見当たらないからこうして見下ろしているんじゃない」


「だろうねぇ。おっしゃ!! ちょいとそこに直れや」



 右と左の拳をガチンッ!! と合わせて軽快な音を放ちつつ。分厚い装甲に覆われた龍の腹のド真ん中に標的を定めた。


 あそこに私の燃え盛る拳をぶち込めば改めるでしょ。


 痛い――!! と。腹を抑えて悶絶するが良い!!



「仕方がありません。ほら、好きな所へど――ぞ」



 ふぅっと息を漏らし、そのまま休日のお父さんが居間で過ごす姿へと変容する。



「こ、この……。だらしない恰好すんなぁ!!」



 右足で大地を蹴り素晴らしい突入角度と侵入速度で懐へと侵入を果たし、超激烈な一撃を腹に見舞ってやった。


 世界最強の拳が隙だらけの腹に着弾した刹那。



「――――。い、いってぇえええ!!!!」



 右の拳にとんでもない痛みが生じその馬鹿げた痛みが拳を伝わって頭へと到達。


 私の頭は無意識の内に自分の拳よりもこの龍のお腹ちゃんの方が硬いと理解してしまった。


 お、驚いた。


 岩……。じゃあないな。鋼鉄よりも更に硬い物をぶん殴った感触だったわね。



「あら?? 素の状態で殴ったのに折れなかったの??」


「ふぅうう!! ふぅぅぅうう!! あ?? 折れる訳ないじゃん。私の体は頑丈に出来てんのよ」



 真っ赤に腫れた拳ちゃんに可愛く息を吐きかけながら話す。



「そう。それなら、資格に臨む権利はあるって事かしらね」


「それどういう意味よ。ってか、私はあんたとかい……。かき揚げ丼??」


「邂逅よ、お馬鹿さん」



 ぬぅ!!


 言い返せないのが腹立たしい!!



「それよ、それ。それを果たす為にここへ来たんだからちゃちゃっと仲良く手を取り合うべきだと思うのよね」



 我ながら名案だわ。


 ぐうの音も出ない程の案に自画自賛しつつ大きく頷いた。



「これが……。我が血を受け継ぐ者だと思うと泣けて来るわ」


 ドデカイ龍が何度目か分からない溜息を吐きつつ項垂れた。


「あはは!! あんた、意外と気にしいね!! 時代が変われば龍の性格も変わるのよ!!」



 お疲れさん!!


 そんな意味を籠めてお腹辺りを軽快にポンっと叩いてやる。



「口を閉じていなさい、お馬鹿さん。今からあなたには資格に臨む前の課題に取り組んで貰います」


「ん?? つまり。試験に臨む前の課題って事??」


「そう。これから与える課題を完遂させ、私があなたの力を認めたら僅かばかりに力を付与させてあげましょう」



 ははぁん。そう言う事か。



「おっしゃ!! じゃあ早速その課題とやらを教えなさいよ!! ぱぱっと片付けてあげるからさ!!」



 恐らく、私に一撃を与えて見せろ――だとか。風よりも速く動け――とかの下りであろうさ。


 それならお手の物ってね!!


 母さん達が恐ろしい事を言うもんだからちょいとビビっていたけども、何よ。超楽勝じゃん……。



 足首を解し、肩をグルグルと回してその時に備えていたが。



「あなたに与える課題は……。そうねぇ……。あっ!! そうだ!! 私が一番食べたい食べ物を食べて!!」



 此方の予想の遥か上を行く訳の分からん課題が頭上から降って来た。



「はぁ?? あんたの食べたい物??」


「そうよ。私が恋焦がれている食べ物を食べる事。それがあなたに与えられた課題」


「難しくない?? あんたは私じゃないんだし。私はあんたの好みを知らない。まぁ、味覚を共有しているみたいだし?? 味覚その物は似ているから何となくは分かりそうだけども」


「だから課題なの。何でも簡単に成し遂げられると思ったら大間違いよ。後!! 私の事をあんた呼ばわりするのは止めなさい」



 名前を知らないんだからしょうがないじゃない。



「だとしても、神翼様とか。幾らでも呼び名はあるでしょう」



 ふぅむ……。呼び名、ねぇ。


 このあんちゃんに……。



「私は女性よ」



 おっと、失礼。


 姉ちゃんに相応しい呼び名を探る為、顎に手を当てつつ。無駄にデケェ彼女の周囲をグルリと一周。


 そして、真正面に戻って口を開いた。



「決めたわ。あんたの呼び名は……」


「呼び名は??」




「――――。ぜんざいよ!!!!」




 これに決めた!!


 そんな感じで完全完璧に真っ直ぐ伸ばした指でぜんざいさんの顎辺りを指して名付けてやった。


 全体的に黒の中にカッコいい赤が目立つあの大きな小豆みたいな色しているし。何も問題あるまいて。



「却下!! 絶対却下っ!! 大体、御先祖様に付ける呼び名じゃあないでしょう!!」


「それはぜんざいの主観でしょ!? 私の主観はぜんざいと決めたのよ!!」


「こ、この愚か者が!! もっと相応しい呼び名にしなさい!!」


「いいや!! 譲らないね!!」



 一人の女性と古代の龍。


 両者の深い溝を越えて素晴らしい邂逅を果たすのにはどうやらもう暫く時間が掛かるようだ。課題に取り掛かる前の下らない言い争いが何よりの証拠である。



「御先祖様に食べ物の名前を付けるなんておかしいと思わないの!?」


「思わないね!! ってか、この尻尾すっげぇ硬そうじゃん!!」


「至高の龍族の尻尾に触れるな!! あなたはもっと慎ましい態度を取りなさい!!」


「触っても減るもんじゃ無いし別に良いじゃん!! ほら、さっきの小窓見せてよ!!」


「軽々しく触れるなと言っているでしょ!?」


「あ、あ、あっぶねぇな!!!! そんな鋭い爪が直撃したら首が吹き飛ぶだろうが!!!!」



 互いの視線が衝突し火花を散らし、互いの鬱憤を晴らすが如く地面又は木々へと攻撃を放つ。


 お互いの口がカピカピに乾いてこの喧噪が収まるのはいつになるのだろう??


 古代の龍との言い争い且可愛い喧嘩の中で私は僅かばかりにそんな事を考えていた。




お疲れ様でした。


本日はもう一話投稿させて頂きます。現在、編集作業中ですので次の投稿まで今暫くお待ち下さいませ。

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