表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
730/1227

第二百六十八話 魔と武のせめぎ合い その一

お疲れ様です。


本日の前半部分の投稿になります。




 レイドさんの逞しい頬から汗が荒々しい呼吸の動きに合わせて零れ落ちると地面に小さな努力の染みを作る。


 呼吸に合わせて上下する肩、大地を捉えて離さない確固たる重心の取り方、そして両腕に薄っすらと浮かぶ汗粒。


 戦う男の人の姿に対して刹那に視線を奪われてしまったのは内緒です。



 彼の隣に立つイスハさんもまた憤怒を誤魔化す様に荒い呼吸を続け敵と相対していた。



 こちら側から見るとまるであそこだけは別の空間の様に見えてしまい、四名の放つ力の波動が息をするのも辛そうな程に空気を張り詰めさせていた。


 それに対し、私はというと……。



「あはっ。ルーさん、蝶々結びですよ――」



 右隣りで可愛くお座りしている狼の姿のルーさんへ、彼女の赤い鉢巻きを頭に女性らしく巻いて静かに時間の経過を楽しんでいた。



「可愛いですね!!」


「ん――……。鏡が無いから分かんないけど、可愛いと言われたら嬉しいかな!!」



 大きな御口の端っこをきゅっと上げ、柔和にニコッと曲がった金色の瞳でこちらを窺ってくれた。



 幼い頃、犬を飼いたいとランドルトさんにおねだりした事がある。モフモフでフワフワな毛が可愛い生き物。


 それに憧れ、恋焦がれたのです。当時の私はきっと生き物を飼う責任を理解していなかったのでしょう。


 実際。



『アレクシア様。興味本位で生き物を飼うのはお止めください。彼等も我々と同じくこの世に生を受けそれぞれが己の道を進んでいるのです』



 こんな感じで諭されてしまい犬を飼う事は叶わなかった。


 大人になった今ならその意味を理解出来ます。端的に言葉で表すと。



『責任』 かな。



 子供の私では餌を与える事も、散歩……、は出来た思うけど。


 飼う事は一頭の人生を奪う事にもなる。


 奪った人生の贖罪じゃないけど、飼い主には飼い犬に真っ当な生き方を与える義務が発生する。


 その責任を子供が履行出来るかと問われれば、否だ。


 彼はきっとこの事を私に伝えたかったのだろう。


 思えば酷い事を言ったなぁ……。



『ランドルトの馬鹿ぁ!! もう知らないっ!!』



 そうそう。


 目に大粒の涙を浮かべて森へ逃避行したっけ。


 その後、ピナが迎えに来てくれて一緒に謝ってくれた。


 んふっ。懐かしい。



「ねぇ……。さっきから私の顎モフモフしているけど。どうしたの??」


「触り心地が良いから感触を楽しんでいるのですよ」


「私、犬じゃないからね??」


「ふふっ、ごめんなさいっ」



 九祖の血を受け継ぐ誇り高き狼を犬さんと同列に見てはいけませんね。


 ルーさんのフワフワの毛並が幼少の頃の甘酸っぱい記憶を蘇らせてくれた。



「はぁ……。はぁ……。し、師匠。どうやったらあの訳の分からない空間を突破出来るんですか??」



 龍の力を僅かばかりに解放した影響なのか。右手が黒き龍の甲殻に変化したレイドさんが苦し気に問う。



「簡単じゃよ。丹田に力を籠め、一点突破を心掛けるのじゃ」


「それが出来ないから苦労しているんです!!」



 レイドさんとイスハさんが苦しそうに息を漏らしつつ同じ構えでエルザードさんとカエデさんに対峙し。



「先生。良い感じですね」


「でしょ――?? 肉体馬鹿には効果的な魔法なのよね、コレ」



 相対する二人は涼しそうな顔を浮かべて二人をじっくりと観察。



 私とルーさんはちょっと離れた位置で四人の織り成す快活劇をのんびりと眺めていた。


 何故あの四人が戦う事になったのか?? その理由はこうです。



 レイドさんとカエデさんの敵である御二人がばったりとここで鉢合い、当初の作戦では彼が色仕掛けをする予定でしたが……。



『腐れ脂肪がぁ!!』


『ふぁぁ。あ、ごめん。遅過ぎて欠伸が出ちゃった』


『エルザード!! 貰ったぞ!!!!』



 当初の作戦を無視したレイドさんと怒り心頭状態のイスハさんが共闘を始め。



『カエデ!! ついでにお主の鉢巻きを奪うぞ!!』


『今の状態では恐らく不可能だと思われますよ??』



 イスハさんがエルザードさんに攻撃を加えつつ、カエデさんの鉢巻きを奪取する欲張りな行動に出た。


 レイドさんはエルザードさん。


 イスハさんはエルザードさんとカエデさん。


 何だか良く分からない内に四人が勝手に戦いを始めてしまったのですよ。



 敵の敵は味方。


 恐らくそういう事でしょう。あ、でもカエデさんとレイドさんは敵同士じゃないから違うか。


 自分なりの考察を続けていると、再び御二人が驚くべき速さで魔法を得意とする御二人に攻撃を企てた。



「だぁぁああ――――ッ!!」

「とりゃあああ――――ッ!!」



「はいっ。くるっと一回転――」

「そこは駄目ですよ」



「「ぬおわっ!?」」



 相手の懐へ向かって突撃する速さは正直、脱帽物です。


 常人相手ならもう既に鉢巻きを奪取しているのですが対する御二人は傑物の類。


 どういう仕組みか分かりませんが。向かって来る敵に対し何やら魔法を仕掛け、レイドさんとイスハさんの御体が空中で綺麗に回転した後、地面に叩きつけられるのです。


 幾度と無く突撃と後退を続け、御二人の体はもう既に土塗れだった。



「この世の縮図、みたいですねぇ」


 沸々の昇って来る欠伸を噛み殺して言葉を漏らす。


「シュクズ??」


「えぇ。肉体のみでは魔法には勝てない。それを体現した縮図が今行われているのですよ」



 隣のルーさんへそう話す。



「馬鹿者っ!! 鍛え抜かれた肉体は何物にも屈しない!!」


「そうですよ!! 師匠の仰る通りなんですからね!!」


「はぁ……」


「幾度と無く攻め続ければ堅牢な壁も打ち砕けるのじゃ!!!!」



 私の考えを汲み取ったのか、イスハさんが荒々しい声で応えた。



「それを馬鹿の一つ覚えって言うのよ」


「ちぃっ!! レイド!! 構えろ!!」


 イスハさんが腰を深く落とし、脚に力を籠めると。


「はいっ!! 師匠!!」


 彼も同じ姿勢を取り。


「合わせろ!! 先ずは脂肪から仕留める!! はぁぁぁっ!! だぁっ!!」



 風の壁を越え、己の残身をその場に置き去りにしてイスハさんが見ていて惚れ惚れする侵入速度で突撃を開始した。



 本当……。びっくりする位速いですよね。


 私の最高飛翔速度には劣るでしょうが、全くの零からの加速度は目を見張るばかりです。


 イスハさんが恐らく不得手とする遠距離、中距離を刹那に消失させ。己が得意とする近接戦闘へと移行する。


 魔法戦を主体とする者にとってはこれ以上無い程に厄介な存在だ。


 あの踏み込みの速度はもう一種の武器として捉えた方が宜しいでしょう。



 しかし、得意な武器を以てしても彼女にとってイスハさんを制圧する事は造作も無い様ですね。



「はいっ、馬――鹿っ」


 エルザードさんが待っていましたと言わんばかりに魔法陣を展開。


「ぬぅ!!」


 目に見えぬ力に捕まった彼女の体がふわりと宙に浮き。


「お尻からごっつんこ――!!」



 可愛い丸みを帯びた臀部から地面へ真っ逆さまに……。


 しなかった!!



「何度も何度も浮かされ叩きつけられたら阿保でも慣れるわぁ!!」



 馬鹿げた右足の力で重力の落下を相殺。そのまま軸足にしてエルザードさんとの距離を虚無にした。


 い、今の受け身凄いですね。片足で落下の勢いを打ち消しちゃいましたもの……。



「はい、無駄な努力御苦労様」



 まぁ当然そう来ますよね。


 エルザードさんが分厚い結界を張りイスハさんの強襲に備えた。



「甘いわっ!! お主も……。浮けぇえええ――――!!」



 堅牢な結界、幾重にも張られた罠、賢い策。


 そんな物は通用しないと言わんばかりに烈脚を叩き込み彼女の体を結界ごと遥か上空へ浮かせた。



「ちっ!! 降りて来たら覚えていなさいよ。その汚い八本の尻尾、焦がしてやるか……」



 上空に浮かんだ彼女が目をきゅっと見開く。


 それは彼の存在を捉えたからでしょう。



「いくぞ!! エルザード!!」



 レイドさんはイスハさんが蹴り上げると考えてほぼ同時に宙へ飛び上がったんだ。


 何も言わずに師の行動を汲み取りそれに合わせて行動に移る。


 強く結ばれた師弟関係にちょっとだけ嫉妬しちゃいます……。



「んふふ……。あなたもクルクル回りなさい」


「おわぁぁあああ――――ッ!!!!」



 あの魔法、空中でも使用出来るんだ。


 レイドさんの体が宙で地面と体の軸を平行にして回り出してしまった。


 あの馬鹿げた回転数……。目が回りそうですねぇ。でも、地上で見たそれよりも若干回転数が多いような気がしますね。


 宙で回され始めた頃は体の軸が定まらず溺れた人みたいにぐちゃぐちゃな動きでしたが、今は一本の強力な軸が完成されそれはさながら……。



 地面に軸を立てて回り続ける独楽みたいだった。



「ざ、残念、うっぷ。だったな!! こうなる事を予測していたんだよ!!」



 回され続けながらレイドさんが込み上げて来る何かを抑えつつ叫び。



「今じゃあ!!」


「はいっ!! 食らえぇぇええ――――!! 嵐桜脚おうらんきゃく!!!!」



 体が回る遠心力を生かした豪脚をエルザードさんの結界に叩き込んだ!!



「レイドさん!! 凄いです!! ルーさん!! 見ました!? 今の技!!」


 思わず立ち上がって指を差してしまった。


「うん。見たよ??」



 あれ?? 随分と冷静ですね??



「あの技、レイドの得意技なんだ」


「あ、そうですか……」



 何か自分だけ興奮して恥ずかしい。


 小恥ずかしさを誤魔化す様にポリポリと頬を掻き、再び地面にちょこんと座った。


 大人しく見学してよ――っと。



「ちっ……。クソ狐の技を使って……」



「師匠――――っ!! 後は任せま――――す!!」


「なははぁ!!!! さぁ……。落ちてこぉぉ――いっ!!」



 地上で構えているイスハさんが舌なめずりを始め、お尻から落ちて来る彼女を狙う。


 二段構えの戦法かぁ。


 魔法を使用しなくてもあそこまで戦えるんですねぇ。勉強になりますっ。



「この鬱陶しい……。狐がぁああ――――!!」


 聡明であられる彼女は当然、あのまま無策で落下するとは考えられない。


「ぬぅ!?」



 エルザードさんが淡い緑色の魔法陣を展開させると、地上から生えた木々の根がイスハさんの体に幾重にも絡みつき行動を制す。



「汚いあんたには薄汚れた木の根がお似合いよ!!」


「誰が汚いじゃあ!! こんな物……。拘束の内にも入らぬわ!!!! ふんっ!!」



 体に絡みつく太い根を気合で吹き飛ばし、最後までしぶとく絡みついていた木の根から右足を引き抜いてエルザードさんの綺麗なお尻に狙いを定めた。



 いやいや……。気合どうこうで普通、根が吹き飛びますかね??



「貴様のデカイ尻を……。四つに増やしてくれるわぁ!!」


「はぁ?? 無理に決まってるでしょ。あんたの力だけじゃ……」



 そこまで話すと、ハっとした顔を浮かべ上空を見上げた。



「師匠!! 行きますよ!!!!」

「おぉうっ!!!!」



 な、成程ぉ!!


 エルザードさんの意識の外に出る為、レイドさんはイスハさんに一任したと思わせ自由落下を続けていたんだ。


 そして、必ずイスハさんが迎撃態勢を整えると信じて落下しつつも機会を窺っていた。



 地上と空。


 相対する二つの位置からの挟撃が牙を向いた!!



「「はぁああああああ!! だぁぁりゃああああ――――ッ!!!!」」

「ッ!!」



 二人の美しい足技が天まで届く炸裂音を響かせると、乾いた音を立ててエルザードさんの結界が崩れ落ちた。


 そして。



「きゃっ」



 エルザードさんが男女両名の心を掴む可愛い声を上げて尻餅を着いてしまった。


 あの彼女が尻餅、か。



「流石、我が弟子じゃな!!」


「有難う御座います!! 師匠!!」



 武の高みに身を置く二人が満面の笑みを浮かべると、軽快に手を合わせて勝利を告げる乾いた音を立てた。



 何だろう。凄過ぎて声が出ないというか……。


 己の肉体のみで魔法に対抗しちゃう事自体に驚いちゃっていると言えばいいのかな。


 私は最初から無理だと決めつけていた。


 だけど、あの二人はそれを良しとしなかった。決定的な違いはここですね。



 わ、私も頑張ろう!!


 あれに追いつけと言われたら無理かも知れませんが、少なくとも今回の訓練で肉体的に成長を遂げたいです!!


 彼等の勝利が私に大きな目標を与えてくれた瞬間であった。



「いたた……。ねぇ、レイドぉ。私のお尻、大変な事になってるんだけど……。どう責任取ってくれるの??」



 両手で臀部に付着した砂埃をパンパンと払い、綺麗になった可愛い丸を彼に向ける。



「いや、責任って」


「もう――。女の子のお尻はぁ……。叩いたら駄目なんだぞ??」



 一歩引いた彼に対し、数十歩分の距離を刹那に縮め。なまめかしい瞳を浮かべて彼の首へ両手を回す。



「は、離れなさい!! そういう事は駄目です!!」


「そういう事?? あはっ、なぁにぃ?? やっぱり期待しちゃっている訳ぇ??」


「しません!!」


「いいよっ。ほら……。ん――っ……」



 丸い目をきゅっと瞑り、爪先立ちになって顎をクイっと上に向けた。



 わぁっ、あの仕草可愛いな……。大変勉強になる姿ですね!!


 参考にしようと考えこの光景を頭の中に焼き付けていると何やら地面が揺れ出した。



「ん?? 地震かな??」



 ルーさんがふさふさのお尻を上げて左右を見渡す。


 木々の枝先の葉が揺れ、地面の小石も矮小に揺れ動き、地の彼方から届く重低音が鼓膜を揺らす。


 そしてそれは刻一刻と強くなっていった。



「わわ。結構おっきいですよ、この地震」


「だねぇ。島でも地震が……。んっ!?」



 ルーさんがピンっと耳を立て、此方から見て北側を注視した。



 そしてその数秒後。


 鋭い岩の波が一直線になって此方へと襲い掛かって来た!!



「な、何ですかぁ!! あれ!!」



 鋭い剣山が木の根元を抉りながら大地の上を大波となって進み、その進行方向に太い木が立ち塞がるが……。


 鼓膜をつんざく炸裂音が響き渡ると木の幹が木っ端微塵に吹き飛び、物言わずとも岩の波の威力を確知出来てしまった。



「ユウちゃんの魔法だね。いやぁ、本気で打ったんだなぁ」



 ルーさんが地震の正体を確認するとのんびりとした口調になり、再びお座りをする。


 こちらに向かって来る角度では無いのが幸いなんですけど……。



「エ、エルザード!! 後ろ!! 後ろぉぉおお!!」



 そう、あの馬鹿げた威力の岩の波は男女の絡みを行っている御二人に向かって直進しているのだ。


 レイドさんが厭らしく絡みつく女体を引き剥がそうとするが。



「やっ。ここにぃ……。ちゅ――ってしてくれないと退かない……」


「馬鹿か!? 出来る訳ないだろ!! は、早く退いてくれぇええええ――――ッ!!」



 慌てふためく彼に対してあの余裕は何処から生まれて来るんだろう??


 恐ろしい岩の波が直撃してしまうと思われた刹那。



「じゃ、また後でねっ」



 エルザードさんの体から強烈な光が放たれると同時にその場から消失してしまった。


 そして、取り残されたレイドさんはというと……。



「う、嘘だろぉ!? ウゴベッ!?!?」


 岩に撥ね飛ばされて上空へと飛翔し。


「イヤァァァァアアアアアア――――ッ……」



 木々の合間を縫って明後日の方向へと吹き飛んで行ってしまった。



「おぉ!! 飛んだねっ!!」


「い、いやいや!! 楽し気な感想よりも先ずはレイドさんの身を案じましょうよ!!」



 陽性な声を出して撥ね飛ばされた彼を見送るルーさんを他所に腰を上げた。



「レイドさん!! 待ってて下さい!! 今から迎えに行きますからねぇ!!」



 レイドさんが吹き飛ばされた方向は恐らく海でしょう。


 私は彼が飛翔していった方角へと体を向けて小走りで進み出した。



 もし怪我をしていたら私が治してあげます!! それに、先程の戦いの感想も聞きたいです!!



 ルーさんに先ずは身を案じろと言った後で申し訳ないですけど……。温かい陽性な感情がこれでもかと湧いてしまう。


 これはきっとこの先にレイドさんが待っていると自分が理解してしまっている所為なのです。


 ここからは二人きりですものね?? ふふっ、楽しみだなっ。


 私の体は小走りから本格的な走行に至るまでものの数秒もかからなかった。木の枝やら草むらが通せんぼしても全く気にも留めなかった。


 そして私は一陣の風を纏い、障害物となる深い緑を掻き分けながら彼の下へと向かって行った。



お疲れ様でした。


今現在、後半部分の編集作業中ですので次の投稿まで今暫くお待ち下さいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ