第二百四十七話 命運を握る権力者達の決断
お疲れ様です。
本日の投稿になります。
己の存在感を世に知らしめるかの如く天へ向かって聳え立つ天幕を捉えるとどうしても視線が上に向いてしまう。
大きさを再確認したいが為かそれとも記憶の中に留めておきたい為なのか。
その理由は不明だが馬鹿みたいに口をポカンと開けて徐々に近付いて来る高価であろう天幕の頂点を見上げていた。
あの天幕、一体幾らなんだろうなぁ。
材質は普遍的な布では無いのか、太陽の光を煌びやかに反射してこちらの視界を悪戯に傷付けて来る。
それが贅沢に使用された天幕。つまり素人目にも高価である事は速攻で看破出来てしまうのだ。
そして贅沢な物の中にはそれ相応の位を持った方々が居られる。
ド庶民の銭勘定は一度忘れ、改めて気を引き締めて粗相の無い様に過ごさねば……。
地面と平行に顎の角度を直すと大きく息を吸い込み、真面目一筋の気持ちに切り替えた。
「俺の仕事はここまでだ」
ビッグス教官が天幕の入り口で足を止めてこちらに振り返る。
「一緒に入らないのですか??」
てっきり付随する形だと考えていたのに。
「入室したいのは山々だがな、与えられた指令はお前達を入り口まで案内する事。これ以上は俺の権限ではどうにも出来ん!!」
と、言う事は中にいらっしゃる方々は俺達『だけ』 に聞かせたい。又は聞きたい事があるんだな。
「了解しました。案内、ありがとうございます」
ルズ大尉がビッグス教官へ謝意を伝えると。
「おう!! 休憩時間内に帰って来いよ――!! 午後からはもっと厳しい訓練を与えてやるつもりだから――!!」
それじゃあ!! また明日な!!
親しい友へ贈る感じで明るく手を上げて方々に展開する天幕の一部へと向かって行ってしまった。
この場で変わらぬ態度を貫くのはある種の才能だよな。俺だったら緊張してずっと口の中が乾いてしまいそうですよ。
元気溌剌と去っていく彼の背を若干冷えた目付きで見送ってあげた。
「行くわよ」
「「「はいっ」」」
俺達の声を受け取ると大尉が大きく頷きそして。
「召集命令を受け参じました。ルズ=ウィンフィールド大尉です」
天幕の入り口前で相手に不快感を与えない大きさで声を発した。
「――――。入れ」
高級な布越しにくぐもった男性の声がこちらを招く。
うん?? 今の声って……。
俺と同じ考えに至ったのか、トアそしてイリア准尉も何かを思いついた顔を浮かべている。
「「「「失礼します」」」」
聞き覚えのある声に対して一堂声を合わせて返答し、高級な布の下を潜った。
足を踏み入れて先ず感じたのは敷布の踏み心地の良さだ。まるで女性の柔肉の上に足を乗せているのでは無いかとこちらに錯覚させる。
長い机が対に置かれ左右に配置された椅子には重々しい圧を纏う方々が口を真一文字に閉じている。
俺達が外の光を招き入れると同時に多数の険しい瞳がこちらに注がれた。
「「「……」」」
双肩に圧し掛かる空気が重い。
勿論、空気自体に知覚出来る程の重量は存在しない。だが、彼等が放つ圧と鋭い眼光にはそう感じずにはいられない重苦しい質量が含まれていた。
うぉぉ……。入った途端にこれですか。
胃がきゅうっと窄み、足が鉛の様に重くなる。
誰かを直視しては不味いと考え、視線を流しながら左右に存在する人物の顔を捉えて行く。
ふぅむ……。当たり前だけどお年を召した御方が目立つな。
恐らくどの人も確固たる地位を確立させた者なのだが、見知った人物と言えば正面奥の椅子に座っているマークス総指令、そしてその右に座るレナード大佐だ。
こちらの考え通り俺達を招き入れた声を発したのは彼だった。
他に誰か見知った人は居ないだろうか??
薄暗い室内で流れて行く見知らぬ顔と景色の中、自覚していないのに突如として視界が停止した。
あっ!! 誰かと思えば……。
「……」
彼もこちらの存在に気付いたのか、俺に対して一瞥を送ってくれた。
お元気そうで何よりです、ベイスさん。
小さく顔を上下に動かして彼に対する一瞥に応えた。
そして、その隣……。
壮年の男性達の中で一際輝く一輪の美しい花が咲いていた。
眉に掛かる前髪を気怠そうに横へ流し、この重圧の中でも一切動じる事無く寧ろその姿は酷く似合っているとさえ感じてしまう雰囲気を纏う。
まぁ、重鎮と伺いましたから居ると思ったけどね。
イル教の頂点に立つ最高指導者、シエル皇聖が静かに佇み手元の書類に目を通していた。
「ルズ=ウィンフィールド大尉、以下三名。只今到着しました」
広い天幕の中で対に置かれている机の間を通りマークス総司令の前で歩みを止め。大尉の直ぐ後ろで直立不動の姿勢を貫き、総司令に対して素早く脱帽時の敬礼を行う。
「あぁ、御苦労だった。突然の召集に驚いただろう」
マークス総司令がこちらを労う様に温かい感情を言葉の端に滲ませて仰る。
「いえ。それに応えるのが私達の務めですので」
「そうか。では、早速召集した理由を話そう」
単刀直入ですねぇ。こちらとしては早く仕事が済んだ方が嬉しいですけど。
乾いた喉の奥に硬い生唾を送り込み彼の言葉を待った。
「先の任務について……」
マークス総司令が口を開くと。
「総司令、大変申し訳ありません。その点に付いてですが。この場に居られる方々にとって周知の事実なのでしょうか」
上官、それも軍部の頂点に立つ彼の言葉を折るのは大変な勇気が居るが情報漏洩の為には仕方が無いと判断されたのか。
ルズ大尉が総司令の話の腰を折った。
「あぁ、その通りだ。この事実を知っているのはここに居る者と外部の極僅かな者。そしてお前達第四分隊の四名のみ。それ以外には情報を漏らさぬ様徹底しているので気にする必要は無い」
この国の命運を別つ情報なのだ、当然ながらおいそれとは口外出来ない。人に漏らせば混乱が伝播し収集が付かなくなる虞もあるだろう。
抗う事が出来ぬ最悪の結末を想像した市民による強奪、略奪、混乱。
世に混沌を招き、恐怖が心を支配し、悪へと立ち向かう士気の低下を招く。もうそうなったら俺達だけじゃどうにも出来ないな……。
想像しうる最悪の結末が頭の中を過って行った。
「はっ。申し訳ありませんでした」
「続けるぞ。任務の成果を持ち帰ったのはお前達第四分隊のみ、他の隊は全滅した。そこで……。正確な情報を得たいが為にこうして召集命令を下したのだ。言っている事は、分かるな??」
つまり俺達が嘘偽りの情報を持ち帰ったと考えているのだろうか??
それを確かめる為、こちらの反応を直接窺いに来たとでも言えば良いな。
心外だと叫びたいのは分かるが、これはもう俺達だけの問題では無い。この国に住む者全ての命運を握っているとも断言しても過言ではないからな。
それだけ慎重にならざるを得ない。
そりゃあそうさ。
嘘の報告を真面に受け、いざ作戦を練ってそれに掛かる時間やら大金やらが気泡と消えれば痛烈な痛手となり反抗作戦が叶わなくなる。
それ処か、この国の人類存続の問題にも繋がりかねない。
お偉いさん達がこの場に居るという事は、ここで俺達の任務の成果を確固たる証拠として扱いたいのだろう。
「勿論です。我々第四分隊は不帰の森を抜け、目的地である魔女の居城をこの目で確と捉えて帰還致しました。相手の凡その規模、所持する武器や敵の種類、不帰の森での戦闘。任務の詳細の全ては報告書に記載した通りです。我々は決して臆病風に吹かれ帰還した訳では無く。この国を想い、国民を愛する心を胸に秘め、確実に任務を遂行しました。その事について嘘偽りはありません」
大尉の鋭い声がこの場に渦巻く重苦しい空気を切り裂きマークス総司令に届くと。
「……」
彼は一つ大きく頷きそして今度は俺達へと視線を向けた。
「イリア准尉、レイド伍長、トア伍長」
「「「はいっ」」」
「先程届いたお前達の報告書にも目を通させて貰った。ルズ大尉の報告書と矛盾する点は一つも見受けられない」
当たり前ですよ。
この目と体で敵性勢力の大軍勢と多大なる痛手を負った激戦を目の当たりにして帰還したのですから。
「口裏合わせを疑う訳では無いが……。その目で奴等を捉えた正直な感想を聞かせてくれ。先ず、イリア准尉」
「はい。――――。我々パルチザンが単体で立ち向かっても、打ち勝てるとは考え難いのが正直な感想であります」
准尉は現実的な考え、か。
あれを目の当たりにして打ち勝つと奮い立つ者はそうそう居るまい。
居るとすれば……。
『おっしゃぁあ!! これだけうじゃうじゃいれば適当にブッ叩いても当たるでしょ!!』
血気盛んに黄金の槍を担ぎ、意気揚々と黒の群れへと突貫を行う深紅の彼女の顔が浮かんでしまった。
そうそう。
アイツなら尻窄む処か、満面の笑みを浮かべて向かって行くだろうさ。
そして。
『うぎゃぁぁああ!! お、多過ぎるってぇ!!』
手に余る敵の多さに目を白黒させ、俺達が巨大な溜息を吐いてあのお馬鹿さんの尻拭いをするのだ。
「そう、か。では、トア伍長」
「はっ。………………。イリア准尉が仰った様に私も敵との圧倒的な戦力差を危惧しております」
トアも准尉と同じ考え、ね。
こいつの事だから楽観的観測を持っているのかなぁっと思ったけど。
暫しの沈黙は恐らく、幾度と無くアイツらと仮想戦闘を繰り広げたがそのどれもが大敗に繋がった。
それを安易に認めてもいいものだろうか?? その葛藤だったのだろう。
俺達を待ち構えているのは勝ち目のない戦い。
悔しい気持ちは大いに理解出来る。しかし、俺は諦めている訳では無い。
ここで諦めてはいけないんだ。
「最後に、レイド伍長」
「はいっ。自分は……、勝てぬ戦にはならぬと考えております」
「――。ほう??」
手元の書類に視線を落としていた総司令が俺の顔へと視線を上げた。
たかが末端の兵士が総司令に意見を述べるのは憚れるが、どうしても俺は自分の考えを彼に。いや、この場に居る全員に伝えておきたかった。
大きく息を吸い込み、緊張の塊を吐き出して言葉を続けた。
「確かに、我々パルチザン単体では必敗を喫す事は自明の理です。しかし……。しかし、です。これから始まるのはこの国に住む人類の存亡を掛けた激戦です。国民一丸となって聳え立つ壁に立ち向かい、この国を想う者達が集となって挑めば戦局はどちらに転んでもおかしくないと考えています」
「つまり、一般人に武器を持たせ取り立ち向かえと??」
「全ての者が武器を手に取る必要はありません。嫌々戦いに参加されても無駄死にするだけです。腕に自信のある者、戦を生業とする者、そして……。真にこの国を愛する者達と同じ方向を向き、共に勝利を掴み取るのです」
これが……、うん。
俺の考え得るこれからの理想の展開だな。
理想と現実は掛け離れているが、今回の問題だけは理想を現実の物へとしなければならない。
まるで他人事の様に戦いとは無縁の平和な場所で現を抜かすのでは無く。己の身を切り血を流す覚悟を持たないと俺達に明るい未来は訪れないんだ。
「我々第四分隊は敵性勢力の大軍勢をこの目に焼き付け、我々との圧倒的戦力差を如実に感じ取りました。本来であればイリア准尉やトア伍長も私と同じく敵に立ち向かおうとする強い意志を抱きます。ですが、勇猛果敢な兵士でさえも敗北を予感させる……、いいえ。最悪の未来を予想せざるを得ない戦力の規模なのです。我々は人類を華々しい栄華へと導く明るく照らされた未来への道を閉ざしてはいけないんです。その為には今こそ一致団結して敵を殲滅……」
己の想いの丈を言葉にして放ち続けていると。
「伍長、そこまで」
ルズ大尉が半分こちらへと振り向き、冷酷な視線を浴びせた。
しまった。
「申し訳ありませんでした!! 出過ぎた真似をしてしまい……」
速攻で口を閉ざしてマークス総司令へと向かって深々と頭を下げた。
「気にするな。我々は……。実際に相手の戦力を見た訳では無い。そして報告を鵜呑みにする程愚か者でも無い。何故だか分かるな??」
総司令が俺の目を真っ直ぐに捉えて問う。
「はっ。我々の報告の結果次第でこれからの政策或いは作戦に多大な影響を与えるからであります」
「そうだ、そこまで分かっていれば良い。凡その展開はもう既に動き始めているがその最終判断を決定する為の判断材料が、今回の召集理由だ」
やはり予想は的中していた、か。
「死線を掻い潜り、死に至る負傷を負い、敵の中枢を捉えたお前達の意見は貴重だ。そこから帰還を果たした我が軍の勇敢な兵士が揃って勝てぬと言うのだ。本来ならば貴様等の横っ面に拳を放りもう一度訓練生から出直して来いと発破を掛ける所なのだが……」
総司令は意外と熱血な性格をお持ちなのかな。
「歴戦の勇士をも超える実力者達が実体験から得た情報を加味した結果。それだけ相手との戦力差は想像以上に深刻であると決定付けた。伍長が話す通り、我々は今こそ手を取って立ち向かうべきなのかもしれないな」
マークス総司令が机の上に手を置き、しっかりと手を組んでから仰られた。
そして机の周囲に座る彼等も皆一様に重苦しい表情を浮かべ、或いは腕を組んで大きな溜め息を吐き負の感情を吐き出している。
どうやら俺達の想いは欠片程度……。いいや、確かに伝わってくれたんだな。
彼等が苦い顔を浮かべているのはこれからの行動を考えての心情なのだろう。
この国の行政又は経済を先導する者達が抱く負の感情か。考えるだけで胃が痛くなるぞ。
「質問は以上だ。次に……。大佐、頼む」
「畏まりました」
マークス総司令がレナード大佐に視線を送ると、彼が小さな木箱を手に持ち机の脇を抜けてこちらへと歩いて来る。
「此度の任務成功は我々にとって乾坤一擲となる戦果となった。これを賞して四名には銀狼勲章が授与される事となった」
銀狼勲章。
確か……。敵対する戦力との交戦において多大なる勇敢さを示した者に与えられる物だったな。
しかし、俺なんかが勲章を授与されてもいいのだろうか。
もっと相応しい者達、そう。かの森で命を落とした者達へ送るべきなのに。
「ルズ大尉、前へ」
「はっ」
大佐の言葉を受け、大尉が一歩前へ進む。
「良くやった。これまで以上に活躍を願う」
美しい木目の木箱から銀狼勲章を手に取り、彼女へと渡す。
「ありがとうございます」
ルズ大尉が受け取ると、天幕の中に小さく拍手の音が鳴り響いた。
イリア准尉、トアそして鎮座する方々が手を合わせて祝う。俺も彼等に倣い手を半ば作業感覚で動かす。
何だろう。
本来なら勲章の授与は大変喜ばしい事なのだが……。
諸手を上げて祝う気持ちになれない。それは、多分。この先に待ち構えている巨大な問題の所為なのだろう。
『確固たる勝利を掴み取れぬ偽りの勲章』
この勲章の授与は、そうならない為にもこれまで以上に邁進しろという意味合いも含まれているのかもな。
「イリア准尉」
「はいっ」
おっ。
親子の対面ですか。
准尉が険しい顔を浮かべ、大佐も同じく難しい顔を浮かべている。
親子だからもう少し砕けた表情を浮かべるかと思いきや……。こういう場所だからこそ分別を付けているのかもね。
「――――。良くやった」
「ありがとうございます」
イリア准尉が両手で銀の賞牌を受け取ると。
「「……」」
お互いにふっと微かな笑みを漏らした。
はは、なんだかんだ言ってお互いに認め合っているんだな。
親と子、上司と部下。
上下関係を越えた絆が両者の間に温かく広がっていた。
「トア伍長、レイド伍長。前へ」
「「はっ」」
レナード大佐の声を受け、俺とトアが大佐の前へと進んだ。
「二人共、良くやった。これからも切磋琢磨を続け精進を怠る事の無い様に」
「「はいっ」」
「トア伍長」
トアが大佐の前へと一歩踏み出し。
「ありがとうございます」
大事に賞牌を受け取る。
その顔は嬉し気でもあり、どこか納得いかないようであった。
トアも俺と同じ気持ちなのかな……。
「レイド伍長」
「はいっ」
元の位置へと戻ったトアの代わりに前へ出る。
そして、大佐の前で軍人足る直立不動の姿勢を貫いた。
『これは俺個人の言葉だ』
こちらへ賞牌を渡そうとすると周囲へ聞き取れぬ声で話し掛けて下さる。
『はい??』
彼に倣って矮小な言葉を返す。
『すまないな。娘を連れて帰って来てくれて』
あぁ、そういう事ですか。
『私は私の責務で手一杯でした。准尉は自分の実力で帰還を、そして任務を遂行したのであります』
『……、そうか』
ふっと笑みを浮かべ、銀狼勲章を俺の手へ渡してくれた。
冷たい態度を浮かべているが父親としては当然心配だったのだろう。死地へと喜んで娘を送る者は早々居ないんだろうからね。
「これで勲章授与を終える」
「「「「はっ」」」」
大佐が踵を返して元居た席へ座ると、続けてマークス総司令が口を開いた。
「貴重な時間を割いて悪かった。午後からの訓練に備え戻るがいい」
「了解しました。行くわよ」
ルズ大尉が出口へと振り返り。
「「「失礼します」」」
覇気のある声を発した後、大尉に続いた。
やっと終わったか。
息苦しい空間から抜け出せると思うと幾分か気分も楽になる。それはきっと己の想いの丈を伝えられたという安堵の感情も含まれているのだろう。
これからここで何を話し合うのだろうか……。
恐らく、奴等に対する作戦又は経済政策なんだろうけど。ベイスさんもいらっしゃる事だし。時間を見つけて彼にさり気なく問うてみようかな??
あ――、でも。
最重要機密事項だから教えてくれる訳ないよね。
来た時と変わらぬ重い空気を双肩に乗せ、天幕の入り口から零れて来る眩い光へと向かって進んで行った。
お疲れ様でした。
今日も寒かったですよね……。
日本海側は常軌を逸した積雪量なのでそちらにお住いの御方は気を付けて下さいね。
さて、話は変わりますが。今週末にアレがやって来ます。そう……。クリスマスという意味不明なイベントです!!
皆様はどの様に過ごされますか?? テンプレ通り恋人という大変羨ましい存在の御方と出掛ける人もいれば。友人達と出掛ける予定の人も居るでしょう。
私の場合ですか?? えぇ、勿論……。
プロットの執筆ですよっ!!!!
はっ、ざまぁねぇなと。光る画面の向こう側から嘲笑う声が聞こえて来ましたがそうでもしないと年末年始の投稿が出来ないのです!!
柿の種でもかじりながらひたすら文字を打ち続けましょうかね。
それでは皆様、お休みなさいませ。




