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第百七十九話 竹馬の友との一時の別れ その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿になります。




 快晴の空の下で気怠さを全開に醸し出す六人の女性達。それに対し、俺は意気揚々と足の筋力を解して訓練場でこれから始まる走り込みに備えていた。



 今日は選抜試験だから……。程よい距離を走りますかね。


 有り余っている体力を加味して取り敢えず二十周が妥当だろうか?? それとも。



「朝一番から走るのはちょっと怠いよなぁ」


「そうねぇ……。くぁああっ――。あ゛ぁ、ねっみぃ……」



 弛んでしまった一部の者の性根を叩き直す為に長く走るべきか。難しい判断ですよね。



「お――い。そこの体力馬鹿」



 頭の中で程よい距離の計算をしていると、性根が腐りその影響を多大に受けた姿勢の者の声がこちらに届く。



 もう少し覇気ある姿で歩きなさいよね。



「どうした?? 後、馬鹿は余分だ」


「あんた、今日選抜試験なんでしょ?? ここで体力使っても大丈夫なの??」



 マイが訓練場に到着するとまだ眠気が若干残る眼で此方を見上げる。



「心配御無用。この二日間、療養に徹した所為か。体が驚く程絶好調なんだよね!!」



 体に染み渡る湯治、栄養価の高い食事。それとこの澄んだ空気が俺の体を癒してくれたのだろう。


 今も早く体を動かせと頭が体へ命令してしまっている。



「ふぅん。良かったじゃん」


「お陰様でね。マイ達も今日出発だろ??」


「ん。食事を終えて、カエデがあんたを送ってから出発だとさ」


「食事を終えたら暫くの間。皆とはお別れか」



 訓練場の端で共に柔軟を続けながら会話を続ける。


 何気無く交わしている会話だけど。


 これから暫く交わせないと思うと……。寂しさという感情の風が体の中をふっと通り抜けて行った。



 いつもはあれこれとコイツに対して文句を放ってはいるが。


 それを放てないと思うと、ちょっと……ね。



「お?? 何?? マイ様の御美しい姿を拝見出来ないのは心苦しいですぅって事か」


「耳、腐ってんの?? そんな事一言も言ってないだろ」


「比喩に決まってんじゃない。でも、まぁ……。こっちは何も心配要らないけど、私的にはそっちの方が心配ね」


「心配?? 体、押そうか??」


「宜しく――」



 地面に座り、体を伸ばそうとしているマイの背中側に回る。



「よいしょ。――――おぉ。リューヴと一緒で柔らかいな」


「そう?? …………。心配なのはあんたが無理をしないか。その点に尽きるわね」



 べたっと地面に上体を密着させて話す。



「俺が??」


「今回の任務、結構重要らしいんでしょ?? その分危険が付き纏う可能性が高い」


「まぁ……。そうだな」



 特殊作戦課の任務は表沙汰に出来ない程に生還率が低い。


 今回行われる任務もそれに酷似するのかも知れない。いや、確実に危険を孕んだ任務なのだろう。


 極秘裏に話が進められているのが良い証拠だ。



「あんたの身の心配はしていないけど。他の兵士達の身を守ろうとして無理をしやしないかが心配なのよ。それと龍の力もね。あんたは一応、人からは人間として認知されている。もしも、龍の力の存在が明るみに出たら人はどういう反応をするのか…………。まぁ、凡その反応は分かるけどね」



「凡そ?? どんな反応だよ」



「化け物を見る様な目で見られるのよ。人は普遍を好むわ。特殊な性質は万人に好まれないの。迫害、偏見、差別。昨日までの友にそんな色の目で見られたくないでしょ??」



 すっと体を起こし、真剣な面持ちの顔をこちらに向ける。



「あんたの事だし、無理はするだろうから……。無理をするなとは言わない、けど細心の注意を払えって言ってるのよ」


「注意ねぇ。四六時中龍の力を解放している訳じゃないし、戦闘の時。本当にやばいと思ったら解放するように心掛けるよ」



 今も厳しい瞳を浮かべる彼女目から己の右手に視線を落として話す。



「心掛ける、じゃなくて。切羽詰まった時以外の使用は止めなさい。これは忠告じゃ無くて警告。私達は元々魔物だしそれを変える事は出来ない。でも、あんたは人として生まれて魔物へと変わってしまった。人と魔物の狭間に位置するのはあんただけ。その両者を繋ぐ貴重な存在なのよ?? そこを理解して行動しなさい」



 何だろう。


 普段はお茶らけているこいつが真っ当な事を話すとやけに胸に刺さる物があるな。



 人と魔物を繋ぐ存在。



 確かにこれは俺も納得している。


 現時点で双方の言葉を理解出来るのは俺だけ。魔物と人の間にある頑丈な壁を打ち砕くきっかけを俺は持っているんだ。


 行動は慎重にならざるを得ない、か。



「了解。――――マイ、ありがとうね」



 何に対する礼なのか分からないが、今この場に酷く似合っている言葉だと考えそう述べた。



「お、おう。分かればいいのよ、分かれば」



 ふんっと鼻息を漏らし、そっぽを向いてしまった。


 風邪かしらね。


 頬がちょっと赤い気がするけど。



「とぅっ!! 何のお話してたのかな!?」



 軽快な声と共にルーがこちらへやって来る。



「今後の行動に対する注意事項、かな??」


「注意事項?? あ――……。アレでしょ?? 食べ過ぎ注意って奴だよね??」


「おら。何で私が叱られなきゃならないのよ。私がこいつに注意喚起してやったのよ」



 心外だ。


 そう言わんばかりに腕を組む。



「うっそ。逆じゃ無いの??」


「お――お――。黙って聞いていればいけしゃあしゃあとぉ。龍の鉄拳を食らうか??」


「ヤダッ!!」



 俺の背後に隠れて影からマイの様子を窺う。


 背に隠れるのは止めて?? こっちにも怒りの矛先が向けられて不必要な怪我を負ってしまうから。



「それよりも早く走ろうよ――。目が覚めて来たら、体動かしたくなっちゃった」


「あんたは元気ねぇ。だけど、ほれ。リューヴ以外の者は階段を蝸牛みたいにトロトロと降りて来ているわよ」



 マイが俺の後方へ向かって顎でくいっと差す。


 それに倣って視線を動かすと。



「あぁ……。ねっむ……」


「どうして朝から走らなければいけませんの??」


「同感です。朝は苦手」



 ミノタウロスと、蜘蛛と、海竜が眠さの塊を引っ提げて降りて来る場面であった。


 皆一様に気怠さの余韻を引きずって歩いているが、先頭を歩く強面狼は意気揚々として目を輝かせていた。



「貴様ら……。体力の向上は魔力の向上に繋がると聞いただろ。文句を言わずに鍛錬に励め」


「リューヴ――。お前さんは走るのは好きなのかもしれないけどな?? あたしはそこまで走るのは速くないし。それに、昨日の夜飯がまだ腹に残っている気がするんだよ」


「体を動かせば溶ける!! ほら、主達も既に待っているだろう!!」



「「「はいはい……」」」



 懸命に発破を掛けるが、三名の大魔を納得させるだけの言霊は現れなかったようだね。



「よぉし。皆、揃ったな?? 今日の朝の走り込みは外周を……。二十周だ!!」



 リューヴと同じく、気怠さを醸し出す者達へ発破を掛けるが。



「え――。あたしはその半分でいい??」


「レイド様ぁ。どうせ汗を流すのなら、私と肌を重ね合わせて流しませんこと??」


「足が疲れる」


「もうちょっと少なくてもいいかなぁ――。今日出発だし?? マイちゃんもそう思うよね??」


「おう。半分にしろや」



 こ、こいつらと来たら……。


 一向にやる気を見せないんだから!!



「師匠から朝の鍛錬は一任されている。つまり、俺の決定は師匠の決定でもある。つべこべ言わずに走るぞ!! ついて来なさい!!」



 惜し気も無く怠惰の空気を醸し出す者達から踵を返し、誰も居ない訓練場を先頭で駆け始めてやった。









 ――――。





「はぁ――。しょうがないなぁ。走るとしますか」



 ヤレヤレといった感じで後頭部をガシガシと掻き、アイツの中々に男らしい背中に向かって仕方が無い。そんな意味を含ませた瞳を送ってやる。



「だな――。二十はちょっと長いって……」



 我が親友の声を受けて私達は冷たい空気が漂う山腹の中を走り始めた。



「ユウ、背中は大丈夫??」


「もうその台詞は聞き飽きたって。痛い様なら直ぐにでも話すから御心配なく」


「ん。了解っ」



 いつもの笑みが戻って来てくれた事に安堵の感情と陽性な感情が同時に湧く。


 良かった。もう大丈夫そうね。


 ここで長い間、療養を続けていたのが功を奏したのでしょう。



 ボケナスもたった二日で体調を取り戻したし。山の空気は生物の中に溜まった不純物を取り除く効果があるのかも知れない。


 私達から半周近く離れた位置に居るあいつを視界で捉えてそんな事を考えていた。




 ――――。




 たった二日やそこらで体調と怪我が治るってのも大概よね??


 馬鹿みたいに体が頑丈なのは知っているけど。龍の力の呆れた治癒力のお陰と端的に説明するのには些か疑問が残る。


 龍の契約で得た力、持ち前の頑丈さと体力。幾つかの要因が重なって私でさえも首を傾げたくなる体になったのかしら??



「主!! 先を行くぞ!!」


「へへ――ん。レイド、お先っ!!」


「待てい!! 今日こそは勝って見せるぞ!!!!」



 速攻で二頭の狼……。いや、今は人の姿ね。


 リューヴとルーに抜かされ、脚力を解放して彼女達に懸命に食らいつく。


 体力、腕力、そして魔力。


 私達と出会った当初の頃からは想像出来ない程に成長している。


 それら全ては努力の山積による賜物。本当にそれだけなのかしら……。


 一人の人間が龍の力を受け継いだだけで、あぁも成長するものなのかしらねぇ。



「マイ。どした??」


 右隣りで心地良い運動の呼吸を続けるユウが私の顔を見つめる。


「あぁ、リューヴ達元気だなぁって」


「奴さん達は走るのが好きだからねぇ。こちとら走るのは苦手だっつ――の」



 で、でしょうね。


 有り得ない角度と揺れ幅で双子の大魔王様が暴れていますもの……。


 この二つを直視してしまうと私の正気度が狂ってしまうので、ゴックンと硬い生唾を飲み込んで再び正面へ視線を戻した。



 難しく考えるのは正直苦手だ。まっ!! それだけ龍の力は偉大って事で丸く収まるでしょう!!


 一人勝手にそう納得した。



「後十九周かぁ。なげぇなぁ――」


「え、えぇ……。本当に長い揺れ幅よね」


「はぁっ?? 何言ってんだ??」



 澄んだ空気を胸に一杯閉じ込めてそれを力に変換。懸命に両の足を動かしつつ、視界の端の端でも絶大な存在感を放つ双子の大魔王様に戦々恐々していたのだった。





















 ◇




 心落ち着く伊草の香りが漂う大部屋の壁際。



「うぐぅ……。お、お腹が重たいぃ……」



 そこで赤い髪の女性が大きく膨れ上がった腹を抑え、酷い拷問を受けた後の捕虜の様に重苦しい呻き声を放っていた。


 食後に放つ声じゃないよね?? それ。



「マイ。お前さんは食い過ぎなんだよ」



 メアさんに頂いた食後の温かい御茶をズズっと啜りつつ言ってやる。



「ユウ達が全然食べないから、代わりに私が……。うっぷぅ!?」


「お、おい!! あたしの側で吐くなよ!?」



 ユウも可哀想に……。


 食後のアイツが近くで休んでいたら休まる気も休みませんからね。



 今朝の朝食の光景はいつも通り。


 各々が限界を超える量を胃袋に詰め込み、特訓と呼んでも差し支えない朝食を終えると美しい花達はナヨナヨと萎れてしまっていた。


 どこぞの龍は。



『わぁああ――い!! 生卵さんだぁ!!』 と。


 白い楕円形を愛しむ様に見つめ、手慣れた手付きで卵を割り、醤油の塩梅に細心の注意を払いつつ只管米を食らっていた。


 呆れる反面、心のどこかで感心もしているのもまた事実。


 食う奴程強くなるという言葉は的を射た発言で、彼女の強さの秘密は日々の食事によるものだと改めて認識したのだ。



「ウ゛――……。産まれちゃうぅぅ……」



 込み上げて来る何かを必死に抑えているマイを尻目に、飲み終えた御茶に礼を述べ終え平屋の片隅で荷物を整えて行く。



 えぇっと。


 着替え、普通の弓矢、短剣二丁、現金と財布。身分証は……。まぁ持って行った方が良いよな。


 予め用意しておいた荷物を鞄と背嚢の中へ綺麗に詰め込み、満足気に見下ろしていると戸が開かれる乾いた音が響いた。



「お――。何じゃ、お主達。だらしなく倒れおって」



 師匠がマイ達を捉えた瞬間、呆れた様な瞳と口調でそう仰る。



「師匠。おはようございます」


「うむっ。おはよう!!」



 にこっと笑みを浮かべる姿がまた良く似合う事で。


 金色の髪をフルっと揺らし、軽快な笑みを浮かべてこちらにトコトコと向かって来る。



「この二日間、大変お世話になりました。御蔭様で体調も戻り、万全の体勢で試験に望めそうです」


「休む事もまた仕事の内じゃ。ふぅむ……。目の下のクマも消えておるのぉ」



 きゅっと背伸びをして、俺の目元をじぃっと青の瞳で捉え続ける。



 何と言いますか……。その、距離感がですね。


 えぇ、間違っていると思うんですよ。


 馨しい花の香りもするし……。



「あ、ありがとうございます。こちらの日程については夕方、再び会ったカエデに伝えます」



 選抜試験が滞り無く終わり王都へ戻るのは凡そそれ位の時間でしょうね。


 師匠から半歩下がり、ちょっとだけ五月蠅くなった鼓動を宥めつつ話した。



「うむうむ。了承した」



 腕を組み、俺の言葉に一つ頷く。


 表情も温和だし、今なら俺の願いも叶えてくれるかも知れない。



「そ、そのぉ。もし、ですよ?? 試験に落ちましたのなら、師匠達と行動を共に……」


 一縷の希望に縋って上機嫌な師匠へ懇願したが。


「ならん!!!!」


「あいだっ!!」



 師匠の背から三本の内の中央の尻尾が俺の頭を華麗に叩き、願い事を遮断してしまった。


 まだ話の途中だってのに……。


 会話の流れで予想されたのだろうけど、せめて最後まで言わせて欲しかったですね。


 勢い余って舌、噛んじゃったよ。



「何度も言わせるでない。儂らに同行するのは了承出来ぬと言ったじゃろ??」


「怪我も良くなりましたし、それに体調も万全を期していますので……」


「駄目じゃ。怪我は完全に癒えておらぬ。今回は大人しくお留守番じゃ」



 はぁ――。やっぱり駄目だったか。


 あわよくばと考えていたが、師匠の気持ちは変わらずか。



「――――。イスハさんの言う通りです。さ、送りますよ??」



 漸く危機的状況を脱したのか。


 今も若干苦しそうな表情を浮かべているカエデが静かに立つ。



「分かったよ。大人しく従いますね」



 前回はカエデの提案を無視しちゃったし。今度無理を言おうものなら、手痛いお仕置きが待っている筈。


 それに……。師匠達の足を引っ張りたくないのも正直な気持ちだ。


 今自分がやれる事をやろう。


 己の荷物を背負い、カエデの下へと移動した。




「主。気を付けて行って来るのだぞ」


「レイド――!! 気を付けてね――!!」


「あたしの事は心配しないで結構。自分の事に専念しなよ!!」


「レイド様。私が居なくて寂しいと思われますが、アオイも耐えますので。レイド様も耐えて下さいまし」


「おう。行ってこいや」



 仲間達の励ましの声が妙に寂しく感じてしまう。


 でも、ここで寂しさを滲ませた表情を浮かべるのはお門違いだよな。



「ありがとう!! そっちも気を付けてな!! 行ってきます!!!!」



 元気良く右手を上げ、出来るだけ寂しさを悟られない様に敢えて明るい声を放ち、別れの挨拶を済ました。



「では……。行きます!!」



 カエデが魔力を解放すると足元に眩い光を放つ魔法陣が出現。


 彼女の魔力の高まりと比例する様に周囲の景色が白い霧に包まれて薄らいでいく。


 さてと。


 己の為すべきことに専念しよう。師匠やマイ達もきっとそうする筈だから。


 視界が完全に白一色に包まれていく中。これから待ち構えている選抜試験。そして、その先にある未だ見えない任務を果たそうと気持ちを切り替えたのだった。




お疲れ様でした。


本編でも触れた通り、彼は暫くの間一人で行動を続けます。話の区切りが良い所で彼女達の話へと場面が変わる予定です。


端的に言い表しますと、交互に話が進行してく感じですね。




さて、大分心も落ち着いて来ましたので先日購入したライブアライブを漸くクリアする事が出来ました。


概ね満足出来たストーリー、バトルシステム。そしてボス戦の名曲メガロマニア。良い所を挙げるとキリがありませんが。中でも一番驚いたのがステータスの一つの知力が消えた事ですかね。


自分が推す現代編の主人公の通称であった知力25が使えないじゃ無いか!! と、一人鼻息を荒げてしまいましたもの……。


下らない事を書いている暇があるならさっさとプロットを書け。


読者様達の巨大な溜息が光る画面越しに届きましたので執筆に戻ります。



ブックマークをして頂き有難う御座いました!!


まだまだ未熟者ですが皆様のご期待に応えられる様にこれからも精進させて頂きますね!!



それでは皆様、お休みなさいませ。

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