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第百六十七話 前線配備に就く兵士との差

お疲れ様です。


本日の投稿になります。




 スカっと晴れ渡る空の下、高貴な街の中に広がる庭園のド真ん中で軍服を着用した二人が相対する。


 片や意気揚々、片や億劫。


 対照的にも見える二人の一挙手一投足を見逃すまいとして一人の男性が遠い位置から鋭い鷹の目で睨みつけていた。



 大佐の質疑応答に答え、四日後の試験の事を伺って帰る筈だったのに……。


 何でこんな事になっちゃのかなぁ……。



「レイド伍長。準備は良い??」


「あ、申し訳ありません。もう少しだけ柔軟に時間を割いても宜しいでしょうか??」



 腕、足の筋力を余す所無く解して行く。


 やるからには怪我防止の為、しっかりと体を解き解しておきたい。


 それに、怖い主治医の指示で現在右腕は使用出来ないときている。下手に使ってまた怪我でもしたら何て言われる事か……。



『貴方は人の話を聞けないお馬鹿さんなのですかっ?? 呆れてものも言えませんよっ』



 カエデのむすっとした顔が頭の中にふと浮かんでしまった。



「早くしてよ!! こっちはもう準備万端なんだから!!」



 そうでしょうねぇ。


 革の上着を脱ぎ、軽装に姿を変え。軽く弾む様に大地を蹴っていた。



 ふむ……。鍛え抜かれた下腿三頭筋、及び大腿四頭筋から連動する躍動感。


 下半身の筋力は普通の女性として捉えるのではなくて一般男性を超えるものと捉えるべきだな。


 流石前線に赴いている兵士なだけはある。何気ない動作からでも厳しい修練を積んで来た事が容易に窺えますね。



「レイド伍長」



 おっと、大佐からのお呼びだ。



「はっ!!」


 瞬時に姿勢を正し、大佐へと体の正面を向けた。


「手を抜くな。イリア准尉が負傷しても私が責任を持つ」


「は、はぁ」


「実力の差を嫌という程見せてやれ。いいか、これは命令だ」



 本人を前にしてそ、そんな事仰っても宜しいのですか??


 恐る恐るイリア准尉へ視線を向けると。



「…………ッ」



 飼い主も扱いに困る獰猛な犬の様に眉間に皺を寄せ、あからさまに不機嫌な顔を大佐へと向けていた。


 大佐も怖いけど。准尉もこ、こぇぇ……。



「レイド伍長。組手の取り決めは??」


「そ、そうですね。拳、又は蹴り技は寸止めにしましょう。組技、寝技も可。確実に有効打と判断出来る攻撃を相手に当てたら一本、それで構いませんか??」


「いいわよ。よぉっし!! やりましょうか!!」



 ふんっ!! と鼻息を荒げて力強く拳を握る准尉。対し、俺は若干無気力なままで准尉との距離を詰めた。



 はぁ……。


 良い感じで勝負を有耶無耶に出来ないかなぁ。


 准尉の作戦参加への熱意は間違いなく俺より高いし。いや、勿論俺もやる気はあるよ??


 尺度の違いって事。


 娘さんを危険な任務へ向かわせたくないのは分かりますが、それは准尉と大佐の関係の御話であって?? 他人である俺が首を突っ込む義理はないのですよ。


 あ、いや。この場合は巻き込まれた、か。



「審判は私が務めよう」


「いいわ。言っておくけど、贔屓は無しだからね??」


「言われずとも分かっている。さっさと始めろ」


「ふんっ。いっつもそうやって命令するんだから……。レイド伍長お待たせ。始めよう!!」



 そう話すと体を斜に構え、重心を落とし、素敵な武の構えを見せてくれた。



 ほぅ!!


 しっかりと大地を捉えた両足、隙の無い構え、そしてこちらの動きを決して見落とすまいと光る鋭い眼光。


 ストースでこっぴどく虐めてやったゴミ連中とは雲泥の差だな!!


 中々の圧を放つ彼女と対峙するだけでもリューヴ程では無いが高揚感が生まれてしまう。



「分かりました。宜しくお願いします」



 一つお辞儀をして両足を肩幅に開き。左手をすっと顎の位置まで上げて体を斜に構えた。



「――――。へぇ、こりゃ集中しなきゃな」



 俺が構えを取ると准尉の表情から余裕の笑みは消え失せて冷静な瞳へと移り変わる。


 イリア准尉の攻撃方法が分からぬ以上、いつも通り先ずは見に徹しよう。



「では……始めろ」


「行くよ!!!!」



 大佐の始まりの声と同時に猛獣が風の壁を突き破ってこちらへ向かって来た。


 相手の間合いを測る前に先制攻撃ですか。


 己の得意な距離で戦うのが好きな人らしい。俺も彼女の姿勢を見習うべきだろうか??


 戦いや組手の際は相手の間合いを把握し、拳速や踏み込みの速さ等。見に徹する事が多いし……。


 その見の所為で要らぬ怪我を負ったのも多々ある。


 その大半は狂暴龍の仕業だ。


 アイツ。


 魔法を使わなくても滅茶苦茶早いもんなぁ……。



「だぁっ!!」



 おっ!! 良い速さですね!!


 鋭い拳速と踏み込みに思わず惚れ惚れしてしまう。



「っと!! やりますね!!」


 左の拳を左手の甲で弾き、半歩下がる。


「今の良く避けたね?? 大抵の連中は食らうんだけど??」


「日頃の鍛錬の賜物ですよ」


「ふふっ、そう。まだまだいくよ!!!!」



 一気呵成に自分の距離に詰め寄り、最短距離を走る拳が鼻先に届く。


 惚れ惚れしてしまう動きに思わず唸ってしまう。


 だが……。


 常日頃から相手を務めている人達に比べると幾分速さが足りない。


 視線で相手の拳を捉え、こちらに届くまでに何手もの返し技を考える余裕があるのが良い証拠だ。


 だからと言って増長する訳では無い。


 師匠の御言葉の通り。奢りや自信を過信する事は足元を掬われる結果になる。


 常に相手と同じ目線同じ位置に身を置くべきだ。



「どうしたの?? 打って来ないの??」



 攻撃の手を一旦停止させ微かな笑みを浮かべて問う。



「隙が見当たらないので様子を窺っているのです」


「ふふん。私も可愛気が無いかしら?? 伍長相手に本気を出すなんて」



 今のが本気、ですか。


 それならこの勝負は貰ったも同然かな。


 踏み込みの速さ、腕の長さと足の長さを加味した間合い、攻撃の速度。


 初手で凡その力は推し量れた。後は、それに幾つかの不確定要素を足せば……。


 うん、これなら怪我をさせないで制圧出来そうですね。



「ほら、打ち込んで来なよ」



 俺から数歩下がった位置に身を置いて話す。


 単純な誘いだろうけど、受けに回ってばかりだと大佐のお叱りがあるかもしれないし……。


 仕方が無い。


 少し、速く行きますよ??



「では、失礼します。――――はぁっ!!」


「え?? うっそ!?!?」



 脚力を解放して瞬き一つの間に相手の間合いへ侵入。


 准尉が防御を整える前に、顎下に左拳を置いてやった。



「…………。一本だ」



 ふぅ、これで良しっと!!


 大佐の声を受け、拳を降ろし大きく息を吐いた。



「お疲れ様でした。自分は仕事が残っていますので失礼しますね」



 准尉へ確と頭を下げ、礼を尽くして去ろうとするが。



「ま、まだ一本だけじゃない!! ほら!! 続き!!」



 慌てふためくイリア准尉の声が俺の歩みを止めた。



「一本先取の勝負じゃないんですか??」


「誰がそんな事言ったの!! ほら、構えなさい!!」


「し、しかし。ですね……」


 ちらりと大佐の顔を窺うが……。


「……」



 大佐は黙ったままこちらを恐ろしい瞳の色で見つめているのみ。


 多分、あの瞳はまだ勝負を続けろという意味でしょう。



「分かりました。では、引き続きお願いします」


「そうこなくっちゃ!!」



 再び型を取り、准尉と対峙した。



「いくわよぉ……。はぁぁぁぁ!!!!」



 激しい左右の拳の雨が体に襲い掛かるがその一つ一つを両の目で捉え、的確に躱す。


 人相手には申し分無い……。


 いや。威力、速さ共に人を撲殺できるであろう力だけど。



 如何せん。


 速さが足りなさ過ぎる。人間相手には十分な速度だけど、ね。



「ちぃっ!! 上手く避けるわね!!」


「必死に避けていますよ」


「それなら……。これでどう!?」



 左右の拳を放つ合間を縫い、准尉がすっと体を落とす。


 そして左手を地に着け、右足を大きく地を払う様に放ってきた。


 水面蹴り……だな。


 俺の両足を刈り取る足技だ。奇襲には持って来いだけど……。



「たぁっ!!」


「おっと……。はい。ここまでです」


 右足が襲い掛かるより速く宙へ躱し、着地と同時に右の拳を鼻頭の前で止めてやった。


「一本だ」


「ぐ、ぐぬぬ……!! まだよ!! まだ負けていないんだから!!」



 若干の倦怠感が入り混じった大佐の声が准尉の闘志に火を灯してしまう。


 冷静な瞳が燃える瞳に変容し攻撃方法も大分荒々しくなって来た。



「だぁ!! はっ!!」



 左の拳を放ち、前に流れた動きを利用して体を回転。


 右の裏拳が俺の横っ面に襲い掛かる。



「っと……。はい、一本です」



 襲い掛かって来た右の裏拳を丁寧にそして優しく右手で掴み、准尉の顎下に左拳を置いてあげた。



「まだまだぁ!!」


「大佐の声が掛かって……。あっぶ!!」



 俺から半歩下がり長い足を利用した上段蹴りが放たれるが、視線で追い余裕を持って左手で防御。


 左腕に残るこの痺れ……。


 良い攻撃力、そして良い判断ですね。



「避けない!!」


「そういう取り決めじゃないですか!!」



 こちらに攻撃を加えつつ、不条理な事を話す。


 当たってもいいけど結構痛そうだし。


 何より、大佐の御咎めがねぇ……。



「こ、このぉ!!」



 そら来たぞ!!


 己の攻撃が当たらない事に痺れを切らしたのか。大きく振りかぶった右の正拳が飛んで来た。


 予想通りだな。


 当て気に逸り、大技で盤面をひっくり返そうとする。


 まぁ……。俺も他人の事は言えませんけど。


 この事について、良く師匠から叱られているし。



『馬鹿者がぁぁああ――!! いきなり大技を放つ馬鹿がどこにいるのじゃ!!』



 そうそう、七つの尻尾を怒髪冠を衝く勢いでピンっと立てて叱りますものね。


 大技に頼るのは悪くない考えだ。しかし、最も大切なのは大技に繋がるまでの経緯。


 丁寧に攻撃を散らして相手の注意を逸らし、刹那生まれた隙を狙いすまして放つ。


 師匠は俺の体にそれを毎回『丁寧』 に叩き込んでくれて教えてくれている。


 教えを理解する前に体が壊れたら元も子もないのに……。



「ちょっと痛いですよ!?」


「え?? わっ!!」



 愚直に突き出された拳を払い、左足を前に出すと同時に准尉の息のかかる距離に身を置く。


 そして右手で彼女の襟を掴み、左手は相手の袖。


 体をくるりと回して腰を落とし、准尉の体を背負って豪快に投げてあげた。



「いたた……」


「はい。また一本です」



 相手が大地に背を預けて体勢を整える前に立ち上がり、右の正拳を下段に打ち込む姿勢を取った。



「あんた強過ぎ」


「そうですかね?? 自分より強い相手は星の数程いますよ」



 こちらをむっとした表情で見上げる准尉にそう言う。



「大体、女性の体を掴んでぶん投げる??」


「そういう勝負ですから。立てま…………」



 拳を解き、すっと手を出し出すまでは良かった。


 うん、やっぱり軽装で戦ったら駄目だよね。


 シャツの前が豪快にそして大胆に開き、薄い水色の下着が恥ずかしそうに頬を染めて俺を見上げていますから。



「うん?? どこ見て……。っ!!!!」



 俺の視線に気付いた准尉が己の胸元を見下ろすと、熟れた林檎も呆れ顔になる程顔が真っ赤に染まる。



「し、失礼しました!!」



 首の筋肉が痛みによって悲鳴を上げてしまう勢いでそっぽを向いて謝意を示してあげた。



「仕方ないでしょ。戦い…………。お?? でやぁ!!」


「はい?? あがばっ!!」



 視界を切るのは戦いの最中では御法度。


 正にその油断が招いた痛みが左頬を襲った。



「へへ――ん。一本貰いっ」


 にっと快活な笑みを浮かべてそう話す。


「ず、ずるいですよ!! 勝負の声が掛る前じゃないですか!!」


「戦いにずるい何て言葉はありませ――ん。勝てばいいのよ、勝てば!!」



 まぁ、それは頷けますけども。


 はぁ――……。こっちの方は全然駄目だな。


 どうしても羞恥心が勝ってしまう。効率よく羞恥に勝る鍛錬方法があれば誰か教えて下さい……。



「父さん!! 一本取ったわよ!!」


 どうだ!! そう言わんばかりに胸を張って言う。


「一本を取る方法に指定は無かったからな。選抜試験を受ける事は認めてやる」



 えぇ……。それでいいんですか??



「やったぁ!! レイド伍長!! ありがとうね!!」



 勝負の顛末の成り行きを半ばぼうっとした頭で見つめていた俺の右手を、嬉しさを全開に押し出した笑みを零して手に取る。



「ど、どうも……」



 俺は庭の端を視界に捉えつつ准尉にそう答えた。


 そして、先程から曲げっぱなしの首がいい加減に元の位置へ戻せ!! と。苦しい悲鳴を上げてしまっている。


 イリア准尉、そろそろ直して下さい……。




「ん?? 何?? どうしたの??」


「――――。姉さん、前」


「へ?? わわっ!!」



 やっと気付いてくれました??


 見学していたラテュスさんの声で右手を放し、絶賛大公開中の前を慌てて閉じてくれた。



「イリア、選抜試験の詳しい詳細はラテュスから聞け。私は仕事があるから戻る」


「あ、うん……」



 大佐がそう話して屋敷へ向かって踵を返す。



「父さん!! ありがとうね!!」


「……」



 屋敷の中に姿が消えて行く刹那、大佐の背中へ向かって准尉が声を掛けた。


 返事は一切無かったがその背中はどこか呆れていてもあり、そして嬉し気にも映った。


 大佐も優しい一面があるんだな。親心、かしらね??



「姉さん。本当に、試験を受けるの??」


 若干呆れた声でラテュスさんが話す。


「当り前じゃない。何の為に軍に入隊したと思ってるのよ。私はやるわよぉ!! この国を救う為、どんな危険な任務も成し遂げてみせるんだから!!」


「今の組手を見る限りレイドさんには手も足も出ていませんでしたね?? レイドさん。頼りない姉ですが、危機に陥った際はどうか手を差し伸べてやって下さい」


「は、はぁ……」



 それは普通上官が行うべき事であり、俺がすべき事じゃないんですけど……。



「それ以前に、選抜試験に受かるかどうか。そこさえも怪しいものです」


「黙って聞いていれば……。何?? 私はそんなに頼りなく見えるの!?」


「客観的に判断したまでです。姉さんの実力は確かに高いと判断出来ます」



 うん。俺もそう思うかな。


 普通の人間なら先ず彼女に勝てないでしょうからね。



「ですが。難のある性格がそれを邪魔して実力を発揮できない様に見えました」


「誰の性格が悪いって??」



 冷たい目でラテュスさんをジロリと睨む。



「そんな事は一言も言っていませんよ?? ねぇ、レイドさん??」


「あ、はい」



 こちらに振らない下さい。これ以上厄介ごとに巻き込まれるのは御免なのですから。



「さっきからやけにレイド伍長に……。あっ。ははぁん――?? あんた伍長の事気に入ったんだ??」


「……。はっ??」



 おっとぉ!?


 何ですか?? 今の怖い御声は!?


 童顔の顔からはとてもじゃないけど想像出来ないドスの効いた声に思わず心臓が可愛い声を上げて驚いてしまう。



「あんた童顔だもんねぇ。それで大人の対応をしてくれない人ばかりでさぁ。その点、伍長はあんたに大人の対応を見せてくれたから気になったんでしょ?? 丸分かりよ」


「今は姉さんの実技試験とその後について話していたのです。論点を摩り替えないで下さい」


「そうやって誤魔化すんだぁ?? ふぅん?? ねぇ、伍長」


「はっ。何でありましょうか??」



 出来るだけ襲い来る被害を抑えようと、彼女達から距離を取って話す。



「この子。童顔だけど、実はぁ……」



 准尉が何か企んだ悪い笑みを浮かべ、ラテュスさんの背後に素早く回る。



「意外とぉ。おっきいのよ!!」


「ぶっ!!」


 イリア准尉がラテュスさんの双丘を背後からこれ見よがしに持ち上げて強調してしまった。


「な、な、何するのよ!!」



 そして顔を真っ赤に染め、即座に姉の手を払う妹。



「うおっとぉ。えへへ。何よ――。いいじゃない。久方ぶりの姉妹の会話なんだし」


「昔っから姉さんのそういう所が大っ嫌いでした。いや、今も大っ嫌いです!!」


「そう?? 私はラテュスのそういう所、好きよ??」



 正面から双丘を掴もうと再び手を翳すが。



「私は嫌いです。後、次掴んだら二度と軍に戻れない様に告げ口をします」



 怖い顔のまま横着な手をピシャリと叩き落としてしまった。



「え――。怖いなぁ。ねぇ?? 伍長。ラテュスの胸見てどう思った??」


「自分は先程から庭の端を見ていますので。何とも言えません」



 直立不動の状態で首を大きく捻り庭の先にある正体不明の彫刻を視界に捉え続けながら話した。



「ふぅん。おっきいの嫌いなの??」


「好きでも嫌いでもありません。自分は人の内面を重視します」


「そう。良かったじゃない、ラテュス。脈ありよ??」


「知りません!! 大体そうやって……」



 はぁぁぁ……。いつになったら帰れるのだろう。


 今帰ったら絶対とばっちりが飛んで来るし。


 姉妹の言い合いを他所に、彫刻を眺めているとあの姿が大変羨ましく思えて来た。


 名も知らぬ芸術家が魂を籠めて作成した彫刻さん。


 そこで黙って突っ立っていないで俺を助けてくれ。


 忍びない思いを多大に胸に抱きつつ、姉妹が巻き起こしてしまった酷い風が吹き荒ぶ強烈な嵐が過ぎ去るまで心を空っぽにしてその場に佇んでいた。




お疲れ様でした。


さて、このまま帰るかと思いきや。タダでこの街から帰す訳にはいきませんので彼にはもう少し疲れてもらいます。


引き続き彼の疲労具合を楽しんで頂ければ幸いで御座います。




本日の執筆の御供は……。バイオハザードアウトブレイク ファイル一 のオープニングテーマ。


並びにプレイ動画の音でしたね。


この作品はバイオハザードの外伝的な位置に属するのですが、結構面白いんですよね。


癖になるポンコツAI、攻略性等々。よく作り込まれているなぁと素直に感心してしまいました。そして、何度聞いても美しいなと思えるオープニング曲。


一度、お暇がある時にでも聞いて頂ければ幸いで御座います。



ブックマークをして頂き有難う御座いました!!


執筆活動の励みとなります!!



それでは皆様、お休みなさいませ。

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