第百六十三話 彼女の魂胆、彼の思惑
一週間お疲れ様でした。
週末の深夜にそっと投稿を添えさせて頂きますね。
車輪が道路を食むと小気味の良い音が奏でられると衝撃が床に伝わり等間隔に体が微かに揺れ動く。
人を眠りへと誘うこの心地良い揺れ、そして覚醒とも微睡とも受け取れる宙に浮く不思議な感覚。
日頃の疲労の蓄積からか私の意識はいつの間にか夢と現実の境を彷徨っていた。
この素敵な感覚にいつまでも身を委ねていたい……。
しかし。
そんな小さな私の願いは正面に座る一人の女性の言葉によって見事に打ち砕かれてしまった。
「――――シエル様。今月の収益額の報告です」
「……んっ。ごめんなさい。ちょっとぼぅっとしていたわ」
意識を眠りへと誘う強力な睡魔の手を振り払い、しっかりと瞼を開いてエアリアを見つめる。
「大丈夫ですか?? 最近、根を詰め過ぎですよ??」
「そうねぇ。仕事が次々と舞い降りて来るとでも言いましょうか。一つ片づければ、二つやって来る。永遠に終わる事の無い戦いに身を投じているのですよ。今の私は……」
ふっと息を吐き、茜色が射す美しい街並みに視線を移す。
有象無象の民衆から、私達の馬車を見付けて敬意を払ってくれる信心深い信者まで。
数多の人が移り変わり景色が馬車の速度に合わせて後方へと流れて行く。
もう一日の終わり、ですか。
物は買えますが時間という概念を購入出来ないのは本当に残念ね……。
目に見えぬ貴重な時間の経過を目の当たりにすると少しだけ憂鬱な気分が心の中をさっと通り抜けて行った。
「偶には休んでもいいんですよ?? 仰って下されば予定も空けますので」
「ふふ、ありがとう。気を遣ってくれて。でも、私にはやらなければいけない事があるのですよ」
「それは重々承知しています。ですが、体調を整える事もまた仕事の内です。心配なんですからね??」
「報告を続けて」
ふっと口角を上げ、正面に視線を戻して話す。
「畏まりました。教団へ寄せられた今月の寄付金額の合計は約二億三千万ゴールドです。そこから歳出額を差し引き、得られる額は…………」
お金、か。
我々の教団を豊かにして私達の教えを広く分布させる為には必要不可欠な物。
だけど……。私個人にとってはどうでもいい数字だ。
彼女の口から放たれる額は一般人には簡単に想像出来ない額であろう。しかし、私にしたら聞き慣れ、体に染みつき、うんざりさせるものであった。
この数字を求めて私に寄り添おうと画策する輩も大勢いる。
それはそうでしょう。私とつがいになれば、この数字を好きに利用出来るのですから。
それは勿論、許容範囲内での話。
優先すべきは教団の為、信者獲得の為に使われる物だ。
贅を尽くす額は容易に手に入る。
だけど、私が真に求めるモノはお金じゃ手に入らないのよね……。
地位も名誉も捨ててあの人の下へと駆け出せたらどれだけ楽か。
でも、それは叶わない。
私には私の責務。彼には彼の責務があるのだ。そしてそれは私の宿願へと繋がる。
忌み嫌う数字から逃れる様に、再び窓の外へと視線を移した。
西大通りから中央広場へ到達すると馬車が左に大きく曲がる。
「わわっ……。ごめんなさい。ちょっと姿勢を崩してしまいました」
エアリアが遠心力によって外側に引っ張られてしまった体を慌てて直す。
「いい加減慣れなさいよ」
「努力しているんですけどねぇ。あそこの屋台群、物凄く邪魔だと思いません?? 十字路を態々円状にして……。意味が無いですって」
体勢を整え、しっかりと背筋を伸ばして溜息とも憤慨とも受け取れる息を漏らした。
「国王陛下の市民に対する思し召しよ。経済活動を潤滑にそして活性化の一因になれば。そう考えられて作られたのよ。実際、あそこの屋台群の先月の総売り上げ。知ってる??」
反対側の窓の外へ視線を移して言う。
「いいえ?? 知る必要がありませんからね」
「駄目よ。物事は広く知っておかないと」
「私は自分の事で精一杯ですから」
「そう。――――。先月の総売り上げは、三億ゴールドよ」
「さ、三億!?」
数字を聞くとエアリアの可愛い目がきゅっと見開かれた。
「店舗数約二百、一か月三十日。総売り上げから店舗の一日平均売上を逆算すると……。五万ゴールドか。中々に良い数字だと思わない??」
「そうですねぇ。売れないお店を構える店主から見れば、垂涎の額でしょうね」
「だから地方からここへ出店を夢見て足を運ぶ人もいるのよ。只……。出店する為には二か月に一度行われる抽選に参加しなきゃいけないのよねぇ」
「抽選?? そんな事もしているんですか??」
「はぁ……。あなた、本当に何も知らないのね」
少しばかり大袈裟に溜息を付いてやる。
「じゃあこの前の抽選参加の人数。知らないわよね??」
「はい」
私の問いに素早く返事を返す。
「参加人数は六千七百六十七人よ」
「六千人……。当選倍率はえぇっと……」
むっと眉を顰め、思考を凝らす仕草を取る。
「約三十三倍ね。三十三人の内、幸運を掴み取るのはたったの一人。あそこで幸せの汗を流しているのはほんの一握りの選ばれし者達なのよ」
「まぁ……。私には関係の無い事ですね。話しが反れました。引き続き収支についての報告を続けます」
また数字か。嫌になっちゃうわ……。
正面から放たれる数字の数々に嫌気が差して流れる景色に視線を移すと、大分暗くなった人波の中に一輪の紅い花が咲いていた。
紙袋を脇に抱え今も美味しそうにパンを卑しく頬張っている。
そして、彼女の前を通過すると視線と視線が衝突した。
「「……」」
燃える様な赤い瞳。
忌々しく、穢れた色だ。
あの髪色、体躯、そして忌々しい目付き……。
そうか、あの女が報告にあった彼に纏わり付く女性の一人ね。
私の息の掛かった信者が彼と共に行動を続けているのを偶然発見した。彼女達は言葉を発さずに沈黙を続けているのにも関わらず、まるで目線一つで息の合った行動を可能にしいているとも聞いた。
本当に離れた位置からの報告なので詳細は不明だが恐らく……。
ふふっ、今は好きにさせてあげるわ。神々に捧げるべき贅を尽くした御馳走に群がる汚らしい蝿共め。
彼だけは絶対に渡さない。
あなた達は地べたを這いつくばり、汚らしく蠢く虫の姿がお似合いなの。
今は精々、短い幸せを噛み締める事ね。
「――――以上が収支報告になります。続きまして……あらっ!!」
うん?? 何だろう。
エアリアが一枚の紙に視線を移すと、陽性な感情を含めた声を上げる。
「何?? どうかしたの」
その様子が気になったので穢れた生物から正面に視線を移した。
「んっふっふ――。シエル様が大変喜ばれる報告が届いていますよ」
気になる目付きね。
「もったいぶらないで、早く報告しなさいよ」
「畏まりました。ストースで生産が滞っていた武器防具ですが生産が再開されたとの事です。数か月以内に発注した数量は問題無く此方に発送されるようです」
「何よ。期待した分、損したじゃない」
来たるべき時の準備の一つで、重要な事柄だが。
私が期待した物では無かった。
ストースには何度も打診を送ったって言ってたけど。何れも二つ返事で生産は不可と返って来た。
それが急にどうして??
「まぁまぁ、報告は最後まで聞いて下さいよ――。レナード大佐がパルチザン独立遊軍補給部隊レイド=ヘンリクセン伍長へ任務を与えています。その任務内容は、書簡を直接コブル=テイラーへ送り届ける事で。彼は約三十日前に……きゃっ!!!!」
申し上げている最中なのに大変遺憾だと思うが、エアリアから報告書を颯爽と取り上げ。彼の名前をこの目の中に入れようと文字の羅列に視線を泳がせ始めた。
…………。
あった。
彼の名前が文字の中に紛れ、苦しそうに藻掻いている。
大変でしたね?? レイドさん。そして、お疲れ様でした。
「もう――。紙で指を切っちゃったじゃないですか」
「ごめんなさいね」
特に謝意を籠める訳でも無く、味気の無い言葉で返す。
「絶対そんな事思っていませんよね?? あっ、そうだっ!! んふふ――。レイドさんに舐めて治して貰おうかなぁ??」
「……」
紙から視線を外し、惚けた発言をする彼女をジロリと睨んでやった。
「冗談ですよ。でも、以前。好きにしていいって言ったじゃないですか」
「そうだっけ??」
再び紙に視線を戻して特に感情を籠めずに返答してあげた。
「あっ!! ひっどい!! 忘れたとは言わせませんよ!!」
「冗談よ。勿体ぶったさっきのお返し」
「んふっ。じゃあ遠慮なくぅ食べちゃおっと。どうやってしようかなぁ?? 彼、奥手だから誘うのが難しいのよねぇ」
勝手に妄想を膨らまして己の性欲を誤魔化す様に足を頻繁に組み替える彼女に対し。
私は熱心に報告書へ目を通した。
報告によれば彼はストースの街に赴き職業組合のコブルの娘、リレスタを説得。
滞っていた生産が再開されたとの事。
又、生産が滞っていた理由は突如として現れたオークの侵攻によるもの。そして住人一丸となってオークを撃退。と、簡素に書かれていたがこれは恐らく体の良い言い訳で。
きっと私達に街を牛耳られるのを嫌った所為であろう。
レイドさんが彼等を説得、そして協力して生産を再開させたのか。
はぁ――……。流石ですねぇ。
出来れば彼の側で喜びを分かち合いたい。
エアリア程では無いが、彼の顔が頭の中に浮かんでしまう。
私の言葉にはにかみ、悪戯を仕掛けると時折難色を示し、そして困った笑顔を浮かべる。
うふふ。駄目ですよ??
そんな困った顔を浮かべたら悪い私の嗜虐心が疼いちゃうじゃないですか。
「うん?? シエル様ぁ。ほら、ここにも彼の名前が記載されていますよ??」
エアリアが一枚の紙をこちらに手渡す。
まぁ……。貴方は本当に私を驚かすのが得意なのですね??
私まで報告が届くのは重要事項ばかり。
ましてや、個人名が記載される等早々無いのに……。
私は彼の名前を何度も目に焼き付け、咀嚼し、反芻して心の中にぎゅっと閉じ込めてやった。
「――はぁ。御馳走様でした」
紙からふっと視線を外すと。見渡す限り広がる御馳走を全て平らげたような満足感が私を包んだ。
毎日でもこの多幸感を享受したいわ。
「そちらの報告書には何て記載してありました??」
「レナード大佐の事、知ってる??」
「大佐ですか?? 勿論です。私達に協力してくれるええっと……」
眉を顰めて、何かを思い出そうとする仕草を取る。
「特殊作戦課」
「あ、そうでした!! そこで私達の難しい『お願い』 を受けてくれるんですよね」
「そうよ。彼がそこの指令役。そしてこの度召集を掛けて新しい作戦を始めるの」
「今回のお願いは……。あっ、そうだ。大陸南西端にある魔女の居城へ斥候に向かって貰うんですよね。召集された人、可哀想だなぁ。きっと帰って……。ん!? ちょ、ちょっと待って下さい!! そこにレイドさんのお名前が書かれているって事はですよ!!」
漸く理解したのね。
「ほら。ここに記載されている者全員に召集が掛けられているわ」
彼女に紙を返してあげる。
「気の毒な人がかなりいますねぇ……。うぇっ。レイドさんの同期の女もいるじゃないですか。私、あの人嫌いです。レイドさんに色目を使って、卑しいお尻を振って……」
着眼点がずれている彼女を他所に私は彼の思惑を考察してみた。
何故、彼を選んだのかしら。
人選はこちらで選び、その人物のみを篩に掛ける様に伝えたのに……。
彼が屈強な兵士だから?? それとも、こちらの思惑に気付いて??
――――。
いいや、それは有り得ない。私しか知り得ない事だし。
レイドさん以外の兵士はこちらの人選通り。
身体能力の高さ、潜在能力や特殊技能。これまで達成してきた任務内容を加味して選出した猛者共だ。
そして……。存在が消えても構わない者も含まれる。
どうして大佐はレイドさんだけを追加召集したのか。それが妙に引っ掛かった。
階級を加味して??
いや、伍長よりも遥かに高い階級の者は幾らでもいる。
身体能力の高さ……。直接会っていないのにそれは窺い知れないから有り得ない。
『任務の成功率』
これが一番しっくりくるわ。
不可能とまで言われていたあの西の前線調査。
それを成功させた彼には正直この身を捧げても構わないとさえ感じてしまった。
ふふっ。これじゃ、エアリアと一緒じゃない。
任務達成を可能にしたのは勿論彼一人だけの功績では無い。
その事を知っているのは私だけ。
もしかしてそれに気付いたのか??
ん――、結局の所。机上の空論に過ぎないわね。
一つ、探りを入れましょうか。久々に、彼にお会いしたいのは正直な気持ちですし。
「あ――ん。レイドさ――ん。行かないでぇ――」
「エアリア」
「私に子種を残してから行って下さ――い」
「こらっ」
妄想に耽り、イヤイヤと体を揺らす彼女の脛をポンっと蹴ってやる。
「いたっ!! あ、申し訳ありません。子種を頂戴する所までいったのですが……」
いや、それは聞いていません。
「あなた。さっき、仰って頂ければ時間を作る。そう言ったわよね??」
「えぇ」
私の言葉に一つ小さく頷く。
「んふっ。それを聞いて安心したわ。明後日、レイドさんと屋敷で夕食を摂ります。それ以外の予定を全て破棄するように」
「えぇ!? そ、そんな急に……。しかも明後日って……」
慌てて手帳を開き、私の予定を確認する。
「あ――!! ダレン議員とその御子息と会食の予定ですよ!?」
「ふぅん。そう……」
特に興味が無い反応を示し、見慣れた景色に視線を移した。
「ダレン議員は政界でも求心力を持った御方で、ベイス議員との対抗派閥として注目されていて……」
「そうだっけ」
「しかも!! その御子息は次期当選を確実視されている超!! 有望な方ですよ!? 交流を深めておいても悪くは無い。そう仰っていたじゃないですか!!」
「あら?? そんな事言った??」
「はぁ――――……。尻拭いをする立場も考えて下さいよぉ」
なよなよと萎み、がっくりと肩を落とす。
「彼に会う為なら地位も名誉も全部捨てても構わないわよ?? ほら。あなたも腹を括りなさい」
「シ、シエル様はいいですよ!? そうやって勝手に予定を組むだけですから!!」
「もう……。分かったわよ。あなたにも少し美味しい思いさせてあげるから」
窓の外から視線を彼女に向けてやる。
「美味しい思い??」
「明後日の会食。あなたも同席していいわよ??」
私がそう話すと。
「ッ!!」
曇り模様の瞳がぱあっと快晴に晴れ渡っていく。
本当、分かり易い性格ね。
「ほ、本当ですか!?」
「私に二度同じ事を言わせないで。いつも言っているでしょ??」
「やったぁ!! どうしよう……。本当に嬉しい……。よぉし、こうなったら何としてでも断ってやる。急な出張は……。前に使っちゃったし。無難に体調不良にしようかな!!」
落ち込んだり、喜んだり。忙しい子ね。
でも……。大佐は本当に何が目的なのかしら。
我々が仰ぐ無理難題な願いを、苦い顔を浮かべて叶えてくれる貴重な駒なのに。
駒……。いいえ、違うわね。飼い犬と呼んだ方がしっくりくるかも。
飼い犬が飼い主に噛みつく。その行為自体が愚行であると躾てやらないと理解出来ないのかしらねぇ。
「レイドさんへの会食のお誘いはどこに出しますか??」
「彼の本部へ手紙を送って。通達に関わる人員は極力少なくしなさい」
「畏まりました。はぁ……。明後日かぁ。あっ!! 下着どうします!? あの、ほら!! 新作の下着を着用してもいいんじゃないですか!?」
そういう事は知っているのか。
何でも??
老舗下着屋のロールナーが開発した新作の下着は人気絶頂で入手する為には長い行列に並ばなければならない程と聞く。
先日。
屋敷に仕える者が試しにと、一着購入して来てくれたのだが……。
これがまた大変心地良くて自分でも驚いた。
しっかりと双丘の形を包み、胸周りの肉を含ませ丸い形をより魅力的に昇華。歩いていてもずれる事は無く安心して下着に胸周りを任せられるのは非常にありがたい。
画期的なのはこれだけじゃなく。
背中側の留め金だ。
丸い形状をした金具を左右から接合し、態々紐を結ばなくても良い構造に私は思わず溜息を付いてしまった。
これを考えた人は天才なのだと。
胸の形。そして、背後の留め金。
下着界に革命が起きたと言っても過言では無い。
気に入ってもう一着。とある伝手を使い購入したのは秘密にしましょう。
「そうね。身支度を整えるのは女性の嗜みですから」
「おっきくなって驚かないかな?? レイドさん」
「彼は女性のそういう所は余り見ない人です。気付いて貰えたら幸運程度に捉えておきなさい」
「まぁ……。そうですね。ん?? 到着するみたいです」
馬車の速度が緩み、間もなく屋敷に到着する事をこちらに伝える。
馬車が完全に停止。暫くすると扉が開かれた。
「お帰りなさいませ。シエル様、エアリア様」
こちらを迎えたのは屋敷の小間使いの者だ。
私達同様に白のローブを着用し、頭を垂れて迎えてくれる。
「ありがとう」
彼女に一言礼を述べ、屋敷の門を潜る。
明後日の今頃はレイドさんと食事を交わしているのか……。
そう思うと心に陽性な感情がふっと沸いてしまう。
「……シエル様。何か喜ばしい事でもありましたか??」
私達の数歩後をぴったりと追う小間使いが話す。
「どうして??」
振り返らず、真正面に立つ屋敷を捉えながら答えてあげる。
「あ、いえ。そんな気がしましたので……」
「良い事……。ふふ、そうね。早く時が過ぎればいい。久々よ?? こんな気持ちの良い感情を胸に抱いたのは」
レイドさん。
御会い出来る事を楽しみにしていますよ?? 私の前で沢山困った顔を浮かべて下さいね??
淡い青の光を放つ怪しい月の光を見上げ、私の心の声が彼に届きます様にと小さく祈り。
彼に送る文の内容を推敲しながら屋敷の扉を潜って行った。
お疲れ様でした。
ブックマークをして頂き有難う御座いました!!
疲れた体に嬉しい清涼剤となり、執筆活動の励みとなります!!
先日後書きで記載させて頂いた通り、ブクマ二百件記念として日頃の感謝を籠めて番外編を投稿させて頂きます。そしてそのプロットをこれから執筆しようかなと考えております。
現代日本を設定に書くのですが、完全ギャグテイストで皆様へお贈りする予定です。
どんなドタバタ劇が待ち構えているのか。楽しみにしてお待ち下さい。
そんな事を書いている暇があれば本編も書け。
読者様達のつめたぁい視線が光る画面越しに届きましたので本編のプロット執筆と同時進行させて頂きます。
それでは皆様、よい週末をお過ごし下さいませ。




