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第百二十九話 狐と狸の確執

お疲れ様です。


本日の投稿になります。




 小豆と餅、砂糖と水。


 たったこれだけの素材でまさかここまでの満足度を得るとは誰が想像しようか。


 恐らく長時間の移動による疲労の蓄積も影響しているとは考えられるがそれでも己が想像し得る数倍以上の満足度を得て、素晴らしい食後の余韻に浸っていた。


 それはさながら。


 壮大な協奏曲を聞き終えたかの様でもあり、過ぎ行く時間を忘れて呆けた頭でぼうっと宙を眺めていた。


 本当に美味かったな……。またこの街に訪れる事があればこの店に立ち寄ろう。



「わっ、凄い。本当に完食しちゃったんですね」


「え?? あ――……。はい。大変美味しかったので、ぺろりと平らげちゃいました」



『ケプッ……。うぅ――。ヘヘッ、可愛いげっぷが出ちゃった』



 無駄にデカイ稲荷のお化けは、あそこで満足気に腹を叩いている彼女の胃袋の中に収まりました。


 そう言いたいのをグっと堪え、彼女が想像した通りだと肯定してやった。


 態々否定するのもちょっと面倒ですからね。



「嬉しいなぁ。沢山食べて貰えるとこちらも何だか元気が出ちゃいますよ」



 人の満足する笑み。


 その受け取り方は感受性が強い程、強烈に己に影響する。


 どうやら彼女は感受性豊からしい。


 満足気に口角を上げ、俺達が食べ終えて一塊に置いてある盆を片付けていた。



「あ、そう言えば……。お客様達って、お参りにいらしたのですよね??」


「お参り?? 違いますよ。この街へは補給の為に立ち寄っただけです」


「あ、そうなんですか。どうせなら街の奥にある神社でお参りしていかれたらどうです??」



 お参りねぇ……。信心深い方じゃないし。


 それにどちらかと言えば神とか、人知の及ばない超越した存在は否定していますからね。


 気が乗らないのは確かだ。



「ここの神社?? でしたっけ。何か特別な神様でも祀っているのですか??」


「特別……。だとは思いませんけど。狐の神様を祀っていますよ」



 ほぉ、だからそこかしこのお店で狐を見る訳だ。



「ふふっ。この街に纏わる狐のお伽噺。聞きたいですか??」



 意味深な笑みを浮かべてこちらを見つめる。



「お伽噺??」



「はいっ。むかぁし、昔。人と魔物が手を取り合い、共に生きていた頃……」



 あれまっ、こちらの意思を伝える前に話を始めちゃったよ。



『これ、止めなくていいの??』



 念話で誰とも無しに話す。



『構いませんわ。食後の余興と捉えれば良いのです』


『私は聞きたい。こういった類の伝承は興味がありますし、何より。過去と現在を繋げる重要な事実が出て来るかもしれませんから』



 神器の話も強ち間違いじゃなかったし。


 動くのも億劫になる程お腹が一杯ですのでこのまま静聴しましょうかね。




「この街では肥沃な大地で育まれた恵みを享受し、人々は素晴らしい日々を送っていました。春は丸々と太ったキャベツを食み、夏は暑さで汗を流し西瓜の甘さで朗らかな笑みを浮かべ、秋はクタクタに煮た玉葱と人参の汁を啜り、冬は土鍋を囲み白菜の柔らかさについつい口角を上げてしまう。一年を通して人々は四季折々の野菜とそれを食べて育った鶏の肉に感謝してこの街で暮らしていました」




 ふぅむ。


 この街では昔も今も変わらず大地の恵みを受けていたのか。


 小豆の風味は確かに格別だった。


 俺でも餅三つはいけそうだったし。ちょっとだけ卑しいかも知れないけど、リューヴと交換して後悔したかも。





「そんな幸せな日々を送っていたある日の事。街に一体の狸が現れ、巧みな話術と交渉術で人を丸め込み。面妖な術を用いて街の農作物を独占してしまいました。狸は日に日に増え続け、気が付けばこの街は狸達に占拠され。人々は狸達に言われるがまま働き、汗を流して作った作物を狸達に献上していました」



 …………。


 た、狸??


 フワモコの尻尾を左右に揺らして、真ん丸の体を頑張って動かして歩く姿が頭の中に浮かぶ。


 そう言えば久しく見ていないな。


 幼い頃、生まれ故郷の街の近くの平野の隅でよく見掛けたのに。



『むぅっ!! 悪い狸さんだね!! かっこいい狼が退治しなきゃ!!』


『ルー、この話は大昔の話だぞ。狸が退治されたからこの街には狐が溢れているのだ』


『お――。リューにしては鋭い観察眼だね!!』



 いや、街の様子を見て少し考えれば誰でも分かるでしょ??




「更に酷い事に狸達は街の人々に十分な食料を与えずに働かせ、疲弊した人々は日々を生きる事に精一杯でした。美しい白さを誇る米の代わりに、安っぽい稗や粟を食み。甘い小麦の豊かな風味のパンから、カビが生えて苦さと酸っぱさが纏わり付くパンのなれの果てを口に入れては涙を流していました」



 劣悪な環境、それに度重なる重労働。


 当時の人々は想像を超える過酷な環境に身を置いていたのか。


 まぁこれが実話、だったらの話ですけどね。



「お――い。食器下げた――??」


「え?? あぁ、えぇっとぉ……」



 女性店員さんが得意気にお伽噺を話している最中。


 店の中からもう一人の女性店員さんが現れ、彼女に仕事の状況を尋ねた。



「うわっ。全然じゃない!!」


「えへへ。これには訳がありましてぇ……」



 憤りを現す一人に対し、気まずそうに頭を掻く。


 仕方ない。助け船を出そうかな。


 ここまできたら話は最後まで聞きたいし。



「申し訳ありません。実は今、彼女からこの町に関するお伽噺を聞いている最中なんですよ」


「お伽噺?? それって狸がどうたらこうたらって奴よね?? 下らない与太話だって」


「ちょっと、先輩。駄目ですよ?? そうやって先人達の話を馬鹿にしちゃ」


「馬鹿にはしていないわよ。只、魔物がどうたらこうたらってさ――。実際、見てみないと分かんないし。魔物が実在するのか信憑性も今一無いし。私は目に見た物しか信じないの」




 えぇっとぉ。確実に魔物は居ますよ??


 現に貴女の目の前には正真正銘の魔物である六人と、半分人間半分魔物の一人が食後の甘いひと時を過ごしています。




「またそうやって――。私は信じますよ!! 魔物さん達の存在は至る所で確認されています。空を飛ぶ人!! 地を這う大鼠!! そして、超絶かっこいい狐さん!! いつかこの目で見たいものですね!!」



 ふんっと鼻息を荒げて話す。


 空を飛ぶ人は……。いない事は無いけど、俺が知っている限りではハーピーと呼ばれる魔物だし。


 それと超絶かっこいい狐さんは俺の師匠です。



「迷信よ、迷信。はぁ、まぁいいや。あんたがお伽噺をするって事は……。ははん?? お客さん。あんた、この子に気に入られちゃったね??」


「はい??」



 先輩店員さんに怪訝な表情を送る。



「この子がお伽噺をするのは決まって……んぐぅう!?」


「そこまでです!! アハハ――。気にしないで下さいねぇ――」



 先輩の良く動く口を両手で蓋をする。



「ぷはっ!! 苦しい!! 全く……。片付けは私がやっとくから。大切な!! お客さん達にこの街のお伽噺を聞かせてやりなさい」


「へへ。ありがとうございま――すっ!! えっと。どこまで話しましたっけ??」


「狸の悪事で住民達が劣悪な環境に晒された所までです」


「あぁ!! はいはい。そうでした!!」



 えへへと笑い頭を掻く。


 何故か分からぬが、その姿が妙に似合っていた。



「おっ。ありがとうね」



 マイが先輩店員さんへと盆を渡している所を視界の隅で捉える。


 アイツも気が回る様になったなぁ。


 見直したぞ。



「え?? これ?? はいはい。持って来るから待ってて」


「住民達は日々衰弱し、歩く事さえ困難になる者も出てきました。栄華を誇った街は鳴りを潜め、人が訪れる事も無くなりここに残ったのは狸達による圧政。人々はその日を生き抜く事だけを考えて朝日を睨み、心臓が動いている事に感謝して月を眺めました」




『ひっでぇよなぁ。あたしだったら反旗を翻して、狸達に一泡吹かせてやるな』


『ユウ、人と魔物の力の差は歴然だ。きっと話の中に出て来る人達もユウと同じ事を考えただろうけど、叶わなかったのだろう』


『ん。そっか』



 単純な筋力差もそうだが、魔法の存在が大き過ぎる。


 人の力だけではどうにも出来ないからな。




「住民達が縋る希望を失いかけていたある日……。一組の男女、それと美しい金の髪の若い女性が不意に街へと訪れました」



 おっ、漸く真打登場ってとこだな。


 湯呑に残るお茶を啜りながら彼女の話に耳を傾けていた。




「街の異変に一早く気付いた女性が尋ねると住民達は口を開き狸達の圧政を事細かく伝えました。すると、彼女はこう言いました。 『狸達の行動は目に余る所があります。こうして立ち寄ったのも何かのえにし。微力ながら協力させて頂きます』と。 聞けば彼女達は厳しい鍛錬に身を置き、己の力を高めんとする者達であり住民達から見れば、希望の星として光り輝き一縷の望みが生まれたと喜びました。そして、大変驚く事がもう一つ」



 ん?? 何だろう。


 驚く事って。




「女性が連れていた美しい金の髪の女性。隠すのも忍びないとして住民達に自分が魔物であると説明すると、眩い光を放ち金色の毛に包まれた狐へと変異を遂げたのです。凛とした佇まいに、鋭い眼光。そして三つに分かれた尻尾が住民達の目を惹き付けました」


「ぶふっ!!!!」



 三つに分かれた尻尾。


 その部分で盛大に咽てしまった。




「どうしたんですか??」



 俺の様子を見て店員さんが首を傾げる。



「ゴホッ、ゴフッ……!! い、いえ。お気使いなく。続けて下さい……」



 まさかとは思いますけど。


 狸を退治したのは師匠じゃないでしょうね!?


 俺と同じ思いを抱いたのか、カエデの声が頭の中に響く。



『イスハさんがここを勧めたのは、己の武勇伝を聞かせたいが為では??』


『ま、まぁ。話は最後まで聞こう。それで判断すればいいし』



 何より、師匠の昔の話だ。


 もし、この話が実話なら大変貴重だろう。




「住民達は鍬や鎌を手に取り、女性達は魔法と技を駆使し立ち塞がる狸達へ反旗を翻しました。襲い掛かる狸、それを迎え撃つ住民。戦いは激しい火花を散らし、夜が明けるまで続けられました。朝日が昇り、遂に元凶の狸を捕らえた女性はこう言いました。 『人の領域を犯し、我が物とするのは了承出来ません。この土地は彼等の物です。あなた達は故郷へ帰り、慎ましく生活をしなさい』と。 激戦の末敗北した狸達は頭を垂れ、焦がされた尻尾を引きずりながら街を去りました」




 焦がされた尻尾……ね。


 円らな瞳に大きな涙を浮かべ、シュンっと項垂れて野に帰って行く狸を想像するとちょっと可愛そうな気がしますが。それはあくまでも動物に対しての感情だ。


 圧政を強いてきた独裁者の狸さんには勧善懲悪のスカっと晴れ渡った感情しか抱けません。





「悪い狸から解放され歓喜で湧く街、そして狐の女性が若い女性と付き添いの男性の手を取り二人は見つめ合います。聞けば、若い女性は連れ添いの男性を好いており、連れ添いの男性も若い女性を好いてしました。狐に手を取られ、二人は住民達の温かい眼差しと歓喜の声を受け晴れて付き合う事になりましたとさ。…………これがこの街に伝わるお伽噺ですよ」




「中々面白い話でしたね」



 う、うぅむ……。


 師匠と断定出来る話が出て来なかったのが歯痒い。今度会った時にでも確認してみよう。



「お話に出て来た様に、この先にある神社では狐が祀られています。そして……。んふふ。何んと、縁結びで有名なんですよ!?」



 有名、と言われてもこちらとしては初耳なのです。



「縁結び、ですか」


「そうです!! 今から言う事をちゃあんと聞いて下さいね??」



 そんな鼻息を荒げなくてもちゃんと聞きますよっと。



「神社にあるおみくじ。それを男女で引いてぇ、同じおみくじを引くと互いの縁が強固に結ばれるんです!!」


「同じおみくじ?? それって確か……。えぇっと……」



 おみくじ自体の単語は聞いた事があるけど。確かおみくじには吉兆の兆しとか、不吉な兆しとか。


 運に纏わる事が多々書かれているんだっけ??



「上等な運勢は大吉、あまり宜しく無い運勢は大凶。境内に建立されている社の他にも建てられている施設がありまして。そこでおみくじを販売しています」



 販売って事は無料じゃないんだ……。


 何でも商売に繋げるこの街の商い魂には頭が下がる思いですよっと。



「縁結びの効果は私が保証します!! ここで結ばれた男女は数知れず。沢山の幸せそうな顔をこの目で見ましたからね!!」



 そりゃあ、沢山の組が引けばそれだけ幸せな生まれる組もあるでしょう。そして、逆もまた然り。


 要は分母が大きければいいのだよ。


 こんな迷信を誰が信じるのやら。そう思い周囲を見渡すと……。




『『『……………………っ』』』



 各々が難しい顔を浮かべて通りの先へと視線を送っていた。


 あのぉ、まさかとは思いますが皆さん信じています??



「お客さん達も食後の休憩がてらおみくじを引いてきたら如何です?? 物は試し!! って感じで」


「いや。北へ向かう途中でして。そんな時間は……」



『レ、レイド様!! 私、何だか無性におみくじを引きたい気分ですわ!!』


『そうそう!! アオイちゃんと同じで私も引きたい!!』



 そう話そうとしたら喧しい声で口ごもってしまう。



『迷信だぞ?? きっと』


『今言ったじゃん!! 物は試しって!! 食後の運動を兼ねて行こうよ――!!』


『はいはい……。分かったよ。神社でおみくじ引いたら出発な??』


『やったね!!』



 ささっと引いて出発しよう。


 これ以上の遅れは任務に支障きたす恐れがある。



「通りを真っ直ぐ歩いて行けば直ぐに分かりますからね――」


「分かりました。観光がてら寄ってみます」



 女性はこういう事が好きなのかね。


 ゲン担ぎはまぁ分かる。しかし、神頼みは了承し難い。


 神様が本当にいるのなら……。



 どうして俺を一人にしたんだ。



 偉そうにふんぞり返っている神の胸倉を勢いよく掴んでそう問うてやりたい。


 幼い頃、寝る前に痛んだ天井をじっと睨みながら何度も心の中で呟いていた光景がふと頭の中に過っていく。


 神様を恨む訳じゃないが、俺を一人にした理不尽な理由を教えて欲しかった。


 只、それだけの話だ。




「はっ!! 私ったら饒舌に語り過ぎちゃいました!! 仕事が残っていますので失礼します!!」



 漸く己に課された仕事を思い出したのか、誇らしげな表情から一転。


 慌ただしく走る狐も目を丸くする速さで店内へと姿を消して行った。



「さて、会計を済ませて来るよ。それから、例の神社へと出発しようか」



 そう話して、腰を上げる。



『ふぁいふぁい。私達、待ってるからゆっふりでいいふぉ――』


「…………おい。そのぜんざい、どうした??」



 こいつ。いつの間にお代わりを頼んだんだ??


 食欲の権化がキラッキラの満面の笑みを浮かべ、にゅう――っと伸びる餅を口に運んでいる。



『こふぇ?? さっきの先輩店員さんに追加注文したのよ。しかも――。言わないでも御餅が三つもあるふぃ。さいふぉう!!』


『マイちゃん。一個頂戴――??』


『御断りよ!! ぜぇんぶ私が食べるんだから!!』



 拝啓、狐の神様へ。


 彼女は暴食の罪を犯していますのでどうか目を覆いたくなる惨たらしい天罰を下してやって下さい。


 叶わぬ神頼みを心の中で呟き、甘い香りを垂れ流している店内へと重い足を引きずりながら向かって行った。




お疲れ様でした。


皆様は最近嵌っている事はありますか?? テレビ鑑賞でしたり、ネットでしたり、ゲーム読書運動。それは多岐に渡るかと思いますが私の場合は動画でしたり映画ですね。


最近、何気なぁく見て嵌ったのが……。


『ウルトラ怪獣散歩』 です!!


メフィラス星人がMC役を務め、ゲスト怪獣とぶらり街をうろつく番組なのですが。これがまた妙に面白いのですよ。


怪獣がどうやって喋るのか?? そうお思いになった方も多々いらっしゃるかと思いますが御安心下さい。


東京03の御三方が吹き替えを担当しており、コミカルな声で旅番組を彩ってくれます。


様々な土地を訪れ、その街の特産品を紹介してくれて終始朗らかな雰囲気で番組は進行していくのですが……。ロケ地の街にある有名な神社仏閣からは撮影許可が大体NGになってしまうのです。


その理由は、怪しい、獣。つまり怪獣を境内に入れるのは信仰上あまり宜しく無いとの事で……。


それもメフィラス星人がそれをネタにしてくれるので思わずクスっと笑ってしまいました。



またコイツは下らねぇ事を後書きに書きやがって……。そんな暇があるのなら少しでもプロットを書けよと読者様達の心の声が駄々洩れしてきましたので本日はもう少しプロットを書いて眠りますね。



そして、ブックマークをして頂き有難う御座いました!!


厳しい暑さで参りかけている執筆意欲に嬉しい励みとなります!!!!



それでは皆様、お休みなさいませ。

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