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第八十話 模擬戦の開幕!! その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿になります。


それでは御覧下さい。




 広い訓練場を挟んで互いの熱き視線が空中で衝突。戦いが始まる前なのに両者の間には熱を伴う激しい火花が散っている。


 この熱に当てられ昂る感情が抑えられないのか、今直ぐにでも前へ飛び出してしまいそうな訓練生がちらほらと見受けられた。



 両の目は飢えた獣の様に血走り、充実した気合が筋力を膨れ上がらせ、吐く息は荒々しくそして猛々しい。



 獰猛な虎でさえ今の俺達と対峙したら尻窄んでしてしまうだろう。


 それ程気合の乗りが良い。


 対する二組の訓練生達もこちら同様、気合が充実していた。



 さり気なく一組の皆の様子を窺うが……。



「「……っ」」



 うん……。向こうの気迫に飲まれていない無いぞ。


 気迫に飲まれたら模擬戦処じゃないからな。


 両足と腕の筋力を解しつつ、向こうの横一列にずらっと並んだ隊列を冷静な眼差しで眺めていた。



「レイド先輩!! 始まりますよ!!」


「ん?? おぉ。そうだな」



 模擬戦の開始を知らせる役が訓練場の中央にゆっくりとした速さで歩いて来る。


 まだなのか?? 俺達は早く戦闘を開始したいんだ!!


 そう言わんばかりに、焦らされ続けている訓練生達の脚力と魂が叫んでいた。



「お待たせしました!!!! 模擬戦、三回戦の開始をお知らせします!!」



 こちらと二組の様子を交互に見て開始を知らせる役の訓練生が声の限りに叫ぶ。



「正々堂々。そして、パルチザンの兵に恥じぬ戦いを繰り広げて下さい!!」


「早く……。早くっ!!!!」



 隣の男性訓練生が独り言の様にぶつくさと呟き、開始の知らせを今か今かと待ち侘びている。



 あらまぁ。


 そんなに気負ったら直ぐに鉢巻を取られちゃうよ??


 心は澄んだ水面の様に静まり、拳は熱く。


 この状態を維持するんですよっと。



「では…………。はじめぇぇ――――っ!!!!」



「「「おおおおおおおぉおぉおお!!!!」」」


「「「だああぁあぁあぁああああ!!!!」」」




 始まった!!


 開始の合図と同時に横一列に並んだ訓練生達が我先に前へと飛び出す。



 ちょっと出遅れちゃった……。


 数メートル先を駆けている訓練生の後に続く。



 さぁて。俺の御相手はどこかな??



「貰ったぁぁああああ――――!!」


「甘いぞ!!」


「頂きっ!!!!」


「そっちの鉢巻き寄越せや!!!!」



 互いの列が衝突すると同時に怒号が空気を振るわせ忽ち乱戦となる。


 土埃の所為で少し視界が悪いな……。




「…………。よぉ、見つけたぜぇ」


「よっ、アッシュ君。お腹の調子はどうかな??」



 土埃の中から気合いに満ちた表情のアッシュ君が現れて俺と対峙した。



「おかげさんで此処へ来て初めて昼飯が食えなかったよ」


「あはは、そりゃ結構」


「アッシュ。連携して倒すわよ」


「あらま。レンカさんも??」



 お道化て言って見せるが、凡そ想定内だ。


 この二人をどう処理しようかな……。


 倒して地面に組み伏せるのは容易だけれども、怪我はさせたくないし。




「いた――!!!! レイド先輩っ!! 鉢巻き貰いに来ましたよ――!!」


「ミュント。置いて行かない」



 げぇっ!!!! この二人も!?


 遅れてミュントさんとシフォムさんが二人の横に並んだ。


 彼我兵力差は四対一、少々分が悪いですよ。



「さぁ、レイド先輩よぉ。四人相手だぜ?? どうするんだい??」



 早くも勝ち誇った顔で俺を見つめる。



「ふふふ……。俺には秘策があるんだよ」


「秘策だと??」


「そっ。こういう時はなぁ……………………。逃げるが勝ちってね!!」



 激しい戦闘が繰り広げられているこの場から踵を返し、猛獣もポカンと口を開けて見逃してしまう脱兎の脚力を体現して駆け出した。



「あ、待ちやがれ!!!!」


「レイド先輩!! 待って下さいよ――!!」



 よし!!!! 食いついて来た!!


 四人同時に俺の背を追い、人一倍速い足で後を追って来る。


 いいぞ。


 このまま主戦場から引き剥がしてやる。



「くそっ!! はえぇな」


「本当。全力で追いかけているのに……」



 ふぅむ。


 これくらい、かな??


 戦場から数十メートル離れた所で足を止め、くるりと四人の方向へ振り向いた。



「はぁ……はぁ……。逃げ足は速いんだな」


「まぁね。目を覆いたくなる修羅場を何度も潜り抜けて培った物さ」



 普段は逃げる前に取り押さえられてぶん殴られますからねぇ。



『逃げんなおらぁ!! テメェは私に!! 無慈悲にぶん殴られるんだよぉっ!!!!』



 恐ろしい龍を筆頭に足が速い人ばかりですから。



「はぁ――――。追いついた。レイド先輩!! 置いて行かないで下さいよ!!」



 一足遅くミュントさんとシフォムさんが追い付くともう既に息を荒げ、額の汗を拭っていた。



「こちとら四人掛かりだ。諦めてさっさと鉢巻きを渡した方が身の為だぜ??」


「んっ?? 四人で足りるのか??」


「こ、このっ!!!!」



 在庫処分の為、売れ残ってしまった野菜の叩き売りよりも安い挑発に乗って勢い良く飛び出そうとするが。



「アッシュ、止まって」



 俺の作戦を見切ったのか、レンカさんの手が彼を御した。



「あぁ!?」


「冷静に判断して。こっちには数的有利がある。四方向から同時に攻めれば必ず勝てる」



 そう簡単に勝たせてはくれないよね。


 アッシュ君よりもこの中で一番厄介なのはやっぱりレンカさんだな。その素質は俺達二十期生の首席卒業であるトアよりも上かも知れない。


 彼女の前では決して口外しませんよ??



『はぁっ?? あんたの目は節穴なの?? 私があの小娘に劣るとでもいうのかしら』



 俺の首を万力で掴み、おっそろしい顔を浮かべて熱した鉄串を目に突き刺そうとしますからね。



「ふんっ、まぁいい。俺が正面を務める。レンカは右側、ミュントは左。シフォムは背後から攻めろ!!」


「ぬふふ――。レイド先輩から鉢巻き奪っちゃいますよ――??」


「ミュント、気を抜かない。勝つまで集中を切らさないで」


「分かってますって」


「アッシュ――。後ろ、配置に着いたよ――」




 参ったな。これで逃げ場は無し、か。


 良いでしょう。


 師匠と共に鍛えた身の熟し、今此処で存分に発揮させて貰おう!!




「行くぞ!! はぁっ!!」


「貰います」


「行きますよ!!」


「合わせるよ――」




 来たぁっ!!!!


 刹那に視界を左右へ動かし、三人の位置を完璧に把握。


 死角から向かって来るシフォムさんへは呼吸音、足音、気配の察知に最大限の注意を払い。己の背中に第三の目を生やして彼女へ向ける様に構えを取った。



 視界の中に映る者で組み伏せ易いのは勿論……。



「頂き――。へぇっ!?!?」



 背後からの急襲を素早く屈んで躱し、シフォムさんの右手を掴み。正面から小細工無しに向かい来るアッシュ君へと力の方向を強制的に向けてやる。



「うぉっ!! シフォム!! 邪魔……。ぐあっ!!」



 うしっ!! 成功!!


 アッシュ君がシフォムさんの体を受け止めてしまいその場に崩れた。



「こっちが御留守ですよ!!」


「そうかな!?」


「きゃぁあ!!」



 左から攻め立てて来るミュントさんの左手を掴み。相手の流れる力を利用して足を払うと面白い具合に地面を転がって行く。



「いたたた……。んもう!! 酷いです!!」


「貰いました!!」



 んおっ!!


 地面に転がるミュントさんを飛び越えて来たレンカさんの右手が額の鉢巻きに迫る。


 間一髪上体を反らし、お手本の様な急襲を回避した。



「良く躱せましたね?? まだまだ行きますよ!!!!」


「そりゃ……。どうも!!」



 続け様、左右の手を巧みに操り俺の鉢巻きを奪おうと連撃の手を止めない。


 躱すだけってのも大変だな!!


 幾度となく生まれる絶好の隙へ向かって攻撃の手を加えたいのに、加えられない。このヤキモキした気持ちはさながら、御飯のお預けを食らっている腹ペコの犬の気持ちってところか。



「大人しく。降参したら如何ですか」


「生憎……。諦めの悪い、男……でね!!!!」



 ま、不味いな。意外と速いぞ。


 左右の手を払い、弾き、躱しているが的確な攻撃に思わず冷たい汗が流れ始める。



「レンカ!! 続くぞ!!」


「のわっ!!」



 シフォムさんを押し退けたアッシュ君が駆けつけ、レンカさんと連携を取りながら襲い掛かる。


 息つく暇も無い攻撃に後退の足を速めた。



「待って!! 私も!!」


「遅れました――」



 げぇっ!! よりにもよって四人同時に前からかよ!!!!


 こりゃいかん。


 攻撃に転じないと考えていたが……。


 その考えは蜜よりも甘いものだと痛烈に実感した。


 師匠なら目を瞑っていても全て余裕で躱せるだろうけど、今の俺には到底叶わぬ。



 ごめん。ちょっとズルするよ??



「貰った……。何!?」



 鉢巻きを奪いに来る右手を左手で跳ね除け、彼の懐に潜り込み。



「ぐわっ!?」



 そして右肩でアッシュ君の胸を強打してやった。


 続け様、後退する彼に目を丸くしているレンカさんの右手を掴む。



「ちょっと痛いよ??」


「え?? きゃっ!!」



 右手を掴んだまま彼女の背後へ回り、右腕を捩じ上げて関節をがっちり決める。


 よし、これで肉の盾の完成っと。



「卑怯ですよ!! レンカを盾にして!!」


「そ――そ――」



「はは。ちょっと休憩したいなぁって思ってたからさ。レンカさん、動いちゃ駄目だよ?? 関節外れちゃうからね」



 女の子の匂いと若干の汗の香りを放つ顎下の頭へ言ってやる。



「くっ……。動こうにも動けませんね……」


「いてて……。ミュント!! シフォム!! 何やってんだ!! 挟撃するんだよ!!」



 痛そうに尻を擦りながらアッシュ君がそう叫ぶ。


 要らぬ助言を言いおって!! もう少し休憩させなさいよね!!



「そっか!! シフォム、行くよ!!」


「はいよ――!!」



 挟撃とは良く考えたね??


 でも……。



「はい。受け止めて??」


「ほ?? わわわわ!!」



 勢い良く向かって来るシフォムさんへレンカさんの体を放ってやる。



「いだっ!!」



 命中!!


 俺の思惑通り、レンカさんを受け止めて絡み合う様に地面の上に転がる。


 そして。



「がら空きですよ!!!!」


「…………。そうかな??」


「うっそ!! キャアアァ!!」



 背後から迫り来た雷撃を屈んで躱し、右足でミュントさんの両足を刈ってやった。



「いたた。…………ってぇ!!!! ミュント!! とまっ……ぐえ!!」



 あらまぁ。


 上体を起こしたシフォムさんに面白い体勢でミュントさんが覆い被さってしまった。


 これで三人の女性が重なり合う柔肉の山の完成だな。



「この……。好き放題やりやがってぇ!!!!」


「まぁ。これが模擬戦の醍醐味って奴じゃない??」



 肩で息を荒げるアッシュ君へ言ってやる。



「もう息切れ?? 走り込みが足りん証拠だぞ」


「うっせぇ!! 寄越せや!!!!」


「ほら。愚直に手を出すんじゃなくて。もう少し工夫をして、だな??」


「喧しい!!」



 こりゃいかん。


 聞く耳は持たないってか。


 荒々しい息を吐き、情け容赦ない攻撃を向けて来る。



「せやぁっ!!」



 おいおい。


 鉢巻きを奪う処か、拳握ってんじゃん。


 当たったら痛そうだなぁ。



「ぜぇ……ぜぇ……」


「自分の息は絶え絶えされど俺は飄々としている。状況を打破する為に鍛えた御自慢の拳は掠りもしない。どうだ?? これが今の俺とアッシュ君との差だぞ??」


「う、うるせぇ……。俺は、負けていない!!」



「良い気合だ。だけどな?? 気合だけじゃ無くて、相手の一挙手一投足を確とその瞳に焼き付けろ。俺が次にどんな行動をするのかを想像しろ。相手の視線、呼吸、筋肉の動き。全てに注意を払え」



 これは俺にも言える事ですけどね。


 刹那に変わって行く状況の判断を怠るな。


 良く師匠から言われているし……。



「食らええぇえええ!!」


 本日最高に気合の入った拳が眼前に迫り来る。


「…………甘いっ!!」


「づぁっ!!」



 左手で弾き、右手の掌底で腹を一気に衝いてやった。


 腹部に発生した衝撃で体が後方へ弾け飛び、豪快に地面へと倒れ込む。



「かっはっ……。おぅっ……。ゲホッ!!」



「どうだ?? 苦しいか?? 俺が放ったのは僅かな力だ。今吹き飛んだのはアッシュ君の力を利用したまで。強大な力は時に自分に降りかかる諸刃の剣だと知れ」



 地面に倒れて咽続ける彼に説いてやった。



「はぁ……はぁ……。へっ、御高説どうも。今の技、覚えたぜ??」


「好きなだけ盗むといい。その為の指導だからな」


「けっ。レンカ達!! いい加減起きやがれ!!!!」



 俺の背後で蠢く肉の山に向かって叫ぶ。



「待ってよ!! レンカのお尻が邪魔でさ」


「ちょっと、止めて。変な言い掛かりは」


「はぁ――。やっと立てた……」



 ここに来て増援か。


 願わくば、そのまま寝ていて欲しかったけどね。



「へへ。レイド先輩よぉ。疲れている所悪いけど、また四人で攻めさせて貰うぜ??」


「今度は絶対奪いますからね!!!!」


「勝機到来です」


「皆に合わせるよ――。……ってかミュント。下の下着。後ろから見えてる」


「ちょ……!! ここで言う事!?」



 ミュントさんが顔を真っ赤に染めて服を正しながら話す。


 俺もその意見には賛成です。此処は神聖な訓練場ですので下着が見えるのは宜しくないかな。



「…………お待たせしました!! さ、鉢巻き下さいっ!!」



 まるでお小遣いを親に強請る子供様に。


 えへへと陽気な笑みを浮かべている彼女に対して俺も陽気な笑みを浮かべてこう言ってやった。



「あはは。それは無理かな?? ほら。後ろを見て」



 右手をすっと掲げ、彼等の背後を指してやった。



「レイド先輩!! お待たせしました!! 向こうは自分達が制圧しましたよ!!」


「加勢に来ました!!」



 見れば十人以上の訓練生達が体中を土と汗で汚し、眩い表情を浮かべて此方にやって来る所であった。


 ふぅ――……。


 これで俺の役目は終了っと。



「うっそでしょ!? 他の連中やられちゃったの!?」


「ミュントさん。深追いはするなと習わなかったか?? 俺が君達四人を引き連れて主戦場から離したんだよ。まんまとこちらの作戦に引っ掛かったね??」



 驚き目を見開く彼女にそう言ってやった。



「ちっ!! この包囲を抜けるぞ!! レンカは俺と。ミュントとシフォムと組んで突破する!!」


「了解」


「分かった!! シフォム!! 行くよ!?」


「ん――。それ相応に頑張ろうかな――」



 一切の希望が望めない無慈悲な完全包囲を受けても彼等の戦意は失われていない。


 いいじゃないか。


 絶対的絶望の中でも光を見出そうとするとは大したもんだ。



「皆!! 囲んで奪うぞ!!!!」


「「「おぉう!!」」」



「へっ。奪える物なら……奪ってみやがれぇぇええ――っ!!」



 アッシュ君を先頭に一縷の望みも見出せない敵集団へと突撃を開始した。



 さてと、囮役である俺の出番はここまでだな。



「アッシュ!!!! 大人しく、観念しやがれ!!」


「てめぇこそくたばれや!!」


「ミュント!! 貰ったよ!!」


「きゃぁ!! 下着見えちゃうから止めて!!」



 一部おかしな台詞があったのはさて置き。



 完全に包囲された中から怒号と激しい格闘音が耳に響く。



 それを確認して俺は訓練場の中央から端へと移動を始めた。


 流石に四人じゃあの包囲は抜け出せないだろう。


 ビッグス教官。


 おめでとうございます。


 これで、スレイン教官の『愛情』 の籠った料理を食べずに済みますね。



 訓練場の端に到着すると。



「俺達の……。勝利だぁぁああああ――――!!!!」


「「「うぉぉおおおおお――――ッ!!!!」」」



 悠々と空を飛ぶ鳥も思わず肩を刹那にビクっと動かしてしまう一組の勝利の咆哮が空高く響いた。



 一組の勝利、ビッグス教官の婚姻の回避、そして三名の女性へのご機嫌伺い。


 厄介な事に巻き込まれずに済んだし。万々歳ってとこだな。


 地面に胡坐をかいて座り、体の奥から湧き起こって来る疲れを吐き出しながら一人静かに太陽の下で光輝く歓喜の輪を見つめていたのだった。




お疲れ様でした。


本日の執筆の友は……。先日借りて来た二本目の本ノロでした。


よくもまぁ飽きずに見られるなぁとお思いでしょうが、折角借りて来たのだから全部見ないと損をしてしまう。そんな庶民的感覚に突き動かされてプレイヤーを起動してしまうのですよ。


皆さんもそれに似た経験が御ありなのではないでしょうか。



そしてブックマークをして頂き有難う御座いました!!


週末のプロット制作の嬉しい励みとなります!!



本当に嬉しいので、ここで次回の御話の零れ話を少々……。


次回の長編は魔物を中心とした御話になります。とある理由で彼等はハーピーの里へ赴くのですが……。


その理由は是非とも本編で確認して頂けたら幸いです。



それでは皆様、お休みなさいませ。

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