第五十八話 静謐の中の日常
お疲れ様です。
本日の投稿なります。
街の中央に近付くにつれて轟音と熱波が体中の皮膚を微かに揺れ動かす。
先日まで静かな街道を進んでいた所為か、環境の変化に体が着いて行けずにあそこへは近付くなと微かな警告音を放っていた。
うわぁ……。すっげぇ人……。
中央屋台群をぐるっと囲む車道の手前には交通整理の人からの声を待つ人集りが膨れ上がり、更にその先には首を傾げたくなる量の人の濁流が確認出来た。
人が踏み鳴らす石畳の音が鼓膜を震わせ、店主達の熱き魂の叫び声が腹の奥をズンっと刺激。
慣れた人でさえもあそこへ突入するのは億劫になる大盛況振りにちょっとだけ辟易してしまった。
可能であれば迂回して北大通へ向かいたいのですけども、報告書作成に備えて朝ご飯を買わなきゃいけないし。
「はい!! お待たせしました!! 進んで下さ――いっ!!!!」
額に大粒の汗を浮かべて作業を続ける交通整理のお兄さんの声を受け、気持ちを切り替えると。
「よしっ、行きましょうか」
小さく呟いて人の波の欠片となって突入を開始した。
「力漲るお肉!! 朝からパンなんて女々しい物は食べちゃ駄目だよ――!!」
炭火で焼かれたお肉の香りと共に店主さんの陽性な声がトントンと肩を叩き。
「あまぁい栗の季節!! ホクホクの甘栗を食べて行きなさい!!」
初冬の恵みを知らせる声が腰のベルトをグイグイと引っ張ってしまう。
只歩いているだけでも楽しい声が飛び交うのは結構なのですが……。
この狭い空間だけは勘弁して欲しいのが本音だよ。
前後左右の人の呼吸音だけじゃなくて、心臓の音が聞こえてしまう程の密着具合。
マイの奴、よくこんな狭い空間に飛び込んでいけるな。
自らの食欲を満たす為だとしても素直に尊敬……。じゃあないな。
素直に呆れちまうよ。
「いらっしゃ――い!! 気持ちの良い朝にスカッとしたパンは如何ですかぁ!?」
スカッと。
それは清涼な気分で宜しいか??
屋台の店主の声は一々耳に残る物だから困ったもんだ。時折、こうして疑問を投げかけて来るのだから。
声の魅力に惹かれ彼の店先を見れば、何の変哲も無いパンが陳列されているだけ。
何だよ。普通のパンじゃないか。
ちょっとだけ期待した分、大いに裏切られた気分だった。
朝飯は違う屋台で食って行くか。
今の腹具合だと昼まで持ちそうに無いし。
相変わらずの人波に飲まれ、屋台を物色し始めた。
肉類は……。今日の昼に頂く予定だから置いておいて。無難にパン類で攻めようかな??
「いらっしゃいませ――!! 自慢のクルミパンは如何ですかぁ!!」
…………。ほぅ??
自慢となっちゃあ聞き捨てなりませんなぁ。
何度聞いても聞き飽きない素敵な単語を拾うと自然に足がその店へと向かう。
「いらっしゃい!! 兄ちゃん何個買うんだい!?」
「えっと……」
大きさは俺の拳程度
成程、一個単位の大きさは合格だ。
「では三つ下さい」
「あいよ!!」
しまった!! この店の味を加味するのを忘れていた!!
これが大外れだった場合、気に入らない物を三つも食う嵌めになってしまう。
「はい、四百五十ゴールドね!!」
「どうぞ」
現金を渡し、僅かながらの後悔を胸に抱き紙袋を受け取った。
まぁ、小麦の香りもいいし。
大外れでは無いだろう。
香りは良いとして問題は味なんだよなぁ……。
こういう時こそ、マイの鼻が頼りになるんだけどさ。
熱気溢れ蠢く人の流れから何んとか脱出。その勢いを保ったまま北大通へと抜け、幾分か冷たい空気を吸い込むと気分が落ち着いて来る。
久々にあそこを歩いたけど、相変わらずの熱気だな。
もうちょっと通路を広くすべきだと一庶民はそう思うのです。
行政庁の担当者に誰か直談判してくれないかしら??
歩道に併設されているベンチへと座り、今も流れ続ける人の蠢き具合を見つめて切にそう感じていた。
「よし!!」
気分を変えよう!!
朝飯だ、朝飯!!
意気揚々と紙袋を開くと、初冬の清々しい空気に乗って小麦の香りが鼻腔を刺激する。
うむっ、匂いは良し。
味はどうかな??
「頂きます」
大口を開けて、人目も憚らず香ばしい香りを放つ小麦色のパンに噛り付いた。
「…………うん!! 美味しい!!」
柔らかなパン生地を前歯で裁断すると、口内と鼻の奥から甘い香りがすっと抜けて行く。
咀嚼を続ければクルミのさくっとした感触が心を躍らせ、早く噛めと顎に指令を送る。
ふぅむ。こりゃ当たりだな。
ココナッツのパンも美味いけど、ここのクルミパンも捨てがたいなぁ。
手元のパンを見下ろしながらそう考えていた。
「…………。一個も――らいっ!!」
「のわっ!! ト、トアかよ。驚かせるなって……」
突然の出来事に目を白黒させていると、眩い笑みと共に先日まで行動を共にしていた同期が隣に座る。
「へへっ、はよっ。隣座るね――」
まぁそれは構わんよ?? このベンチは公共の物ですから。
しかし、しかしだな。
「俺のクルミパンだぞ。それ」
人の物を勝手に食うのはどうかと思うぞ!!
これでもかと憤りを籠めて明るい笑みを浮かべる彼女の顔をじっと睨んでやった。
「細かい男は嫌われるよ――?? んふっ、これ美味しいね」
「人の話を聞きなさい」
「別にいいじゃない。一個くらい」
「俺の好物と知っての愚行か!?」
「あれ?? クルミパン好きだっけ??」
「そのサクっとした食感と、何とも言えない小麦の甘味が好きなんだ」
「へぇ。うん、たしふぁに。小麦本来のあふぁみはちゃんと残っているふぁね」
モムモムとパンを頬張りながら話す。
「物を食べながら話すんじゃありません!! 行儀が悪いですよ!!」
「あはは!! 私の御母さんと同じ事言ってる」
全く。
どいつもこいつも朝から派手に横着をしおって……。
「御馳走様。ふぅ、美味しかった」
満足気に腹をポンっと抑えて正面の大通りを見つめる。
「あれ?? 今日私服??」
「今気付いたの??」
どこに目を付けていた。
そんな視線を此方に送る。
「いや、報告書を書くんだから制服で来るかと……」
「今日は非番だし、別に私服でもいいでしょ。あんたも私服じゃん」
クリーム色の上着に、膝までのスカート。
中のシャツは藍色に染まりどことなく落ち着いた印象を与えた。
「…………見惚れた??」
「はぁ??」
俺が横目でトアの私服を観察していると、それを見透かした様な声が響く。
「トア様の足は垂涎の的だなぁ……。って思っていたでしょ!?」
にこりと笑い此方を見つめる。
トアらしい人を元気にしてくれる快活な笑みだ。
「喧しい。それを言うなら看過だよ」
「ちょっとぉ。見るに堪えないっての??」
むっと頬を膨らませて俺を睨みつける。
「無きにしも非ずって事で。ほら、行くぞ」
残りのパンを咥えて立ち上がり、目的地である図書館へと向かい始めた。
「あ、もう!! か弱い女性を置いて行くな!!」
俺の耳は遠くなったのかな??
「誰がか弱いって??」
「私よ。わ、た、し。どこからどう見てもうら若きか弱い女性じゃない」
ふんっ、と鼻息を荒げて言う様は多分に笑いを誘う。
パルチザンの制服を脱げば一部を除き言う通りかも知れない。
すらっと伸びた足、女性特有の丸みを帯びた線が目に毒ですね。
この体格であの大蜥蜴を倒しちゃうんだからなぁ。
驚きだよ。
「あっ!! また見惚れた!!」
「違います」
「一目惚れしたでしょ!?」
「していません」
「私の事、可愛いと思わなかったでしょ!?」
「いいえ」
…………、うん??
今のって。
「へへ――ん。引っ掛かった――」
太陽も裸足で逃げ出す程の満面の明るい笑みで俺を見つめる。
「ほら、着いたぞ」
「はいはい。冷たいですなぁ」
誰がそうさせたんだよ。
でも、さっきの笑みは不思議と心に残った。
トアってあんな笑顔するっけ?? いや、笑うのは笑うんだけど。
こう何んと言うか……。
親しい間柄にしか見せないような?? そんな笑みだったような気がする。
「おぉ。紙の匂いだ」
「そりゃ図書館だからするだろ。どこで片付ける??」
館内に入り、正面の開けた空間を何とも無しに見渡す。
一階正面の利用席は既に満席。利用客は好きな書物を熱心に読み漁っていた。
お嬢さん。そんなに本へ顔を近付けると、目が悪くなりますよ??
「混んでいるし、二階に行こうか」
「了解」
彼女の先導で利用客の合間を縫い二階へと続く階段を昇る。
シンっと静まり返った清らかな空間に階段を踏む軽やかな音が微かに鳴り響く。
静かだから余計に響くんだな。
そんな事を考えていると。
「むっ……。覗いていないでしょうね??」
何を考えてどうしてその答えに行き着いたのか。
若干の憤りを感じている前の女性が甚だ疑問が残る厳しい言葉を放ち、己の臀部を抑えて此方へ振り返った。
「覗くか。第一、その形状じゃ見えないって」
「それもそうか……。まぁ見せて下さいって土下座したら考えてあげてもいいわよ??」
「俺ってそんな風に見られているの??」
何だか悲しくなってきた。
「あはは!! 冗談だって」
二階に到着すると軽快に肩を叩いて来る。
ちょっと。痛いんですけど??
「奥の方にしようか。一応、見られちゃいけないものだし」
「そうだな。確か……、奥の壁際の席は孤立していた筈」
整然と縦に並ぶ書物の壁。
その合間を進み奥の利用席へと向かう。
途中、カエデ達が良く利用している広い空間を抜けて更にその奥へ。
再び本の棚を抜けると漸くお目当てである席が見えて来た。
「お――。いいじゃん」
「ここなら前後左右に死角は無いし。誰かが近くに来ても直ぐに分かるだろう」
図書館の壁際に設置された小さめの机。それを挟む形で椅子が置かれている。
少し大きな空間を開けてそれが壁際に等間隔で並べられていた。
「よいしょっと。ふぅ――。歩いたなぁ――」
「普段のそれと比べれば半分以下の距離だろ」
何人かの利用客が既に利用していたので俺達は空いている場所へと着席した。
二人が利用するのに丁度いい大きさを有した机。
そして毎度ながらの座り心地の悪い木の椅子。
俺から向かって右側には本棚が見え、本棚の通路からはこちらは窺えない様になっている。
見るとすれば顔を出して覗かなければならない。
まぁ、そこまでして俺達の様子を見に来る奴なんていないだろう。
「さてと、始めますかねぇ――」
トアが鞄の中から書類を取り出して机の上に並べる。
「そっちもそれくらいか」
「レイドの所は??」
「…………。これ位かな」
トアに倣い、普通の量の報告書を並べてやった。
「意外と少ないのね」
「今回はな。多い時はこの倍以上だぞ」
「げぇ。私の所はこれでも多いくらいよ??」
「いいよなぁ。一時は紙の山を見るだけで吐き気を催したもんさ」
「大袈裟」
「いやいや。冗談抜きでそう思ったんだって」
「はいはい。それより、始めるわよ?? さっさと終わらせて御飯食べに行きたいし」
それが本音だろうな。
「了解」
早速紙の山に手を伸ばし、頂を目指して登頂を始めた。
「あの蜥蜴って何体いた??」
「えっと……。女首領一人と五体の蜥蜴。計六体だ」
先日の記憶を手繰り寄せ、アイツらの姿を頭の中に描く。
あのマントの奴。元気にしてるかな??
一人だけ剽軽だったからやたらと記憶に残っているんだよね。
「五体と一人っと……。あ――。思い出したら腹立って来た……。あのクソ女め。今度会ったら叩き潰してやる」
勝ち誇ったデイナの顔が脳裏に浮かんだのか。
眉に力を籠め、うら若き女性とは思えない表情に豹変する。
「トア、此処は図書館。戦地じゃないの」
「ふんっ。分かってるわよ……」
俺の声を受けると、ふっと表情の力を抜く。
「今の顔。死線を潜り抜けて来た屈強な男でも尻尾巻いて逃げ出すぞ」
「喧しい。でもさ……。どうやってアイツ倒したの?? 詳しく聞かせてよ」
そう来ましたか。
前、聞かれた時は茶を濁したからなぁ。
「ん――。何か、流れ的に一騎打ちみたいになってさ」
「ふんふん」
机の上に両肘を立て、両手の掌に細い顎を乗せて頷く。
「他の蜥蜴達は手を出さない雰囲気になって……」
「それで??」
「相手の短剣を受け流し、向こうが体勢を崩したんだ」
「ふぅむ??」
一々コクコクと相槌を打つのは何故です??
「やっと巡り合えた隙を逃さず、乾坤一擲の一撃を打ち込んだ訳。ギリギリの所で躱されたけど相手は怪我を負い、それで戦意を削がれたのか。蜥蜴共を引き連れて暗い森の奥へと引き返していったのさ」
これなら矛盾していないだろう。
「へぇ。運も味方した訳、か」
「そ。俺の悪運は強いみたいね」
何とか納得してくれたようだな。
視線を落として報告書の作成を再開してくれた。
「でもさ、レイドが負けていたら。私達、多分……」
「こうやって向かい合って報告書は書けなかっただろう。仲良く殉死。今頃お墓の中で静かに眠ってるんじゃないのか」
「そうやって考えるとさ。私達の仕事って、うん。怖いね」
「誰が為に個を捨て。集となり敵に立ち向かえ。さすれば鋼になり、敵を討ち滅ぼすなり」
パルチザンの訓練所で指導教官から受け賜わった訓示だ。
兵は個を捨て、一丸となって相対する強敵に立ち向かう。この言葉を胸に秘め敵に立ち向かえと習った。
ま、今所属している部隊は俺一人何だけどね。でもその代わり……。
かけがえのない仲間が出来た。
魔物と共に行動していることが明るみになり、軍を抜ける事になろうともその気持ちは変わることはない。
絶対に彼女達を裏切っちゃいけないんだ。
「その訓示。ビッグス教官だっけ?? 教えてくれたの」
「そうそう。お茶目な言動……」
「時折見せるドジな所……」
「「可愛い悲鳴!!」」
最後は見事に言葉が合ってしまう。
「あはは!! 懐かしいなぁ」
「何だか不思議と頼れる人なんだよな。あの人」
「そうねぇ。抜けているけど、しっかりと熱い芯があってさ。あぁいう人が上に立つべきよね」
「俺もそう思うよ。…………気が紛れたか??」
「――――。んっ、ありがとっ」
俺がそう話すとトアの口角がふっと上がる。
彼女の柔らかい笑みを捉えると砂粒程度に体温が上昇したのを感じ取った。
不意打ちは卑怯ですよ??
「あんまり気負うなよ?? お前はそうやって何でも一人で背負う性質なんだから」
えっと……。ここは帰還時の食費の報告だよな。
恥ずかしさを誤魔化して手元の報告書に視線を落とした。
「良く、見てるね」
「そりゃあ首席卒業のトア様ですし。参考にしなきゃいけないと考えていたのでありますよ」
「ふふ。何よそれ」
「ほら、口より手を動かす」
「へいへい……。あ、そこ文字間違っているよ??」
本当だ。
「おぉ。すまんすまん」
訂正印を押して再び書き記していく。
「しっかりしなさいよねぇ。全く」
困った様な、呆れた様な。
与えられた問題が解けない息子を心配する、やれやれといった母親の溜息が鼓膜を刺激した。
「どうもすいませんでした。あ、そういえばさ。今度の任務なんだけど」
「うん??」
本当は仲間内でも任務の内容は話していけない事になっているけど。
トアなら構わないかな。
特に重要な任務でもなさそうだし。
「実は二日後に、訓練所で講義と実技指導をする事になりました」
「うっそ。あんたが指導するの??」
大丈夫か??
そんな危惧に塗れた声が空気を振るわせた。
「俺も思ったよ?? 俺なんかがそんな大役を引き受けていいものかって。でも、聞く所によると。魔物と会敵した数少ない経験者だから、それで白羽の矢が立ったらしい」
「あぁ。それでかな??」
何かを思い出したように話す。
「と、申しますと??」
「いつかの新聞の見出しで兵の質の低下が問題視されているんだって。それでそんな任務が降りて来たんじゃない??」
「それなら合点がいくな」
成程ねぇ。
でも、出来れば俺以外に指令が行って欲しかったのは切実な思いだ。
自分でも分不相応と思うのだから、傍から見ればもっと頼りなく見えちまうだろうし……。
「いいわよねぇ。後ろでふんぞり返って見ている連中は。現場の大変さを知らないんだもん」
「それがお偉いさん方の仕事なのさ。俺達は、俺達にしか出来ない仕事をやるだけ。良く考えてみろよ。この前だって俺とトアがいなきゃあの蜥蜴共に、イル教の人達は皆殺しにされていたのかもしれないんだぞ??」
まぁ、一個人としては人の命は尊いと思うし。
魔物排斥を掲げる彼等でも亡くなって欲しく無いと思うのが本音だ。
「そりゃあ、そうだけど……」
ちらりと書類からトアに視線を移す。
するとそこには端整な顔では無くて、己の唇をむぅっと尖らせ。書類と睨めっこをしている可笑しな顔の彼女が居た。
面白い顔してんなぁ。
あの唇の角度を真似しろと言われてもきっと無理だろうさ。
「大体、人の命を守りたいと考えて入隊したんだろ?? 俺達の行動が此処に住む人達を結果的に守る事に繋がっているんだよ」
「まぁ、そうねぇ……」
「今はしっかりと先を見据え、体を……。フフ、アハハ!! 駄目だ。トア、その唇止めてくれ」
遂に我慢の限界を迎え、陽性な感情が口から零れ落ちてしまった。
「あぁ!! 盗み見してたな!!」
「悪かったって。溺死寸前の蛸みたいな顔してたぞ??」
「いいの!! どうせ私はしがない蛸ですよ!!」
舌をべ――っと覗かせ、そっぽを向いてしまう。
「はいはい、落ち着きなさい。取り敢えず、昼まで頑張るぞ」
「了解で――す」
「またそうやって唇尖らす」
「癖なの!!」
この包み隠さないお互いの気持ちが心地良い。静寂を保たなければならないのに、明るい声が漏れてしまっている。
利用客からしてみれば耳障りな喧しさを放ち、多少申し訳無いと思う気持ちが湧き上がるが。それを抑えようとは思わない。
皆様、ごめんなさいね??
もうちょっとだけ、この空気を楽しませて下さい。
束の間の平穏に身を委ね、その温かい空気の中で作業を進めると静寂が自然に訪れる。そして俺達は普遍的な図書館の静けさの中で与えられた互いの仕事を進めて行ったのだった。
お疲れ様でした。
先の御話を投稿し終え買い物に出掛けたのですが……。まぁ人が多いのなんの。
買い物自体は満足に出来たのですが余計な労力を使ってしまいましたね。消費した労力はカレーうどんを食べて回復したので御安心?? 下さいませ。
ブックマークをして頂き有難う御座います!!
連休中の執筆活動に嬉しい励みとなりました!!!!
番外編執筆中は本編を更新出来ずにいたのですが、先程PV数を確認した所。嬉しい事に更新されていないかどうか見に来てくれた方々がいらっしゃった様で……。
この場をお借りしてお礼を述べさせて頂きます、気に掛けて頂き誠に有難う御座いました。
これからも更新させて頂きますので温かい目で彼等の冒険を見守って頂ければ嬉しいです。
それでは皆様、お休みなさいませ。




