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第五十五話 毛皮から出た錆 

お疲れ様です。


週末の深夜にそっと投稿を添えさせて頂きます。


それでは御覧下さい。




 初冬の夜に相応しい冷涼な風が一時の感情によって高まった体の熱を冷ましてくれる。


 もう大分暗くなった裏路地を一人静かに進んでいると、飲食店の中から零れて来る陽気な酔っ払いの声が俺を迎えてくれた。



「ぎゃはは!! 今日は吐くまで飲ませてやるからな!?」


「勘弁してくれよ……。かみさんに叱られちまうって」



 立地的に安い宿を利用させて頂いているのは重々承知しているが、この五月蠅さはちょっと慣れないかな??


 でも、この街では確実に人の営みが行われている。


 その事実が任務という浮世離れした存在から、此方側に帰って来た事を証明してくれた。



 出来ればもう少し小さな声で日頃の鬱憤を晴らして下さいね。



 軽快な声と楽し気な雰囲気に後押しされる形でいつも利用させて頂いている宿の前へと到着。


 言い方は悪いけど小汚くて少々痛んで風情溢れる宿の扉を開けると、置物かと思われる程に中々動こうとしない受付のおばちゃんと目が合った。



「こんばんは」


「あ、どうも。こんばんは」



 当たり障りのない会話のみを交わして七人部屋へと続く廊下を進む。


 余計な詮索をされないのは本当に助かるよ。


 只、偶に揶揄われるのが玉に瑕なんだよなぁ。七人相手にするのかい?? とかね。


 そんな体力も気力もありませんし。それに人様から預かっている大事な娘さん達に手を出す訳にはいくまい。


 もし、仮に手を出したと仮定したら……。




 覇王様の御怒りが腹部を貫き、ミノタウロス様の剛拳が顎を穿ち、海竜様の素晴らしい魔法が全身を隈なく焦がし。


 蜘蛛様……、はさて置き。雷狼様の鋭い牙が心臓を切り裂く。


 五体満足で居られなくなるのは確実で、この世に俺が存在した痕跡すら残らないだろう。



 彼女達は由緒正しき血統を持って生まれた。


 有象無象の人間で捨て子の俺とは雲泥の差なのだ。


 勿論?? 俺も感情を持った一個の生命体であるから彼女達にそう言った感情が湧かない訳では無い。


 欲情よりも畏れ多いが先行してしまうのですよっと。




 若干の埃っぽさが漂う廊下を進み部屋の扉が近付くにつれて、部屋の中から陽気な声が漏れて来た。


 おぉ……。マイ達の声だ。


 久々に聞いた気がする……。


 それと同時に陽性な感情が生まれ、その気持ちを抱いたまま扉を開いた。




「ただいま!! 今戻ったぞ!!」



 部屋に入り、扉を占めると軽快且陽性な感情を籠めて帰還を告げる。


 第一声はこれに限るだろう。



「レイド!! お帰り――!!」

「レイド様ぁ!! お待ちしておりましたわ!!」


「のわっ!!」



 一頭の狼が体に覆い被さり、黒き甲殻を身に纏う蜘蛛が顔の大半に被さる。


 懐かしい痛みと、温かさだ。



「お――。予想通りの反応だな」


「ふんっ。帰って来るのが遅い!!」



 ユウとマイも相変わらず。



「主を困らせるな。ルー、そこを退け」


「…………レイド。お帰り」



 そして、リューヴの冷たい声も。カエデの冷静な声色も一緒だ。



「た、たふぁいま……」



 本当は満面の笑みでただいまと伝えたいのですが、何分。



「あぁ……。レイド様の吐息がアオイのお腹を温めて……」



 チクチクした毛に覆われた蜘蛛さんのお腹で口が塞がれていますのでね。


 今はこれで勘弁して下さい。



「アオイちゃん!! 退いてよ!!」


「貴女こそ汚らわしい毛皮をレイド様に擦り付けないで下さいます!?」



 どっちでもいいから早くお退きなさい……。



「あんっ。辛辣ですわ」



 顔面の皮に節足の先端を食い込ませている横着な蜘蛛を引っぺがし。



「ほっ!! ほっ!! どうだ!?」


「邪魔ですよ――っと」



 俺の体にひしと抱き着き、ヘコヘコと腰を動かしている狼の布団を退かすと自分のベッドへ倒れ込んだ。



 はぁ……。落ち着くなぁ……。


 一切気を遣わないで良い空間に身も、心もすっかり安堵の吐息を漏らしていた。



「どうでした?? 任務の方は」



 カエデがベッドの上でちょこんと座り、壁に背を預けながら口を開く。


 いつも通りに本を読む姿勢を貫いている事に何だか安心してしまった。



 その本、見た事無いな。


 新刊なのかしら??



「いやぁ。もう疲れたの一言に尽きるよ。詳しくは後で話すけど、あいつらとは暫く行動を共にしたく無いのが本音です」



 中途半端に硬い枕へ顔を埋めて話す。



「そうですか。今日はゆっくり休んで下さいね」


「そうする……。三日後に任務開始だからそれまでゆっくりするよ」



 今日は此処まで。


 そう考えて着替えもせずに襲い掛かる睡魔に身を任せようとするが……。



「ねぇ――。レイド」


「ん――??」



 狼の足がタフタフと俺の後頭部を軽く叩く。



「任務のお話聞かせて??」


「今日じゃなきゃ駄目か??」


「少しでいいからさ!!」



 仕方が無い……。


 体に喝を入れて上体を起こした。



「任務はさ、俺と同期の奴と一緒に行う事になったんだ」


「へぇ!! 久々に会えて嬉しかった!?」



 フルフルと尻尾を揺らして金色の瞳で此方見上げる。


 話を聞きたくてしょうがないって感じだね。



「アイツは前線で張り付いている分、会う機会は少ないからね。んで、レンクィストまで行って……」



 今回の任務内容を端的に話してやる。



「…………。それで聞いて驚くなかれ。何んと!! 北の大森林で会敵した大蜥蜴の連中と再び戦う事になったんだ!!!!」



 ふふ。さぁ驚き賜え、皆の衆!!


 俺達は大蜥蜴とバッタリ鉢会ったのだよ!!!!



「ふぅん。それは大変だったねぇ」



 うん??


 いつものルーなら。



『えぇっ!? 本当なの!?』 と。



 大きく目を見開いて若干興奮気味に驚きを表すのですが……。



 何だかヤレヤレといった感じで俺を見上げていますね??


 もうちょっと驚いても良いと思うんだけど……。




「ほぉん。ユウ――。パン取って――」


「おい。あれだけ肉食って、まだ食うのかよ」


「それはお肉が入っているからいいの!!」



 んんっ????


 ここはどうやって倒したの!?


 とか。


 良く無事だったね!?


 とか、安否を気遣う場面じゃないのかしら??


 俺の活躍も話したいのに……。



「蜥蜴さん元気にしてた??」


「え?? あ、あぁ、うん。元気に略奪行為を繰り広げてたよ」



 元気に犯罪行為を行うのもどうかと思いますがね。



「そうなんだ――。あっ!! そう言えばさぁ。おぉ――、そこそこ……」


「どうした??」



 モフモフの頭頂部を撫でつつ話す。



















「レイドのお友達の女の子。首、大丈夫だった?? ほら、バチ――ンッ!! て女首領の蹴りを食らっちゃったし」


「あ、馬鹿っ!!!!!!」



 ルーの一言にマイが数舜で噛みついた。




「……………………。は?? 何でまだ言っていない事を知っているの??」



 同期の事は皆様の恐ろしい攻撃が襲い掛かって来る恐れがある為、奴としか言っていないし。女首領との激戦もまだ語っていない。



 当然、これが意味する事は容易に理解出来る。


 いや出来てしまった。





「え、え、えっとぉ……。ほ、ほら。大蜥蜴の人達は団体で行動しているし?? 当然食らっちゃうかなぁって。アハハ――……」



 ルーが俺から視線を外して、そっぽを向いて話す。


 俺は知っている。


 ルーは嘘を付く時、必ず目を合わせないんだ。



「こっちを向きなさい」


「ふぁ、ふぁい」



 頬をむぎゅっと掴んで正面に向かせてあげる。



「怒らないから、本当の事を言って御覧??」



 誰もが安心して警戒を抱かせない柔和な笑みを浮かべて話した。



「本当!? 実はね、カエデちゃんを残して私達が尾行を続けていたんだ。ほら、もしもの事があるといけないでしょ!?」


「…………。へぇ、カエデを此処に『一人』 で残して尾行を続けていたんだね??」


「うん!! 大蜥蜴も倒して、女首領もたふぉ……。ふぁに??」


「話している最中、申し訳ない」



 両手で狼の両頬を掴んで話す。



「尾行をするのは俺の身を案じての行為ってのは百歩譲って理解出来る」


「あ、ふぁい……」



 こちらの怒りを理解したのか、尻尾がしなりと垂れ下がって地面と仲良く抱擁。それと同時に耳も情けなくペタンと下がり始めた。



「もし、一人取り残されたカエデに何かあったらどうするつもりだったんだ??」


「まふぁまふぁ――。カエデちゃんが一人でも……。んむっ!?!?」



「それを怠慢っていうんだ!!!! それに!!!! 頼み事もカエデ一人に擦り付けるのも了承し難いな!!!!」



 部屋の外まで響く声量で叱ってやる。



「私だけ怒らないでふぉ……」


「マイ!!!! お前も……。あ、あれっ!? アイツ等は何処行った!?!?」



 気が付くとカエデ以外の人物の姿が部屋から消え失せていた。


 周囲を見渡すがその痕跡すら見つからない。



「レイドの怒りを察知したのか、音を立てずに部屋から出て行きましたよ??」



 カエデが本を読みながら扉を静かに指差した。



「くそっ!! あいつらは後で説教だ!!」


「ほっ。じゃあ私はもう御咎め無しって……。ふぉんむっ!?」


「んなわけあるか!!!!」



 顔の形が変わる程、怒りに任せて顔の皮を両側へ引っ張ってやる。



「顔、とれふぁう!!」


「マイ達が帰ってくるまで…………。みっちり説教してやる」


「えぇ――!!!! ふぉんなぁ!!」


「喧しい!! 時間は十分にある。覚悟しろよ!? ルーの弛んだ性根を叩き直してやるから!!!!」


「ふぁ、ふぁんべんして――!!!!」



 大きな金色の瞳にじわりと涙が浮かぶが、それでも俺の怒りは収まらず。


 両頬の痛みと俺の剣幕から逃れようと後退りする大馬鹿狼の頬を掴みつつ、外壁を貫く勢いで怒号を叫び続けてやった。







 ――――。




 ふふ。元気そうで良かったです。



「いいか!? 俺達は仲間だ!! たった一人残されたカエデの気持ちを考えた事はあるのか!?」


「ふぇ、ふぇっと……。カエデちゃん一人でも頑張れるふぁなっふぇ」


「そんな訳あるかっ!!!! カエデは一人のか弱い女性だ!! 大体……」



 情けなく尻尾を垂らす狼に対して、説教をする彼の姿を見て安堵の息を漏らした。


 色々あったみたいですが、聞くのは明日以降にしましょうか。


 今日は深夜まで説教が続きそうですし。



「どこから尾行していたんだ!?」


「えっふぉ――。西ふぉんの先からふぇす」


「そ、そんな早くから!? じゃあずっと尾行していたんじゃないか!!」


「いふぁいっ!!!! ふぉっぺ、取れるっふぇ!!!!」



 大体、マイ達はずるいです。


 私を一人残して……。


 私だって本当はレイドの後を付けたかったのに。



「いいか?? よぉく聞け。俺が魔物達と行動を共にしているのがバレたらどうするつもりだったんだ??」


「距離をとっふぇ尾行していたし……。それは抜かりないふぁと??」


「それでもなぁ!! バレるかもしれないだろ!!」


「んんふぅ――――!!」



 お伽噺、伝承の類の話の進捗具合を報告したいけど……。


 今じゃなくてもいいかな??


 ルーには申し訳ないとは思うけど、もうちょっと叱られて下さい。


 私を残していった罰です。



「カエデふぁん!! たすふぇて!!」


「…………今、何か仰いました??」


「あ――!! 拗ねてるでふぉ!! 謝ったふぁん!!」


「謝罪は受け取りました。しかし、許すとは一言も言っていませんよ??」


「え――!!!!」


「ほらな。カエデが一人で苦労していたのに……。お前達って奴は!!」



「ごふぇんなふぁ――――ぃいっ!!」



 うふふ。つい意地悪しちゃいました。


 本当は微塵も怒っていませんが、細やかな私の仕返しを受けて下さいね。


 紙が捲れる音は一人の男性の怒号によって掻き消され、狼の情けなく消え入りそうな声が部屋にそっと響く。


 宿の前の路地を歩く酔っ払いは壁から漏れて来るその声を聞き。



 あぁ、痴話喧嘩でもしているのかな??


 お盛んですねぇ!!


 俺もかみさんに怒られちゃうのかなぁ……。なんてね!!



 今日この後、彼の家で同じ状況が待ち受けている事も露知らず。彼は千鳥足で家路に進みながらこの部屋の惨状を勝手に色々と想像を膨らませていたのだった。





































 ――行政特区レンクィスト イル教本部 屋敷内部――





 蝋燭の淡い光が照らす室内に乾いた音が静かに響く。



「どうぞ」



 一人の女性が執筆を止めず、一枚の紙を見下ろしながら呟いた。



「失礼します」


「…………。御苦労だったわね、エアリア」


「いえいえ。これもお仕事の内ですから」



 そう話すと、部屋の片隅に置かれているソファへ音を立てずに座り。静かに疲労の息を漏らした。



「向こうのトーテムに説明しました??」


「はい、それは勿論。今回の遠征はそれが目的でしたからね」


「そう……」


「それはいいんですけど。どうしてアレイルが付いて来たんですか?? 私、聞いていませんでしたよ??」



 エアリアが憤りを籠めた吐息を漏らして今も執務を続けている彼女を見つめる。



「知らせる必要がありませんでしたからね。彼女は保険、みたいなものです」



 その視線に気付いたのか。忙しなく動かしていた筆を止めて彼女の瞳を受け止めた。



「保険ですか?? レイドさんが危なくなった時の??」


「えぇ。そう捉えて貰っても構いません」



 ふっと息を漏らす。



「一部始終を伝え聞きましたが。殆ど彼一人で撃退したみたいですよ。流石です。あぁ、彼の腕……香り。思い返すだけで私はもう……」



 昂る感情を抑える事なく、己が体をひしと抱く。



「相変わらずね、そういう所」


「シエル様ぁ。彼を味見させて下さいよぉ……。これじゃあ蛇の生殺しですぅ」


「別に構わないわよ??」


「本当ですか!?」



 憤りは何処へ。


 新しい玩具を買い与えられた頑是ない稚児の表情を浮かべる。



「勿論。彼の了承を得てからするように」



 溜息混じりにシエルがそう話す。



「んふっ。どうやって……感じて貰おうかなぁ」



「人には見せられない姿ね。……………………。アレイル、いつまでそこに居るつもりですか??」



 シエルが正面の扉を見つめて言った。



「――――。立ち聞きするつもりでは無かったのですが。流石はシエル様。鋭い眼をお持ちで」



 一人の女性が音を立てずに入室してシエルの正面に立つ。



「ちょっと――。あんた勝手について来ちゃ駄目よ?? レイドさんにバレちゃいそうだったじゃない。ほら、出発前に人数確認していたし。ハラハラしてたんだからぁ」



「シエル様。申し訳ありません。彼の実力をどうしてもこの目で見ておきたかったのです」


「構わないわ。それで?? どうだった??」



 可憐な黒き髪を後ろに束ね、冷静沈着な瞳を浮かべている彼女へと問う。





「彼は……、最高です。優れた洞察眼、敵を恐れぬ意志、類稀なる力は目を見張る物で。斥候、殲滅力、体力。そのどれも報告書で拝見した資料以上の力を備えていました。彼一人で今回の任務を成功させたと言っても過言ではありません」



 彼女の目には光りが宿り、自分の事の様に嬉しく話している。



「どう?? 貴女は彼に勝てそう??」



「…………。頭の中で何度か模擬戦を繰り返しましたが。百戦して、僅か二勝で幕を閉じました」



「へぇ。歯が立たないというわけね」



 そしてシエルもまた嬉しい吐息を漏らして彼女の言葉を受けていた。




「彼が本来の実力を発揮すればまず私は敵いません。しかし、彼は……。甘いのですね。只の衛者として帯同した私に声を掛けて下さいましたので。その甘さを加味した結果が二勝なのです」



「そうそう。森の中でレイドさんに声を掛けられて。あんた嬉しそうだったもんねぇ――」



 ソファの上でエアリアがだらしなく体勢を崩して話す。



「もしかしてぇ。濡れちゃった??」


「想像に任せる」



「あんっ。やっぱりそうだったんだ!! ねぇ、アレイルぅ。レイドさんと三人でしないぃ?? 人生で最高な瞬間を迎えられそうじゃない??」


「善処しよう。シエル様、次の指示を御与え下さい」



 床に片膝を着き、彼女に対して頭を垂れた。



「貴女は暫く私の側で警護を務めなさい。それから、次の指示を与えます」


「仰せのままに」



「これから忙しくなりますよ?? 私の思い描いた軌跡通りに事は進んでいます。そして……。もう間もなくその時は訪れます。彼が絶望に打ちひしがれ、漆黒の闇の底へ沈み、もがき苦しむ。非情かと思われますが、それが彼の役目……。ふふ、レイドさん。あなたは闇に染まっても己を保てますか??」



 彼女のドス黒い感情が籠った声が空間に乱反射する。


 その声色は燃え盛る炎をも凍らす、凍てつく空気を含んでいた。


 その声を受けた二人が刹那に慄くものの、数舜後には人の心を何処までも安心させる声色へと戻り。冷徹な仮面を被った彼女は次なる職務の内容を静かに伝えたのだった。




お疲れ様でした!!


この話を以て此度の御使いは終了となります。



此処で一つ皆様へ重大なお知らせが御座います。


以前から申していた通り、次の御話は番外編にて展開させて頂きます。




そして、記念すべき初投稿は明後日の月曜日深夜零時頃に投稿させて頂きます!!!!




日曜日から月曜日へと変わるキリが良い時間帯を選択させて頂きました。実はまだ短編の完結までプロットが完成していない現状ですので、この土日を利用して完成させようかなと考えております。


初投稿の際には、二、三話を連続して投稿させて頂き。番外編掲載時、本編はお休みになりますのでご注意下さい。


番外編単独での掲載になりますので、お手数ですが筆者マイページから御覧下さい。




ブックマークをして頂き有難う御座いました!!


これから始まる番外編の執筆活動の嬉しい励みとなります!!


それでは皆様、月曜日の深夜に新しい御話でお会いしましょう!!

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