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第五十二話 彼の至らぬ所で繰り広げられる思慮と行為 その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿になります。




 夢というものは時に残酷な光景を見せるのは何故なのだろう??


 それはきっと心の中で無自覚の内に懸念している思いを自分自身に理解させる為に見せるのだろうと思われる。


 つまり……。この夢は早く任務を終えて帰らないと、お前さんはこんな目に遭うんだぞと自分自身に警告を放っているのだ。



『んま――いっ!!!!』



 トロンっと目尻を下げて肉とおにぎりを交互に食む深紅の髪の女性を中心に、見覚えなの無い部屋で我が目を疑う食事の光景が繰り広げられていた。


 大きな机の上には空っぽになったお皿が天井スレスレまで積み上げられ、それでも彼女達は満足する処か。



『すいませ――んっ!! お代わり下さ――いっ!!』


『こっちにも宜しく――っ!!』



 お代わりを所望する始末。


 更に更に有り得ない言葉が俺を襲った。



『ここの支払いはあんた持ちね――』



 いやいや。量が可笑しいでしょ。


 これだけの食事を提供出来るお店の在庫も首を傾げたくなるが、君達の胃袋の強さの方がもっと可笑しいですからね??


 その姿を捉えて俺は腰に両手を当てて口を開いた。




「…………。いい加減にしなさい」



 夢と現実の境目を認識出来ずにそう口に出す。



 おう?? やっぱり…………。夢だったか。


 瞼を開けると部屋は暗く、月明かりが窓からそっと射し込んで部屋を淡く照らしていた。


 蝋燭が消えているって事は、かなり遅い時間だな。



「ふあぁぁ……」



 トアの奴。起こしに来なかったのか??


 非情が至る所に存在する現実に対応すべく、ガシガシと頭を掻いて覚醒を促して立ち上がった。



 どこで哨戒しているんだろ。


 重い腕を動かして上着を羽織ると、覚醒したての頼りない足元で部屋を出て物音一つしない廊下を進んで宿の外へと出た。



「お、いたいた。トア、何して……。はは、ぐっすり寝てるな」



 宿の正面、数段程の階段が扉に続いているのだがその段差に腰かけ彼女は意識を失っていた。


 正確に言うと熟睡って奴だな。


 よくこんな姿勢で寝れるなぁ……。


 両膝の上に両肘を置き、腕を垂直に伸ばして両手の上に顎を乗せている。


 器用な奴め。



「トア、起きろ。交代だぞ」


「…………」



 隣に座り、肩を揺するも全く起きる気配が無い。



「しょうがない……」



 このまま此処で眠らせて風邪を罹患されても不味い。



「よいしょっと」



 膝の下、そして腰を持ち抱きかかえて部屋へと担ぎ始めた。



 こいつも無理していたんだな。


 よく見れば、まだ首の痣が消えていない。


 あれだけの攻撃を食らったんだ。生きているだけでも十分。


 頑丈さは相も変わらずで良かったよ。



 部屋の前に到着すると、彼女を起こさぬ様。



「っと」



 右手を器用に動かして部屋の扉を開けて部屋の中へ入る事に成功。



「ゆっくり休めよ」



 そう言いながら横着者をベッドへ寝かして優しくシーツをかけてやった。



 うん?? 顔に糸屑付いているな。


 ベッドに腰かけ、そっと顔を近付けて糸屑を摘まんで床に捨てやった。


 これで、よしっと……。



 さぁて、もう一踏ん張りしますかね!!


 気持ちを改めて扉へと進もうとすると、トアのか細くも耳を疑いたくなる声が俺の歩みを強制的に止めてしまった。



「……………………好き」


「は?? 何言って……。何だ、寝言かよ」



 今も瞼を閉じて、ムニャラムニャラと口元を波打たせて安らかな吐息を吐き続けている。



 お、驚かせるなよ。


 寝言だと理解していても体温が上昇し、顔がほんのり熱いのは寝起きだから。


 そういう事にしておきましょう!!


 自分へ強引に体の良い言い訳を聞かせ、再び暗い廊下を進んで宿の正面出口へと向かった。




















 ◇




 体がふわりと宙に浮き、得も言われぬ心地良さが体を包む。


 空を飛んだ事は無いけども、大空の中を飛ぶ気分ってこんな感じなのかな??


 夢の中の私はかなり浮かれている様子で空中散歩を楽しんでいると。少し前の出来事が不意に目の前の空に映し出された。



 えっと、これは……。あぁ、訓練生時代の大食堂での大立ち回りの思い出か。


 いやぁ、懐かしいなぁ。自分でもビックリする程に暴れたっけ。


 私が同期の友人達と素敵な夕食を提供してくれる受付の前に出来た長ぁい列に並んでいると。



『わりぃね。前に入れて貰うぜ』



 いけ好かない声と共に大馬鹿野郎があろう事か、腹を空かせている私の前に割り込みやがった。



『ちょっと、ちゃんと並んでよ』


『はぁ?? 別にいいだろ』


『良くない。お腹空いているのは分かっているけど、私の後ろにも腹を空かせた野獣共が並んでいるのよ??』



 試しにそろ――っと振り返ると。



『『『……』』』



 約四十名を超える腹を空かせた訓練生共が彼の悪行を睨みつけていた。


 おぉ……。流石、無頼漢共が揃う場所ね。


 一般人ならこの視線を受けだけで己の愚行を後悔してイソイソと最後尾へ回る筈。


 しかし、それはあくまでも一般人に当て嵌まる事で?? 私達と同じ括りに位置する彼は動じる事は無かった。



『あっそ』



 私がこれでもかと下手に出ているのにそれを無下にするとは。


 コイツ……。マジで強烈な平手打ちを一発食らわせてやろうかしら??



『小さな子供じゃあるまいし、言う事を聞け』



 苛々している様子を惜し気無く披露する馬鹿野郎の背中に向かって言ってやると。



『さっきからうるせえぞ。女は黙って男の言う事を聞いてりゃいいんだよ』



 此方へ振り返ると同時にな、なんと!!


 私の胸を鷲掴みにするではありませんか!!



『何すんのよ!!』



 速攻でうざってぇ手を振り払って噛みついてやる。



『ギャハハ!! 俺達二十期生の中でも群を抜いて強いトア様でも恥ずかしい事があるんだぁ??』



 こ、こ、こ、殺すっ!!!!


 コイツは、今、此処で!! 確実に息の根を止めてやるっ!!



『ト、トア。落ち着いて!!』



 隣で様子を見守っていた友人が私の肩を掴んで御そうとするが、そんなちゃちな物では私の怒りは当然収まる事は無く。


 右手に憤怒の力を籠めていざ突撃を開始しようとした刹那。





『――――。オマー、今のはお前が悪い。トアに謝れ』




 レイドが私の前に出て苛立ちの根源であるニヤケ面を隠してくれた。




『何だよ、お前には関係無いじゃねぇか』



『大ありだ。俺達は入隊して半年だがこれから先。命を預け合う大切な仲間になるんだ。それを傷付けるのは例え仲間だとしても笑って許す訳にはいかないんだよ』



『体力と頑丈さだけが取り柄のお前が何を偉そうに俺に説教垂れてんだ。あぁっ!?』



『腹が減れば誰だって苛々する。お前の気持ちと行動は大いに納得出来る。これは説教でも、注意でも無い。人の正しい道理をお前に言っているだけなんだよ』



『うるせぇ奴だな!! 落第生のお前と違って俺には時間がねぇんだよ!!!!』



 オマーが放った右の拳がレイドの顔に真面に入って鈍い音が響くと、一つ上の先輩達と同期の皆が何事かと思って彼等に視線を送った。


 今の音と角度。


 ひょっとしたら倒れちゃうんじゃ無いかと思ったが……。



『――――。気は済んだか?? トアに謝れ』



 彼はその場から微動だにせず、馬鹿野郎の事を静かに睨みつけていた。



『コ、コイツ……。俺の拳を真面に食らって……』


『もう一度言う、トアに謝れ。謝らなければ俺がお前の首根っこを掴んで無理矢理頭を下げさせてやるぞ??』



 レイドが珍しく怖い声色を放ったので、握った拳を刹那に解除してしまいそうになるが。



『お前一人では無理だろうからそこの無能な女と一緒にやってみろって』



 馬鹿野郎のニヤケ面を捉えた刹那、私の頭の中でプッッチ――ンと何かが切れた音が鳴り響いた。



『そうか。トア、悪いけどコイツとちょっと話して来るから……』


『ふ、ふ、ふっざけんじゃないわよ!? この糞っタレがぁぁああああ――――ッ!!!!』


『あぶちっ!?!?』



 怒りで視界が狭まっていたので、勢い余ってレイドの横っ面を殴ってしまった。


 まぁ優しい彼の事だ。後で謝れば許して貰える…………、筈。



『誰が無能だおらぁぁああ!! こちとらテメェの数百倍優れているんだよ!!』


『ぐぇっ!!!!』



 馬鹿野郎の下顎をぶち抜き。



『人様が優しく下手にでりゃあいい気になりやがってぇぇええ!!』


『うっ!?』



 無防備な腹へ拳を捻じ込み、まぁまぁ良い体格の体がくの字に折れ曲がると。



『一生飯が食べられない体にしてやる!! 歯ぁ、食いしばれ!! 落第生!!!!』


『や、やめ……。おぐぇっ!?!?』



 既に戦意を喪失した顔面へ向かって人生で一番高まった憤怒の塊を衝突させてやった。



 面白い角度で床の上を転がり続け、食事を摂る席に衝突すると馬鹿野郎の体は漸く停止した。



『ぜぇっ……。ぜぇっ……』



 あぁ……。やっちゃった……。



 シンっと静まり返った大食堂の中で大の字に伸びている男二人を見下ろして、勝利云々よりもやっちまったという大きな後悔が胸の中に広がって行った。


 大事になる前に謝りに行かないと。



『うひょ――。派手に飛んだなぁ!!』

『あはは!! さっすが、トア様!! カッコイイ!! 痺れるぅ!!』

『なぁ、腹減ったから早く前に進んでくれよ』



『ハドソン、タスカー、ウェイルズ。レイドとオマーを抱えて教官室へ行くわよ』



 この一部始終を直ぐ後ろで観戦していた同期へと声を掛ける。



『はぁ!? 何で俺が!!』


『あんたらは私の純潔が奪われそうだったってのに、何もしなかった。その罰よ』



 皆がオマーの行為に対して動けなかったのに、レイドだけが私を庇ってくれたんだ。


 それなのにコイツ等ときたら……。



『大体、お前に手を出したらこうなるって皆が理解していたから観戦していたんだぜ??』


『そうそう!! 横槍入れるとそこで目を回して倒れているレイドちゃんの二の舞になっちゃうからねぇ――』


『タスカー。遺言はソレダケ??』



 私が変な角度に曲げた首でそう話すと。



『りょ、了解しました!! ハドソンはレイドを抱えて、俺とウェイルズはオマーを抱えます!!』


『んっ、宜しい。皆で仲良く怒られよ――ねっ??』


『『『理不尽!!!!』』』



 ぐったりした体を抱えて教官室へと移動し、その日は深夜遅くまで教官達にこっぴどく叱られ続けた。


 そして、私の胸を鷲掴みした馬鹿野郎は数日後に除隊届けを出して訓練所を去って行ったとさ


 そりゃそうでしょう。


 あれだけ馬鹿にしていた女に滅多打ちにされて、剰え失神させられたのだから。



 あの時のレイドの背中。今でもハッキリと覚えている。



 夢の中でも明瞭に思い出される背中をずぅっと眺めていていると、体がポカポカと温まって来たのを自覚してしまった。


 多分、だけど。


 この時の事件がきっかけでレイドの事を気になる様になったんだと思う。



 馬術の訓練中でも。



『こら――!! 馬鹿者!! ちゃんと手綱を持て!!』


『はいっ!!』



 ウマ子に跨り必死になって障害物を躱す彼の汗に塗れた顔を見つめ。




 大食堂で皆と御飯を食べている時でも。



『ギャハハ!! それでさ――。聞いてよ、レイドちゃんっ』


『五月蠅いぞ、タスカー。俺は飯を食っているんだ』


『レイド。唐揚げ一個貰うぞ』


『おいっ!! 俺の分まで食うなよ!!』



 同期達と馬鹿騒ぎしている彼の困った顔を見つめていた。




 視界の何処かに彼を収めていないと落ち着かない自分に我ながらついつい笑えてしまった。


 いつもの私らしく、ガツンと行け!!


 そうしたいのは山々なのですが。何分、異性を意識するのは生まれて初めてなのでね。


 おっかなびっくり、慎重になるのは致し方ないと思うのですよ。



 彼の笑う姿、はにかむ姿、頑張る姿。


 その姿を想像していると、何やら嗅ぎ慣れた香りが私を優しく包み込み始めた。



 あはは。夢にまで姿を見て、今度は匂いも想像しちゃったの??


 嗅ぎ慣れた男の香りが僅かながらに私を現実の世界へと引き戻すと。今現在行われている行為を理解してしまった。



「……」



 ちょ……ちょっと!! 何してんのよ!!!!



 私の大変軽い体は一人の男により担がれ、地上から浮いて移動を続けている。


 薄目でその男の顔を見上げると、胸に温かい感情がふわっと広がった。



 あ、私寝ちゃってたんだ。


 交代に来ない私を気遣ってくれたんだよ、ね??


 申し訳無さと同時に彼の手があろうことか私の臀部を支えている事に幾らばかりの憤りを覚えてしまう。



 あ、あのねぇ。


 女性の尻はおいそれと、触っていいものじゃないのよ??


 逆はいいとしてさぁ。


 あれ??


 逆も駄目だっけ?? まぁ細かい事はいっか。




 でも、ここで声を張り上げて平手打ちを食らわすのは無粋ってもんかな。


 折角担いでくれているのだ。


 私を柔らかいベッドまで運びたまえ、無神経な王子様。




 …………。



 王子様じゃないわね。いかつい兄ちゃん?? う――ん。違うなぁ。


 一兵士さん?? これもしっくりこないわね。


 あ、こうだ!! 朴念仁さん!!


 我ながら的を射た言葉だ。



 等と一人で納得していると。



「よいしょっと」



 部屋の扉と悪戦苦闘を繰り広げて、母親が我が子をベッドに乗せる優しさで私をベッドに置いてくれる。



 優しいじゃない。


 うんうん。そうよ、そうやって女性は優しく扱うものなの。


 シーツが体を覆い、ほんのりとした温かさと心地良さを感じていると……。



「んっ……??」



 レイドが私のベッドに腰かけ、そしてじぃっと私の顔を覗き込む。



 へ、変な顔してるの?? 私の寝顔って。



「…………??」



 そして、こいつは何を思ったのか。お惚けた顔を浮かべたまま近付いて来るでは無いか!!!!



 ちょ、ちょっと!!


 待ちなさいよ!! 無防備な女性に何するのよ!!


 犯罪よ!! 犯罪!!


 も、も、もし私の唇を奪う真似をしたら……。


 したら……。


 レイドだったら……。別に……、いいかも??



 シーツの中でぎゅっと手を握り締めてその時を待ち構えていた。



 しかし。


 私の予想は良い意味で?? いや、悪い意味?? で裏切られた。



「うん、これで良し」



 どうやら糸屑が顔に付着していたみたいだ。


 それを指で摘み上げ、床に投げ捨てる。



 はぁぁああ……。びっくりしたぁ。



 まさかとは思ったけど、私の勘違いだったか。


 そうよね。こいつはそんな卑怯な事はしない。正々堂々と向かって来る筈だ。



「ゆっくり休めよ」



 寝ている私に一声かけてくるりと振り返る。


 その背中は妙に頼もしく、そして……大きく映った。


 男の背中になったね??


 かっこいいぞ。





























「…………………………好き」



 え゛っ??


 今のって私の声、だよね??


 何で口走ったの!?!? ヤダ!! 嘘でしょう!?


 己の愚行に気付いた瞬間、体が燃え上がり。湧き上がる熱に耐えられなくなりそうでシーツを蹴り飛ばしたくなった。



 ひゃ、ひゃ――!!


 ど、ど、どうしよう……。


 薄目のままレイドを見つめるが。



「は?? 何言って……。何だ、寝言かよ」



 ほっ、良かったぁ――!!


 どうやら私の寝言と勘違いしてくれたらしい。


 静かな足音で大きな背中は部屋からそっと出て行った。



 間抜けな男で助かったわ。


 でも、今のって私の初告白、よね??


 うぅ……。


 しかもそれは寝言として捉えられてしまった。


 何よ!!


 どうせだったら起きているのか?? って確認してくれてもいいじゃない!!


 そうしたらマジマジと顔を見つめて言ってやったのにぃ!!



 馬鹿!! 阿保!! 間抜け!! 女たらし!!


 あぁ!! 恥ずかしい!!



 でもまぁ……。確認されてもだんまりを決めそうよね。


 案外私は臆病なのかもしれない。


 レイドだったら……。


 ううん、今は駄目だよ。アイツも、私も任務で忙しいし。


 この温かい想いは戦いが終わった後に打ち明けようかな??



 はぁ――……、でも失敗したらどうしよう。


 いや!!


 自信を持て、トア!!


 こういうのは勢いよ、勢い!! 


 アイツなら私の剣幕でうっかり了承してくれるかもしれないし??


 でもそれって……脅迫よね??




 うぐぐ。行き場のないこの重いはどこにぶつければいいのやら。


 頭を抱え、シーツの中に潜り無意味に寝返りを繰り返す。


 このままじゃ寝れないよ。


 どうしてくれんのよ!!!!


 多少理不尽であるとは思うが察しが悪い彼に対して憤りを感じてしまう。それでも悶々とした気分は晴れる事は無く。


 明日一日は寝不足確定だと、力一杯シーツを抱き締めて認識したのであった。




お疲れ様でした。


回想の中で出て来た彼等ですが。そこまでガッツリ本編とは絡みませんが後の話で登場予定になります。


そして、人間側のヒロインもまだ出揃っていません……。彼女達、そして彼等が揃うまで頑張って投稿を続ける所存であります。



それでは皆様、お休みなさいませ。

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