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第百五十九話 突入作戦会議と恐怖の宴 その一

お疲れ様です。


本日の投稿なります。


それでは御覧下さいませ。




 長きに亘る厳しい特訓を終えたという事もあり、各々の様子は明るく。これから始まる宴会を待ち侘びて部屋の中は陽気な雰囲気に包まれていた。


 太陽が大欠伸を放って地平線の彼方へ姿を消すと虫達の演奏会に相応しい闇が訪れ、彼等は肩を並べて美しい歌声を放ち宴会の序章を美しく彩る。


 状況、雰囲気、その他諸々。


 宴を楽しむのには誂えた様な雰囲気なのですが……。悲しいかな。


 馬鹿みたいに諸手を上げて宴を楽しめないのが辛いのです。


 あそこでだらけつつも、心急く思いで宴を待つお方が羨ましい限りだ。




「あ――。腹減ったぁ……。ねぇ、ユウ――。クッキー取って」


「披露会の時に全部食っちまったよ。あたしのクッキーもいつの間にか消えちまったし」


「ほぉん……」


「犯人は特定しているから。王都に帰ってからしこたま奢らせるつもりさっ」


「だ、誰が犯人だろうねぇ……」




 あれ程分かり易い嘘も無いよなぁ……。


 惚けた表情から嘘を見抜かれまいとしてユウの方へ背中を向けると。



「へぇ――。じゃあ、お前さんの荷物の中になぁぁんであたしが買ったクッキーの袋が入っていたのかなぁ??」



 恐ろしい面持ちを浮かべた刑事が犯人の肩を掴んでゆっさゆさと揺らす。



「か、紙袋に足が生えたのよ。わ、私見たもん」


「えぇっ!? そりゃあ大変だなぁ。あたしも見たかったなぁ――……」



 刑事さんの肩がワナワナと震え、彼女の憤怒を受け取った真犯人の体全体がカタカタと小刻みに震え出してしまった。


 ま、後は自白を待つのみだから放置で構わないでしょう。


 煮ようが焼こうが刑事さんの好きにして下さいっ。



 大部屋の中、普段通り円状に座って各自が楽な姿勢で寛ぐ。


 かく言う、俺もその一人なのだが。宴会の食事として提供される中にアレが潜んでいないかと気が気じゃ無かった。



 悪魔の料理人がこの絶好の機会を逃す手は無いからね。



 細心の注意を払い、中身の見えない物は絶対口にしないぞ!!



「レイド、やっぱりアレが……。気が掛かり??」



 左隣のカエデが誰にも気付かれぬ様、静かに耳打ちをする。



「勿論です。カエデはいいよな、未だ食べていないんだし……」

「いつかその時が来たら……。食べる振りをしてアレを魔法で飛ばす」


「それってズルくない??」


「食べてお腹を壊すよりかは、ましです」



 まぁ、そうだろうけど。


 問題はその行為が悪魔の料理人にばれないか、その一点だろうな。


 おっそろしい瞳を浮かべて俺達の一挙手一投足を見逃すまいとしているし……。




「皆の者、揃って居る様じゃな」



 道着から少し薄手の浴衣に着替えた師匠がいつも通りの歩調で大部屋の畳の上に足を乗せ。



「馳走を食べる前に、明日の予定を話す」



 そして、俺達が描く円の中心に堂々と立って話しを続けた。



「朝は好きな時間に起きるがよい。ゆるりと寝るのも良し、早朝の走り込みをするのも良しじゃ」



「ずいぶんド、か、カヒュッ!! あ゛ま゛い゛わね??」



 背後からユウの裸絞を食らいながらマイが話す。


 ユウさん、そのままグイグイと締め上げたら落ちてしまいますよ??



「特訓は今日で終いじゃ。儂もそこまで鬼では無い。朝食を終え、準備が整ったらいよいよ……。ミルフレアの里へ向かってもらうぞ」


「でも、此処から徒歩だと……。アイリス大陸の北西端までかなりの日数が掛かりますよ?? それに自分の任務の事もありますし」



 師匠の言葉に対し、意見を述べる。



「そこは私に任せなさい」



 先程よりも更に短いスカートへ履き替えたエルザードが平屋に入って来た。


 お嬢さん。


 申し訳無いけども、目の置き場に困るので節度ある服装を心掛けて下さい。



「あいつらの村から少し離れた所まで運ぶわ」


「助かるよ」


「いいのよ。あ、そうだ……。運賃は……。体で払って貰おうかしら??」



 此方の右隣りに足を崩して座り、けしからんシャツの開き具合を見せつけるかの様に腕を絡めて来た。



「離れぬか。今聞いたように、空間転移でそこの脂肪の塊がお主達を運ぶ。先日話した通り、目的はあくまで向こうの真意を確かめる為じゃ。極力戦闘は避け、穏便に済ませ」



 一際厳しい声と面持ちで話す。



「話し合いの件は承知していますが……。見ず知らずの俺達をすんなりと女王に謁見させてくれますかね??」



 さり気なく腕を引っこ抜いてっと。



「やんっ。もぉ――。折角、匂い付けしてたのにぃ――」

「む……。それもそうじゃな……」



 細い指を唇に宛がい、考え込む仕草を取る。


 そこまで考えていなかったのかな??



「儂の遣いとして……、は駄目じゃな」


「えぇ。門前払い処か、その場で戦闘が始まりそうです」


「ふふん。私に良い案があるわよ??」



 隣でワクワクした表情の淫魔の女王様が口を開く。



「ほう?? 参考までに聞こうかのぉ」


「レイドを差し出せばいいのよ」



「「「はぁ??」」」



 俺を含む数人が淫魔の女王様の首を傾げてしまう意見に対して声を揃えた。



「良く考えて御覧なさい。ラミアの種族は女性のみで構成されているわ。それは私達、淫魔と同じ。こっちに帰って来て日が浅くしかも、人間とは会話不可能。つまりぃ……。男日照りって事よ」



 淫魔、蜘蛛の種族の方々は女性しか産まれてこない事は知っていたけども。それはラミアも同じなのか。


 これでまた一つ勉強になりましたね。




「何じゃ。お主と同じと言う事か」


「それ、どういう意味よ……」



 ピクリと眉毛が動く。



「ま、まぁまぁ。二人共その辺りで」



 慌てて両者の間に入り、一大決戦の勃発を未然に防いだ。



「つまり、こういう事か?? マイ達が俺を手土産としてミルフレアさんへ差し出す。そして、俺又はマイ達が彼女と対談して真意を伺う……」



 頭の中に朧に浮かぶ突入作戦の概要を述べて行くと。



「私達は外、若しくは離れた場所で待機。気を窺い脱出するか、何事も無くその場を立ち去るか、交戦するか。その三択に絞られそうですね」



 続きをカエデが補足してくれた。



「ゴホッ!! 大体そんな感じでいいと思うけど……。問題はボケナスの事を向こうが気に入るかじゃない??」



 裸絞から漸く解放され、まだまだ顔が赤いマイが苦しそうに口を開く。



「あ、それは大丈夫。ミルフレアが好きそうな匂いしているし」



 エルザードが肩口に鼻を宛がいながら話す。


 今も大好物の御飯の匂いを嗅ぐ犬宜しく、此方の了承も得ないで勝手にスンスンと匂いを嗅いでいた。



「お、おい。人前だぞ」


「私は気にしないわよ??」



 俺は気にするの。



「海老で鯛を釣る……か。上手く行くかなぁ??」



 ユウが意味深な視線で此方を見て話す。


 俺が海老って事ですよね??


 と、言う事は。


 釣り人は分隊長であるカエデで、竿はマイ達、そして針に括り付けられた憐れな海老役の俺は大物が掛かるその時まで大変恐ろしい緊張感に包まれながらも、全く身動きが取れないって事か。


 何か……。無性に納得出来ないのは俺だけかしら??



「虎穴に入らずんば虎子を得ず、よ。向こうがこっちの大陸で一暴れしようと考えているのなら水際で食い止めなきゃ」


「マイの言う通りだ。主を餌にするのは些か心苦しいが、背に腹は代えられない」



 些か、なんだ。


 もうちょっと心配してくれても良いのですよ??



「各自念話で状況を確認しながら判断しましょうか。エルザードさん、ミルフレアさんは念話の盗聴は可能で御座いますか??」



 アオイが此方との距離を徐々に詰めようと横着を働いている淫魔の女王様へ尋ねる。



「使えないわよ。だってこの魔法、私の自作ですもの」


「先生。後で教えて下さいっ」



 自作と聞き、カエデの目がぱぁっと輝く。



「え――。これはちょっとぉ……。作るのに何年も掛ったし、それに悪戯が出来なくなっちゃうし――……」



 そんな下らない目的で作ったのかよ。



「独り占めはズルいです」


「ま、まぁ。気が向いたらね??」



 弟子に詰め寄られ師匠が狼狽える。


 うちとは真逆の関係性だな。



「いきなり伺っても向こうは不審に思わないかなぁ??」



 ルーが腕を組み、頑張って眉を尖らせて話す。


 いつもは柔和な角度に曲がっているからなぁ……。眉を尖らせると、リューヴの顔と瓜二つだ。




「マイ達は旅を続ける魔物で、旅の途中で偶然俺を捕獲。旅すがら北上を続けていると強烈な魔力を感知してラミアの里へ接近。力の源であるミルフレアさんに師事したいと考え、俺を手土産として馳せ参じた。これはどう??」



 頭の中にぱっと浮かんだ案を話す。



「男は煮るなり、焼くなり、お好きにどうぞってか??」



 ユウがお道化る。


 言っておきますけど、食べ物ではありませんからね??



「食われる前提で俺を手渡すな。向こうも魔物だし、マイ達の事は直ぐに魔物と分かるだろう。矛盾もしていないし……。師匠、今の案は如何でしょうか??」



「う……む。悪くないな」



「エルザードは??」



「大丈夫じゃない??」



 そんな軽く答えなさんな。


 食われるか食われないかの瀬戸際なのだから。



「里に居る雑魚共は大丈夫だとは思うけども。ミルフレアは、貴方の事を直ぐに純粋な人間じゃないって見抜くわよ??」



 此方へ向かって本当にすこ――しずつ距離を縮めて来るエルザードが俺の横顔を見つめて話す。



「何で??」


「私のぉ、厭らしい匂いが染み付いてて。更に、体の奥に存在する龍の力を察知出来るからね」



 前者は兎も角、後者は納得出来ます。



「じゃあ、言葉が通じない振りが出来るのは里の皆さんだけで。ミルフレアさんには通用しないのか」


「その通りっ」



 知らぬ存ぜぬではまかり通らないのね。


 単独でミルフレアさんの所へ通されたら注意しましょう。



「最終確認です。作戦内容は、一切身動きが取れぬ様レイドを緊縛し……」



 あ、縛られちゃうんだ。



「ミルフレアさん達、ラミア一族へ差し出します。彼女が私達と謁見するのか、それともレイドを先に通すのか。そこで案が二つに別れます」



 俺達はカエデが話す作戦に無言で頷き、肯定の意を表していた。




「私達が先に謁見した場合、彼女の真意を確認した後、レイドを救助してから脱出します。レイドが先にミルフレアさんと謁見した場合、私達は念話で状況を伺いながら待機します。旗色が悪い、若しくは敵意を向けて来た時点でレイドは彼女から逃げて下さい。私達と合流、または貞操の危機から救出の為突入後、空間転移の魔法で窮地を脱します」



「ちょっと待って。今、如何わしい内容が含まれていたんだけど……??」


「どこですか??」


「ほら、貞操の危機って……」


「男日照り、つまり性欲が溜まっている魔物達ですよ?? そこに大好物が放り込まれたら……。容易に伺い知れます」



 何か、絶妙に納得出来ないけど……。


 此処で今更作戦変更を願います!! と叫んでもど――せ却下されるし。大人しく海老役を務めましょうかね。



「アイツに私の旦那の味見をさせる訳にはいかないわねぇ……。もし、手を出そうとしてきたのなら私に言いなさい。丸焦げにしてやるわ」


「いや、そうならない為に俺達が行くんだろ??」


「あ、そうだったわね」



 大丈夫です?? しっかりしましょう??



「それこそ本末転倒じゃない。しっかりしなさいよね??」



 マイに言われると、何故か分からないがモヤモヤするだろうな。



「脱出後、先生達と合流して此処まで戻って来ます。……この内容で如何ですか??」



 カエデが師匠に意見を求めた。



「…………。儂らは奴に感知されない離れた場所で待機しておる。そこまで戻って来れば後はどうとでもなるからの。うむ、それで構わん」



 暫く考えた後、カエデの作戦に了承した。



「今の内容で行きましょうか。細かい所の変更は適宜対応し、柔軟に対応致しましょう」


「アオイの言う通り、不測の事態も発生する事を考慮しておきなさい。くれぐれも無茶をしないように」



 エルザードが厳しい視線で各々を見つめる。



「はいは――い」


 それをマイが軽く受けた。


「あんたが一番心配なのよ……」



 同感です。


 アイツには口を酸っぱくして言い聞かせてやろう。その結果、酷い目に遭ったとしてもだ。


 今回の御使いはあくまでもミルフレアさんの真意を尋ねる事であり、戦闘では無いのだから。




「皆の者、明日の作戦はカエデの案で行う。詳しい事は向こうでまた説明しよう。難しい話はここまでじゃ、後は馳走を平らげ、疲れた体を癒す事に専念せい」



「は――い!! みなさ――ん!! お待たせしました――!!」

「ふ――。おっも……」



 師匠が言い終わると同時、機を伺ったようにモアさんとメアさんが食料を運んで来た。


 室内に腹が空く馨しい匂いが充満すると腹の虫が早く飯を寄越せと高らかに叫んでしまう。



「あら、お腹空いていたの??」



 エルザードが我儘な腹の音に気付き此方へ振り向く。



「まぁ、もう夜だからね」



 何気無く周囲を見渡すと。


 作戦内容を纏めている内に夜が更け、漆黒が周囲を包んでいた。



「どっこいしょ……」



 モアさん達がいつもの御櫃と、魅惑的な料理の品々を並べて行くと。



「「「おおおおっ!!!!」」」



 一堂が感嘆の声を上げ。



「きゃ――――!!!! う、う、うむほほぉぉ――んぅっ!!!!」



 一名は気持ち悪い雄叫びを上げ、天井に向けて両の拳を突き上げた。



 巨大御櫃の中身は言わずもがな、呆れる程に積み上げられた御米。


 その脇には大皿の上に盛られている湿潤で、見ている者の喉を潤してくれそうな輝きを放つ蕎麦とうどん。


 根菜類がこれでもかと入っている味噌汁、カラッと揚げられ見ているだけでも腹が減る唐揚げさんに山菜の御漬物。


 そして、蕎麦とうどん用に用意してくれたのか。天ぷらも確認出来た。


 採れたての新鮮さを保つ山菜と川魚、山の息吹を受け育った椎茸、牛蒡なんかもある。


 そのどれもが見事に揚げられ、黄金の鎧を纏った姿を見ると否応なしにも腹が減ってしまった。



 すげぇ。


 超御馳走じゃないか……。



「うふふぅ。甘味として、おはぎ!! も用意してありますからねぇ――」



 モアさんが最後にさり気なくおはぎの山を御馳走の脇に置き、意味深な笑みを浮かべてしまう。


 はい、あれは絶対口に入れません!!




「ほい、レイドの分」



 メアさん達が師匠達へ蕎麦とうどん用の薬味を渡し終え、俺達に順次薬味が入った小皿を渡してくれる。



「ありがとう。蕎麦、美味そうだな……」



 細かく刻んだ葱、新緑の息吹を感じる山葵わさび



 この薬味を入れて食べる蕎麦とうどんはきっと絶品だぞ!!


 マイ程では無いが気持ちも逸るってものさ。



「美味そうじゃなくて、美味いの。モアの奴が朝早く起きて夜の為に用意したんだからさ」


「へぇ……。そうなんだ」



 それで、あの変な物を提供しなきゃ完璧なのになぁ。



「ふふぅ……。誰が大当たりを食べるのかなぁ――……」



 何だか微妙に焦点が合っていない瞳を浮かべ、皿に蕎麦を盛っているモアさんを見つめながらそう思った。



「へぇ!! 美味しそうじゃない!!」



 御馳走を前にして、今だけは淫らな事を忘れてエルザードも目を輝かせている。



「師匠の好物、お稲荷さんもありますよ??」


「むふふ……。あれが無いと始まらぬからなぁ」



 そうなんだ。


 宴の用意が着々と進められ、俺達の前に豪華な食材達が揃い早く食べてくれと此方を見上げていた。



「うどんと蕎麦のつゆは此方に用意してありますからねぇ――」


「冷たいのと温かい汁。二種類あるから気兼ねなく来てくれ!!」



 玄関口と大部屋の間にある一段下がった場所でモアさん達が大きな鍋の前でニッコニコの笑みを浮かべる。



 漸く出揃った御馳走に気持ちが逸ったのか。



「んほっ!! うほほほほぉぉんっ!! ぜ、全部クウ――!!」


「だぁ――!! 待てって!! まだ挨拶が終わっていないだろ!?」



 御馳走へ向けて猪突猛進する猪さんも思わず道を譲ってしまう突貫を開始しようとしたお馬鹿な龍をユウが必死の形相で御す。



「馬鹿者が暴走する前に挨拶を済ませるとするかのぉ」



 師匠がコホンっと小さく咳払いをすると、フッサフサの尻尾を揺らして円の中央とへと向かって行く。



「ガルルゥゥウウ!! ガウガウッ!!!!」


「は、早く挨拶を始めてくれ!! これ以上抑え付けられんっ!!!!」


「ミャキ――!!!! グォォオオオオオオンッ!!!!」




「本当に……。気色悪い生物ですわ……」



 アオイさん?? 気持ちは分からないでもないけど。少し言い過ぎですよ??


 アイツ程じゃないけども。


 俺もそれ相応に腹が空いているので、心急く思いで師匠の有難い御言葉を待ち続けていた。


 


最後まで御覧頂き有難う御座いました。


正月中にガッツを入れ過ぎて執筆活動を続けていた所為か。指先が無性に痛くなってしまいました。


指圧が強過ぎる所為か、単なる打ち込み過ぎなのか……。取り敢えず湯に浸けておけば治る的な感じで経過観察を続けている次第であります。



そして、ブックマークをして頂き誠に有難う御座いました!!


二章完結の執筆活動に嬉しい励みとなります!! 


以前も話した通り、第三章のとある御話を終えてから番外編が始まるのですが……。これがまたプロットを書き始めると中々長編になってしまって困惑している次第であります。


本編を疎かにならない程度の長さにしようと考えているのですが、難しい塩梅ですよね。


それでは皆様、お休みなさいませ。

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