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第百二十六話 足りない攻撃力は体力で補う その二

お疲れ様です。


週末の夜にそっと投稿を添えさせて頂きます。


それでは、ごゆるりと御覧下さい。



 戦場に渦巻く熱気、希望、殺意、憎悪。


 戦士達が放つ感情が幾重にも重なり合い、それはさながら……。


 これでもかと丼の上に乗せられた魅惑の食材達ってところね!!


 こんもりと盛り上がった丼に箸を突っ込み、目を瞑ったまま食材を掬い上げてお口に運ぶと美味しさに顔の筋肉を緩める時もあれば。余り好みでは無い食材に当たるとちょいと顔を顰めてしまう時もある。


 今、この戦場は美味しさと気に食わない味が交互に訪れる状況に在ると断定しても構わないでしょうね。



 勿論!!


 私は大好物を求める為に粉骨砕身!! 驀進しなきゃいけないのよ!!


 ってな訳でぇ……。



「ボケナス!!」



「ばっちり狙っているよ!!」



 私が叫ぶとほぼ同時に赤い矢が後方から空気を切り裂く音と共に飛来。


 巨体の胸を真芯で捉えた。



 おっほぉ!!


 ド真ん中に命中ぅ!!



「ゴフッ!?!?」



 その衝撃を受けた巨体が後方へふわりと浮く。



 この威力。やるじゃない!!


 アイツもの攻撃力も満更捨てたもんじゃないわねぇ……。


 飯炊きから家事見習いに昇格してやろうかしら??



「ウ……。ウゥ……」



 私達の尊い体力を犠牲にした連撃によって巨体が踏鞴を踏み。一歩、そして二歩と遅い足取りで後退を始めた。



 さて、と。


 おっそろしい魔法使い達の攻撃の始まり、始まりっと。




「皆さん御協力に感謝します。アオイ、やりましょう」


「えぇ!! 土よ、水よ……。堅牢なる力、惰弱に還し裁きを受けろ!! 落城らくじょう!!!!」



 キショイ蜘蛛の詠唱と共に淡い水色の光が巨体を包む。



 私のお腹ちゃんがビリビリする圧に思わずほぅっと唸ってしまいそうだが、奴に対して私は一切の賛辞を贈らないと決めているので絶対頷きませぇん。



「…………」



 落城って魔法はどんな効果があるから知らんが……。


 いくら待てども巨体の外皮には何の変化も見られなかった。


 何も変化が起こらぬ事に、今も巨体は己の体を不思議そうに見ている。



「ちょっと!! 何の変化も起こらないじゃない!!」



 後方でぜぇぜぇと息を荒げている大馬鹿野郎に向かって叫んでやった。


 何の為に私達が戦ったと思ってるのよ。


 とんだ肩透かしだわ。



「はぁ……はぁ……。五月蠅いですわねぇ。黙って見ていなさい」



 蜘蛛が珍しく肩で息を続けつつ、私の鋭い視線をいつも通りに跳ね返した。



「カエデ、後は頼みますわよ??」



「任された。皆さん、後退して下さい」



 ほっせぇ体から素晴らしい魔力が溢れに溢れ、周囲の空気を朧に揺らすカエデが小さく声を放った刹那。



「おっわっ!?!? な、ナニヨコレ!?」



 巨体を中心として、空を覆い尽くす程の光り輝く馬鹿デカイ魔法陣が空高い位置に出現した。



 こりゃやっべぇ。


 巻き添えは御免だと、咄嗟に体が反応。攻撃範囲である魔法陣の内から外へと向かって後退した。



「無限に広がる宇宙そらから降り注ぐ美しき勝利の光を今、此処へ……」



 カエデの魔力が炸裂すると、それに呼応して巨大な魔法陣がより輝きを増してしまう。



「さぁ……。光の雨よ。敵を討ち我々の勝利を祝いなさい。星屑煌雨スターダストレイン



 彼女の詠唱が終了すると煌びやかに輝く魔法陣から、目も開けていられない程の豪雨の量に匹敵する。


 夥しい量の光の矢が一気苛烈に降り注いだ!!



「ぬぉっ!?」



 その一本の矢が普通の矢程の長さであれば、私も此処まで驚かない。


 災害級に降り注ぐ光の矢の長さは大人程度の長さを誇っており、尚且つ威力がべらぼうに高いとくれば驚きもするさ。



「グァァガァァァァ――!!!! ギィィィィヤァァアアアア!!」



 化け物の無駄にデケェ体に矢が着弾すると、分厚い装甲を容易に貫通。


 両腕を翳して大防御態勢を取ろうが、それは無意味だ。


 腕を貫き、腹を貫き、剰え大地をも貫く光の矢の威力には勝てない。



 華奢な体躯、可愛い顔してとんでもねぇ魔法の威力だものねぇ……。


 ちょいとばかし嫉妬しちゃうわ。



「ふんっ」



 黄金の槍の穂先に残った魔力を振り払い、武器を華麗に仕舞うと。



「はぁ――。綺麗なもんだなぁ――」


「そだねぇ。出来る事なら、夜に見たかったかも」




 真昼間に突如として出現した、私達の勝利を彩る光の流星群を気の合う仲間と肩を並べて鑑賞していた。









 ――――。



 無数の光の矢が放つ魔力の波動が悪戯に肌を焦がす。



「アゥ……。アガ……」



 巨体が防御態勢を解き地面に崩れ落ちても、矢の降雨はこの世にお前の肉片一つ残さず消失させてやろうとして。決して止む事は無かった。



「はぁ……。凄い威力だな……」



 可憐な少女の魔力の鼓動を唖然として両の眼に捉え続けていた。



 最初の一撃は手加減して撃ったのだろうか??


 俺の矢も、カエデ達の魔法も分厚い装甲に阻まれていたというのに。



「ふぅ……。状況終了ですね」



 件の彼女が額に浮かぶ汗を拭い、少しだけ疲労の色を滲ませた表情を浮かべて俺と肩を並べる。



「お疲れ様。最初の一撃は手加減して撃ったの??」



 美しい藍色の髪をふっと掻き分けている彼女へと問うた。



「最初の一撃で敵の装甲を確認。二撃目でかなりの装甲を有していると確実に判断、アオイの魔法で相手の装甲を脆弱にした」


「あぁ、さっきの……」



 成程、それなら……。って、いやいや。


 素直に納得しかけましたけども。敵の装甲を脆弱にするって、かなり高度な魔法じゃないのか??


 魔法云々に疎い俺でもその程度は何となく理解出来るからね。



「あれ程の巨体に使用するのは初めてでしたが上手くいきましたわ」


「凄いじゃないか」



 もっと相手を褒め称える言葉が幾つも存在するかと思いますが、素直に出て来た陳腐な言葉が俺の心の代弁者なのだろう。


 此方の左側へと並んだアオイの横顔へ素直な感想を述べた。



「ふふ。当然ですわ」



 褒められて少々照れ臭かったのか、此方に一つ目配せすると頬を朱に染め。美しき白き髪を耳へふっとかけてしまう。



 これでもまだ本気を出していないんだよなぁ。


 魔法に長けるこの二人が全力を出したらどうなるんだ??


 それはきっと、この大陸の地図を書き換える必要がある程に強烈な威力であろうさ。



「グ……。ア……」



 最後に残った巨大な頭部から矮小な声が放たれると上空に浮かぶ魔法陣が消失。


 それと同時に全ての肉片がドス黒い土へと還って行った。



「はぁ……。疲れたぁ」



 ルーがその様子を見終えるとペタリと地面に座り込む。



 彼女の気の抜けた様子を捉えて此方も額に浮かぶ汗を手の甲で拭い、美しい青を仰ぎ見た。



 此処で一息つきたいのですが、まだ前方にもう一体居るんだよなぁ。



『ギャハハ!! よぉ――!! 大変だなぁ!?』



 太陽さんも燦々と輝きながら俺を揶揄っている様にも見えてしまう。


 さて、気を取り直して出発しましょう!!



「まだ暴れ足りないわよ」


「その通りだ。向こうにも一体いるのだろう?? 次は私が狩る」


「冗談。あたしが倒すんだよ」



 血の気の多い三名はまだまだ元気一杯、か。


 数十射以上の攻撃にも耐え抜ける強靭な体力を身に付けないといかんな……。



「おっと……」



 乱雑に地面へと置いた荷物へ向かって歩み始めようとするが足に力が入らず躓きそうになってしまった。


 それもそうか……。全力を込めた矢を三射もしたんだ。虚脱感が拭い去れないのは自明の理。



 以前は一射で気を失った。


 しかし、今回の戦闘を踏まえると……。俺も少しずつだけど成長しているんだな。


 龍の力を解放せずとも強敵へ撤退の文字を連想させる痛手を与えられる。


 体力の増加は目に見えぬ、されど着実に身についている事に心の中が少しだけ温まってくれた。



 偶には自慢してみようかな??



『俺の攻撃力も捨てたもんじゃ無いだろ??』 と。


『あぁ?? あ――……。大型犬の噛みつきぐらいの威力じゃない??』



 やっぱりやめよう。


 鼻で笑われる結末しか見えて来ないから。




「レイド様、大丈夫ですか??」



 二日酔いを罹患した足取りで森へと向かっていると、アオイがさり気なく肩を貸してくれる。



「有難う。アオイも魔力を相当消費して辛くないの??」


「えぇ、ですがまだまだ大丈夫ですわ」



 流石、大魔の血を受け継ぐ傑物は違いますね。



「ささっ!! 行きましょう!!」



 肩を貸してくれるのは大変嬉しいのですが……。


 心無しか。少々距離感を間違っていません??



 本当に良く見ないと分からない青が存在する白き髪からは、心の奥でこじんまりと膝を折り畳んで大人しく待機している性を刺激する香が風に乗って鼻腔へと届き。



「あら?? レイド様。随分と足元が不安定ですわよ……」



 そう話すと更に距離感を消失させて無意味に。そして不必要に女性の武器を密着させる。




『ん?? こんな昼間だけど……。俺様の出番か??』



 いいえ、違います。


 貴方の出番は今後一切訪れる予定はありませんのでそのまま大人しく座っていて下さい。



『お、おいおい……。今後一切って……』



 オホン。基、暫く!! 予定はありませんのでど――か大人しくしていて下さいね!!


 まぁ、お前さんの相手をする暇は訪れる事は無いだろうけども……。



「おら、離れろや」



 ほらね??


 背後からチンピラ紛いの口調が早速届いたし。



「貴女の目は節穴ですかぁ?? 私はレイド様の支えになっていますのでぇ――。離れる訳にはいきませんの――」


「あ、いや。自分で歩けるから」



 背中に鋭い刃物の切っ先がお邪魔する恐れがあるのでさり気なくアオイから距離を取ろうとするが。



「駄目で御座います。レイド様はぁ、私が介抱しますのっ」



 彼女は介抱と称して、肩を貸す貸さない以前の問題と呼ぶべき姿勢で柔肉を密着させてしまった。



「後二秒で離れないとぉ……。カチッ!!!!」



 出たよ、この音……。



 龍の姿へと変わり以前強制的に聞かされた、やたら耳に残る恐怖の音が体全体に幻痛を生じさせてしまう。



「アオイ、大丈夫だから」


「そう、なのですか?? きゃぁぁああ――。あ――れぇ――……。足が縺れてしまいましたわぁ――」


「ちょ、ちょっとぉ!!」



 誰がどう聞いても絶対ワザとだろ?? と。


 仰々しく転ぶ姿勢を取り、そして力が入らない俺の体を無理矢理掴み。



「参りましたわぁ――。これじゃあ、倒れてしまいますぅ――」



 ほぼ強制する形で地面へと誘われてしまった。



「おわっ!!」



 己自身の体でアオイを踏みつぶさない様、咄嗟に両腕を地面へ突きたてて彼女を庇う。


 両腕の下には華麗で華奢な体がすっぽりと収まり。


 縺れて倒れた衝撃で普段のそれよりも更に着物の胸元が開け、果実の柔和な輪郭の末端が垣間見えてしまった。



「無理矢理引っ張らないの」



 男性の性を大いに刺激する果実から視線を外し、妖艶な笑みを浮かべて此方を見上げているアオイへと話す。



「えぇ……。庇って下さって有難うございます」



 この顔って……。


 どことなくフォレインさんの面影があるよな??


 そこはやはり血が繋がっている証拠であろう。



「「……」」



 暫く、と言っても世間一般の目から見たら数秒程だが、両者が互いの瞳の奥に存在する温かい心を見つめる。



 静かな時間の中に聞こえて来るのは己の妙に早い拍動の音。


 そして、体の下でじぃぃっと俺の瞳を見つめているアオイの小さく潤んだ唇から放たれる呼吸音。


 お互いの呼吸が空間で混ざり合い、ふっと空気に乗って鼻腔に届くと体温が上昇してしまうのを感じてしまった。



「うふふ、レイド様??」


「うん??」


「そんなに私を見つめないで下さいまし。持病の癪がぁ……」


「ちょっと!!」



 何を考えたのか知らんが。


 アオイが淫靡に口元を曲げると此方の首に両腕を大変甘く絡め、己が果実に引き寄せ双丘の谷底へと頭を埋めてしまった。



 両頬に感じる肉の甘い柔らかさ。そして、男の性を最大限にまで高めてしまう淫靡な香り。


 たった数秒間でも此処に留まってしまえば、岩の硬度よりも遥かに硬い硬度を誇る理性も吹き飛んでしまうでしょうね。



「ん!! んんっ!!!!」



 彼女の柔肉に触れぬ様、カチカチの大地へと腕を突きたて脱出を試みるが。



「あんっ……。駄目ですわ、動いたら。私がレイド様の疲労を癒して差し上げますぅ……」



 横着なお肉と両腕が更に此方の頭を強固に固定してしまった。



 駄目ですって!!


 こんな明るい内から……。いや、暗くても駄目ですけども。


 兎に角!!


 俺はまだ此処で死ぬ訳にはいかないの!!



「参ったなぁ?? 此処は盛り場じゃねぇんだどよぉ――。えぇ?? どうなのさぁ?? カチッ!!」



 チンピラ口調が徐々に、そして確実にこの体に痛みを与えるぞと確知させながら此方へ向かって来る。


 ほ、ほら!! 恐怖の大魔王がやって来たじゃん!!



「ん――!! んっんぅっ!!!!」



 これは不可抗力だから!!



 恐らく右後方に居るであろう太った雀さんにそんな意味を含ませて手を翳したのが不味かった。



「あ、はぁっ……。レイド様ぁ。私の弱点を的確に突くなんて……。私の体に詳しいのですね??」



 本っっ当にやめて!! これ以上アイツを刺激しないで!!



「んんんっっ!! ん――!!」



 違います!! これは不可抗力且、貴女様の勘違いで御座います!!


 再び激しく手を振って伝えるが時既に遅し。



「あっんっ……。レイド様ぁ……」



 男の脳を蕩けさす淫靡な声を放って悶える女性。


 この声が放たれた時、襲い掛かる痛みを覚悟して咬筋力を最大限に発動させて奥歯を噛み締めた。



 ど――かお願いします。


 死なない程度に加減して下さいっ!!



「カチッ!!!! カチカチッ!!」



 雀蜂さんの兵隊さんが高らかに鳴らした警戒音の後。



「てめぇの右耳ぃ……。噛み千切ってやらぁぁああああ!!」



 常軌を逸しに逸した痛みが右耳を襲った!!



「ヴぃっでぇぇええええええ!!!!」



 な、何!? この痛み!?


 耳に穴が空いた!?



 右耳に焼きゴテを当てられた様な、猛烈な熱さが生じ。


 現在無傷な左耳からは、思わず耳を疑う声が聞こえて来た。



「右だけ痛いと不便だろ?? あたしが左耳にも同じ位の痛みを与えてやるよっ」


「ユウふぁん!?」



 不便の使い方間違っていますよ!?


 心臓が思わず窄んでしまう恐ろしい声色のユウの声が届くと。



「ヴィデデデデ!!!!」



 ミチミチィっと。


 生肉を引き剥がす生鈍い音が、左耳の根元から発生してしまった。




「ひゃんっ!! レ、レイド様っ……。そ、そこはお止めくださいまし」


「ガッチッ!! ガッチィィン!!」


「あっれ?? 耳って意外と取れないんだな??」



「お願いヴぃます!! 本当にヴぁめてくだざい!!!!」



 い、痛みと呼吸困難で意識が遠退き始めたぞ……。


 だ、誰か助けてくれ……。



「さて、皆さん。時間がありませんので先へと向かいましょう」


「了承した。主、馬鹿な事をしていないでさっさと荷物を持って移動したらどうだ??」



 リューヴさん!?


 この状態を見ての発言ですか!?



「マイちゃん達も行くよ――?? レイドには後で御仕置すればいいからさ」


「いふぁん!!!! コイツの耳ふぉ噛み千切るふぁでは!!!!」



「ウギギ!!!!」



 痛みで気を失うまいと動けば。



「はぁっん……」



 甘い女性の声が漏れ。



「……」



 痛みに耐えようと身動き一つ取らずにいると。



「頭はこっちですよ――っと」



 麗しき怪力無双の女性が青天へと向かって頭部を誘う。



 天国と地獄がこの世に出現し、その両者が混在する空間で苦しみ悶えながら何んとか脱出を画策。


 懇願と悲鳴にも似た叫び声を放つものの。


 天国の使者と地獄の使者達両名の果てしない攻防から逃れる事は叶わず。



「いい加減にしないと……。貴女達全員の首を刎ねますよ??」



 この状況に苛立ちを募りに募らせた大海からの使者が不意に口にした五臓六腑が尻窄む声によって漸く解き放たれたのだった。





最後まで御覧頂き有難うございました。


来週から寒くなる様なので、体調管理には気を付けて下さいね。


それでは、皆様。良い週末をお過ごし下さい。

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