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第九十話 滾る雌共 無力な雄達 その一

お疲れ様です。


週末の夜にそっと投稿を添えさせて頂きます。


それではごゆるりと御覧下さい。



 腹八分目。


 巷で溢れ返りもういい加減聞くのも飽き飽きした言葉である。


 だが、後世から現世に至るまで先人達が紡いで来た溢れ返る言葉にはそれ相応の意味があるのだと。壁にもたれつつしみじみと理解していた。



「ふぅ――。ひっさびさに食ったなぁ――」



 この部屋の主は己がベッドの上へと大の字で横たわり。



「ユウちゃんのお母さん、すっごく料理が上手だよね!!」



 空白が目立つソファの上には金色の瞳を宿した狼が仰向けとなり、背中側の毛を悪戯に擦り付け。



「…………」



 もう一頭の狼さんは素晴らしき夕食の味を思い出しているのか。


 ベッドの傍で丸くなり鋭い瞳をきゅっと閉じて、時折大きな鼻をペロっと舐めていた。




 何故腹八分が良いと言われているのか。


 それは部屋の主の腹の上でだらしなく体を弛緩させている赤き龍を見れば一目瞭然です。



「くぁ――。はぁ……。ねっみっ……」



 ユウの聳え立つ山を背もたれに使用し、険しい瞳の端っこから零れて来る雫をちいちゃな手でグシグシと擦る。



「此処に至るまでの疲労が蓄積されているのです。眠くなるのは当然かと」



 そして、何んと品行方正であり冷静沈着な海竜さんまでもがベッドの上でユウの腹枕を享受しているではありませんか。



 人の性格や思考までも変えてしまう恐ろしき満腹感。



 この状態に陥るのが宜しく無いと考えた為、先人達は後世にこの言葉を残した。


 やはり言い伝えや口伝は信に値する。



「うふふ。レイド様の熱き吐息が、私のイケナイ所へ良い塩梅に当たって……」



 顔面にへばり付いた黒き甲殻の蜘蛛の胴体を明後日の方角へと投擲しながら、そう確信した。



「アオイ。毛が痛い」


「まぁ……。この毛の良さを分からないとは。カエデもまだまだお子様ですわね」



「レイド――。何を書いているの――??」



 手帳に向かって文字を書き綴っていると、左側からニュっと狼の顔が生えて来た。



「ほら、さっきフェリスさんに料理の指南を受けただろ?? それを忘れない様に書いているんだよ」



 フサフサの額をやんわりと押し返して記入を続ける。



「おぉ!! あのスープの事か!! 美味しかったよね――」



 美味しい?? あれはそんな陳腐な言葉で言い表せない程完成された逸品であった……。



 フェリスさん曰く。



『この近辺の川で捕れた川魚を出汁に使用しているのですよ??』 との事。



 鰹出汁、鶏ガラ出汁、昆布出汁、椎茸出汁等々。この世には様々な種類の出汁があるのだが、川魚を利用した出汁の美味さに舌が驚いてしまったのです。



 その名は、天魚あまご


 焼いて干した身を数時間程水に漬け、出汁を抽出。


 その後、火に掛けて煮出しを行い。天魚を取り出して濾した液体をスープに使用するのだ。



 更に!!



 何と、出し殻はそのまま廃棄するのではなく。カラっと揚げて頂けるのです!!



 甘辛く煮つけにしても良し、出汁にしても良し、唐揚げにしても良し。



 至れり尽くせりの川魚に舌を巻き、感銘を受け。あの味とフェリスさんから受けた指南を忘れぬ為にこうして記憶を刻んでいるのですよっと。



「ユウ、ちょっといい??」


「ん――?? どした――」



 手帳から視線を外し、もう夢の世界へと旅立つ寸前の表情を浮かべるユウへと声を掛けた。



「此処から出発する時、あの川魚を譲って貰えないかな??」



 肉体の鍛錬と同じく料理の腕は一朝一夕では上達しない。日々精進する事が上達する一番の近道であると、それは自分が一番理解している。


 あの味を再現する為には小さな事の積み重ねが大事。移動中にも試行錯誤を繰り広げて腕を磨かねばならぬ。


 まだまだフェリスさんの足元にも及ばない腕前ですが、いつかは万人の舌を納得させられる境地に立ちたいものさ。



「伝えておくよ。ふあぁぁ……」



 だ、大丈夫かな。


 眠った勢いで忘れられても困るし、それにこれからの行程について打ち合わせをせねばならぬのでもう少し頑張って意識を現実の下に残して下さい。




「さて!! 皆さん!! 明日からの行程を確認しますので、起きて下さいね――!!」



 土中で眠りコケるモグラさんも思わず体をビクッ!! っとさせてしまう声量を放ち部屋の中央へと移動する。



「おら、うるせぇぞ。覗き魔め」



 貴女はまだあの事件を引っ張るおつもりですか??



「カエデ、地図を広げてくれる??」



 その言葉を華麗に受け流して長い瞬きを続けている海竜さんに請う。



「――――。分かりました」



 やれやれ……。仕方がありませんね。


 そんな意味を含ませた間の後、荷物の中から簡易地図を手に持って部屋の中央へと重い足取りで到達。



「皆さん。集まって下さい」


「ちっ、しゃあねぇな――。よっこらせっと」



 カエデの声を皮切りに各々が重い腰を上げて地図を取り囲んだ。




「今俺達は此処、不帰の森の中間地点にいる」



 地図の前でしゃがみ込み、緑で囲まれた大まかな現在位置を指で差す。



「明日の早朝。ここから南下、茨の森を抜け暫くすると海岸に抜ける」



 皆に分かり易いよう、地図の上を指でなぞって行く。



「森を抜け、海岸に出たらそのまま東進。海岸からフリートホーフまでは四日を予定している」


「敵対勢力はいませんの??」



 俺の頭上からアオイの声が降って来た。


 何時の間に乗ったのでしょうね。



「前回通った時は遭遇しなかったけど……。注意を払って進もう。万が一、敵と遭遇しても深追いはしないように。未知数の敵を追う程の余裕は無いから」



 西には蜘蛛の里、ハーピーの里。


 そして此処一帯はミノタウロスの領域だからまずオーク共と会敵する事はないけど、注意は必要だな。




「他に、何か質問がある人は??」



「一ついいか??」



 リューヴが器用に右の前足を挙手した。


 挙手、ではなくて。挙足か。



「その茨の森とやらはどんな場所なのだ??」



「あたしが説明するよ。険しい棘と茨に包まれた森さ。里から南に向かった位置に生い茂っている危険な場所だよ」


「それでは……。直進するよりも迂回した方が得策では??」



「まぁ最後まで聞けって。この深緑のオーブを使えばその茨は自然と避けてくれるんだ」



 ユウが荷物の中から件の品を取り出し、翡翠の瞳の狼さんに提示した。



「それを借りる為にユウ達と共闘したんだよな」


「そうそう。まっ、最後は母上が美味しい所を持っていったけど」


「ははは。クレヴィスの奴、良く無事だったよなぁ」



 正直、あの常軌を逸した力の前に体が消滅したかと思われたが……。彼女の結界の力が僅かながらに上回り。


 五体満足の状態で蜘蛛の里の南方で再会を果たしたのです。



「むぅ!! 私はその話についていけないから面白くない!!」


「そうですわ。馴れ初めを聞いている訳ではありませんのよ!?」



 馴れ初めって……。



「フリートホーフの街では宿泊するの??」



 カエデが会話の合間を縫って発言する。



「ん――。もし、到着が遅い時間だったら泊まっていこうか。森の中の屋敷の位置は指令書に記されているけど、一応街の人達から情報を集め。ある程度の物資を揃えたら向かおう」


「分かりました」




「此処での食料の補給は俺とユウが担当するよ。出発は明朝九時、それまでに荷物を纏めて屋敷の外に居るように。分かった??」



「は――い!!」


「了承した」



 皆が肯定の声を上げる中。一番心配な人の声が聞こえなかった事に不安を覚え、其方へと視線を送ると……。



「んがぁっ……」



 どうやら眠さの臨界点に到達したようですね。


 粘度の高い涎を床へと零し、鋭い爪で腹をガリガリと掻く。毎度御馴染の寝相に呆れを通り越して尊敬……、はしません。


 呆れて物も言えなかった。



「簡単な行程だし、コイツが起きたらあたしが説明しておくよ」


「悪いな、ユウ」



 本当、頼りになります……。


 俺が言ってもどうせ聞く耳を持たぬだろうし。



「それより、食料の調達は何時にする??」


「そうだな……。八時、位でどうだろう??」



 早過ぎても街の皆さんには迷惑が掛かるだろうし。



「んっ。分かった」



 よし、これで一応説明は終わったな。


 後は明日に備えて休むだけ。


 地図を丸めて背嚢の中へと仕舞い、用意された部屋へと向かう為に扉を開こうとしたのだが。



「ユウちゃん、入るわよ――」



 フェリスさんが絶妙な間で扉を開き、愛娘さんの了承を得ずに入室を果たした。



「久し振りに張りきっちゃったら作り過ぎてしまって……。宜しかったら御一つ如何ですか??」



 盆の上には、昨今の若き女性の心をキュンっと刺激する甘い香りを放つ胡麻団子が乗せられていた。



 ほぉ!!


 外はカッリカリの中はモッチモチの胡麻団子さんではありませんか!!


 久々に見たな……。


 孤児院に居る時に良く作って貰ったっけ。



「おやつにどうぞ」



「ジュビッ!!!! おやつ!?」



『おやつ』



 この単語を聞き取った深紅の龍が覚醒を果たし。


 目下大放出中であった涎を御自慢の肺活量を活かして全て吸い込み。


 一陣の風を纏ってフェリスさんが持つお盆へと到達してしまった。



「マイ、行儀が悪い。降りろ」


「私は気にしない!!」



 俺は気にするのです。


 人様の家で堂々と飯を強請るのは流石に見逃せないぞ。



「うふふ、元気があって良いじゃない。ね??」



 熱々の胡麻団子さんの前ではち切れんばかりに尻尾を振る龍の頭の撫でる。



「ユウの母ちゃん!! これ、全部食べていいの!?」



 七個。


 人数分の胡麻団子が乗せられた皿を強奪しようと画策すると。



「だ――めっ」


「デビヂッ!?」



 フェリスさんの人差し指が炸裂。


 馬鹿げた衝撃音と共に赤き龍が壁へと叩き付けられてしまった。



 指先一つであの破壊力ですか……。


 クレヴィスを森の彼方まで吹き飛ばしたお力は健在ですね。



「マイちゃん、大丈夫??」




「お、おぉ……。近所に住むガキンチョがこん棒を手に取り、思いっきり後頭部をブッ叩いてきた位の衝撃だし。よ、余裕で耐えられらぁ」



 それ、結構痛い奴だよね??


 しかも、かなり堪えたのか。後半部分は舌足らずだったし。



「皆さんで召し上がって下さいねぇ――」



 差し出された物は頂きましょうかね。



 机の上に置かれたお皿の上に乗る胡麻団子さんを手に取り、細やかな夜食会が開催された。



「いただきま――す!! はむっ!! はふっ……。はっちぃ!! ほっひょう!! んまっ!!」



 熱いのか、美味いのか。ハッキリさせてから馬鹿みたいに叫びなさい。


 胡麻団子さんの内に篭る熱に目を白黒させて咀嚼を続けている龍を他所に、慎重に前歯で外皮を裁断した。



 サクッ!! っと。


 小気味の良い音を立てて皮を突き破ると中から甘く、そして柔らかい餅が舌を喜ばせ。


 胡麻の風味と餅のほんのりとした甘さの共演を楽しんで咀嚼を続けていると、甘い餡が体の中にじわぁっと染み渡る。



「美味い!!」



 サクサク食感に疲れた体に嬉しい甘さ。


 料理だけじゃなくて、御菓子作りも御上手ですねぇ。



 全く、尊敬しちゃ……。



「……」



 胡麻団子の断面を何気なく見つめると、早々お目に掛かれない桜色をした餡が此方を見上げていた。



「――――。珍しい色をした餡ですね??」


「大丈夫ですよ。体に害はありませんから」



 俺の問いにフェリスさんが笑みを零しつつ答えてくれる。


 えっと……。害??



 一瞬見せた瞳の奥の怪しい光が、あの怪しい料理人である世話焼き狐さんを彷彿させた。



 これ食べてもいいのかな??



「はふふ……。おいし――!!」

「あぁ。これは美味だ」



 ん――……??


 鼻が利く狼二人に異変は見られないし……。


 まぁ、大丈夫かな。



「それを食べたら、女の子はお風呂に入りなさい。もう遅い時間よ」



「は――い!! マイちゃんお風呂行こうよ!!」


「待ちなさい。今、食後の余韻を楽しんでいるのよ」



 口の中に残る胡麻団子の欠片を噛み締める様に、アグアグと顎を動かしている。



 怪しい色は兎も角、味は絶品であった。疑うのも良くは無いし、ここは素直に感謝すべきだな。



「美味しかったです。ご馳走様でした」


「どういたしまして。手拭いはお風呂に用意してあるから自由に使ってね」


「よっしゃ。風呂に入って寝るとしますか!!」



 ユウが威勢良く扉へと向かって行くと、それを合図に女性陣が彼女に続いて廊下へと出て行く。



「俺は前回借りた部屋で休んでいるよ」


「はいはい。リューヴ!! 早く行くわよ!!」



 何かが気になるのか、己が体を見下ろしていたリューヴに声を掛ける。



「あぁ……。分かった、今行く」



 さてと、俺はゆっくり休みますかね。


 なし崩し的にマイと同室にならなくても良くなったし。超久々に床に落ちた針の音をも聞き取れる静寂の中で眠れるのだ!!


 これを満喫しなきゃ損ってものさ!!


 体をグンっと大きく伸ばし、零れ出る欠伸を噛み締めると。瞬く間にもぬけの殻となって静まり返った部屋を後にした。



























 ◇





「うぅむ……」



 何やら心配事でもあるのだろうか。


 一人の大柄の男性が寝室の中を右往左往し続け、時折。人によっては大袈裟にも映る動きを止め。



「ふぅぅ……」



 一般成人男性の数十倍もある容量の溜息を吐き、険しく眉を寄せてしまった。



「あなた。只今戻りましたわ」



 麗しき女性が軽やかな足取りで寝室に入ると同時に男性へと声を掛ける。



「そうか!! 良くやった!! と、言いたい所だが。他の子に与える必要は無いだろう??」


「物事は公平が一番です。それに……。彼は他種族の魔物との重婚は禁じられていませんし」


「まぁ、それはそうだが……。あいつらの娘でもある。それはそれで面白そうだな!!」



 巨躯を揺らし、屋敷全体を震わせる笑い声を放つ。




「ところであなた……」


「どうした??」



 麗しき女性がしっとりとした色気を含ませた淫靡な視線を男性へと向ける。



「実は……。私も味見として胡麻団子を食べましたの」


「そ、そうなのか」



 彼女の視線を捉えた刹那。


 巨躯を誇る男性はか弱き女性から後退を開始してしまった。




「体が……、熱いです……」



 美麗な体を包む服を敢えて彼へと見せつけながら脱ぎ捨て、滑らかな白磁の陶器にも匹敵する柔肌を外気に晒すと。



「そ、そうか?? では、俺は外で新鮮な空気でも……」



 男性が震える顎を必死に宥めながら喉の奥へと生唾を送り込み、彼女から十分な距離を保ったまま扉へと向かおうとする。


 しかし……。




「どこへ行くのですか??」



 女性が男性の右腕を掴むと、その腕力を活かして彼の体をベッドの上へと投擲してしまった。



「いでっ!! い、いや水を取りに行こうかと……」


「喉が渇いたのですか?? それなら……。此処にたわわに実った果実がありますわよ??」



 か弱き草食獣に迫る猛った獰猛な獣。


 獰猛な獣には世の女性が羨望し、渇望する柔肉が揺れ動き。それを捉えた男性は怯えた表情へと変化してしまう。



「た、沢山飲みたいから!!」


「ふふふ……。ご安心下さい。この果実が、あなたの満足を越える量の水分を与えて差し上げます……」


「ば、馬鹿な事を言うな!! 明日は守備隊の訓練が控えているのだっ!! 指南役である俺がゲッソリとした顔で赴く訳にはいかんだろう!!」



 腹部から胸部へ。


 淫らに這う指を払い除け、声高らかに叫ぶ。しかし……。



「私が代わりに出向きますわ。後輩の指導はあなたよりも向いています」


「い、いや。族長である俺の指南を請うているのだ。お前が出向くのはお門違い……。ってぇ!! 跨るな!!」



 淫靡な獣が草食獣の腹の上に跨り、彼の腕を抑え付け。


 今から御馳走を捕食する楽しみを堪え切れないのか。燃え滾った炎の瞳で彼を見下ろし、卑猥な唾液を纏った舌で上唇を濡らす。




「さぁ……。私達は私達で楽しみましょう」


「た、頼むっ。殺さない程度にしてくれ」


「善処、致しますわね」


「ひ、ひぃぃっ!!」



 獰猛な獣が草食獣に襲い掛かると有り得ない角度でベッドが弾む。


 怨みを残してこの世を去り。今も怨みを晴らそうと恐ろしい圧を放つ怨霊をも慄かせる男性の絶叫が屋敷こだまする。


 そして、大絶叫がピタリと止んでもベッドは無情にも軋み続け。それは梟が大欠伸を放ち、そろそろ床に就こうかと思わせる時間帯まで続けられていた。


 



最後まで御覧頂き、誠に有難う御座いました。


この乱痴気騒ぎが終了したのなら目的地に到着しますので何卒、温かい目で見守って下さい。


それでは、皆様。荒れ模様の天候の地域も御座いますが、素敵な週末をお過ごし下さいませ。

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