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第七十六話 駆逐作戦開始 その一

お待たせしました。


本日の投稿なります。


それでは、どうぞ。




 一人の嫋やかな女性と巨躯を誇る狼さんとのじゃれ合いを眺めていると、空から枯れて搾れ果てた赤き龍が夜営地へと帰還。



 手汗でビッチャビチャの彼女から手渡された地図には、夜営地から東に向かった箇所に一つ。もう一つは西側に。


 そして、温泉付近の計三か所にあの竹が生え伸びていた事を知らせてくれた。



 賢い海竜さんの指示通りに班を別ち、俺達の分隊は東へ。


 カエデ達は西へと向かい、印を写した簡易地図を頼りに行軍を続けているのですが……。


 肝心要の竹が全く見つからないのです。



 飛翔速度と、徒歩との速度差を加味すれば致し方ないとは思いますが。それ以前に、アイツに索敵を任せても良かったのだろうかという不安が湧いてきてしまう。




「むっ!! むぅ……。この木の実、食べても良いのか??」


「なぁ、マイ。そろそろ到着しそうか??」



 相も変わらず先頭を歩き続ける深紅の髪へと向かってそう話す。



「合っているわよ――。ねぇ!! ユウ!! これ、食べてもいいかな??」


「やめとけって。筍食ってエライ目に遭った人達が居るんだからさ」


「そうよね。ちっ、しゃなあい……」



 彼女の右隣りを歩くユウに意見を問うた後、木の枝から引き千切った矮小な実を遠くへと放り捨て。



「おひょ!! あ、あれなら食べられそうじゃない!?」



 違う種類の木の実を見付けると、ユウの腕をグイグイと引っ張って其方の方へ誘導を開始してしまった。。



 どうしよう。


 不安で堪りませんよ……。



 アイツに先導役を任せてもろくな目に遭わないだろうし。でも、竹の位置はマイしか知らないし……。


 このジレンマ、何んとなりませんかね??



 ギャアギャアと騒ぐ赤い髪の女性の後ろ姿を見つめると、猛烈な不安感が募ってしまう。



 俺と同じ想いを抱いているのか。厳しい視線を前方に送り続けていたアオイが此方の想いを代弁してくれる。



「真面に誘導も出来ないですか??」



 あ、ちょっと言い方が悪いですよ??


 彼女を怒らせるのは得策ではありませんから。



「はぁ?? 足が生えて移動する訳じゃないんだし。別にいいでしょ、探索しながら移動しても」



「はぁぁ――……。下らない遊びに付き合わされる此方の気持ちも考えたら如何ですか」


「――――。あぁっ??」



 おっとぉ。コイツはイケナイ雰囲気ですね。



「アオイそこまで」

「マイ、落ち着けって」



 この雰囲気を察したのか。


 ユウが俺とほぼ同時に向こうの大変恐ろしい龍を宥めてくれた。



 全く、こういう時は本当に頼りになるよ。



「おらっ、こっちだ。付いて来い」



 肩に乗せられたユウの手をちょいと邪険に払うと、東へと向かって進み出す。


 もう少し口調に気を付けましょう。貴女は一応女性なのですから……。



「なぁ――。手帳に記されていた遺体の場所に竹が生えているんだよな??」



 ユウが隣に並んでのんびりした口調で話す。



「あぁ、恐らくはそうだろう。手帳に記されていた箇所は三か所。そして、彼が亡くなった場所の計四か所。既に一箇所は焼き払ったから、マイが発見した三か所に矛盾はしていないよ」



 東西に存在する竹はあの四名の内、誰かが亡くなった場所だ。


 確実に焼き払い弔ってあげよう。


 弔いの心を胸に抱いて行軍を続けた。



「何チンタラ歩いてるのよ。ほら!! 隊長の後に続けぇ!!」



 正体不明の原因を突き止めて安堵したのか。


 いつもの陽気を取り戻したお馬鹿さんの後に続いているとカエデの念話が届いた。



『竹の存在を確認出来ましたか??』


『まだよ!! 私以外の隊員達が道草を食う牛みたいにトロトロ歩いててさぁ――』



「牛じゃねぇっつ――の」


「そう怒るなって」



 マイの念話に憤りを放つ彼女の肩をポンっと叩いて話してやる。



『そちらの状況は理解出来ました。此方も状況を追って連絡します』



『了解。そっちも気を気を付けてね??』


『レイド――!! 有難うね――!! あぁ!! 二人共待ってよ――!! まだ臭い付け終わっていないんだからぁ――』



 こっちは深紅の龍。


 そして向こうは陽気な狼さんか。お互い苦労しそうだな。


 念話越しにカエデとリューヴの辟易した顔が浮かんでしまいますよ。



「レイド様は信じているのですか??」



 前方に進みつつ、同じ方向を見つめながらアオイが問うてくる。



「死体が出て来たんだ。石橋を叩いて渡るじゃあないけども、策を講じるのが最善だよ」



 経年劣化してその効力を失ったとしても、過去にアレが原因で五名もの人間が亡くなったのだ。


 そう……。用心に越した事は無い。




 無念を抱きここで亡くなった人達の為にも、忌々しい竹を駆逐して手向けにしたい。


 これが偽り無き本音かな。



「分かりましたわ。助力に尽くします」


「ありがとう。助かるよ」


「レイド様のご命令なら何でも従いますわ。竹を焼き払えと言えば業火で焼き尽くし、子を身籠れと仰られたのなら喜んでお引き受け致しますわよ??」



 それはちょっと飛躍過ぎですわよ??



「アオイ、歩き難い」



 左腕に絡み付く柔らかなお肉さんから腕を引っこ抜く。



「んぅっ。折角夏の怪しい雰囲気を堪能して頂こうかと考えていましたのにぃ……」


「おら、さっさと探せや」



 男らしい歩みで前方を行くマイが此方を振り向きつつ話す。



「探しているよ。ユウ、何か見つかったか??」


「ん?? な――んにも。普通の木しか……。どわっ!?!?」



 あらあら……。前方不注意ですね。


 木の根っこに足を引っ掛けてコロコロと前方に向かって転がって行ってしまった。



「あはは!! ユウどうしたのよ!! 寝起きで机の角に足の小指をぶつけちゃったダンゴムシみたいに転がってぇ!!」



 俯せの姿勢で動こうとしないユウに向かって指を差し、これでもかと口角を上げて笑い転げる女性。


 もう少し相手を労わる言葉を送ったら如何ですか??



「ユウ、大丈夫か??」



 彼女の傍らに膝を着き、背中に手を当てて言ってやる。



「――――」


「ユウ??」



 打ちどころが悪くて声も出せないのかな??


 だが、此方の心配を他所にいつもの快活な笑みが戻って来た。



「…………、いってぇ――。キョロキョロしてたら木の根っこを見落としちゃったよ」



 仰向けの姿勢になると、己の失態を恥じるかのように軽い笑みを浮かべる。



「歩く足には泥がつく、だな」


「へへ。そういう事」



 すっと差し出された彼女の右手を掴み、勢い良く立たせてやった。



「よぉし!! 多分此処から北上した近辺にあった筈だから……。散開して向かうわよ!!」



 マイが歩みを止め、北側に向かって指を差しながら話す。



「了解。各自横に広がり北上して、竹を見付けたら声を出してくれ」



 四人も居るのだからこれを使わない手はない。


 これが一番効率的でしょう。



「えぇ――。離れるのですかぁ?? 私はもう少しこのままがいいです……」



 ですから!! 距離感っ!!



「アオイ、今は竹を探す事に集中してくれ」


「レイド様がそこまで仰るのなら仕方ありませんわね……」



 溜息混じりにそう話すと、流れる雲の如くスルリと体から離れてくれた。


 温泉に浸かっていたからか、どうか知りませんが。肩口に今もあまぁい女性の香りが漂っている。


 何で女の子ってこんな甘い香りがするのでしょうかね??


 好き好んで甘い物を食べている所為か??



 下らない考えと甘い香りを振り払う様に、等間隔に並んで北上を始めた。





 森の木々に遮られて見え辛いけども。散開した間隔は凡そ、左右に展開する人物の姿が見えるか見えないかの距離だ。


 この距離なら互いを見失う恐れもあるまい。



「ボケナス!! 見つけたかぁ!!」



 右隣からけたたましい声が襲い掛かって来る。



「まだだ!!」



 これだけ離れていても鼓膜を大きく震わすその声量。羨ましいやら、妬ましいやら……。



「ユウ!! あった――!?」


「いんや。見付からないよ――」


「もっと覇気ある声で返せやぁ!!!! 休日前夜の父親みたいな声出しやがってぇ!!」



 そんな滅茶苦茶な……。


 ユウも可哀想に、只返事を返しただけで叱られるなんてさ。



 額から零れ落ちる汗を手の甲で拭い去り、足の裏がいい加減に土の感覚に飽き始めた頃。


 アオイが彼女の要望通り、覇気ある声で発見を告げた。



「レイド様!! ありましたわ!!」


「本当か!?」



 此方の行く手を阻む枝を掻き分け、草を撥ね飛ばしながら駆けて行くと。




 四本の竹が天高く聳え立っていた。


 周囲の木々は茶褐色の幹に対し、この忌々しい竹は青緑の丸い幹。


 こうして見ると、本当に違和感があるな……。



 ここは誰が倒れていた所だろう。ローファ達なのか、それともパーマーなのか。


 彼等に寄生していた筍が成長した姿だと思うと吐き気を催す。



「さて、周囲の筍を掘り起こして。焼却処分するぞ」



 腕の筋肉を解し早速行動に至ろうとするが。



「ちょっと待って。遺体は??」



 マイが不審に思ったのか。ちょいと上擦った声を放ち周囲へと視線を送る。


 だが、先程見つけた白骨化した遺体はどこにも見当たらなかった。




「多分、だけど……。あの白骨化した遺体は体の養分を全て吸われる前に自害したから残ったんじゃないかな?? 他の方々は亡くなるまで筍に命を吸い取られていた。恐らく、骨の髄まで……」



 骨の髄まで吸収され、全て根こそぎ奪い尽くされる姿を想像すると寒気がする。



「うぇ。本当かよ、それ」



 ユウがあからさまに怪訝な表情を浮かべて竹を睨みつけた。



「あんたもこうなる手前だったのよ??」



 マイが右の拳で竹の幹を軽く叩く。



「そいつはごめんだな。よし!! 周りの筍も引っこ抜いて全部燃やすぞ!!」



「了解。アオイは待機。全て掘り起こしてから魔法で一掃して貰うからさ」



 肉体労働は俺達の持ち場ですからね!!



「畏まりましたわ」



 腕の筋力を解し肩を回すと、早速作業に取り掛かった。



 ふぅむ……。


 地面からぴょこんと頭を覗かせている筍は新芽より成長し、素人目でも直ぐに確認出来た。



 これなら直ぐに作業は終わりそうだ。


 見た目よりも柔らかい土を掘り起こしていくのだが。


 土を掘る道具等持ち合わせていないのでこの柔らかさは正直助かるよ。



「マイ――。掘れたかぁ??」



 ユウが作業を続けながら随分とのんびりした口調で話す。



「後少し――」



 早っ。


 まだこっちは半分程だぞ??



「でやっ!! おおっ……。おっきぃぃ……」



 顎下に到達した汗を拭いつつ、彼女の手元に視線を送ると。


 マイが羨望の眼差しで筍を掴んでいる姿を捉えた。



「おい、絶対食うなよ??」


「わ、わ――ってるわよ!!」



 どうだか。


 怪しいものさ。



「お前さんの場合。目を離した隙に口に含みそうだから……なっ!! ふぅ。やっと抜けた!!!!」



 苦労して抜いた割には、マイが掘りだした筍よりも一回り程小さかった。



「ギャハハ!! 私の勝ちね!!」


「……っ」



 何だろう。この微妙な敗北感は……。


 些か不謹慎かもしれないけども、ちょっと残念だな。



 中途半端な大きさの筍を手に持ち、彼女のソレと見比べながら何とも言えない敗北感を味わい続けていると。






















「――――――――。ハンッ」



 ユウが俺とマイの手元を見つめ、小さく鼻で笑い飛ばすと。


 勢い良く地面に腕を突っ込み。グッ!! っと深く腰を落とした。



「ウググ…………」



 彼女が力を籠めると地の底から何かが千切れる音が、地面を伝わって此方の鼓膜に届く。


 な、何?? この音。


 ちょっと怖いんですけども……。



「ずああああっ!! ふんがぁっ!!」



 真っ赤に染まった顔で地面から筍を引っ張り上げ、天高く掲げた。



「「なっ!?」」



 ユウが持ち上げたのは……。筍とは言い難い、ほぼ竹と思しき物体であった。


 大きさは俺達が掘り起こした筍の倍以上、質量もそれ相応の物だろう。




「ほぅ?? どうやらあたしが一番デカい奴を掘り当てたみたいだなぁ??」



 筍擬きを肩にポンポンっと当て、勝ち誇った笑みで此方を見つめる。



「「くっ……」」



 競い合う訳では無いのに、どうしても大きさで劣ると。表現し難い対抗心が湧いて来てしまう。


 男の子は競い合いが大好きですからね。致し方ないと思うのですよ。



「あ――、楽勝っ。やっぱあたしが一番なんだよねぇ――」



 此方に見せつけるかの様にぷぅらぷらと筍を揺らし、そして竹の間にそれを投げ捨てた。



「こ、この牛乳娘めぇ!! 負けないわよ!!」


「掛かって来いよ。チンチクリン。力仕事であたしに勝てると思うなよ??」



 これが合図になったのか。


 両者の足元に土埃が激しく舞い上がり、目を疑う早さで土が掘られて行く。



 や、やっべぇ!! こうしてはいられない!!


 俺も掘らないと!!



 他者から見れば、此処はモグラさんの土堀り大会場ですか?? と首を傾げたくなる勢いで土を掘り進めて行った。



「楽で助かりますわぁ」



 アオイは我関せずといった面持ちで岩に腰掛け、俺達の愚行を涼しい優雅な面持ちで見つめる。


 それを他所に、無我夢中で眼前の筍を掘り進めてやった。




「でやぁ!! どうよぉ!! これなら私の勝ちでしょ!!」


「残念だな。今度は俺の勝ちだ」



 綺麗な鼻頭が土で汚れている深紅の髪の女性へと、今し方掘り当てた筍を自慢げに翳してやる。



「ち、ちぃっ!!」



 もうこれは俺の勝利を決定付けたといっても過言では無いだろう。


 先程ユウが掘り当てた大きさとほぼ同じ大きさだし。



「く、くそぅ……。さ、最強である龍族が負ける訳にはぁ!!」



 あはは。


 いいぞぉ、悔しがる顔を浮かべるがいいさ!!


 ワナワナと肩を震わせて奥歯をぎゅっと噛み締める女性に対して、大いなる優越感を抱いていると。背後から形容し難い音と共に怪力娘さんの雄叫びが放たれた。



「でりゃぁぁぁぁああああ!! ふんがっ!!」


「「は、はぁっ!?」」



 じょ、冗談だろ??


 あれは筍と言うより、竹と筍の中間のような存在……。じゃあない!! ほぼ竹じゃん!!



「そ、それはインチキよ!!」


「そうだ!! それは竹だ!!」


「んふふ――。負け惜しみ言っちゃって」



 地面に横たわる筍の上に竹を放り捨て、勝利で満ちた笑みを此方に向けた。



「ちっ!! も、もう筍は無いの!?」


「残念でした――。あたしので最後ですぅ」



 ペロリと舌を出す姿がまぁ似合う事で。



「ま、負けた……」


「マイ、通算であたしの勝ち越しだな」


「はぁ!? 何言ってんのよ。私の方が勝ち越しているに決まってんじゃない!! 忘れたとは言わせないわよ!!」


「はぁん?? 負けたのが悔しいんだ??」



 勝負は兎も角、ここの駆逐は終了っと。



「アオイ、焼却を頼む。周りに火が及ばないように結界を張って。竹周辺だけを燃やしてくれ」



「分かりましたわ」



 腰掛けていた岩から立ち上がると、竹に向かって静かな所作で歩み行く。


 そして右手を掲げると、結界が竹の周囲を包み込み。アオイ手の先に深紅の魔法陣が浮かび上がった。



「遍く世に散らばる炎の力。我の前に集い、その力を証明せよ!! 集炎紅蓮牡丹!!」



 思わず顔を背けたくなる熱量を放つ炎柱が地面から立ち昇り、瞬き一つの間に灼熱の炎が筍共を包む。



 凄い熱量だな。


 右手を掲げるだけであの威力。


 普段はその……、ちょっと距離感が間違っている彼女だけども。こうして間近で大魔の力を見せつけられるとちょいと嫉妬しちゃいますね。



『カエデ、こちらは終わりましたわ』



 アオイが漆黒の黒煙を放つ竹を見つめながらカエデ達へと念話を送る。



『そのようですね。魔力を感知しました。こちらも今から焼却作業に移ります』



 向こうも見つけたのか。



『俺達は今から温泉の竹藪に向かう。そっちで落ち合おう』


『分かりました』



 よし!! これで残すは一か所のみだ。



「レイド様、終わりましたわ」



 竹が焼け落ちたドス黒い残り滓と、筍の無残な灰が静かに地面へと横たわる。



「有難うアオイ。ふぅ……」



 彼女に礼を述べると同時、静かに目を瞑り黙祷を捧げた。



「…………。よし、行こうか」



もう少しでこの島に生息する忌まわしき物体を一掃出来ます。


ですから……。静かにそして安らかに眠って下さいね?? 


 此処の島で亡くなった方々へ哀悼の意を捧げ、一路集合場所である西の温泉付近へと向かって行った。





最後まで御覧頂き有難う御座いました。


今週は気温の高低差が激しくなりそうなので、体調管理に気を付けて下さいね。

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