表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
187/1225

第七十三話 不必要な探求心 その一

お疲れ様です!!


本日の投稿になります!! 深夜の投稿になってしま、大変申し訳ありませんでした……。


それでは御覧下さい。




 夜営地に戻ると同時に手早く着替えを済ませると、男性の背中よりも横幅の広い木の幹に背を預け。体をフニャフニャに弛緩させた。


 朝も早くから強制的に起こされては釣りに出掛けて、海の中で酷い目に遭えば誰だって疲労を感じようさ。


 風が静かに吹き抜けて行くと火照った体を冷ましてくれる。



 うん。涼しくて良い風だ。


 こうして体の力を抜いて目を閉じると……。大自然の一部に溶け込んだ気がする。



 灼熱の太陽の光に晒され体中の水分を失いつつ、肌がこんがり焼かれるまで海で遊ぶのも一考だが。


 緑に囲まれた自然の一部に体を溶かすのもまた休暇の醍醐味の一つだ。



 自然の中に存在する目には見えぬ心地良い時間の流れに身を委ね。そして、心ゆくまで疲弊した精神と体力を回復させる。


 素敵な休暇だとは思わないかい??


 少なくとも俺はそう考えている。



 今も海辺で騒いでいるであろう元気組も、もう少し大人になれば自ずと自覚するだろうさ。



「主。寝てしまったか??」



 就寝時に近い呼吸を続け、木の幹に体を預けて目を閉じていると。


 リューヴが静かな声色で話し掛けて来た。



「……、起きてるよ。どうした??」



 静かに目を開くと素晴らしい機能性を備えた服に身を包むリューヴが此方を覗き込む様に見下ろしていた。



 彼女に声を掛けられなかったらそのまま眠っていただろう。朝も早かったし、何より凄く心地良い空間ですからね。



「特に用は無い」


「そっか」



 彼女が静かに踵を返すと。



「あら?? カエデ。その本は見掛けた事がありませんわ」


「新しく買った」



 天幕の側で慎ましい会話を続けて休む二人とは真逆の方向へと進んで行き。



「……」



 静かな息を吐くと、此方と同じ姿勢を取って休息を開始した。



 皆と行動するのはまだちょっと不慣れ、なのかな。


 まぁ無理も無いか。彼女が生まれた土地は人が足を踏み入れない未開の領域。里の人達もどちらかと言えば閉鎖的な考えの持ち主が多いと聞いた。


 あのワンパク狼さんの人懐っこさは特別なのだろう。



 俺達に対して、徐々にでも良いから心を開いて欲しい。


 切なる願いを唱えて再び目を閉じ、襲い掛かる睡魔に身を委ねようとしていると。


 睡魔さんが顔を歪め、これでもかと眉を顰めてしまう騒音が近付いて来た。




「はぁ――!!!! 泳いだ泳いだ!! 次は何をしようかしらね!?」


「私はお散歩がいい!!」


「散策していない所もあるし、色々見て回ろうか」




 元気組の御戻りで御座いますか……。


 この人達が大人しく寝かせてくれる筈も無いので、彼女達の到着と同時に。安寧の時間が終了してしまった事を騒がしい声量が無情に知らせてくれた。



「も――少しであの魚、手掴みで獲れそうだったのに!!」


「砂の上をズリズリと這いずって移動していたし、惜しかったよね――」


「そう!! しかもすんごくヒレが綺麗だったから、絶対美味しい魚だったのよ!!」



 例えヒレが美しくとも、身が美味いとは保障されてはいませんよ??


 そして、もう少し静かにして下さい。


 睡魔さんが踵を返して何処かへと去って行ってしまったではありませんか……。



「お、何だ?? レイド寝ちゃったのか??」


「……、起きてるよ」



 静かに瞳を開けると、しっとりと水気を含んだ前髪を嫋やかに耳へ掛けているユウの姿が映し出された。


 健康的な肌が太陽の力によって更に焼け、常夏を満喫しているうら若き女性の肌には矮小な砂粒が付着している。



「へへっ、悪いね」



 ニッと快活な笑みを浮かべて健康的な張り具合のお肉さんの上に付着する砂粒を払い落とすと、何故でしょうかね。


 妙に心がざわついてしまいますよ。



「おら、ボケナス。着替えるから移動しろ」



 鋭い朱の瞳が此方に突き刺さる。


 そんな睨まなくても分かっていますよ――っと。



「砂浜の方に行くから、着替え終えたら呼んで」



 大変重い腰を上げて森の中へと頼りない足元で進み始めた。




「んぉっ。こんな場所にも砂が……」


「おぉっ!! ユウちゃん!! おっぱいの間にワカメっぽい何かが挟まってるよ!?」


「何でそんな所に挟まっているのっ!!!! カエデ!! 私達にちゃちゃっと水ぶっかけて――!!」




 ワカメっぽい何か、か……。


 海藻類なのは理解出来ますが果たしてその正体や如何に。



 下らない想像を膨らませつつ。


 暫く進んで行くと丁度良い太さの木を見つけ、束の間の静寂を満喫しようとその根元に腰を下ろして背を預けた。



 海から届く風が木の枝を揺らして葉が擦れる心地の良い音が鼓膜を刺激し、美しい鳥の歌声が痛んだ心を修復してくれる……。筈でしたのだが。


 目を瞑って聴覚に五感を集中させても鳥の鳴き声は届いてくれなかった。



 う――ん、聞こえないな。



 これだけの緑、並びに面積の土地があれば大合唱では無くても。独唱程度の歌声は聞こえてもおかしくないのにね。























 …………。待てよ??


 そういえばこの島に来てから鳥の鳴き声を一度でも聞いたか??



 ――――。


 いや、聞いていない筈。この二日間の記憶を掘り返したが鳥の鳴き声は記憶の中に存在していなかった。


 この違和感の正体はそれか。



 鳥が存在しない森。



 大陸から離れているから所為もあって生息数が少ないのなら頷ける、しかし全く存在しないとなれば別だ。



 渡り鳥でさえ居ないんだぞ??



 改めて注意深く森の奥をじぃぃっと見つめると。



「……」



 今まで心地良いと感じていたものが百八十度転換し、何やらこの静けさが不気味に感じてしまった。



 た、偶々です!!


 そ、そう!! この近辺に偶々鳥が居ないだけなんだから!!



 手の平にじわりと滲む手汗が妙な恐怖感を演出し、夜営地の方へ向かおうと腰を上げるのと同時。



「レイド、何処――??」



 ルーの声が後方から届いた。



「ここだよ」


「あ――。いたいた」



 金色の瞳の狼が軽快な足取りで寄って来たので、頭を撫でて迎えてやった。


 絶妙な登場の仕方ですね。



「もう着替え終わった??」


「うん!! 丁度終わったとこだよ。あ、もうちょっと耳側が良いかも……」


「この辺り??」


「そうそう!! う――、気持ち良い……」



 きゅうっと目を閉じ、此方の撫で具合を満喫していた。



「さて、そろそろ戻ろうか」



 この静寂から逃れ、早く皆と合流を果たしたいのが本音ですからね。



「ほいほ――い」



 狼と並んで北上を開始すると、先程感じた違和感を伝えてみる。


 耳の良い狼さんなら鳥の声を聞いているかもしれない。




「ルー、ここに来てから鳥の声って聞いた??」


「鳥?? ん――……。聞いていないかなぁ??」



 お、おっと。ルーも聞いていないのか。



「どうしたの?? そんな事聞いて」



 大きな顎をクイっと此方に向けて話す。



「いや、気にしないで」


「んぅ?? 変なのっ」



 先程までの安らいでいた気持ちは何処へ。確証の得られない違和感から妙な不安を覚えるようになってしまう。





『鳥も寄り付かない島』 『いわくつきの島』 『消えた男女五人』





 不穏な言葉が心の中で膨れ上がり、心を黒く塗りつぶして行く。




「お帰り。ん?? どうした?? ワクワク感を引っ提げて注文した料理が注文通りに届くかどうか不安で仕方がない顔して」



 おや、いつの間に到着したのだろう。


 お気に入りの赤いシャツを着用したマイが訝し気な表情で此方を見つめる。



「お客の注文を予定通りに届けられない店員さんが居る店には入らないから安心して下さい」



 黒ずんだ看板、店の前の道に横たわる塵屑、傾いた暖簾等々。


 そういう類のお店の店構えは、入る前から何んとなぁく理解出来ますから。




「それより、私達今から散策するんだけどさ。あんたはどうする??」


「散策??」


 また急ですね。


「私とカエデは東に。その他は温泉に行くんだとよ」



 ゆっくり浸かって疲労を洗い落とすのか。


 俺はそちらには帯同出来ませんので、半強制的に東へと連行されそうだな。



「筍が生えているって聞いてさぁ。温泉に浸かるついでに掘り起こしてみようかと思っているんだ」



 入浴の準備を続けているユウが話す。



「筍?? この季節に食っても美味くないぞ??」



 成長してしまった筍は不味い。


 渋くてとてもじゃないが食べられたもんじゃないからな。



「それが新芽だって言うんだ」



 新芽ぇ?? この時期に??



「な?? おかしいだろ?? それを確かめるついでに温泉も頂こうっていう算段なのよ」


「ふぅん。腹を壊しても知らないぞ??」


「大丈夫だって!! マイに鍛えられているからさ!!」



 そういう問題かしら??



「ほら、さっさと出発するわよ!!」



 マイが此方を促す様に東へと歩き始める。



 そして、まだ俺は散策に帯同するとは了承していませんよ??



「ちょっと待て、何があるか分からない。最低限の装備をしないと……」



 一塊に置いてある荷物の中から短剣を取り出し、腰に装備。


 二本の竹製の水筒に水を満たして鞄の中へと仕舞った。



 くそっ!! まだ土が残っているじゃないか。


 人の私物を存外に扱って!!



「ではレイド様、行って参りますわ」


「行ってくるね――!!」


「主、気を付けてな」



「ん――。行ってらっしゃい」



 温泉へと向かう一同に軽く手を挙げて見送ってやった。



「おらぁ!! さっさと用意しろやぁ!!!!」



 どこのチンピラだ、己は。



「待たせた!! カエデ、行こうか」


「分かりました」



 本をそっと閉じて、ゆるりと立ち上がると。服に付着した土を優しく払う。



「さぁ!! 冒険の始まりよ!! 何か食べられそうな物があったら私に報告する事。いいわね!!」



 命令通りに発見次第献上させて頂きますが……。


 発見した食料が毒物であって、それが原因で腹を壊しても絶対介抱しないからな??



 まぁ、コイツの腹は鉄で出来ているからそれは天と地がひっくり返っても起こりはしないだろうさ。



「散策は私の指示に従うように。隊長の命令は絶対だから!!」



 東方向の森へと勇ましい後ろ姿を浮かべ、俺達を導く様に歩き始めた。



「分かりました、隊長殿」


「ふふ――ん。ふふんっ。お、い、し、い物が――。私を待ち構ているのよ――っと!!」



 カエデの言葉に気分を良くしたのか理解し難い歌を歌い始め、剰えクルクルと回り始めて踊り出す始末。



 頼むぞぉ、絶対変な物を見付けないでくれよ??



 先程の違和感もあってか。


 珍妙な歌と踊りを続ける彼女の上機嫌さと比例するように、心の中の不安感が膨れ上がってしまった。






 それから暫く。






 東へ向かって歩き続けるがどこを見渡しても見えて来るのは美しい木々と、鼻腔に優しく届く緑の香りと僅かな潮の香りのみ。


 特別変わった光景は現れず、素敵な森林浴を続けていた。




「何よ……。何も無いじゃない」



 出発してたかが十分程度で度肝を抜かされる光景が現れると思ったのかね?? 君は。



「何も無いがあるじゃないか。偶にはいいだろ、こういう何も無い所を歩くのも」


「はぁ?? そんな事をして何が楽しいのよ。私はもっと刺激溢れる物を求めているのよ」



 刺激ねぇ。


 お生憎様、そんな物を求めていません。俺が求めているのは真の安寧ですよっと。




「――――。そう言えばさ。二人共、ここに来てから鳥の鳴き声って聞いた??」



 隊長の背に向かって先程の違和感を問うてみた。



「鳥?? ん――、聞いていないわね。あれ?? おかしいな」



「……。気付きましたか」



 カエデが真剣な眼差しでこちらを見上げる。



「気付いた?? カエデも気にしていたのか」



「上陸してから暫くしても聞こえて来ないので。思い過ごしであると考えるようにしていましたが……。どうやらこの島には鳥がいないようですね。恐らくはこの島のマナの濃度を敏感に察知した所為かと」



 野生の動物は勘が鋭いからな。


 カエデの考えは恐らく的を射ているだろう。



「鳥がいないなんて特別不思議でもないでしょ。此処は大陸から外れた島なんだし。あ、この木の実食べられるかな??」



「変な物食うなよ。いや、気に留めておいた方が良い、ここは地元の漁師がいわくつきって言っていたし。それに男女五人が行方不明になったという話もある」



「すっぱっぁぁ!!」



 でしょうね。


 漬け過ぎた梅干しを食べてしまった表情していますし。



「ぺぺっ!! ふぅむ……。鳥、消えた五人……。そうだっ!!」



 おっとぉ……。


 この顔はあまり良くない考えだな。口元のにやつき具合が頭の中の宜しく無い考えを体現していますので。



「私達でその五人の行方を探さない!? そしてこの島の真相を解き明かすのよ!!」



 ほら来た。


 名案じゃないか!? そう言わんばかりに両手を広げてしまった。




「あのねぇ。死体を見つけて何が楽しんだよ。大体、こういう話は眉唾物って相場が決まっているんだ」



「いいじゃん、暇なんだし。そうと決まれば事件の真相を探るわよ!!」



 真相って言ったってその五人が行方不明になったのは随分と前だぞ。


 見つかる訳ないって。



「いいですね。謎の追求は興味が湧きます」


「カエデまで……。はぁ、分かったよ。それで?? どこから探しますか隊長殿」



「ふふん。このまま東進!! 森を突き抜けて海へ向かうわよ!!」



 ど――かお願いします!!


 俺の杞憂であります様に!!


 そして、何も見つかりませんように!!



 心の中で本願を唱えつつ、陽気な足取りで東へと向かう彼女の後を大変重い足取りで続いて行った。























 ◇





 強い日差しが湯に刺さり、宙に漂う蒸気を白く照らすと私の心がほんわかと温まってしまう。こうして日が高い内に入る温泉も良いよね――。


 遊んで溜まった疲れが溶け落ちちゃいそうだよ。



「はぁ……。気持ちがいいですわ……」



 アオイちゃんが肩まで湯に浸かり、私同様。お湯の効能を堪能していた。


 湯から白くて細い腕を上げると、その腕に対してつつ――っと指を這わす。



 お――……。


 全く摩擦が無い様に見えるねっ!!


 きっとお湯の力が肌をスベスベにしているんだろう。



「うふふ……。このまましっとり艶々になれば。今宵もレイド様とあま――い一時を過ごせるのですわっ」



 アオイちゃんが頬に両手を当てて、嬉しそうに嫌々と顔を横に振る。



「ねぇ。アオイちゃんどうしたの?? 変な笑い浮かべているけど」



 普段はすんごい綺麗な顔なんだけど、たまぁにあぁやって砕けちゃうんだよねぇ――。



「あ――、放っておけ。あれは 『この綺麗な肌をレイド様に見せたいですわ――』 って顔だ」



「ふぅん。変なの」



「それより、温泉出て竹林に行かないか?? あそこの中だろ?? 変な筍があるのは」



 ユウちゃんがユラユラと揺らぐ湯気の先にある竹林に視線を動かす。



「そうだよ!! 昨日見つけたんだぁ。でも、もう少し入っていたいかな??」



 早朝からの疲れもあり、この湯から今すぐ出るのは躊躇われちゃう。


 体の芯に染み入るような温かい感覚が惜しいもんっ。



「ユウ、まだ浸かったばかりだ。使用した筋力を回復せねばならん。辛抱して浸かれ」



「はいはいっと。でもまぁこれは堪能しないと勿体無いよな」



 リューの言葉を受けると、ユウちゃんがふぅっと優しい吐息を漏らして体を弛緩させる。



「そうだね!! ねぇ……。ユウちゃん、浮いてるよ??」



 二つの島が白濁の湯の中にプカプカと浮かんでいた。


 そんなに大きいと、誰かが上陸しちゃうよ?? 



 ユウちゃんの胸ってさ、凄過ぎて逆に怖くなっちゃうよねぇ……。女の自信が無くなっちゃうとも言うね。



「むぅ――……」



 自分の胸に手を当てると、普通のポヨンとしたお肉の感触が手の中に広がる。


 これ位が普通なんだよね??


 欲を言えばもう少し位欲しかったけどもぉ。あんまり大きくっても邪魔になりそうだし。


 今のままで良いかなっ。




「水の中は楽で助かるよ。意外と肩が凝るんだよねぇ」



「もう少し控えたらどうだ?? 主の目にも優しくない」


「そうだよ。ちょっとくらい分けてくれてもいいのに!!」


「二人共辛辣だねぇ……」



 ユウちゃんが溜息を付くと私達の瞳から逃れる様に口元まで湯に浸かり、蟹さんのようにブクブクと泡を出した。



 あはは!!


 可愛い――!! 私も真似しよ――っと!!




「「ンブググ…………」」


「はぁ。貴様等、もっと真面に浸かれないのか」



 無理で――す!!


 皆と居ると物凄く楽しいんだもん!!


 それらから私とユウちゃんはどっちが長く泡を吐き出せるかの競争を開始したんだけども……。


 結局最後まで私は勝利を掴む事には至れず。


 息を吐き過ぎた所為でグデングデンに茹で上がってしまったのだった。




最後まで御覧頂き誠に有難う御座いました。



帰宅時間が大変遅くなってしまい、投稿時間が深夜になってしまって大変申し訳ありませんでした。


重ね重ねお詫び申し上げます。




続きまして。此度は、ブックマークをして頂き誠に有難うございます!!


そして!! 当初の目標であった総合評価ポイント100を達成する事が出来ました!! 本当に嬉しいです!!


次話投稿する時にブックマーク、並びに評価して頂いた方の確認をするのですが……。


時にブックマークが減少して滅茶苦茶落胆する時もあれば、ブックマークが増えてほっこりする時もありますが。


本日は初めてパソコンの画面を見つめてギュッと拳を握ってしまいました。



皆さんがこの御話を御覧になって頂いていると考えるだけで、嬉しさが込み上げてきてしまいます。


しかし。


当初の目標はあくまでも通過点であると言わざるを得ません。


慢心する事なく。皆様がより楽しんで頂けるお話を執筆出来るように更なる努力を続けさせて頂きますので、今暫くこの御話にお付き合い頂ければ幸いです。



それでは、おやすみなさいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ