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今日も今日とて、隣のコイツが腹を空かせて。皆を困らせています!!   作者: 土竜交趾
過去編 ~素敵な世界に一時の終止符を~
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第二百十五話 激戦地に到着!! その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿になります。




 何処までも果てし無く続く大空の中に漂う澄んだ空気を大翼で捉えて速度を増すと耳に心地よい風を切る音が響く。


 風の甲高い音が戦闘意欲を沸々と滾らせるものの、雲の隙間から覗く星空が逸る心を落ち着かせてくれていた。


 しかしそれでもこれから始まるであろう素晴らしい激戦を無意識の内に想像しているのか俺の翼は普段よりも逸っているらしい。


「っとぉ。よぅ!! ハンナ!! もう少し落ち着いて飛べって!!」


 背に乗る口喧しい鼠が慌てた様子で注意を放ったのだから。


「ふんっ、これでも抑えている方だ」


 夜空から微かに差し込む拙い月光が俺達の行く道を照らし、俺は天からの指示を受けて愚直に月が示した道標に従う。


 戦の神が用意した道の先に待ち構えているのは修羅をも慄かせる激戦なのか、将又死神すらも踵を返すであろう死地なのか……。


 いずれにせよ俺は目の前に立ち塞がる敵を屠るのみ。


 それが俺に与えられた役目なのだから。



「相棒――――!! じゃあ行って来るわ――!!!!」


 俺の後方からダンの声が背に届く。


 その声色は此方の身を案ずる確かな声色が含まれていた。


「分かった!! くれぐれも油断するなよ!?」


 馬鹿者め。俺の心配をするくらいなら己の身を案じているがいい。


「それはこっちの台詞だ!!!! マリルさんも気を付けて下さいね――!!!!」


「はぁ――い!!」


「先生――!! 行ってきますね――!!!!」


「シューちゃんも気を付けて行くんだぞ――!!」


「喧しいぞ!!」


「んだとテメェ!! 折角俺様が心配してやったってのによ――!!!!」


 東西南に奇襲を掛ける部隊が夜の闇の中に消え行くと改めて気を引き締めて正面に待つ戦地へと視線を送った。



 ふぅっ、全く……。アイツは何故あぁも他人の身を案ずるのだろう。


 お人好しというか、お節介焼きというか……。自分よりも他者を優先するのがアイツの悪い所でもあり良い所でもあるのだがな。


 どうやら自分でも気付かぬ内に笑みを浮かべていたらしい。


 背に乗る友が俺の口角具合を捉えると不思議そうな声色で尋ねて来た。



「おう?? ハンナ、どうした?? 何か良い事でもあったのか??」


「あの馬鹿のお節介を想像すると、な」


「それがアイツの良い所だろ。何があっても友人を見捨てず人が困っているのなら手を差し出す。口はわりぃし、喧嘩が好きだし、俺と一緒で超女好きなんだけど俗に言う良い人って奴さ」


 良い人、か。


 確かにその言葉は的を射ているが肝心な部分が抜けているぞ。


「口煩いが抜けている」


 折角俺が家屋の建築に手を貸してももっと真面目に建てろだとか、食事の用意をせずに剣を振っていると腕っぷしだけじゃ生活していけない等々。


 頭痛の種になる言葉を挙げれば枚挙に暇がない。


 奴と共にこの冒険に発ってから浴びせられた小言は数えるのも億劫になる程だ。


 だがしかし……。その言葉を受けないと落ち着かない自分もまた存在している。


 口煩く、時折その存在が煩わしいと感じるが側に居ないと寂しさを覚えてしまう。


 本当に不思議な奴だ。


「ギャハハ!! それはお前がアイツから本当に好かれている証拠さ。要はアレだ。本当の家族って奴よ」


「血の繋がった家族は既に他界しているぞ」


「知っているよ。でもな?? 血の繋がりだけが家族って訳じゃねぇぞ?? 想像してみろよ、自分の母親が生き残っている姿を。部屋が汚い、家事をしろ、もっと人に優しくしろ。ハンナの私生活を鑑みて咎める言葉を掛けるに決まってらぁ」


 平凡な家庭で育った経験が無いから何とも言えないが……。クルリならそう言うかもしれんな。



『ちょっと、ハンナ。鍋が使ったままで洗っていないんだけど??』


『あぁ!! 私が食べようと思っていた御飯が無い!!』


『ほら、早く行くよ?? 今日の夕方までに薬草を調達しなきゃいけないんだから!!』


 里の戦士として生まれ戦う事を義務付けられた不器用な俺を咎めてくれる本当に嬉しい存在だ。


 彼女とは血が繋がっていないが、確かに家族以上の絆を感じる事がある。それはあの大馬鹿者にも当て嵌まるであろう。



「家族ってもんはどうしても身内に厳しい言葉を掛けたくなるんだよ」


「それは何故だ」


「お天道様に向かって恥じる事の無い様な生き方をして欲しい。人に優しく親切な人に育って欲しい。約千年生きる魔物のながぁい人生の中で間違いを起こさない為に口酸っぱく咎めて来るのさ」


 間違いを起こさない為、か……。


 それは身勝手な殺人や強盗等の重罪を犯さぬ様にしろという普遍的な道理を説く為だろうか。性根が腐らぬ様に育つという意味合いも含まれているであろう。


「成程、勉強になったぞ」


「あ、あのなぁ。こんな簡単な事で礼を言われても困るぜ??」


「いや、為になったのは確かだからな」


 いつか、そういつか……。俺が家族を持った時にこの教えは必ず役に立つ筈だから。


 未だ見ぬ明るい未来を想像していると左隣を飛翔する深紅の龍から鼓膜が辟易する声量が届いた。


「ハンナ先生!! フウタ!! そろそろ到着するわよ!! 準備は良い!?」


「勿論だぜ!! いいか!? 俺達の役目は超絶ド派手に暴れ回る事の一点のみ!!」


「あはは!! そういう事は任せなさい!! 大雀蜂に龍の強さを知らしめてやるんだから!!!!」


 はぁ……、全くこいつらと来たら……。



「フィロ、暴れ回るのは構わんが各自の様子を窺う事を忘れるな」


 微かに口角を上げて飛翔し続けている深紅の龍を睨み付けてやる。


「そうよ。馬鹿みたいに暴れるあんた達の後方で私が一応援護するけど、それも限界があるからね!!」


「ハンナ先生の言葉をその身にしっかりと刻み込みなさい」


 ふむ、エルザードとフォレインは戦いを目前にしても冷静さを失っていないか。


 マリル殿の指導がしっかりと活かされている証拠だ。


「うっさいわね!! 私はもうこれでもかって高揚しているのよ!!」


「激戦を前にしても引き下がらぬ強き戦意は認めてやるがそれは時に愚かにも映る。自分の実力を過信せず、分相応の働きに努める事だ」


 無意味に大きな龍の翼を上下させているフィロを咎めてやった。


「ギャハハ!! ハンナ、今の言葉を忘れるなよ?? それが家族に対する言葉って奴さ」


「完全とまではいかないが理解したぞ」



 己が進むべき道を誤らぬ様に修正してやる。それが家族に与えられた使命なのだな。


 闘志湧く心の端に微かに花を咲かせた陽性な感情を押し殺すと前方に俺達が激闘を広げるであろう島を完全に捉えた。



 俺達が降下する予定の北側の地点は東西に伸びる砂浜が存在し、マリル殿が降下予定の東地点には崖が。


 フウタと馬鹿者が急襲する予定地点には此処と同じく砂浜が、そして広い島の中央には情報通りに森が覆い尽くす。


 俯瞰して見下ろせば自然豊かな島なのだが、地上に降り立てば非情の刃が即刻襲い掛かって来る恐ろしい島だ。


 あの森の中央には今回の作戦の要救助者であるレオーネ女王が拘束されている。俺達は彼女を救うべく戦の神から遣わされた修羅。


 輝かしい勝利を戦の神に捧げる為に襲い掛かる敵を蹴散らし、右手に持つ剣で敵を屠るのだ。



「フウタ!! 行くぞ!!!!」


 眼下に広がる砂浜を捉えると同時に叫ぶ。


「おうよ!! 地上で俺達を見上げているクソ野郎共をド派手にぶっ飛ばしてやろうぜ!! フィロ達は少し遅れて降下して来い!!」


「分かったわ!!」


 さぁ、恐れ戦くがいい!! 此れより我等は修羅の道に入る!!!!


「ハァァアアアアアアアア――――――ッ!!!!」


 翼に風を纏いその場に己の影を置く勢いで降下を開始。


「ハァッ!!!!」


「アブデッ!?」


 地上に激突する寸前で両翼を大きく広げ常軌を逸した速度を相殺して地上に降り立った。



 東西に伸び行く砂浜に広がる大量の砂塵が舞い上がり濃厚な砂の雨が俺達に降り注ぐ。


 空高い位置から差し込む月光に照らされた砂塵は微かな虹を浮かび上がらせ地上から見上げるそれはとても幻想的に映る。


 時に余裕があるのなら俺の翼が舞い上げた砂の雨に映し出された虹を心行くまで眺めるのだが此処は戦場だ。


 髪の先程の油断や驕りは全て捨て去り心に修羅の炎を宿し、襲い来る敵に刃を振り翳せ。



「……」


 砂塵の雨の中で静かに集中力を高めて行き、そして濃厚な砂の雨が止むと数名の敵の姿が目の前に現れた。


「な、何だお前達は!?!?」


「お、大きい鷲!?」


「敵襲――――ッ!!!! 総員配置に就け――――!!!!」



 ほぅ、流石訓練を受けている者共だな。


 俺の姿を捉えると刹那に空気が動揺するがそれは瞬時に収まり、武器を手に取って此方を包囲したのだから。


 報告では約十名の敵がこの砂浜に居る筈なのだが俺達を包囲したのは六名、か。


 残りの敵は森の深い闇の中に居るのか??



「い、いてて……。流石に無傷とはいかなかったか」


「地面が砂で助かったな」


 人の姿に変わり砂まみれになって咽続けている友の背に話す。


「貴様等は一体何者だ!!!!」


「何者ってか?? そうだなぁ、強いて言うのならぁ――。超絶態度のわりぃ正義の使者って所だな!!」


「正義の使者?? ま、まさか我々が拘束しているハーピーの女王を……」


「そっ!! 大正解!! テメェ等の目的はぜぇんぶお見通しだから遠慮なくぶちのめしてやるぜ――――!!!!」


 フウタが両の拳に火の力を宿すと相手が防御態勢を取る前に懐へ潜り込み。


「くたばりやがれぇぇえええ――――!!!!」


「グァァアアアア―――――ッ!?!?」


 敵の丹田の位置に渾身の一撃を見舞った。


 風を打ち抜く拳速、拳に宿る魂、そして全てを穿つという確固足る武士の意思。


 武の道に長く携わっている俺も思わず唸ってしまう攻撃についつい魅入ってしまった。


「っしゃぁああああ!! 絶好調ッ!!!!」


 闇が蔓延る森の中に吹き飛んで行った敵を見送ると拳を強く握り込み、浅く腰を落として次なる敵の襲来に備える。


「こ、コイツ等出来るぞ!! 総員戦闘を開始しろ!!!!」


 一人の女戦士が目を見開き素直な驚愕を表すとこの異常事態を捉えた敵達が森の中から慌てて飛び出て来た。


 ふむ……。これで確認出来た敵数は九名か。


 北側に居ると言われている幹部は何処だ……。


「「「「おおぅ!!!!」」」」


 暗き森の中から出現した敵兵が俺達を取り囲み強力な殺気を放った。



 戦いによって刹那に温度が上昇した戦場の空気に乗って届く奴等の殺気が俺の闘志を苛烈に上昇させて行く。


 このまま敵陣に突貫を開始して奴等を屠ってもいいのだが、敵の幹部が姿を現さない事に一抹の不安を覚えていた。


 闇の中から俺達の様子を窺っているのか?? それとも北以外の位置に配置されているのだろうか。



「我々も見くびられたものだな!! たかが二人で何が出来るというのだ!!」


 ふんっ、見た目で判断する様では貴様の武の力は知れているぞ。


 幹部の存在は気掛かりだが先ずはこの戦場を制圧すべき。


 俺の正面で細剣を構えている女戦士に向かって愛剣の切っ先を向けた刹那。


「にしし!! いいのかなぁ?? 敵は俺達二人だけじゃあねぇぜ??」


「お待たせぇ!!!! そしてぇぇええ……。全員纏めて灰に還してやるわ!!!!」


 淡い月の光が厚き雲に遮られ濃い闇が蔓延る天空から深紅の龍が大地に降り立つと同時に巨大な口から灼熱の炎を敵陣に向かって放射した。


 空気を刹那に焦がし、離れ居ても肌に生える産毛が一瞬で燃え尽きる熱量は正に圧巻の一言に尽きる。


 俺達を取り囲む複数の敵に向かって炎を放射するのは構わんのだが、その中央には味方が居る事を忘れているぞ!!!!



「「「おわぁぁああああ――――――ッ!?!?」」」


「ふんっ!!」


「あっぶねぇぇええ――――!!!!」


 後方から猛烈な勢いで迫り来る炎の壁の範囲外へと素早く回避して右足から着地。大量の砂塵を舞い上げながら素早く戦闘態勢を整えた。



 深紅の龍の口から放射された炎は森を焼き、その光量は空高い位置に浮かぶ雲に柔らかな橙の色が映る程だ。


 これで全敵に北側の砂浜に襲来があった事が知れ渡ったな。


 戦いの狼煙としては少し強烈過ぎるかも知れぬが俺達の目的は只々暴力の限りに尽くすという一点に限る。


 派手過ぎる光量と熱量はお誂え向きといった所か。



「馬鹿!! 私の分も残しておきなさいよね!!」


「さて戦いの始まりですわね。集中して行きましょう」


 深紅の龍の背からエルザードとフォレインが素早く下りて戦闘態勢を取る。


「おらぁぁああああ!! そこのド貧乳龍!! テメェが後先考えずに炎をぶっ放したから俺様の尻に火が付いちまっただろうが!!」


 両の目に矮小な雫を浮かばせ、炎によって燻された服を激しく擦りながらフウタが叫ぶ。


 ふむ、尻の一部は燻ぶっているが大した火傷は負っていない様だな。


「誰が貧乳だってぇ!? ハンナ先生は華麗に避けたんだからあんたも避ければ良かったのよ!!」


「程度ってもんがあるだろうが!!」


「じゃれ合いはその辺りにしておけ。今の一撃は見事だと褒めてやりたい所だが、奴等の戦力を削ぐ事は叶わなかった様だぞ」


 人の姿に変わったフィロとフウタの言い合いを他所に燃え続けている森へと視線を送る。


「あちち!! いきなり炎を吐く奴が居るか!!」


「許さんぞ!! 貴様等!!」


「その通りだ!! 肉片全てを切り裂き海の藻屑にしてやる!!!!」


 大雀蜂の姿に変わって炎を回避した個体、強き風を身に纏い炎の範囲から逃れた個体達が続々と集結する。



 虎色の髪の先端や服の端に焦げ付いた箇所は見受けられるが肉体自体は傷付いておらず、彼女達の身のこなしの高さが早くも露呈された。


 ふむ……。咄嗟に放たれた広範囲の炎から逃れる俊敏性、瞬時に強烈な風を纏わせた魔力の扱い。


 どうやらコイツ等の力は俺が想定しているよりも上の様だな。



「食らえぇぇええ――――!!!!」


 静かに剣を構える俺に向かって一人の敵戦士が素早く踏み込み、細剣の切っ先を鋭く突いて来る。


 風を切り裂く甲高い音、そして確実に相手を殺すという確固足る殺意が籠められた一撃だ。


「ふんっ!!」


 歴戦の勇士足る者が放つ攻撃を剣の腹で正直に受け止めると手の平に嬉しい痛みが広がって行く。


「くくく……。どうした?? 受け止める事で精一杯か??」


 鉄と鉄が触れ合う重い音に紛れて女戦士の余裕の声が耳に届く。


「避けても構わなかったのだが貴様等がどの程度の膂力を持っているのかを確かめたのだ」


 この戦場に居るのは俺とフウタだけではなく、まだまだ経験値の浅い者が三名も存在している。


 彼女達の力がコイツ等に通用するのか、それを見定める為にも初手を受けざるを得なかった。


「ははは!! 随分と余裕な台詞だがな!! 両腕が震えているぞ!!」


 俺の剣を押す力が膨れ上がり、鉄の匂いが鼻腔に近付く。


「これか。これは武者震いだ」


「武者震い??」


「そうだ……。これから貴様等を倒す喜びに体が震えているのだ!!!!」


 様子見は此処迄だ!! 此処から先は好きに攻撃をさせて貰うぞ!!


 両腕に積載されている力を苛烈に増加させて俺の鼻頭に届かんとする剣を押し返す。


「うぉぉおおっ!?」


 突如として膨れ上がった俺の力に対処しきれずに後ろ足加重になった刹那。


「戦場で奢るな!! この馬鹿者がぁぁああああ――――――ッ!!!!」


「ギィィアアアアアア――――――ッ!?!?」


 相手の細剣を跳ね上げ、腹に出来た隙に向かって渾身の力を籠めた回し蹴りを直撃させてやった。


「さぁ次は誰だ!? 俺の剣は武神も慄く切れ味だぞ!!!!」


 戦場に広がった動揺の中で雄叫びを放ち、一体の修羅が現世に舞い降りたのだと大馬鹿者達に知らしめてやった。


「う、うわぁ……。痛そう……」


「まぁアイツは手加減なんて器用な真似は出来ねぇからなっ。さてさてぇ!! 敵はそこに居る無頼漢だけじゃねぇぞ!? 俺様達も居るって事を忘れるなよ!!」


「エルザードは私達の後方で支援をなさい」


「了解了解っとぉ!! ちゃちゃっと全滅させて中央に切り込むわよ!!!!」


 強烈な警戒心を抱く敵を前に、俺を先頭にして強烈な陣形を取る。


 さぁどうする?? 突然の敵の襲来に動揺している間に我々は決して崩れぬ強固な陣形を取ってしまったぞ??


 自陣内で敵に決して打ち破れぬ陣形を形成させてしまった己の力不足を悔いて喚け。


 そして貴様等には敗北なんて言葉は生温い痛みを与えてやる!!!!


「さぁ行くぞ!! 我々で敵陣を突破するのだ!!」


「「「オォォオオウッ!!!!」」」


 自陣を鼓舞する強烈な覇気を纏わせた雄叫びを放つと、敵の雷撃に対応出来る様に体の真正面で全てを絶つ剛剣を構えたのだった。



お疲れ様でした。


先日の連休中に、久し振りにお好み焼きを食べに行ってきましたよ!!


豚玉と焼きそばというハッピーセットを注文して勢い良く食らい、食後は混雑するスーパー銭湯に出掛けて背中の筋肉を解して来ました。


好物で腹を満たし、湯で心を癒す。これぞ休日のあるべき姿であると自画自賛しつつ帰宅後に執筆を再開させた次第であります。


この後の展開は一応決まっているのですが細かい部分がまだ決まっていませんので苦労しそうですよ……。



いいねをして頂きそしてブックマークをして頂き有難う御座いました!!!!


読者様達の応援が執筆活動の嬉しい励みとなりましたよ!!



それでは皆様、お休みなさいませ。

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