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今日も今日とて、隣のコイツが腹を空かせて。皆を困らせています!!   作者: 土竜交趾
過去編 ~素敵な世界に一時の終止符を~
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第百八十八話 決勝戦のお相手は その二

お疲れ様です。


後半部分の投稿になります。




「これより西龍と南龍の試合を始める!!!!」



 っと、ほのぼのとした時間は此処までの様だな。


 進行役の男から四角四面の言葉が放たれると背筋を正して戦闘場の方へと視線を送る。



「我等西龍に覇権を!!!!」


「絶対に負けるんじゃねぇぞ――!!!!」


「バドルズ様ぁぁああ――!! 頑張って下さいねぇ――!!!!」


「おうよ!! 応援有難うなぁ!!!!」



 西龍の隊長格であろうバドルズを先頭に西の方角から五名の戦士達が現れる。


 彼等の顔はこれから始まる激闘を感じているのだろう。皆一様に緊張の色に……。



「バドルズ様!! ですから私は何度も申していますよね!? 緊張感を持って下さいと!!」


「えぇ――……。戦う前から緊張していたら肩が凝っちまうよ。ほら、もうこんなにコリコリしているもん」


 基。


 バドルズとその脇の男性以外の三名の戦士の顔色だけは緊張の色に染まっていた。



 西龍を代表する者達は中々の筋力量を積載した体付きであり俺よりも余裕で高い背で歩く様は相手に威圧感を与える。そして体から滲み出る雰囲気は歴戦の戦士と比較しても何ら遜色の無いものであった。


 ほぉん、西龍の連中は北龍の奴等と余り変わらない体躯を誇っているな。


 アイツ等が馬鹿デケェ南龍の連中とどう渡り合うのか。それに着目を置いて観戦しようとしますか。



「バドルズ様の肩凝りよりも我等西龍の覇権の方が大事なのです!!」


「お前は副将戦だろ?? 今からそんなに気負っていると戦いまでもたないぞ??」


「気負ってはいませんっ!! 私は危惧しているのです!!!!」


 何だか多大な既視感を覚えてしまうやり取りを眺めて居ると南龍の観客席側からとんでもねぇ音の波が襲い掛かって来やがった。



「「「「「ウォォオオオオオオ――――――ッ!!!!」」」」」」


「うるさっ!?」


 鼓膜をぶち破る勢いで襲い掛かって来た音の波が俺の双肩をビクっと上下させ、強力な音圧に対して両手で耳を防いで音の方角へと視線を送る。



「「「「「……」」」」」


 南龍を率いるバイスドールの……、確かストロードといったか。


 彼を先頭に五名の戦士が陽の下に現れるとそれはもう洒落にならない程の盛り上がりを見せ、南側の観客席は興奮の坩堝と化していた。



「ストロード様ぁぁああああ!! 貴方なら絶対に勝てます!!!!」


「西龍の血で戦闘場を真っ赤に染めてくれぇええええ!!!!」



 あらあら……。物騒な声援で御座いますわねぇ……。


 これから始まるのは殺し合いじゃなくて戦いなのですよ?? それを忘れてはいないでしょうか??


 戦いに臨む戦士達よりも苛烈な盛り上がりを見せている南側の観客席に向かって呆れた吐息を放ってやった。



「これから第一回戦 第一試合を始める。互いの先鋒は戦闘場に上がれ!」


 進行役の男性が周囲の歓声に負けない声を放つと西龍と南龍の先鋒を務める者が戦闘場に上り強烈な圧を発しながら対峙した。



「「……」」



 んぉっ!? 南龍の先鋒は紅一点の戦士か!!


 戦闘場に足を乗せた彼女に熱烈で舐める様な視線を送る。



 えんじ色の半袖と紺色のズボン、黒みがかった薄い緑色の髪の毛はちょこんと肩に当たる程度の長さだ。


 ちょいとキツめな目付きに顔の中心をスっと通る鼻筋。可愛いというよりも美人側に寄った顔付なのですが……。


 彼女の風貌よりもど――しても体格に視線が動いてしまう。


 ゴッリゴリに鍛えた木こりさんの腕を一回りも二回りも太くした両腕に、貴女は一体どれだけの自重を誇っているのですかと問いたくなる体躯を支える両足の筋肉は相当な厚さを持つ。


 僧帽筋及び首周りの筋肉も一般女性二人分の筋力量を余裕で越える量を誇っており、外見から彼女が身に纏う筋力は常軌を逸していると理解出来てしまった。



 はぁぁ、すっげ。


 どれだけ鍛えればあれだけの筋肉を身に纏う事が出来るのでしょうかねぇ……。


 そしてフウタには悪いけど相手の性別は内緒にしておこう。


 そうじゃないとアイツは真面目に戦う事では無く、厭らしい方向に考えてしまうのでね。



「両者構え!!!!」


「「っ!!」」



 互いに素手の状態で戦いの合図を受け取ると彼女は特に構える姿勢を取らず、西龍のあんちゃんは彼女から遠ざかろうとして後ろ足に加重を乗せた。



 さてさてどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。この目が黒い内はちみ達の弱点を見逃しませんよ??


 俺達東龍の面々は鋭い鷹の目を以て戦いの行く末を見守っていた。



「それでは……、始めぇっ!!」


「「「ワァァアアアアアアッ――――ッ!!!!!!」」」



 進行役の男性が激闘の開始の合図を放つとこの場に居る全員の血が湧き立ち、大興奮した観客達が天に浮かぶ雲を霧散させる勢いで歓声を放った。



「食らえぇええ――ッ!!!!」


 西龍の先鋒である男性が放った大火球は女性戦士の下へと最短距離を突き進んで行く。


 戦闘場から此処まで届く熱量からしてアレの直撃を受けたらタダでは済まないと容易に看破出来る。



 全く構えを取らぬ彼女はどの様な手段であの火球を対処するのか。



 素早く躱す?? 同程度の威力の魔法で相殺する?? それともあの常軌を逸した筋肉量を積載した両腕で防ぐ??


 あらゆる方法で対処する様を想像していたのだが、女性戦士は俺が想像した方法では無く超単純な方法で火球を打ち消してしまった。



「はぁっ!? そ、そんな馬鹿な!!」


 そう、火球へと向かって直進し右腕を一払いして中々の高威力の魔法を腕力のみで打ち消してしまったのだ。


 い、いやいや。……。力技にも程があるでしょうに……。


「ハァッ!!」


「ウグェッ!?」



 続いて呆気に取られている西龍の戦士の横っ面を左の拳で思いっきり殴り付け、その直撃を許してしまった彼は首が捻じ切れんばかりの勢いで戦闘場の硬い石に叩き付けられ意識を失ってしまった。


 あ、あはは。瞬殺ですか……。巨龍一族の身体能力は見た目以上に強力な様ですね……。



「そこまで!! 続いて次鋒戦を始める!!!!」


「「「ウォォオオオオッ!!!!」」」



 勝利の歓声に包まれながら南龍の次鋒と西龍の次鋒が戦闘場に上がるのだが……。そこで俺は信じがたい事象を捉えてしまう。



「げっ!! 嘘だろ!? 南龍の次鋒ってビビヴァンガじゃん!!」



 そう、ガイノス大陸に接近したら有無を言わさずに襲い掛かって来たあの黒き黒龍だ。


 奴の巨躯からして中堅か副将辺りに待ち構えていると思っていたのに……。



「どうした?? 借りを返すのでは無かったのか??」


 あんぐりと口を開けて素直な驚きを示しているとハンナが此方を揶揄って来る。


「お、おうよ。当然だ。相棒に上等ブチかました奴をみ、み、見逃す訳にはいかんからな」


「口が震えているぞ。戦いの中で死にたく無ければこの戦いを頭の中に刻め」



 千年生きるとされている魔物になった以上、己の寿命が尽きるその時まで世界中に存在するきゃわいい子ちゃん達と御手手を繋いで楽しいお出掛けを満喫せねばならぬ。


 それに相棒達との楽しい冒険もこれからも続けて行きたいので、此処で命を落とす訳にはいかねぇよな。



「それでは……。始めッ!!!!」


「わ――ってるよ。さぁって、俺の相手を務めてくれるのは一体どちらなのかし……。らぁっ!?!?」



 次鋒戦の始まりを告げる覇気のある声が闘技場に響くとビビヴァンガが一切の小細工無しで相手の次鋒へと襲い掛かった。


 当然、相手は無策で待ち構えている訳では無い。



「死ねぇぇええ!!!!」



 こらこらぁ、物騒な御言葉は御法度ですよ?? と。


 思わずそう突っ込みたくなる台詞を西龍の戦士が放ち、彼の感情と同調する様に魔力が高まる。


 西龍の戦士が両手を前に翳して美しい黄色の魔法陣が浮かび上がるとそこから大自然の猛威を連想させる強力な雷が出現。


 空気を切り裂き、大気を震わせて襲い掛かる雷がビビヴァンガに直撃したのだが……。



「ぬぅんっ!!!!」



 雷の力はビビヴァンガの突撃の姿勢を崩す事は叶わず、己の間合いに西龍の戦士を収めた奴は右腕に積載された筋力を最大限にまで膨れ上がらせて呆気に取られている相手の腹部に剛力を叩き込んでしまった。



「ぐほぁっ!?!?」



 ビビヴァンガの一撃を受けた西龍の戦士はきもぉぉち良く後方へと一直線に吹き飛ばされて闘技場の壁に激突。


 その余波は俺達が着席する観客席にも伝わりお尻ちゃんの肌が微かな振動を掴み取ってしまった。



 あ、あははぁ……。拳の直撃を受けたら壁にめり込んじゃったよ……。


 成人男性の体を紙屑の様に吹き飛ばす怪力、恐ろしい力を持った雷を無効化してしまう突進力と防御力。


 お、俺の相手はとんでもねぇ化け物であると確知出来てしまった瞬間であった。



「ふっ、ダン。今からでも白旗を上げるか??」


 ハンナだけでは無く左隣に腰掛けているシュレンも俺を揶揄って来る。


「じょ、冗談言うなよ。戦う前に敵前逃亡を図るなんて弱虫のす、する事だぜ」



 あぁ、幸運を司る女神様。


 どうか、ど――か!!!! 西龍の戦士達に幸運の加護を齎せてあげて下さいましっ!!


 あっと言う間に決勝戦進出に王手を掛けた南龍にでは無く、たった二戦で窮地に立たされてしまった西龍側の勝利を幸運の女神様に対して祈ったのだが……。



『あはっ、毎度の事ながらその願いは受け付けられませんっ』



 駄女神は俺の願いを受け取る前に跳ね除けてしまった。



「くたばりやがれぇぇええ!!!!」


「ギャハハ!! それはこっちの台詞だクソ雑魚野郎がぁぁああああ――――ッ!!!!」


 中堅戦を務める南龍の戦士が陽気な笑い声を上げつつ西龍の戦士から放たれた風の刃を素の力で打ち消し。


「ば、化け物め!! グアッ!?!?」


「そ――さ。俺達巨龍一族はテメェ等みたいな弱っちい龍とは違うんだよ!!!!」


 呆気に取られている西龍の戦士の腹を蹴飛ばし、無防備となった体に拳の連打を見舞った。


「グッハァッ!!!!」


「ギャハハハハ!! クソよえぇ!! 猛者共が集う覇王継承戦と聞いてワクワクしていたのになんだよ、テメェ等。雑魚過ぎて話になんねぇなぁ!!!!」



 中堅の戦士が戦闘場の上で一切身動きを取れぬ西龍の戦士に向かって悪態を吐くと進行役の男性が南龍の勝利を堂々と宣告してしまった。



「この試合を以て南龍は決勝戦へと進出する。決勝戦は四日後の同時刻に開催する!! 以上を以て覇王継承戦 第一回戦の終了だ!!」


「「「「ワァァアアアアアア――――――ッ!!!!!!」」」」



 南龍の勝利によって南側の観客席が異常に湧き立つ。


 彼等の放つ歓喜の音が大地を震わせ、その音圧がうねり大波となって俺達に襲い掛かって来た。



 音だけで俺達の肌を震わせるって……。どんだけ興奮してんだよ。


 まっ、何はともあれこれで俺達の相手は決定されたって訳だな。



 余裕な様子で引き上げていく南龍の戦士達へ視線を送っていると、隊の先頭を歩いていたストロードがふと歩みを止めて俺達の方へと視線を送って来やがった。



「…………。フッ」



 微かに口角を上げて軽い笑みを浮かべ、鼻から矮小な息を漏らすあの憎たらしい笑みの意味は……。



「あ、あ、あの野郎ッ!!!! もう勝った気でいやがるな!!!!」



 恐らく俺達の試合を観戦していたアイツはその程度の力じゃ俺達には敵わないと確信したのだろう。


 だから!! 人を虚仮にした様な笑みを浮かべやがったんだ!!


 は、腹立つぜぇぇええ!!!!



「ちっ、気に食わぬ顔だな」


 ハンナが軽い舌打ちをすると。


「ふん。戦う前に己の勝利を確信する等愚の骨頂だ。某達が真の勝者であると知らしめてやるぞ」


 普段は大人しいシュレンも珍しく己の感情を露わにした。


「聞いていた通り決勝戦は四日後に開催される。それまでに奴等と同等程度の力を身に着けぬ限り西龍の二の舞となるからな」


 グシフォスがそう話し、痛々しい姿で下がって行く西龍の隊に顎を差す。



「い、いてて……。な、何だよ。あの馬鹿げた装甲は……」


「聞いていた話と全然違ったじゃないか……」


「まぁまぁ!! 負けちゃったもんは仕方が無いって!! 次の覇王継承戦に切り替えていこ――ぜ!!」



 西龍の隊長格のバドルズと彼の側近の力がどこまで巨龍一族に通用するのか見てみたかったけど……。負けちゃったらしょうがないよね。



「バドルズ様!! 他の者に示しが付きませんのでもう少し真面目な態度を取って下さい!!!!」


「ん――。分かった――」


「それですよ!! それ!! あぁ、マルメドラ様にどう報告していいのか……」


「あはは!! 今から胃が痛む思いってか??」


「誰の所為だと思っているのです!!!!」



 飄々とした上官を持つのは大変ですよねぇ……。西龍の皆様、どうか御体御自愛下さいませ。


 今にも泣き出しそうな彼の背を見送ると素敵な青が広がる空へ向かって視線を移した。



 ふぅ――……。何んとか一回戦は勝てたけど、続く決勝戦は正真正銘の化け物達との正面衝突かよ。


 俺の頑丈な体でもビビヴァンガの一撃を受け止める事が出来るのだろうか?? それとこの拳は奴の装甲を貫く事が出来るのだろうか??



「……」



 壮大な空の青から己の手元の妙に小さく映る拳に視線を移す。


 自分の拳を信じてあげたいけどもあの圧倒的な勝利を見せられちゃあ小さく見えてしまいますわな。


 残り四日間であの化け物をブチのめす方法を模索するとしますか……。


 北龍達との激闘で得た眩い勝利の余韻は何処へやら。


 心の中には既に特濃の暗雲が立ち込め、それと同調する様に口から素直な溜息が漏れてしまう。



「某は湖に帰ったら直ぐに対策を練る」


「俺も剣を振るとしよう」


 ハンナとシュレンは良い方に作用していますけども俺はその真逆に作用しちゃっていますよ――っと。


「さぁ皆の者!!!! 我等巨龍一族の勝利の雄叫びを上げようぞ!!!!」


「「「「ウォォオオオオオオ――――――ッ!!!!」」」」



 南側の観客席から空に浮かぶ雲を霧散させる大歓声が第一回戦の終了を派手に飾る。


 そしてその爆音がフウタの漂っていた意識を現実の下に戻してしまったのか。



「はっ!!!! お、俺様は一体……」


 闘技場の下からフウタの声が歓声に紛れて聞こえて来た。



「フウタの奴が目覚めた様だし。俺達も退散しようや」


 死刑執行まで残り四日間。


 長い様で短い時間の中でビビヴァンガを倒す方法を見付けなきゃいけないし。


「分かった。では俺に続け」


 グシフォスが静かに立ち上がり階段の方へ向かうと俺達もそれに続く。



 さてさて、短い戦いの中で奴が披露してくれた情報を頼りに勝機を掴む戦闘方法を模索しないといけないなぁ。


 この数日間は眠れぬ日々が続きそうですよっと。



「目が覚めましたか?? フウタさんは戦闘の負傷によって意識を……」


「ふぁぁああっ!? い、今気付いたけどちょ、超大盛じゃん!! これを堪能しない訳にはいかんっ!!!!」


「キャハハ!! ちょ、ちょっとぉ!! 服の中に入って来ないでくださぁぁあ――いっ!!!!」


「「「はぁぁ……」」」



 目覚めて速攻で女の子に襲い掛かるフウタの陽性な声とレイミーちゃんの軽快な笑い声が響くと、彼と行動を共にする三名がほぼ同時に溜息を吐いてしまった。


 あの馬鹿野郎……。いきなり女の子の服の中に潜り込むなんて羨ま……。い、いや。失礼に値するだろうが。



「ワハハ!! いいぞ東龍の鼠ぃ!! 敗戦して沈んだ俺達の心を盛り上げてくれぇぇええ――――!!!!」


「おうよ!! さぁさぁ!! 脇腹から背中ちゃんに駆け抜けて行くぜ!?」


「ヒャハハ!! わ、私そこが弱いんですぅ!!!!」


「「「「あははは!!!!」」」」


 ぶっきらぼうに後頭部の髪をガシガシと掻き、女の子に横着を働いている大馬鹿野郎を迎える為に俺達は歓声と笑い声が飛び交う闘技場の中を忸怩たる想いを抱いて移動して行ったのだった。





お疲れ様でした。


決勝戦の相手は南の巨龍一族に決まった訳なのですが……。そのプロットの執筆が全然進んでいないのが現状ですね。


各自の戦う姿は頭の中に朧に浮かんでいるのですがそれを文字に表そうとすると中々に難しくて苦戦しております。


一戦ならまだしも、それ相応の数の戦いを書かなきゃいけないので本当に大変です。



それでは皆様、良い週末を過ごして下さいね。

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