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今日も今日とて、隣のコイツが腹を空かせて。皆を困らせています!!   作者: 土竜交趾
過去編 ~素敵な世界に一時の終止符を~
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第百六十話 休養地に到着!!

お疲れ様です。


本日の投稿になります。




 体の真正面から向かい来る風が不必要な取捨選択作業で温まってしまった体温を下げてくれる。


 空に浮かぶ太陽が懸命に光り輝き地上を、そして生物達の体温を上昇させようとするが風の力の前には敵わず悔しそうに奥歯をぎゅっと噛み締めたまま青空の中で俺達を見下ろしていた。


 耳に届くのは風の靡く心地良い音と、気の合う友人達が交わす陽性な感情が含まれた会話だ。



「ふぅむ、間も無く地上を抜けるか。ハンナ!! このまま北西方向へ進んでくれ!!」


 グレイオス隊長が手元の地図をじぃっと見下ろすと正面を見据えて巨大な翼をはためかせているハンナへ指示を送る。


「了承した」


「何度飛んでもこの風は心地良いですね……」


「えぇ、全くその通りです。グレイオス隊長、我々の陽性な感情が台無しになってしまいますのでもう少し声量を落として叫んで下さい」


「声を小さくしたらハンナに指示が届かないだろう!? それと!! お前は副隊長であって俺は隊長なのだからもう少し考えて発言しろ!!」



 白頭鷲の背で交わされる会話の全部に陽性な感情が含まれているのは恐らく、この先に待ち構えている休暇を想像しているからであろう。


 激務から離れ何のしがらみの無い無人島で気の合う友人達と共に過ごすのだ。


 そりゃ心が湧くのは致し方ないとは思わないかい??



「あはっ!! ダン!! 見て下さい!! 地上があんなにも遠くに見えますよ!!」



 普段は四角四面の連中に囲まれ中々己の感情を矢面に出せない王女様が喜々とした笑みを浮かべて地上を指す。


 その破壊力と来たら……。


 感情を消失してしまった者の心に温かな感情を湧かせてしまう程に爽快で朗らかななものであった。


 この場に自分以外の者がいなければ、互いの立場を考えなければ、心の赴くままに抱き締めてしまいたくなってしまいますよ。



「グレイオス隊長の馬鹿声でそれは理解出来ましたよ。と、言いますか。それ以上淵に寄ると地上へ向かって真っ逆さまに落下してしまいますよ??」


「ダン!! 聞こえているぞ!! 揃いも揃って虚仮にして……。貴様達は敬う気持ちを失ってしまったのか!?」



 グレイオス隊長の憤りの声を完全に流し、大変触り心地の良い背の羽の上で四つん這いの姿勢へと移行。


 風に煽られない様に慎重な移動速度でレシーヌ王女様の近くへと移動を果たす。



「例え落下したとしてもハンナが助けてくれますよね??」


「まぁそうですけど……。その場合、彼は救助の為に急降下を始めますので荷物や物資が全て失われてしまいます」


「ん――……。何事も経験と言われている様に空の上から落下してみたいのが本音ですが、皆の荷物を無くす訳にはいきませんよねぇ」


 レシーヌ王女様が正面から吹く風によって帽子が飛ばされぬ様、鍔の広い麦わら帽子を抑えつつ地平線の果てへと視線を送った。



 空の上から落下してみたいねぇ……。


 何度か経験したけども余り楽しいとは思えなかったし、それと何よりそれを経験したいと懇願されても俺達は頑とした態度で拒絶せねばならない。


 彼女の願いを叶え、空高い位置から落下させて万が一にも負傷させたのなら俺達全員に重い罪が下される場合があるのだから。



「レシーヌ王女様は度胸があるのですね。空から落下しても楽しくないですよ??」


「それはダンの主観です。自分で経験して初めて得られるモノもある。ほら、百聞は一見に如かずと言いますでしょ」


「まぁそうですけど……。おぉ、海が見えて来ましたよ!!」



 あははと乾いた笑みを浮かべ彼女と同じく地平線の果てへ視線を送ると地上に走る景色が乾いた茶の大地から紺碧の海の青色へと変化。



「わっ!! 凄い!! 何処までも深い青が続いていますね!!」



 海上に出るとレシーヌ王女様が頑是ない子供の様な明るい笑みを浮かべた。


 気兼ねなく浮かべる彼女の笑みは頭上の太陽の光よりも強烈に輝き、俺の心に強烈な残像を残してしまった。



 い、今の笑みの破壊力は本当にやばかったぜ……。ハンナ達の目が無ければ思わず彼女の手をキュっと握り締めてしまいましたもの。



「あそこに浮かんでいるのは船ですね。あっちにも漁をしている船がありますよ!!」


「あはは、喜んで頂けて光栄です。所で今から向かう無人島なのですが……」


「あ――……。通り過ぎてしまいました。手を振ったら振り返してくれましたかね??」



 地上からかなり距離が離れていますし、それに巨大な怪鳥が空に浮かんでいるのです。


 普通の人は手を振り返す処か踵を返して安全と思しき場所まで逃げ遂せますよっと。



「何処に何があるのか。簡単に教えてくれます??」


 彼女の問いを半ば流して自分が真に問いたい事を問うた。


「島の南一帯には砂浜が広がり、船で行く場合は砂浜から沖へと伸びて行く波止場がありそこから船を降りて島へ向かいます。今回の場合は使用しないので着陸は南の砂浜がお薦めですよ」



 ほぉん、成程。


 得意気に話していらっしゃいますので続きをどうぞ。



「南の砂浜から森の中の獣道を通り抜けて北へ向かうと島の中央付近に屋敷があります。屋敷は二階建てであり数年間使用していないので少しだけ汚れているかも知れませんね」


「前回使用したのはいつなのです??」


「私とお母様が使用したから……、約二年前でしょうか」


 天然自然の中で二年間放置、か。


 彼女が話す通り快適に使用する為には一工夫が必要になりそうだな。


「あ、でも御安心下さい。屋敷を管理している者が時折島に訪れて綺麗にしてくれていますので」


 国が管理している島なのだから管理者の一人や二人居てもおかしくないのは当然だよね。


「それでは島に到着してからは各自荷物を持って屋敷へ移動。部屋割りを決めてからゆっくり休むといった感じで行動しましょう」


「はいっ、分かりました」



 レシーヌ王女様がニッコリ素敵な笑みを浮かべると再び海上へと視線を落とした。


 何度も空の中を飛んでいる俺にとっては見慣れた光景なのだが彼女にとっては初体験。


 喜々とした様子で燥ぐのもやむを得ないといった感じでしょうかね。



「あの島に訪れるのは護衛の任務依頼だな。ほら、覚えているか?? 国王様と王妃様の護衛で訪れた時の事を」


「えぇ、忘れもしませんよ。グレイオス隊長は休み時間を利用してどの隊員達よりも砂浜で燥いでいましたから」


「そ、そんな筈は無い!! 俺は砂の負荷を利用して体を鍛えていたのだ!!」


「物は言いよう、ですね」


「ギャハハ!! んだよ隊長――。トニア副隊長から釘を差されているようじゃあ隊長失格だぜ――??」



 空に漂う風の力が俺達の周りの陽性な感情を押し流そうとするがそれは敵わず。


 友人達と他愛の無い会話を継続させて更に場を盛り上げていると堅物のハンナが一際厳しい視線を正面に向けた。



「島が見えて来たぞ」


「おぉ!! 意外と早く到着したな!!」



 早朝の訓練場から飛び立ち今の時刻は……。そうだな、お昼前といった所か。


 馬の足と船なら数日間掛かる距離をたかが数時間で。


 相棒の翼の力を改めて尊敬すると彼の視線の先へ向かって己が視線を向けた。



 紺碧の海の真ん中に楕円形の大きな島が浮かんでいる。


 島の中央は緑で覆われその詳細は此処からでは窺えないが砂と石だけの無味乾燥な島じゃない事に少しだけ安堵する。


 島の南には砂浜が広がり東西には狭い砂浜と岩礁地帯が。



「うはぁ!! すっげぇ!! 綺麗な島じゃねぇか!!」


 そして南の砂浜から沖へと向かって伸び行く一本の波止場を見つめながらそう叫んでやった。


「砂浜には心地良い浜風が押し寄せ、太陽の陽射しは緑に遮られているので暑さに少々弱い種族の方でも過ごし易いかと思います」


 レシーヌ王女様が燥ぐ俺の様子を捉えると微かな笑みを浮かべる。


「大蜥蜴ちゃん達は暑さに滅法強いですからなぁ。俺と相棒は日陰でのんびりさせて貰うぜ。よぅ!! ハンナ!! 南の砂浜に着陸してくれ!!!!」


 島のほぼ真上に到着し、美しい砂が広がる砂浜一帯に向かって指を差す。


「了承した……」



 彼が小さな溜息を吐くと島の上空で着陸に向けての旋回行動を開始。


 いつもの馬鹿げた速度の急降下とは真逆の行動に何だか拍子抜けしてしまった。



 グレイオス隊長、トニア副隊長ならまだしも。今はか弱いレシーヌ王女様が同乗しているからなぁ。


 一国の王女様を危険な目に遭わせる訳にはいかないでしょ。



「到着ぅ!! よっと!!!!」


 白頭鷲の屈強な両足が砂の大地を捉えると軽やかに地面へと降り立ち、海の潮がふんだんに含まれた空気を胸一杯に取り込んでやった。



 くはぁ――!! 空は突き抜ける様に晴れ渡り、海は何処までも青く続き、空気は美味い!!!!


 まるで地上に突如として出現した桃源郷みたいな島ですなぁ!!!!



「どうだ!? 島の空気は!!」


 ハンナの背から飛び降り、大蜥蜴の姿に戻ったグレイオス隊長が俺と同じ所作を取って海の向こう側へと視線を送る。


「最高に美味いね!! 街中の埃っぽい感じとは真逆の澄んだ空気に肺ちゃんが喜んでいるぜ」



 まるで蒼玉サファイアの様な青き輝きを放つ海から等間隔に訪れるさざ波の音が心に高揚を齎し、空から降り注ぐ太陽の光が目の奥をチクっと刺激するがそれも一切気にならない。



 全く……。これ程の立派な島を購入するのは一体幾ら掛かるのやら……。


 感嘆と呆れ。


 その両方の意味を籠めた吐息を長々と吐いて青き海の果てへと視線を送り続けていた。



「おい、いつまで惚けているのだ。先ずは荷物の運搬だぞ」


 搭乗していた者を全て降ろしたハンナが人の姿へと変わり、ちょいと険しい瞳で此方を睨み付けて来る。


「へいへ――い。遊ぶのは屋敷の施設説明と荷物運搬の後ってね」


 少し名残惜しいがこれ以上素晴らしい景色を眺めて居ると恐ろしい拳が体に襲い掛かって来ますのでね。


 大人しく強面白頭鷲ちゃんの指示に従いましょう。


「うっし!! それじゃあ各自荷物を持って屋敷に向かおうぜ!!」


「皆様が宿泊する屋敷まで案内します。此方へどうぞ」


 己の荷物が詰まった背嚢を背負い食料やら生活必需品が詰まった木箱を両手に持つと、緑の中へ進んで行くティスロの背に続いた。



 おぉ――、森の中は思った通りに涼しいな。


 頭上から降り注ぐ太陽の光は木々の影によって遮られ、海から押し寄せる浜風が肌にじわりと浮かぶ汗を乾かして涼しさを与えてくれている。


 砂と土の混ざり合った大地に生える木々の根が地上にひょっこりと顔を覗かせ俺達の道を可愛い程度に阻む。



「相棒、足元に気を付けろよ」


 俺よりも大量の荷物を両手に持つ彼の横顔に向かって注意を放つ。


「分かっている。貴様こそ気を付けろ」


「安心しろって。俺は慎重な足取りでぇ……。っとぉ!!」


 あぶねぇ……。言った側から躓いて転んでしまいそうでしたよっと。


「ふふっ、ダン。気を付けて下さいね」


 直ぐ後ろから俺達の会話を聞いていたレシーヌ王女様の軽快な笑い声が聞こえて来る。


「え、えぇ。転んで木箱の中の氷漬けになっている食材を痛めてしまっては迷惑を掛けてしまいますからね」


 忸怩たる想いを胸に抱き、先程よりも慎重な足取りで獣道を北上していると急に開けた場所が見えて来た。



「いやいや、話には聞いていたけども……。でっか!!!!」



 森の中に突如として現れた大きな建造物に対して素直な言葉を盛大に口から漏らしてしまう。


 獣道は屋敷の正面の扉へと続き、左右に大きく広がる屋敷の壁に確認出来る窓は管理が行き届いているお陰か一切の曇りも見当たらず頭上から降り注ぐ陽光を綺麗に反射している。


 砂浜からある程度離れているお陰もあってかそこまでの侵食は認められず、今直ぐにでも住めそうな佇まいだ。


 天然自然の中にひっそりと佇む美しい木目の二階建て建築物は初見の者から感嘆の吐息を勝ち取ってしまう外観を備えていた。



「施設説明をしますのでどうぞお入り下さい」


 引き続き俺達の先導役を担う彼女が屋敷の両開きの片側を開き俺達を招く。


「あ、はいはい。失礼しま――す」


 ティスロを先頭に屋敷に足を踏み入れるとそこは俺達庶民がおいそれと足を踏み入れてはならない場所であった。



 先ず目に飛び込んで来たのは正面の大きな階段だ。


 階段は一旦直進して一階と二階の間で左右に別れ、屋敷二階の左翼側と右翼側の扉へと続いている。


 広い玄関の隅に配置された燭台は綺麗に磨かれた銀製であり、要所要所に飾られている絵画は恐らく俺達が想像する値段を遥かに超えて来る物であろう。


 優しい赤を基調とした絨毯が廊下と階段に敷いてあり、正面の扉から右手、左手に見える扉へと続いていた。



「皆様が宿泊するのは屋敷の二階になります。右翼側、左翼側に各三部屋ずつ御座います。部屋割りは後程決めますね」


「はいは――い!! ティスロ先生っ、質問がありま――す!!」


 二階の入り口へ視線を送っている彼女に向かって軽やかに右手を挙手する。


「私はダンさんの先生ではありませんよ??」


「一階の両翼側には一体何があるのでしょうかっ」


 うふふと可愛らしい笑みを浮かべた彼女にそう問う。



「入り口から向かって右手の扉の先には食堂と調理室が。左手の扉の先には浴場がありますよ。お手洗いは屋敷の裏手に御座います」


 ほうほう、大体の配置は理解出来たぞ。


「お泊りになる部屋を決めた後、持ち運んだ物資並びに食料を調理室に運びます。食事の時間は……、そうですね。朝は午前九時、昼は十二時、夜は八時頃で如何でしょうか」


「「「……」」」


 異論はありません。


 そんな意味を含めて皆一様に静かに頷く。


「それでは次に、部屋割りは如何致しましょう??」


 う、うふふっ。そりゃあ勿論……。



「じ、自分はぁ……。か弱い女性陣を守る義務がありますので右翼側はレシーヌ王女様、騎士道を重んじる私ことダン、そしてティスロの順に配置すべきかとっ」



 梟も鳴き疲れた夜にどちらかの部屋へとお邪魔させて頂き大変美味しい果実を想いのままに貪る。


 正に完全完璧な部屋割りに思わず頷こうといたのだが……。


 どうやら、そうは問屋が卸さぬ様である。



「却下だ、馬鹿者。俺とハンナとダンは右翼側の三部屋を使用する。女性陣は左翼側の部屋を使用するがいい」


 こ、このムッツリ青春大蜥蜴野郎が!!!!


 俺の理想を邪魔しやがって!!


「それこそ却下ですぅ!! いざという時、彼女達の身に何かあったら不味いでしょうが!!」


「貴方を二人の間に放り込む事は養鶏所の中に肉食獣を放つようなものよ。彼女達の安全は私が確保します。それでは荷物を運搬しましょう」


「いでぇっ!!」



 トニア副隊長が俺の後頭部を軽快に叩くと沢山の木箱を持ったまま右手の扉へと向かって行く。



「それが正しい判断ですね。皆さん、疲れているかと思いますがもう一頑張りしましょうねっ」


「レ、レシーヌ王女様。荷物は私が持ちますのでどうかお自分の荷物だけを御持ちになって下さい」


「んっ、これ位どうってことありません。私は見た目以上に力強いのですよ??」


 それに続きティスロとレシーヌ王女様が。


「荷物の整理と食事の用意。昼食は抜きになりそうだな」


「それを見越して多めに朝食を摂って期から問題無い」



 そして俺の存在を一切合切無視したグレイオス隊長とハンナがとぉっても大きな玄関口から姿を消してしまった。



 あ、あのねぇ……。馬鹿な提案をした俺が悪いんだけどさ、置いてきぼりってちょっと酷くない??


 これから楽しい休暇の時間が始まるってのにそれは幾ら何でもちゅめた過ぎると思います!!


「へいへい……。むさ苦しい野郎二人に挟まれたまま一人寂しく夜を過ごしますよ――っと」


 床に置いてある木箱を爪先でちょんと蹴り付け、屋敷の奥へと続いて行く足音に追いつく為に豪華な屋敷に不釣り合いな歩調で扉の先へと向かって行った。



お疲れ様でした。


本当はもう少し書きたかったのですが、背中の調子が大変宜しく無いので本日はここまでとなります。


今度の週末に背中の張りと痛みを取る為に郊外のスーパー銭湯の炭酸風呂に行って参ります!!


そんなチャチな物で治るのかと読者様は考えでしょうが……。これが結構効くんですよ。


恐らく、体を温める効果が筋肉の繊維一本一本を解してくれるのでしょうね。一回数百円の銭湯よりも一泊一万円以上の温泉宿に出掛けたいです……。



それでは皆様、お休みなさいませ。

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