第百五十四話 成し遂げた男達
お疲れ様です。
本日の投稿になります。
もう間も無く始まる仕事の時間、刻一刻と迫る仲の良い恋人との待ち合わせ時間、年に一度の大安売りが行われる店の開店時間等々。
時間に追われる様に目的地へと向かって物凄い勢いで進んでいる時に限って邪魔が入るとは思わないかい??
ある時は道端の石に躓いて転び膝を負傷する、ある時は恋人とは真逆の一面を持つ女性に目を惹かれてしまった、或いは数十年に一度あるかないかの美女からのお誘いの声。
その原因は枚挙に暇がないが要するに、人は急いでいる時に何かしらの偶発的な出来事によって予定の時間に遅れてしまう事象が多々起こるという事だ。
それを俺の現在状況に照らし合わせて見ると……。
『キシッ!! お前さんが向かう先はあの光輝く世界じゃなくて、暗闇が跋扈するこちら側さぁ……』
溺死寸前の体の右肩を死神の細い腕の骨がグイッ!! と掴みそのままくらぁい海底へと向かって引きずり込もうとしてしまう。
「ガボボバボ!!!!」
細く枯れ果てた骸骨の顔面を歪に曲げて薄ら笑う死神に対抗すべく、四肢をやたら滅多に動かして美しい光が待つ海面に向かって泳いで行くが……。
その速度は遅々足るものであり時間の経過と共に四肢の動きが鈍くなって行く。
『安心しなさい。私が案内する先にはお前さんが涎を垂らしてむしゃぶりつく美女達が待ち構えているのだから』
背筋がゾクリとする流し目から放たれる微かな笑み、男の御柱を多大に刺激するふくよかな双丘に白桃も思わず嫉妬してしまう曲線を描く桃尻。
頭の中に浮かぶ俺の理想像の美女達の姿を想像すると案外向こう側も捨てたもんじゃないなぁっと思い始めたのですが……。
何せ現実の女性しかこの腕で抱いた事が無いのでアチラ側の女性の温もりを知らぬ俺は現実の女性を強く求めて足掻き始めた。
こ、こんな所でくたばって堪るかってんだ!! 俺を待っている美女が世界中に居るんだからよぉぉおおおお――――!!!!
体の隅々に残った最後の力を振り絞り、死神の甘言の拘束から脱出すると肺が渇望していた瑞々しく新鮮な空気を胸一杯に取り込んだ。
「ブッハァァアアアアアア――――!!!! オェッ!! ゴッフッ!!!!」
使い古した空気を吐き捨て、新鮮な空気と妙に塩辛い海水を同時に取り込むと咽てしまった。
「ぜぇっ……。ゼェェエエ……!! ざ、ざまぁみろってんだ!! 俺を憑り殺そうなんてせ、千年はぇんだよ!!」
仄暗い海底に姿を消した骸骨野郎に悪態を付き、本日も盛大に晴れ渡っている青空を仰ぎ見てやった。
は、はぁ――……。生きてるぅ……。
天高い位置まで届く炎の衝撃波に飲み込まれた時は俺の人生も此処迄と腹を括ったのだが……。
あれだけ強力な衝撃波を真面に受けてよくもまぁ生き残れたものだなぁ。自分の頑丈さに感謝しましょう。
矮小に波打つ海面で仰向けの状態となって全身の力を抜こうとするが……。
「そ、そう言えばハンナは何処だ!?」
それはまだ尚早であると思い留まり相棒の姿を探し求めて海面に視線を送った。
空高い位置には海鳥達が清らかな歌声を放ちながら何処かへと向かって行き、海面は地平線の彼方から吹く風によって微かな波が生じてその浮き沈みにより体が柔らかく上下する。青く美しい海面の波間を縫って彼の姿を探し求めるが……。
この位置ではどうやら見つからない様だ。
「お――い!! ハンナぁぁああ!! 何処に居る――!!!!」
波の音に負けない様に大声を張り上げ、唯一無二の相棒の姿を探して泳ぎ続けていると……。
「ッ!!!!」
い、居たぁぁああ!!!!
俺の真正面のずぅっと先に仰向けの状態で波間に漂う一人の男性の姿を捉える事に成功した。
「ハンナ!! 大丈夫か!? しっかりしろ!!!!」
彼の下へと慌てて泳いで移動を開始。
指先一つ動かさず波に身を任せている彼の上半身を確保して状態を確認した。
「……」
爆発の影響を受けた体は所々傷付き、青色の長髪は微かに焦げ、端整な顔には幾つもの傷跡が目立つ。
目立った外傷はこれ位だけど……。問題は生死だよな!!
俺と同じ位頑丈なお前さんだ。絶対に生きている筈!!!!
左手をハンナの後頭部に添え、右手で彼の背を支えながら呼吸を確認した。
「――――――――。は、ハァァアアアア……。よ、良かったぁ。生きてる」
波の音で聞き辛いがよぉく耳を澄ませると心に嬉しい微かな呼吸音を捉える事に成功した。
流石だぜ、相棒……。超爆発から俺を庇い、猛烈な勢いで海面に叩き付けられても生き残るお前さんの生命力の高さに脱帽してしまうよ。
「まっ、俺もお前さんに負けない位に頑丈だからこうして生き残る事が出来たんだよなぁ」
気を失ったままのハンナの体を支えつつ海面を漂い嫌に眩しい太陽を見上げてやる。
お前さんがも――少し顔を覗かせるのが遅かったのなら俺達は無傷でずぅっと向こうに見える大陸に帰る事が出来たってのにさ。
偶には起床時間を遅らせれば?? 毎日同じ時間に起きて仕事に精を出していると心が病んじまうぞ??
この世に遍く世渡りの指南を心の中で唱えつつ眩い太陽をにらんでやると。
『余計なお世話さ』
青空に浮かぶ太陽は苦い顔を浮かべながら俺の助言を一切合切無視して光り輝き続けていた。
「さてと!! ずぅっと遠くに見える陸地に向かって相棒を運ぶとしますかね」
相棒の体を左腕で抱えて彼方に浮かぶ陸地へと向かって泳ぎ始める。
泳ぎは得意な方だけど大の男一人を抱えて泳ぐのはかなりの重労働だな……。泳ぎ始めたばかりなのにも関わらず右腕の筋力ちゃんが顰め面を浮かべていますもの。
右腕と両足の動きを合わせて水を掻き、自由気ままに空を飛ぶ鳥から見れば蟻の歩みよりも遅いモノであると判断出来る速度で泳ぎ続ける。
この一掻きは微々足るものであるが生還に確実に繋がる行為。
痛みと疲労で悲鳴を上げ続けている己の体にそう言い聞かせ、歯を食いしばって懸命に泳ぎ続けていると鼓膜にむさ苦しい男共の雄叫びが届いた。
「おぉぉおおおお――――い!!!! 無事かぁぁああ――――!!!!」
陸地へと向かって泳いでいると進行方向の正面から二隻の手漕ぎ船が出現。
俺達の姿を捉えると船頭役の大蜥蜴が此方に向かって狼の遠吠えよりも遠く彼方に届く雄叫びを放つ。
「ハ、ハハッ。ったく……。むさ苦しい野郎共よりも美女に迎えられたいっつ――の」
俺達は無事だ。
泳ぎを停止するとそんな意味を含ませて少々大袈裟に右腕を振ってやった。
「た、た、隊長――――ッ!!!! ダン達は生きています!! 生きていますよ――!!!!」
「ワハハハ!!!! 俺の言った通りだろう!? アイツ等は溶岩に飛び込んでも死なない頑丈さを持っているのだからな!!」
「副隊長!! ダンとハンナの姿を確認出来ました!!」
「それなら向こうの船よりも早く彼等を救助しなさい。第一班に私達の力を見せつけるのよ」
「ハッ!! よぉしっ!! お前達ぃ!! 行くぞぉぉおおおお!!!!」
「「「喜んでぇぇええッ!!!!」」」
漕ぎ手である王都守備隊の御自慢の筋力を生かした推進力は伊達では無く、船頭の号令に合わせて巨大な帆船なんてメじゃない速度を保ちつつ。二隻の船が互いに競う様に俺達の方へと向かって来てくれる。
これが普段の状態なら喜んで迎えるのですけども疲れた体にはちょいと堪えますのでもう少し静かに近付いて来てくれれば幸いですねっ。
「相棒、今からむさ苦しい連中が助けに来てくれるからな。もう少しの辛抱だぞ」
今も波間で静かに漂うハンナの体をしっかりと抱き留め思わず笑えてしまう速度で向かって来る二隻の船に視線を送り続けていた。
「救助地点までもう少し……。よぉぉし!! 停止だッ!!」
「「「おおぅっ!!!!」」」
船頭の号令に合わせて二隻の船が停止。
俺とハンナの状態を確かめるべく、船上に居る大蜥蜴ちゃん達が一斉に立ち上がった。
「ダン!! 無事か!?」
「馬鹿者!! 押すな!! 船から落ちてしまうだろうが!!」
「お、おいおい!! ハンナが目を開けていないじゃないか!!」
「俺は無事さ。だけどハンナの……」
揺れる船に悪戦苦闘しているグレイオス隊長率いる船の淵に手を掛けると大変わぁるい俺が首を擡げて出現してしまう。
ここで普通の奴なら相棒の状態を丁寧に説明して船に上げて貰うのだが、意地悪好きで悪戯好きで遊び心をいつまでも忘れない悪い大人は一工夫を施すのさっ。
「ハ、ハンナが息をしていないんだ!! だ、誰か人工呼吸をしてやってくれぇぇええ!!!!」
演劇界の大御所さんから太鼓判を押して頂ける演技を披露すると。
「「「ッ!?!?」」」
大蜥蜴ちゃん達の顔が一斉にサッと青ざめ、右手で抱える相棒の体を一瞬の間で船上に引っ張り上げてしまった。
「う、嘘だろ!? ほ、本当にぐったりしている!!」
「そ、そうなんだ!! だから誰か早く人工呼吸をッ!!!!」
プッ、ククッ!! あ――ハッハッァァアアアア――――!!!!
さぁさぁハンナちゅわん?? 日頃の仕返しの時間が訪れましたよ!!!!
テメェは常日頃から俺の体を訓練と称して好き勝手に痛め付け、真心を込めた飯を提供しようが礼も言わず、更に世の女性の視線を独り占めぇ……。っと、これは違うか。
兎に角!!!!
俺ばかり酷い目に遭うので偶にはテメェにも酷い目に遭って貰うのが平等なのさっ。
「わ、分かった!! じゃあ俺がヤルぞ!!」
俺の迫真の演技を真に受け取ったラゴスがその時に備えてハンナの双肩を大切に掴む。
「おう!! がっつりと、そして大蜥蜴の無駄にデカイ唇をむっちゅぅぅうう――っと密着させて空気を送れよ!?」
「任せろ!! すぅぅうう――……」
俺の指示を馬鹿正直に受け止めた一体の大蜥蜴が胸一杯に空気を取り込む為に大きく天を仰いだ。
さぁぁ……、ハンナちゅわん。俺からの素敵で魅力的な贈り物を受け取って下さいましっ。
「ススゥゥウウ――――ンッ!!!!」
ラゴスが肺の最大量まで空気を取り込み、爬虫類特有の縦に割れた瞳をカッと見開いて勢い良く上半身を下げると。
「ブブブブフゥゥウウウウ――――ッ!!!!」
とんでもなくデカイ蜂の羽が空気を猛烈な勢いで振動させる重低音が静かな海面に鳴り響いた。
静かに眠って居たら突然肺に桁違いの空気が送られたのだ、これを受け止めても眠り続けている奴は本当の死人だろうさ。
「ングゥッ!?」
相棒が自分の身に突如として勃発した異常事態を確かめる為に両目を開く。
「フブブブブブゥゥウウ――――ッ!!!!」
「ンンッ!!!! ン――――ッ!!!!」
己の身に起きている事態を把握した彼はラゴスの体を叩くがそれでも彼は息を送り続けるのを止めず、まるで溺愛している彼女の唇を貪る様に猛烈な勢いで彼の顔の下半分を自分の口で塞ぎ続けていた。
「ラ、ラゴス。ハンナはもう……」
ハンナの状態を捉えた守備隊の一人は既に彼が起きていると言いたかったのだろう。
しかし、ラゴスはその言葉の意味を真逆の意味に捉えてしまった様だ。
「ハンナぁぁああ!! 俺がぜ、絶対に死なせはしないからな!!」
相棒の顔から無駄にデカイ口を外すと再び猛烈な勢いで息を吸い込み、そして彼の口へ向かって己の唇を零距離にしてしまった。
「ンンンンッ!!!!」
想定外の空気量を体内に注入されて悶える一人の男。
「ブフゥゥウウウウウ――――ッ!!!!」
ハンナの覚醒に気付かず必死に空気を送り続ける一体の大蜥蜴。
船上で行われているこの陳腐な劇が俺達の口から強力な笑いを勝ち取ってしまった。
「ワハハハ!! ラゴス――!! その辺にしておけよ――!!」
「どうだハンナ!? 俺達大蜥蜴の唇の味はぁ!?」
「ギャハハハハ!!!! あ、あ、相棒!! ひ、ひぃぃ苦しいぃぃいい!! どうよ!? 筋骨隆々の大蜥蜴ちゃんから激熱な接吻を受け取った気持ちは!!!!」
船の縁に掴まり今も悶え苦しむ相棒の体を捉えながら叫んでやる。
「は?? お前達一体何を……」
俺達の様子を捉えたラゴスが漸くハンナの口から顔を話すと何度もパチパチと瞬きを繰り返す。
「は、はぁ――……。笑い過ぎて腹筋がいてぇ。ラゴス、相棒の顔を見てみろって」
「ハンナの?? エ゛ッ!? 起きてる!?!?」
彼の双肩を掴んだまま殺気に塗れた相棒の顔を捉えると素直な驚きの声が放たれた。
「よ、良かったぁ。息が戻ってくれたんだな」
「あぁ。ずっと前から息はしていたぞ」
ハンナが今にも襲い掛かりそうな殺意を身に纏いつつ安堵の息を漏らすラゴスを見上げる。
「へっ!? そうなの!?」
「大方、どこぞの大馬鹿野郎が俺を陥れたのだろう……」
おっとぉ。怒りの矛先が此方に向かう前に俺は退散するとしますかねっ。
「知らねぇよ。よぅ!! トニア副長!! こっちの船に乗ってもいいか!?」
「別に構わないけど……。沈没するのは御免被りたいからハンナが襲い掛かって来たら問答無用で貴方を海上投棄するわよ」
トニア副隊長が大変ちゅめいた瞳で船に上った俺を睨みつける。
「俺達はもうそこまでの力は残されていないさ。よぉ!! 相棒!! ラゴスの唇の味はどうだったぁ!?」
「妙に青臭くて今にも吐きそうだ」
ハンナが珍しく俺の冗談に答えてくれると再び海上に明るい笑い声が響いた。
「ギャハハ!! 青臭いかぁ!!!!」
「そりゃそうだ!! コイツ、今日の朝飯の時青魚を何十匹も生で平らげていたからなぁ!!」
「そ、そこまで臭くないだろう!? ハンナ!! もう一度嗅いでみろよ!!」
緑の鱗を微かに朱に染めたラゴスが今も拘束している相棒に向かって大きな口を差し出そうとしたが。
「いい加減にしろ!! この大馬鹿者がぁぁああ!!」
「ギャベジッ!?!?」
彼の激昂にいよいよ触れてしまったラゴスは強力な右の拳を左頬に食らい、そのまま海に投げ出されてしまった。
「だ、誰かだずげで!! お、俺は泳げないんだぁっ!!!!」
「ふんっ、そこで頭を冷やせ」
「泳げる様になる丁度良い機会じゃない。ラゴス、船にしがみ付いて陸地に着くまでバタ足をしていなさい」
「トニア副隊長の言う通りだ。よし!! 第一班第二班共に陸地に帰るぞ!! 目的地は第一班が使用している街の宿屋だ!!」
「「「ハッ!!!!」」」
海面で必死に藻掻く一体の大蜥蜴の要望を完全完璧に無視した二隻の船は陸地に向かって進み始めてしまった。
「ほれ、ラゴス。掴まれ」
流石に溺死者を出す訳にはいかないので船の後方から櫂を差し出してやると。
「ぜぇぇ……。助かったぁ……」
彼は目に大粒の涙を浮かべながら俺が差し出した櫂にしがみ付いた。
「そのまま船にしがみ付いてバタ足してろ」
「おう。海の幸は美味いけど泳ぐのは嫌いだから海は嫌いなんだよなぁ――……」
ラゴスが船に掴まり両足でバタ足を開始したのを見届けると船上にドカっと胡坐を掻いて座り天を仰いだ。
最大の山場は何とか通り越したし、後はゼェイラさんにこの件を報告して。んでもってレシーヌ王女様の容体を確認するだけだな。
一件落着まで後少しの所まで漸く漕ぎ着けたぜ……。疲れ過ぎて頭がどうにかなりそうだ。今の俺達に必要なのは大金でも贅を尽くした御馳走でも無く、安眠という行為だけだな。
ほら太陽もそして澄み渡る青空も俺達の苦労を労う様に高揚した微笑みを浮かべているじゃないか。
むさ苦しい大蜥蜴達と天然自然に見守れながら少しだけ眠りに就こう。
「ダン!! 暇ならお前も……。ありっ?? 寝ちまったのか??」
直ぐ側の王都守備隊の隊員に呼ばれた様な気がしたが今は静かに眠らせてくれ。
体に圧し掛かる途轍もない疲労感が意識を朦朧とさせ、波の優しい上下運動が夢の世界へと誘う。
「休ませておきなさい。陸地に到着したら二人を宿屋に運び、それから王宮に送る書類の作成に取り掛かるわよ」
「「「了解しました!!!!」」」
大蜥蜴達の覇気ある声が刹那に俺の意識を現実の下へ帰そうとするが彼等の強力な声よりも睡眠欲が勝った俺はそのまま硬い舟板の上で眠り就いた。
俺の想像通りの美女達が待ち構えている夢の世界の扉に手を掛けた刹那。
「お、おぉ!! バタ足って意外と簡単なんだな!!」
「おいお前達!! 第二班に速度が負けているぞ!! 向こうの船よりも先に我々が陸に着かなければならんっ!!」
「第二班に告ぐ。向こうの船に負けたら普段の訓練よりも更に苛烈で過酷なシゴキを与えるから。それとラゴス、両足だけじゃなくて尻尾も使って泳ぎなさい。貴方の尻尾は一体何の為に生えているの??」
「「「「ハッ!!!!」」」」
「は、はぃぃ……」
ラゴスの妙に弱々しく情けない声が聞こえた様な気がしたけども、それは日常茶飯事なので気に掛ける必要は一切ないと判断した俺は安寧と安らぎを齎してくれる美女達が待つ素敵な夢の世界へと旅立って行ったのだった。
お疲れ様でした。
帰宅後に執筆していたので深夜の投稿になってしまいました。
大型連休も今日でお終いだと思うと少し寂しいですよね……。読者様達は充実した連休を過ごせましたか??
私の場合は……。まぁまぁといった所でしょうか。
趣味の一つでもあるオイルライターの修理、補修。愛車の洗車と買い物等々。有意義に時間を使用出来たといった感じでしょうか。
本当なら執筆活動にもう少し時間を割くべきかと思ったのですが、どうしても休日中にやっておきたい事があったのでそちらを優先させて頂きました。その所為で今週は少し投稿が遅れるかも知れませんので予めご了承下さい。
それでは皆様、おやすみなさいませ。