用語集5
用語集
筒美流奥義
技一覧
自殺志願者の楽園
筒美流奥義
筒美封藤が開発をした非特異能力者向けの技術。特異能力者とは異なり、通常のDAYNを使う事によって人間の運動能力の延長線上にある事ができるようになる。その為、特異能力者も訓練を積めば使用が可能になる。
『攻戦術』・『舞空術』・『対人術』・『防御術』の四つからなる『四方技術』が元となっており、四つ全ての『序ノ項』の機序を理解していないと、技の発動しても怪我をしたり、そもそも技が発動しない場合がある。そして、全て『序ノ項』を習得しようとするだけでも数年から数十年かかる場合があるほど難しい技術でもある。一番汎用性が高く日常でも使える『対人術』、相手に攻撃を与えるのが『攻戦術』、身体の強度の強化や守りに特化したものが『防御術』、様々な環境で技を使うことを想定したのが『舞空術』である。自分の身体の構造を理解して、体力、身体の強度等あらゆる情報を理解した上でERGを分解し、エネルギーを身体中に行き渡らせる事でさまざまな技を発動することができる。
そして、基礎技術である『序ノ項』、汎用技術である『破ノ項』、応用技術である『急ノ項』と分類分けされている。また、それを超えた個々のオリジナルの技術や筒美封藤が終着点と認めたものは『終ノ項』と分類される。
技一覧 (随時更新予定)
序ノ項
攻戦術
『花紋』:拳や足からエネルギーを放出する。物理的な攻撃を拳や足で与える技。また、発動の際には分解したERGも放出される為、周りには花びらのように形状をしたERGが確認される。
防御術
『開花』:周囲にあるERGを体内に吸収後、体外に固体として放出し盾のように壁を発生させる。
舞空術
『風花』:周囲にあるERGを体内に吸収後、体外に固体として放出し空中に足場として発生させる。そのため傍から見れば飛んでいるように見える。
対人術
『花間』:脚力と動体視力を強化することで相手との間合いを測り、瞬時に間合いを調整する技。身体強化が甘いと筋肉に疲弊がいき断裂を起こす。
『花心』:視覚や聴覚の感覚を鋭くし、相手の行動を先読みする技。
破ノ項
攻戦術
『桜花』:『花間』との連携技。間合いを調整しつつ、拳や足で攻撃を与える。
防御術
『花形』:『開花』よりも広く厚くERGの壁を貼る。
舞空術
『落花』:『風花』の使用中に『花紋』を使用する。
対人術
『花影』:呼吸を止め気配を消し、相手の死角に瞬時に移動する。その際に扱うERGは呼吸ではなく、肌から吸収する。
『徒花』:自分への攻撃を感知した瞬間、『花間』を咄嗟に使用できるように予めERGで身体にプログラムをさせておく技。
『花香』:『花心』に加え、嗅覚を強化し相手の追跡をする。
急ノ項
攻戦術
『百花』:『花紋』の乱打技。
防御術
『鉄樹開花』:ERGの壁で身体を覆う。急ノ項でも比較的簡単とされる技。
舞空術
『花鳥』:『落花』の乱打技。
対人術
『狂花』:『徒花』からさらにカウンターを付け加えた技。
『花触』:『花香』に触覚を付けた技。離れていても相手の感覚が分かる。感度が良くなる。
終ノ項
攻戦術
『百花繚乱』:『百花』よりも早い音速をこえた乱打。これを極めれば時間でさえ超越する攻撃を繰り出すことが出来る。
防御術
『火樹銀花』:『鉄樹開花』を超える量のERGを身体に纏い、何人も攻撃を通さない強靭な鎧を作る。
舞空術
『落花啼鳥』:『風花』により完全に制空権を取った時に、『花鳥』で相手を抵抗できない状態にし、空中で屠る。
対人術
『鳥語花香』:『花触』に味覚と、第六感であるERGの探知を強化する技。ミクロレベルを無視した、数秒先の不正確な未来予測が可能。しかし、極めれば極めるほどその精度が上がる。
自殺志願者の楽園
死喰いの樹の麓にある樹海。樹からあふれ出るERG欲しさに相当数の感情生命体がここに集まる。また、希死念慮を普段から考える人もERGの影響でここに集まりやすい。そのため、筒美封籐が護衛軍引退後はそこに住みつきかなりの数の感情生命体を駆逐した。それでも、一定数勘のいい感情生命体には逃げられている為禁足地ということになっている。