150 人物紹介
ここで、ラクーン大洞窟地下1階を区切りとしていきたいと思います。
これから、地下2階へ向けて出発をしていきたいと思います。
出来るだけわかりやすく物語をつづっていければと思いますが、至らないところは補完していただけると幸いです。
尚、今回の人物紹介振り返りながら、間違って記載している所が所々見られました。おいおい訂正できればと考えております。
これからも、引き続きよろしくお願いいたします。
たぬき
有須根郁呂(ありすねいろ スネーク⇒ラージスネーク⇒ヒュージスネーク)
川北高校1年生、中学生の頃はMMORPGとライトノベルにはまっていた。高校生になっても同じ学生時代を送るはずだったが、高校の中庭で白蛇に噛まれて気がつくと異世界で蛇になっていた。ライトノベルにあるような異世界転生を果たしたが、人ではなく蛇だった。状況を理解するよりも、生き残ることを優先させた結果、自分はゲームの中にいると思い込むことで正気を保っていた。しかし、その後のリザードであるギィやキルアント族のアリスと出会うことで、人間らしさを取り戻すことが出来た。
卵の隔壁という防御力の高さで生き残り、相手の攻撃を受けることでそのスキル・魔法の一部を獲得することができる。空腹から捕食したことで、相手のパッシブスキルまで獲得できることを知った根郁呂は、様々な魔法やスキルを獲得していく。
そして、ギィとアリスと共にラクーン大洞窟地下1階を攻略していく。
石橋紗耶香(いしばしさやか)
川北高校1年生、有須根郁呂と同級生で同じ生徒会委員。性格は、少し間が抜けているようなところもあるが、スポーツが得意で、まじめな子だ。ショートカットがよく似合う、きれいな子だった。根郁呂とは席が前後ということで仲が良く、根郁呂のピンチの時に夢に出てきたり、根郁呂の妄想の中で登場する。
ギィ(リザード⇒ラージリザード)
でかこうもり(ラージバット)との戦闘の末、でかこうもりのいた洞窟の奥に枯葉を敷き詰めた上に置かれていたピンク色の水玉模様の卵から生まれた。頭で考えるよりも体を使うことを好む。戦闘におけるセンスは身体能力を踏まえて非常に高く、生まれつき毒耐性を持ち、火属性の魔法を使う。難しい事を理解するのは苦手だが、周りの空気を読まず、本能的に核心をついて思ったことを誠実に述べることが出来る。キルアント族と一緒にレベリングを行う。
アリス(キルアント⇒レッドキルアント⇒バレットアント)
ギィの対戦相手として無理やり根郁呂に連れてこられたが、ギィはアリスを殺すことを拒否した。根郁呂は生かす代わりに仲間になることを要求する。アリスは王族であったことから、キルアント族の女王とのつながりの橋渡しを行なう。王女という血筋もあって頭脳明晰で優れた動体視力に反射神経を持つ。戦闘ではギィをリードして戦いを攻略していく。麻痺系統の真技(スキル)を得意として、王族のユニークスキルとして酸性弾を攻撃手段として用いる。キルアント族と一緒にレベリングを行う。
メーベル女王(ラージキルアント)
アリスの母であるキルアント族の現女王。宝玉である千年真珠を失ったキルアント族がレベリングを出来なくなった為、王族ですらラージキルアントに進化することで精一杯だった。キルアント族は、上位進化種族が部族が治めていた。そのため、自分の世代でラージキルアントまで進化できるものが現れないと考えていた。そんな状況の中で、千年真珠を使わないレベルアップをおこない、毒耐性を持つキルアント族の登場に苦悩する。
カルナ(バレットキルアント)
第1近衛でカルナじいさんと呼ばれて親しまれている。キルアント族がレベルアップによる進化を行うことが出来なくなったことを嘆いている。レベリングを行うチームに参加を表明するが、メーベル女王を
ハルナ(バレットキルアント)
カルナじいさんと共に第1近衛として、キルアント族の未来を嘆いている。口は悪いが、情の熱い性格を持ち、誰よりもアリスの事を心配している。
チエ(バレットアント:第2近衛⇒バレットキルアント:第1近衛)
雌のキルアント族、登場時は第2近衛だったが、進化して第1近衛となる。キルアント族の進化が困難なことを憂いていて、キルアント族のレベリングでは、部隊編成から誘導までを取り仕切っていた。根郁呂達の支援のもとでキルアント族の進化の未来を期待していたが、レベリング中止したことで、混乱し自分自身を見失ってしまう。ケッセイの事で自分を取り戻した後、根郁呂に対して尊敬以上の気持ちがあふれるようになった。
チタ(バレットアント:第2近衛⇒バレットキルアント:第1近衛)
雄のキルアント族、登場時は第2近衛だったが、進化して第1近衛となる。豪快なセリフとは裏腹に、暴走したチエの面倒を見たり、アリスの進化などについて心配していたことなど、まわりに対して細やかな気を使える
チヌ(バレットアント:第2近衛⇒バレットキルアント:第1近衛)
雄のキルアント族、登場時は第2近衛だったが、進化して第1近衛となる。寡黙であまり自分から語りたがることはないが、その分、バトルジャンキーである。強そうに感じる相手との勝負を好み、ギィに模擬戦を依頼することなどがある。
ケッセイ(ポイズンキルアント)
キルアント族のレベリング中にポイズンバットの攻撃を食らってしまう。かすり傷だったので、死んでしまうことはなかったが、他のキルアント達のように進化しないことに悩み苦しむ。進化出来たことで、喜ぶのもつかの間、メーベル女王への報告の際、自分の能力に恐怖した他のキルアント達の言葉でさらに悩むことになる。そんな時、ギィの言葉でケッセイの状況は一転する。結果、メーベル女王より独立遊撃部隊を任せられることになる。
テト隊長(キルアント⇒レッドキルアント)
キルアント族のレベリングを行った時の部隊長を任せられていた。ケッセイの部隊の部隊長だった。責任感が強く、ケッセイの失敗に対して強く責任を感じていた。レッドキルアントに進化した後、回収部隊の隊長として、スノウラビットやポイズンバットの回収を担当していた。
北の商業地区のおいちゃん
ありみつを融通してくれたり、ポイズンバット丸焼きを作ってくれた露天商の商人キルアント。会話の受け答えが個性的なため慣れが必要。
キルアントトレイダーのコンサルさん
北の商業地区を取り仕切っている。商業地区にポイズンバットの肉を納入する時などに力を注いでくれた。また、キルアント族の子供たちの不調が続いたときの問題解決にも力を注いでくれた。
調査団のリーダーツキさん
キルアント族の子供たちの不調の問題解決に際して先頭だって調査団を率いていた。
サリール(レッドキルアント)
アリスの幼馴染、久しぶりの再会に喜んでいたところ、妹のリルが行方不明になっていることがわかった。しかし、何もできないサリールは母親と一緒に、アリス達の結果を待つことだけだった。
リル(キルアント)
サリールの妹、姉の誕生日にイエローサンライズの花の種を送りたくて、危険だと知らないイエローサンライズの群生地に種を拾いに行く。しかし、途中でポイズンバタフライと衝突して、少量の毒鱗粉を受けてしまう。その後は、グリーンマンティスにより餌と捕まえるためのおとりとして使用されている所をアリス達に救ってもらう。




