Lv.9 ⑨なのに、⑨じゃない!?
今回は、チルノ回です。
ゆっくりしていってね!
「あー!!あたいが先に見つけたんだぞー!!!」
(このいかにも⑨な声は…)
振り返ると見えた姿は案の定、氷の妖精、チルノであった。
(うげ、面倒なのに会っちゃったな)
落胆している魔理沙をよそに、チルノは続けた。
「あたいが先に見つけたんだから、あたいのものなんだぞ!だから、そのキラキラしたものをあたいにわたしなさい!さもないと、あたいのスペルカードでぶっ飛ばすわよ!!」
(チルノのスペルカードも気になるところだが、今は早く箱の正体が知りたいな)
そう思った魔理沙は、チルノをだまくらかすことにした。
「実はな、この箱は私が持っていないと爆発するんだ」
「えぇ!?じゃあ、魔理沙が持っててよ…」
上手くいったぞ、と思い去って行くチルノの背を見る魔理沙。
だが、「あれ、戻ってきた?」
凄いスピードで魔理沙に向かってくるチルノ。
「……ってそんな訳あるか〜い!!」
⑨のくせに、見事なノリツッコミである。
「あれ?おかしいな。いつものこいつなら、絶対引っ掛かってたのに」
疑問に思った魔理沙はチルノを試すために、問題を出した。
「おい、チルノ。9たす3は?」
いつもなら、一日中考えても答えを出すことができない…
しかし!!
「えぇと………12!!」
「な!?」
(悩みながらも、答えが二桁になる計算を答えただと…)
「フッフッフ…たたかいをさけようとして時間をかせいでもムダだ!!今日のあたいは、頭がさえているのだからな!」
ドヤ顔で答えるチルノ。
(クッソ、ムカつく顔だぜ。ん?頭が冴える…)
その言葉が引っ掛かった魔理沙はチルノのスーテタス画面を開いた。
【チルノ 氷の妖精】
【使用可能スペルカード】
・?????
・?????
・?????
ここまでは問題ない。
一回も使ったスペルカードを見てないから表示されないのは、まあ、いい。
次の項目が、魔理沙の疑問を解決させた。
【所持スキル】
・知能UP SP
(なるほどな…)
自分の能力の他にも、『スキル』という形で持つことができるらしい。
しかし、魔理沙のスーテタス画面には、スキルが表示されていない。
恐らく、何かしらのきっかけが有ったのだろう。
『スキル』という未知の存在のものも獲得したかったので、一応、
「おい、ここに来るまでに何か、頭が良くなったきっかけみたいなもんはなかったか?」
と聞いてみた。
いつも小説短めですけど、要望が有れば多くしたいと思っているので、
「もう少しがんばらんかーい!」
などと、気軽にいって貰えると助かります(笑)




