Lv.4もしくは、運命( ?)の分かれ道
すみません、回想終わりませんでした(泣)
それでもいいと言う方は……
ゆっくりしていってね(謝辞を含む)
「えー、この度はイベントに参加していただきありがとうございます!」
にとりは口元に筒のようなものを近づけて、話している所だった。
声が大きくなって聞こえる。
拡音機って言ってたかな――
そんなどうでもいいことを思い出している間にも、話は続いた。
「このイベントでは、この私、河城にとりが作った玩具であるゲームを―――」
ああ、この話は前に聞いたな、と思いながら上の空になっていると突然、境内がざわつき始めた。
「ん??(急)に神社が騒がしくなったけど、どうしたの、魔理沙?」
霊夢のボケをスルーして、魔理沙が神妙な顔して答えた。
「いや、河童が…ゲームに『入って』って………」
―――え?
霊夢は言っていることが理解出来なかった……というか意味が分からなかった。
そんな困惑した霊夢の表情から察したのか、魔理沙はしばらく考えこむようにしてから
「そうだな、分かりやすくいうと…そう、絵本の中に入るようなもんだ」と説明した。
「え、えぇぇぇぇぇぇ!?」霊夢は今まで出したことがないような音量で驚いた。
「何だよ、びっくりしたなあ」
「だって、作り物の世界の中に入るんでしょって…あれ、何?驚かない私がおかしいの?」
よく見ると、魔理沙はニヤニヤしていた。
さっきの驚きは無くなり、今度は持ち前の好奇心が働いているようだ。
もう、魔理沙はゲームの中に入りたくて仕方がないといったところか。
ざわめきがあった後も気にせず、にとりは話を続けようとしていたので、霊夢は抗議の声を挙げた。
「ちょっとにとり!!どういうことかちゃんと説明しなさいよ!!」
「ああ、霊夢かどうしたの?」
「『どうしたの?』じゃないわよ!何が目的なのかと、どうしてゲームに入れるかを、ちゃんと説明しなさい!」
「目的は皆にゲームを楽しんでもらいたいだけだよ。入れる原理は――」
ふと、にとりの目を見るとキラキラした開発者の目になっていた。
(あ、これはいつしか見た面倒くさいやつだ)
と思ったので、直ぐに話を止めさせた。
「えー面白いのに…」
「少なくとも、あんたの発明品が便利だと思っても、面白いと思ったことはないわ」
それを聞いて落ち込んでいたにとりだが、しばらくして、
「まあ、いいや。ちょうど話が横道に入っていたし、これを機に本筋に戻そう」
と言い出した。
「基本的にゲームの世界でもスペルカードを使って戦ってもらおうと思うんだけど、
それだと強いスペルカードを持っている人が有利じゃない?
だから、皆のスペルカードをシャッフルします。」
(は?スペルカードをシャッフル?)
霊夢は珍しくにとりの説明に耳を傾けた。
次回は設定(スペルカード関係)の説明回です




